大手ハウスメーカーの最大の特徴は「高いけれど建物の質や保証がしっかりしている」という点です。
坪単価は100万円を大きく超え、工務店やローコスト住宅メーカーよりも総額1000万円以上高いなんてことも珍しくありませんが、それだけしっかりと建てられていて、アフターサポートも充実しています。
- 地震に強い家を建てたい
- 1年中快適に過ごせる家を建てたい
- 静かに過ごせる家を建てたい
など、「安心安全を買う」という側面も大きく、住宅性能や住んでからの安心を特に重視したい方には、当ページでご紹介している大手ハウスメーカーがおすすめです。
- 当ページ:住宅性能(耐震・断熱・気密・防音・遮音)
- 2ページ目:外観(デザイン・外壁・保証・アフターサービス)
- 3ページ目:平屋・二世帯住宅
- 4ページ目:3階建て・狭小住宅
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地震に強いハウスメーカー

家づくりでやっぱり気になるのが「地震への強さ=耐震性」です。ほぼすべての方が地震に強い家を建てたいと思っています。
過去50年以内に震度6強以上の地震は18回も発生しています。※詳細:日本の大地震一覧(震度ランキング付)
そこで、数あるハウスメーカーの中でも、特に地震に強いハウスメーカーをランキング形式でご紹介!
どのハウスメーカーや工務店も「地震に強い家を建てている」とアピールしているため、どこも同じように感じてしまいがちですが、次の4つを比べることで「本当に地震に強い家を建てるハウスメーカー」がわかります。
耐震等級
耐震等級とは「建築基準法で定められた耐震性能を満たすかどうかの等級」のことです。耐震等級1~3の数字で表されます。
- 耐震等級1:建築基準法で定められた最低限の耐震強度
- 耐震等級2:耐震等級1の1.25倍の耐震強度
- 耐震等級3:耐震等級1の1.5倍の耐震強度
耐震等級1は主に一般的な戸建て住宅、耐震等級2は災害時の避難場所にもなる学校や病院など、耐震等級3は災害時の救護活動や支援の拠点となる消防署や警察署などが、それぞれ満たす必要があります。
近年では地震の意識への高まりから、一般住宅でも耐震等級3を取得することも多く、こちらのページで紹介するハウスメーカーはすべて耐震等級3の家づくりが可能となっています。
また、耐震等級3だと地震保険料が半額になるほか、住宅ローンの金利優遇プランを適用できるなどのメリットもあり、これから家を建てるなら耐震等級3で家を建てることをおすすめします。
なお、ハウスメーカーや工務店によっては「耐震等級3相当」という表記を見かけるかもしれませんが、こちらは「耐震等級3」とは違い、上記のようなメリットは受けられませんので注意しましょう。
実大実験
実大実験とは「実際に家を建てて、その家に地震と同じ振動を加える実験」のことです。実大振動実験と表記されることもあります。
実際に家を建てて、テーブルやソファやベッドなどの家具を配置したうえで、特殊な設備を使って実験を行うため、多額の費用がかかりますが、この実験をやっているハウスメーカーは特に信頼できます。
すべての大手ハウスメーカーが実大実験を行っていて、こちらのページでこれからご紹介するハウスメーカーもすべて実大実験を行っています。
ハウスメーカーによっては、地震波の数値や変形量まで細かく公開しているところもあります。
災害時の対応力
建物そのものの強さも大事ですが、それと同じくらい大事なのが、実際に災害が起きてしまった際の対応力です。
災害が発生した後、少しでも早く、少しでも多くのアフターサポートを期待できるハウスメーカーを選ぶことが安心にもつながります。
大きな震災レベルの災害だと、ハウスメーカーも被災者となってしまうため、普段と同じ支店からのサポートを求めるのはほぼ不可能です。
そのため、災害時には近隣の都道府県などの別支店からサポートできる体制が整っているハウスメーカーが強いと言えます。
過去の大地震における結果
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
1995年1月17日 |
|---|---|
| 新潟県中越地震 | 2004年10月23日 |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
2011年3月11日 |
| 熊本地震 | 2016年4月14・15・16日 |
| 北海道胆振東部地震 | 2018年9月6日 |
| 能登半島地震 | 2024年1月1日 |
過去30年以内に最大震度7の地震が6つ発生していて(日本の大地震一覧)、多数の家が全壊や半壊などといった被害を受けました。
その中で、自社が建てた家の被害状況を公表しているハウスメーカーもあり、その事実が「地震への強さ」を実証する形となっています。
ハウスメーカーや工務店によって表記の仕方が微妙に異なるのですが、「全壊・半壊ゼロ」が最も優秀で、「倒壊ゼロ」がそこに続く形になります。
ただし、ハウスメーカーや工務店の「○○地震で全壊も半壊もなしです」という営業トークには注意が必要です。
被災エリア(特に震源地近辺)に建築した家がいくつ建っていたのか、しっかりと確認しましょう。例えば…
- A社は「1万棟あって全壊も半壊もゼロ」
- B社は「10棟あって全壊も半壊もゼロ」
なんてこともよくあります。どちらも「全壊・半壊もなし」という事実は変わりませんが、どちらがより説得力があるかは一目瞭然です。
ひどいケースだと、震源地から離れているエリアにしか建てた家がないのにも関わらず、「○○地震で全壊も半壊もなしです」と営業トークをすることもありますので、詳細な場所と数は必ず確認しましょう。
積水ハウス

| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ◎ 全国に直営支店があるうえ、アフターサポートの人員数が日本一多く、連携による素早い支援が期待できる |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 29,692棟 |
| 新潟県中越地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ 6,996棟 |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 177,488棟 |
| 熊本地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ 10,246棟 |
| 北海道胆振東部地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 能登半島地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ |
過去30年の大地震ですべて「全壊・半壊ゼロ」の実績を持つ唯一のハウスメーカーです。木造も鉄骨造も手掛けていますが、どちらも「全壊・半壊ゼロ」と公表しています。
日本で一番多くの家を建てているハウスメーカーであるにも関わらず、地震による全壊・半壊がまったくないというのは驚くべき結果です。積水ハウスの地震に対する技術力がいかに高いかの証明にもなっています。
支店数やカスタマーサポートの人員数も非常に多く、地震発生時の対応力についても高い評価を受けています。
また、万が一建築途中の建物が地震で被災した場合でも、積水ハウスが補修費用を全額負担してくれるという大きなメリットもあります。
他のハウスメーカーでは全額施主負担であったり、あるいはハウスメーカーと施主で半額ずつ負担というのが一般的ですので、こういった細かな点からも積水ハウスの強さを感じられます。
「積水ハウスの評判」のページから、積水ハウスの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
ヘーベルハウス

| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている(基礎付き) |
| 災害時の対応力 | ○ 直営支店は首都圏が中心で、他の大手ハウスメーカーと比べると建築エリアも狭い |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 新潟県中越地震 | ー(新潟は建築エリア外) |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 5,763棟 |
| 熊本地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 北海道胆振東部地震 | ー(北海道は建築エリア外) |
| 能登半島地震 | ー(石川県は建築エリア外) |
とにかく頑丈な家を建ててくれると評判のハウスメーカーです。他のハウスメーカーの人間でも、1番はヘーベルハウスと答えることもあるほど、高い評価を獲得しています。
昔に「屋上で象を飼える」というCMをやっていたり、「2015年の鬼怒川決壊の際にヘーベルハウスの家だけ無事に残っていた」という記事が出たりと、世間一般にも「ヘーベルハウス=頑丈」というイメージは広がっています。
また、実大実験を基礎付きで行っているという点も高評価です。
コンクリートの基礎をつけずに実大実験を行うのが一般的ですが、ヘーベルハウスはハウスメーカーで唯一、基礎をつけて実大実験を行っています。
そして、その結果、ヘーベルハウスは建物だけでなく、基礎も含めて壊れないということを実証しています。
「ヘーベルハウスの評判・坪単価」のページでは、ヘーベルハウスの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
パナソニックホームズ

| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ◎ 全国に直営支店があり、連携による素早い支援が期待できる |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
○ 倒壊ゼロ 14,941棟 |
| 新潟県中越地震 | ー(公表なし) |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
○ 倒壊ゼロ 158,290棟 |
| 熊本地震 | ○ 倒壊ゼロ 3,946棟 |
| 北海道胆振東部地震 | ー(北海道は建築エリア外) |
| 能登半島地震 | ○ 倒壊ゼロ |
鉄骨造住宅を提供しているハウスメーカーです。その高い耐震性能から、4~9階建ての高層住宅も得意としています。
「災害時もずっと暮らせる安心を」「防災力が持続できる家」をテーマに家づくりを行っていて、単に地震に強いだけでなく、地震の後も安心して住み続けられる家を建てています。
また、国内最大級の実験施設であるダイナミックス実験棟(ゼネコンの大林組が所有)にて実大実験を行っており、限界加振と呼ばれる加振装置の限界値で実験を行っても大きな損傷がないことを実証しています。
この限界加振は阪神淡路大震災の4倍以上ものエネルギー量が加えられたもので、パナソニックホームズの家がいかに地震に強いのかがわかる結果となっています。
ちなみに、地震保険とは別の「地震あんしん保証」という独自の保証も用意していて、この点からも自社の耐震性に絶対の自信を持っていると感じさせます。
「パナソニックホームズの評判・坪単価」のページでは、パナソニックホームズの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
ダイワハウス

| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ◎ 全国に直営支店があり、連携による素早い支援が期待できる |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 28,801棟 |
| 新潟県中越地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 熊本地震 | △ 2棟倒壊 |
| 北海道胆振東部地震 | ー(公表なし) |
| 能登半島地震 | ー(公表なし) |
木造と鉄骨造の両方で家づくりを行っているハウスメーカーです。主力商品はxevoΣ(ジーヴォシグマ)とよばれる鉄骨造の建物になっています。
全国に直営支店のある大企業で、災害時の連携やサポートも業界トップレベルのものを期待でき、さらに阪神淡路大震災・新潟県中越地震・東日本大震災で全半壊ゼロという極めて優秀な結果を残しています。
そんな中で衝撃を与えたのが「熊本地震で2棟倒壊」というニュースでした。「大手ハウスメーカーの家でも倒壊する」という事実が衝撃的で、ブログやSNSなどのウェブメディアでも大きく取り上げられました。
ただし、この2棟は築30年近く経っている耐震等級1相当の家であり、現在のダイワハウスの家は耐震等級3が標準となっているため、心配はいりません。実験や開発を繰り返して、当時よりもはるかに耐震性能は向上しています。
むしろ、このようなネガティブなニュースでも隠ぺいすることなく、しっかりと公表しているという点が評価されていて、「臭いものにはふたをする」ような対応も少なくない住宅業界で、ダイワハウスが信頼できる理由の1つになっています。
「ダイワハウスの評判・坪単価」のページでは、ダイワハウスの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
三井ホーム
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ◎ ほぼ全国に直営支店があるものの、北海道・四国・九州の一部は分社化(100%子会社の別会社)されている |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 3,568棟 |
| 新潟県中越地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 12,696棟 |
| 熊本地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ 1,263棟 |
| 北海道胆振東部地震 | △ ※全壊・半壊ゼロの記載なし |
| 能登半島地震 | △ ※全壊・半壊ゼロの記載なし |
木造のみを手掛けるハウスメーカーの中でも、耐震性能に置いて特に高い評価を獲得しているのが三井ホームです。
木造軸組工法(在来工法)を採用するハウスメーカーや工務店が多いなか、三井ホームはさらに地震に強いとされているツーバイフォー工法を採用し、さらにそこに独自の改良を加えた「プレミアム・モノコック構法」の家づくりを行っています。
また、実大実験の様子をYouTubeにて公開しており、震度7の揺れを60回受けた2階建ての建物や、同じく29回受けた3階建ての建物がどうなったか、いつでも見られるようになっています。
唯一、少しだけ気になる点があるとすれば、ここ数年で公式サイトやカタログの表記が変更されたことです。
- 以前:創立以来40年以上、全半壊ゼロ
- 現在:創立以来40年以上、大地震の揺れから大切な家族の安全を守り続けてきた
熊本地震までは全半壊ゼロを公表していたため、北海道胆振東部地震で何かあった可能性があります。ただし、それでも「構造躯体の損傷はほとんどない」の表記はそのままですので、安心して家づくりができることに違いはありません。
「三井ホームの評判・坪単価」のページでは、三井ホームの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
セキスイハイム

| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ○ エリアごとに分社化(連結子会社と関連会社)しているため、直営支店が全国にあるハウスメーカーと比べるとやや劣る可能性がある |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
○ 倒壊ゼロ 7,700棟 |
| 新潟県中越地震 | ○ 倒壊ゼロ 約7,700棟 |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
○ 倒壊ゼロ 約178,000棟 |
| 熊本地震 | ○ 倒壊ゼロ 約15,000棟 |
| 北海道胆振東部地震 | △ ※倒壊ゼロの記載なし |
| 能登半島地震 | △ ※倒壊ゼロの記載なし |
木造と鉄骨造の住宅を提供しているハウスメーカーです。セキスイハイムでは「木質系」「鉄骨系」と表記されています。
主力商品は鉄骨造の方で、商品ラインナップも鉄骨造の方が断然多いのですが、木造でも鉄骨造でも「ユニット工法」と呼ばれる工場生産式の家づくりを行っています。
ユニットを組み合わせて家を建てていくため、高い耐震性を期待できる一方、どうしても間取りに制限ができてしまうというデメリットもあり、ここは好き嫌いが分かれるところです。
ただ、ユニットは工場で精密に作られて現場に運ばれてくるため、人の手による作業と比べると質にばらつきが少なく、また工事中の雨で柱がずぶぬれになってしまうリスクを下げられます。
さらに、ユニット工法による「ボックスラーメン構造体」と「高性能外壁」を組み合わせたGAIASS(ガイアス)とよばれるハイブリッド耐震を採用しているため、職人の技量に左右されることなく、高い耐震性能を持つ家を建てられます。
「セキスイハイムの評判・坪単価」のページでは、セキスイハイムの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
住友林業

| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ◎ 全国に直営支店があり、連携による素早い支援が期待できる |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
ー(公表なし) |
| 新潟県中越地震 | ー(公表なし) |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
ー(公表なし) |
| 熊本地震 | ー(公表なし) |
| 北海道胆振東部地震 | ー(公表なし) |
| 能登半島地震 | ー(公表なし) |
木造一筋で長年にわたり家づくりを行っているハウスメーカーです。木造ハウスメーカーの中でも特に高い人気を誇ります。
同じ木造ではありますが、住友林業では「ビッグフレーム構法」と「マルチバランス構法」の2つの方法で家を建てています。
どちらも耐震性はとても高く、実大実験では以下のような結果が残っています。
- ビッグフレーム構法:2,699ガルと3,406ガルの揺れを加えても耐震性を維持
- マルチバランス構法:1,090ガルの揺れを加えても耐震性を維持
阪神淡路大震災の最大数値が891ガル、東日本大震災が2,699ガルです。震度7クラスの地震の目安が600ガル以上とされているので、どちらの工法でもいかに地震に強いかがわかります。
過去の大震災時の被害状況は公表されていませんが、これだけの大規模な実大実験を行っていることもあり、住友林業も地震に強い家を建てられるハウスメーカーと言えます。
ちなみに、現在はビッグフレーム構法の方が主力商品として採用されていて、実際に建てている家もビッグフレーム構法の方が多いです。
「住友林業の評判・坪単価」のページでは、住友林業の耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
一条工務店

| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ○ 全国に直営支店があるものの、施工棟数が急拡大しているため、連携の素早さや手厚さがやや劣る可能性がある |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 1,288棟 |
| 新潟県中越地震 | ー(公表なし) |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
ー(公表なし) |
| 熊本地震 | ー(公表なし) |
| 北海道胆振東部地震 | ー(公表なし) |
| 能登半島地震 | ー(公表なし) |
「家は性能。」のキャッチコピーでおなじみのハウスメーカーです。断熱性や気密性の高さがよく取り上げられますが、耐震性の高さも見逃せません。
他のハウスメーカーでは代表的な商品だけで実大実験を行うことが多いですが、一条工務店ではアイスマートやアイキューブなど、すべての商品で実大実験を行っているという特徴があります。
さらに、地震はそれぞれ揺れの特徴が異なるのですが、一条工務店では複数のタイプの地震波を使って実大実験を行っています。
阪神淡路大震災や東日本大震災などといった過去の大地震の地震波のほか、南海トラフ地震のようなこれから想定される地震波でも実大実験を行っており、すべての商品があらゆるタイプの地震波に強いということを証明しています。
ただし、性能を活かすために、間取りの自由度はかなり低く、一条ルールと呼ばれる様々な制約があるほか、外観もどれも似たような見た目になってしまうというデメリットもあります。
そのため、家づくりの醍醐味が失われてしまう感もありますが、間取りの自由度や外観よりも、とにかく高性能(高断熱・高気密・高耐震性)を求めるという方に向いているハウスメーカーです。
「一条工務店の評判・坪単価」のページでは、一条工務店の耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
トヨタホーム

| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ○ 販売会社制でエリアによって会社が違うため、直営支店が全国にあるハウスメーカーと比べるとやや劣る可能性がある |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
ー(公表なし) |
| 新潟県中越地震 | ー(新潟は建築エリア外) |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
ー(公表なし) |
| 熊本地震 | ー(公表なし) |
| 北海道胆振東部地震 | ー(北海道は建築エリア外) |
| 能登半島地震 | ー(石川県は建築エリア外) |
世界一の自動車メーカーとして知られるトヨタ自動車のグループ企業です。もともとは鉄骨造の家づくりのみでしたが、現在は木造(軸組工法・ツーバイフォー工法)も扱っています。
主力商品はユニット工法を採用した鉄骨造の方で、実際に建てられている家を見ても鉄骨造の方がまだ圧倒的に多いです。
もともと耐震性の高いユニット工法に、トヨタ自動車のサスペンション技術から誕生した「T4制震システム」という制振装置を加えることで、地震に非常に強い家づくりを行っています。
ただし、ユニット工法は間取りの自由度が低いというデメリットもあるので注意が必要です。間取りでやりたいことができないなんてこともあり得るので、契約前に希望通りにできるかどうかしっかり確認しておきましょう。
ちなみに、トヨタ自動車との関係が深いこともあり、災害などの停電時に車から家に電力供給できる「クルマ de 給電」や、太陽光発電でうまれた電力を車に供給できる「V2H スタンド」など、車に関わる独自の設備も充実しています。
「トヨタホームの評判・坪単価」のページでは、トヨタホームの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
ミサワホーム

| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ○ 全国に直営支店があるものの、近畿エリアは若干少ない |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
○ 倒壊ゼロ |
| 新潟県中越地震 | ○ 倒壊ゼロ |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
○ 倒壊ゼロ |
| 熊本地震 | ○ 倒壊ゼロ |
| 北海道胆振東部地震 | ○ 倒壊ゼロ |
| 能登半島地震 | ○ 倒壊ゼロ |
木造軸組工法や木質パネル接着工法を採用して、木造の家づくりを行っているハウスメーカーです。
以前は鉄骨造も扱っていましたが、同じ鉄骨造のパナソニックホームズとトヨタホームのグループ企業となったことも関係して、現在は木造のみを扱っています。
主力商品は、工場生産の高精度パネルを面接合して頑丈なモノコック構造を作る「木質パネル接着工法」の家です。ここに「MGEO」と呼ばれる制震装置を加えることで、耐震性能を高めています。
阪神淡路大震災と同レベルの818ガルの揺れを加えても、8.2mmほどしか建物は揺れず、さらに約2倍の1,873ガルの揺れを加えても、内装仕上げに目立った被害がないなど、実大実験によって地震への強さが証明されています。
これらの実績や経験をとおして、新たに誕生したのが木造軸組工法の「MJウッド」と呼ばれる商品です。こちらには「MGEO-N」という制震装置が付けられています。
MJウッドは現在のミサワホームの最新モデルで、公式サイトやカタログでも「耐震木造住宅」と表記されており、耐震性へのこだわりを感じさせます。
「ミサワホームの評判・坪単価」のページでは、ミサワホームの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
高気密・高断熱なハウスメーカー

1年中快適に過ごすために大事なのが「断熱性能」です。気密性能とあわせて「高気密高断熱な家」と表記されることもよくあります。
そこで、数あるハウスメーカーの中でも、特に高気密・高断熱な家づくりが得意なハウスメーカーをランキング形式でご紹介!
どのハウスメーカーも「夏涼しく冬暖かい家」をアピールしているため、どこも同じように感じてしまいがちですが、次の4つを比べることで「本当に夏涼しく冬暖かい家を建てるハウスメーカー」がわかります。
最も重要なのが「断熱等級」で、他の3つは断熱性や気密性に影響がある程度のものですので、家づくりの際には「断熱等級はいくつか」という点だけを知っておけば十分です。
断熱等級
断熱等級とは「住宅の品質確保の促進等に関する法律で定められた断熱性能を満たすかどうかの等級」のことです。正式名称は「断熱等性能等級」といい、等級は1~7の数字で表されます。
- 断熱等級1:1980年の省エネ基準未満
- 断熱等級2:1980年の省エネ基準と同等
- 断熱等級3:1992年の省エネ基準と同等
- 断熱等級4:2016年の省エネ基準と同等
- 断熱等級5:「ZEH水準」の断熱基準と同等
- 断熱等級6:「HEAT20」G2とほぼ同等
- 断熱等級7:「HEAT20」G3とほぼ同等
断熱等級1~3は昔の基準で、2025年度以降は断熱等級4以上がすべての新築住宅に義務づけられるため、気にするべきなのは断熱等級4~7です。
2022年4月に断熱等級5が、同じく10月に断熱等級6と7が新たに設定され、これまでは最高水準だった断熱等級4が今後は最低基準となります。
断熱等級6と7に出てくるHEAT20とは「一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の略で、こちらに団体のZEH水準よりも厳しいG1・G2・G3という3段階の住宅外皮水準を設定しています。
住宅外皮とは外壁や屋根や床など、家の中と外を隔てる部分のことで、住宅外皮の断熱性能は「UA値」と「ηAC値」という指標で構成されます。
断熱等級も同様に「UA値」と「ηAC値」で構成されていて、気候に応じた地域区分ごとに異なる基準が設定されています。
まずは「UA値」の基準です。なお、地域区分8(主に沖縄県)は基準の設定がありません。

※詳細:国土交通省地域区分新旧表
| 等級7 | UA値:0.20(地域1,2,3) UA値:0.23(地域4) UA値:0.26(地域5,6,7) |
|---|---|
| 等級6 | UA値:0.28(地域1,2,3) UA値:0.34(地域4) UA値:0.46(地域5,6,7) |
| 等級5 | UA値:0.40(地域1,2) UA値:0.50(地域3) UA値:0.60(地域4~7) |
| 等級4 | UA値:0.46(地域1,2) UA値:0.56(地域3) UA値:0.75(地域4) UA値:0.87(地域5,6,7) |
次に「ηAC値」の基準です。なお、地域区分1~4の地域にはηAC値の基準は設定されておらず、UA値のみが基準となります。
| 等級7 | ηAC値:3.0(地域5) ηAC値:2.8(地域6) ηAC値:2.7(地域7) |
|---|---|
| 等級6 | ηAC値:3.0(地域5) ηAC値:2.8(地域6) ηAC値:2.7(地域7) ηAC値:5.1(地域8) |
| 等級5 | ηAC値:3.0(地域5) ηAC値:2.8(地域6) ηAC値:2.7(地域7) ηAC値:6.7(地域8) |
| 等級4 | ηAC値:3.0(地域5) ηAC値:2.8(地域6) ηAC値:2.7(地域7) ηAC値:6.7(地域8) |
このように「ηAC値」の基準は、等級による差があるのは地域区分8のみです。さらに先述の通り、地域区分1~4は基準そのものも設定されていないため、「UA値」の方がより重要度は高いです。
ただ、UA値に関しても細かな数値や基準を覚えておく必要はありません。「断熱等級はいくつか」この点だけをハウスメーカーに聞いて覚えておけば十分です。
UA値・Q値・C値
住宅の断熱性や気密性をあらわす数値が3つあります。それが「UA値・Q値・C値」です。いずれも数値が低いほど高性能であることを示します。
- UA値:断熱性をあらわす数値
- Q値 :断熱性をあらわす数値
- C値 :気密性をあらわす数値
UA値は「建物の中の熱がどれほど外に逃げやすいか」を示す数値です。「外皮平均熱貫流率」とも言われます。先述の建築物省エネ法・HEAT20・断熱等級の基準にも採用されていて、3つの中で最も重要な数値となります。
Q値も同様に断熱性を示す数値で、「熱損失係数」とも言われます。2013年までは省エネ基準に採用されていましたが、建物の面積が大きいほど数値がよく出てしまうなどの不正確性もあり、より正確に断熱性をあらわすためにUA値が採用されるようになりました。
そのため、現在はQ値を公表するハウスメーカーはほとんどありません。UA値の方が断熱性をより正確にあらわせるということもありますので、Q値は無視して大丈夫です。
C値は「建物全体でどれほど隙間があるか」を示す数値です。「相当隙間面積」とも言われます。気密性を示す数値として以前は省エネ基準に採用されていましたが、10年以上前に基準が撤廃されました。
そのため、Q値と同様、公表するハウスメーカーはあまりありません。ちなみに、省エネ基準に採用されていた頃は
- 北海道などの寒冷地:C値2.0
- その他の地域:C値5.0
が基準となっていました。今のハウスメーカーの家なら間違いなくクリアできる基準なので、C値もそこまで神経質に気にする必要はありません。
家の施工実績
実は、家を建てる職人の技術によって、断熱性能も気密性能も変わってきます。
断熱性をあらわすUA値は「設計の段階で算出される数値」で、気密性をあらわすC値は「実際に測定して出される実測値」です。
施工実績が豊富な熟練の職人であれば、計算通りの性能が期待できますが、経験不足な職人が担当すると、断熱材がちゃんとはまっていなかったり、隙間があちらこちらにあったりして、性能が落ちてしまうことも珍しくないのです。
断熱材にしても隙間にしても、入居してからだと見えなかったり変えられなかったりする部分になりますので、ハウスメーカーとして高気密高断熱住宅の施工実績が豊富なのかどうか、しっかりと確認しておきましょう。
なお、こちらのページでご紹介するハウスメーカーはいずれも大手で、施工実績も非常に多いため、安心して任せられます。
換気システム
高気密高断熱の家にとって、換気は非常に大事なポイントになります。
気密性が高い分、換気がうまくいかないと室内の二酸化炭素濃度が高くなってしまいますので、換気をしてきれいな外の空気を室内に取り込む必要があります。
そのため、24時間換気システムの設置が法律で義務付けられているのですが、その換気システムには3つの種類があります。
- 第1種換気:給気・排気の両方を機械で行って換気
- 第2種換気:給気は機械、排気は自然に換気(主に工場等で採用)
- 第3種換気:給気は自然に、排気は機械で換気
戸建て住宅で採用されるのは「第1種換気」と「第3種換気」です。それぞれメリットとデメリットをまとめるとこうなります。
| 第1種換気メリット | 第1種換気デメリット |
|---|---|
| ・空気の流れを制御でき、最も安定的に換気できる ・熱交換器をつければ室内温度を一定に保てる |
・費用が高い ・ダクトの掃除が大変 |
| 第3種換気メリット | 第3種換気デメリット |
| ・費用が安い ・メンテナンス(掃除)が簡単 |
・給気口付近が寒く(暑く)なりがち |
初期費用もメンテナンス費用も安いため、第3種換気も選ばれることは多いですが、より快適な日々の暮らしを送るためにも、効率的かつ安定的に換気を行える第1種換気の方がおすすめです。
ただし一方で、もちろんお金も大事ですし、さらには第1種換気は設置場所の制限もありますので、ハウスメーカーや工務店の担当者とじっくり相談して決めるのがベストです。
一条工務店

| 断熱等級 | 7(最高ランク) |
|---|---|
| UA値 | 0.25(断熱王仕様) |
| C値 | 0.59(平均実測値) |
| 施工実績 | 非常に多い |
| 換気システム | 第1種換気 |
「家は性能。」のコンセプトで高気密高断熱住宅を建てているハウスメーカーです。断熱等級7に対応している数少ないハウスメーカーの1つでもあります。
断熱性や気密性の向上に非常に力を入れていて、断熱等級の基準となるUA値はもちろんのこと、現在はあまり用いられていないQ値(0.51)も公開しています。
他のハウスメーカーでは公開されることが珍しい、気密性の良さをあらわすC値も平均実測値を公開しているほか、気密測定をすべての建物で行っているなど、他のハウスメーカーとの差別化をはかっています。
さらに、もともと9割以上の建物が断熱等級6をクリアしていましたが、2023年には「断熱王」という新たな仕様が誕生し、断熱等級7にも対応できるようになりました。
ただし、高い断熱性と気密性を全棟クリアすることと引き換えに、間取り自由度はかなり低く、外観もどれも似通ってしまうというデメリットもあるため、「間取りよりもとにかく性能」という方におすすめです。
「一条工務店の評判・坪単価」のページでは、一条工務店の断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
積水ハウス

| 断熱等級 | 7(最高ランク) |
|---|---|
| UA値 | 0.26(スーペリア仕様) |
| C値 | 非公開(推定1.0~2.5) |
| 施工実績 | 日本一多い |
| 換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
施工実績やZEH受注棟数など、様々な点で日本一を獲得しているハウスメーカーです。断熱等級7に対応している数少ないハウスメーカーの1つでもあります。
「『わが家』を世界一幸せな場所にする」という理念のもと、木造と鉄骨造の両方の家づくりを行っていて、まさに日本を代表するハウスメーカーとなっています。
もともとグリーンファーストゼロ(標準仕様)で断熱等級5をクリアしていましたが、2023年に「グリーンファーストゼロ スーペリア」という断熱等級7まで対応できる仕様を発表しました。
もちろん、木造でも鉄骨造でもスーペリア仕様にすることが可能です。木造を40年以上、鉄骨造を60年以上手掛けている積水ハウスの経験と技術力の高さならではと言えるでしょう。
ただし、断熱性能を上げることで、間取りの自由度はどうしても少し下がってしまいます。間取り自由度の高さが人気の理由の1つでもある積水ハウスですが、「断熱性」と「間取り」のバランスを見て、断熱仕様を決めるようにしましょう。
「積水ハウスの評判」のページから、積水ハウスの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
ダイワハウス

| 断熱等級 | 7(最高ランク) |
|---|---|
| UA値 | 0.26(ウルトラW断熱仕様) |
| C値 | 非公開(推定1.0~2.0) |
| 施工実績 | 多い |
| 換気システム | 第3種換気 |
木造と鉄骨造の両方の家づくりをしているハウスメーカーです。断熱等級7に対応している数少ないハウスメーカーの1つでもあります。
ダイワハウスでは「スタンダードV」や「プレミアムW」などといった断熱仕様を出していますが、その中でもトップの断熱性能を誇る「ウルトラW」という仕様が断熱等級7をクリアしています。
「ウルトラW」は2023年に登場したのですが、断熱等級7を取得するために開発されたといっても過言ではないほどの高気密高断熱仕様で、これでもかというくらい分厚い断熱材を使っています。
ただし、この「ウルトラW」を選べるのは木造だけであるという点には注意が必要です。鉄骨造ではウルトラWよりも断熱性能が下がる「エクストラV」が最高となりますので、鉄骨造では断熱等級7には対応していません。
ちなみに、ダイワハウスの営業マンでも、鉄骨造に「エクストラV」を採用するという提案があまり出てこなかったりしますので、鉄骨造を選ぶ場合は断熱仕様を「エクストラV」まで上げることをおすすめします。
「ダイワハウスの評判・坪単価」のページでは、ダイワハウスの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
ミサワホーム

| 断熱等級 | 6 |
|---|---|
| UA値 | 0.38(高断熱仕様) |
| C値 | 非公開(推定0.7~1.5) |
| 施工実績 | 多い |
| 換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
南極の昭和基地を建てたことでも知られるハウスメーカーです。日本のどこよりも過酷な気候である南極で、36棟もの建物を建てています。
南極で培われた経験もあり、公表されているUA値は0.38と、優秀な数値を記録しています。
また、高気密高断熱住宅を手がける大手ハウスメーカーの中で、ミサワホームが唯一行っていることがあります。それは「気密確約仕様」というオプションです。
気密性(C値)は建物1棟1棟で変わってくるほか、断熱性(UA値)と比べると居住の快適性に与える影響は小さいため、気密性の高さを確約することはほとんどありません。
しかし、ミサワホームでは、C値2.0以下の確約で7万円ほど、1.0以下で20万円ほどのオプションを用意しています。
「ミサワホームの評判・坪単価」のページでは、ミサワホームの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
三井ホーム
| 断熱等級 | 7(最高ランク) |
|---|---|
| UA値 | 0.26(モクスサーモ仕様) |
| C値 | 非公開(推定0.5~1.5) |
| 施工実績 | 多い |
| 換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
ツーバイフォー工法のリーディングカンパニーとして知られるハウスメーカーです。まるで輸入住宅のような欧米風デザインの家づくりを得意としています。
屋根には160mmのダブルシールドパネルを、外壁には140mmの高性能グラスウールを採用するなど、厚みのあるしっかりとした断熱材を使うことで、標準仕様でもUA値0.39という優秀な数値を記録しています。
また、ツーバイフォー工法はパネルを組み合わせて家を建てるという工法なので、家全体の隙間を小さくしやすいというメリットもあります。
三井ホームも他の多くのハウスメーカーと同様にC値は公開していませんが、工法そのものが一般的な在来工法の木造や鉄骨造と比べて気密性を高くしやすいため、高断熱だけでなく、高気密の面でも期待できます。
ちなみに、オプションにはなりますが、三井ホームは全館空調導入の実績もナンバーワンのハウスメーカーとなります。「高気密高断熱+全館空調」によって、より「夏涼しく冬暖かい家」になること間違いなしです。
「三井ホームの評判・坪単価」のページでは、三井ホームの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
住友林業

| 断熱等級 | 6 |
|---|---|
| UA値 | 0.41 |
| C値 | 非公開(推定0.6~1.4) |
| 施工実績 | 多い |
| 換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
質の高い木材を使った「木の家」を建てているハウスメーカーです。主にビッグフレーム構法と呼ばれる方法を採用し、高気密高断熱の家づくりを行っています。
標準仕様では「充填断熱」という断熱が取られていて、断熱材にはグラスウールを採用しています。
グラスウールの断熱材にも種類があるのですが、住友林業では断熱施工と気密施工が同時にできるタイプを採用することで、高い断熱性と気密性を確保しています。
一方で、このタイプの断熱材は隙間がないようにしっかりと詰めないと、断熱性も気密性も下がる可能性がありますので、断熱施工時には実際に現場に足を運んで確認することをおすすめします。
なお、北海道や東北などの冬の寒さが厳しい地域向けに「北海道仕様」もあります。こちらは「充填断熱」ではなく「付加断熱」という方法になっていて、より高い断熱性能が期待できます(UA値は非公開)。
「住友林業の評判・坪単価」のページでは、住友林業の断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
セキスイハイム

| 断熱等級 | 6 |
|---|---|
| UA値 | 0.36(北海道仕様) |
| C値 | 木造0.99以下・鉄骨造2.0以下 |
| 施工実績 | 非常に多い |
| 換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
「あったかハイム」のCMで有名なハウスメーカーです。暖かさを全面にアピールしたCMを一時期集中的に流していたため、「セキスイハイムは暖かい」というイメージをなんとなく持っている人も多いのではないでしょうか。
セキスイハイムは、木造も鉄骨造もユニット工法で家づくりを行っています。精度の高い工場生産できる部分を増やして、現場での施工工数を減らすというスタイルであるため、職人の技量に左右されにくい方法です。
断熱性や気密性は職人の技量で変わることも少なくないため、高気密高断熱住宅を建てるという点でもセキスイハイムのユニット工法は理にかなっています。
断熱性をあらわすUA値は0.46と優秀な数値を記録しており、さらに北海道仕様だと0.36まで上げることもできます。
気密性も自社基準が設けられていて、C値は木造で0.99以下、鉄骨造で2.0以下と、こちらも優秀な数値となっています。
ただし、ユニット工法ならではの「間取りに制限がある」というデメリットもあり、特に木造の方は大手ハウスメーカーの中ではかなり間取り自由度が低いという点に注意が必要です。
「セキスイハイムの評判・坪単価」のページでは、セキスイハイムの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
パナソニックホームズ

| 断熱等級 | 7(最高ランク) |
|---|---|
| UA値 | 0.26(カサート平屋 断熱等級7仕様) |
| C値 | 非公開(推定2.0~3.0) |
| 施工実績 | 多い |
| 換気システム | 第1種換気 |
日本を代表する電機メーカーであるパナソニックから生まれたハウスメーカーです。鉄骨造を専門に扱っていて、一般的な住宅の3階建てまでではなく、4~9階建ての高層住宅も得意としています。
断熱は「基礎断熱」と呼ばれる方法を採用していて、鉄骨造の中では断熱性も気密性も比較的確保しやすいという特徴があります。
また、断熱性能を上げるダブル断熱仕様というオプションもあります。ハイグレード使用と呼ばれることもあるのですが、ダブルの名の通り、ほぼ2倍に近い断熱材を使っていて、かなりおすすめのオプションです。
以前はUA値0.6(断熱等級5相当)と公表していましたが、断熱等級が新しくなってからは高気密高断熱にさらに力を入れるようになり、現在では7まで対応可能となっています。
ちなみに、パナソニックホームズは全館空調システム「エアロハス」も大人気です。高気密高断熱住宅にエアロハスを加えることで、一年中より快適に過ごせるようになります。
「パナソニックホームズの評判・坪単価」のページでは、パナソニックホームズの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
トヨタホーム

| 断熱等級 | 6 |
|---|---|
| UA値 | 0.46 |
| C値 | 非公開(推定2.5~3.5) |
| 施工実績 | 多い |
| 換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
世界屈指の自動車メーカーとして知られるトヨタから生まれたハウスメーカーです。木造と鉄骨造の両方で家づくりが可能ですが、木造はまだ始めたばかりで、ほとんどの方が鉄骨造を選んでいます。
断熱性に関しては必要十分と言ったところです。断熱性グレードアップのオプションが必要になりますが、UA値0.46まで上げられるため、寒冷地以外であれば断熱等級6までクリアできます。
一方で、気密性はそこまで高くありません。カタログやホームページでは公開されていませんが、通常仕様でC値2.8、高気密仕様でC値1.8~2.4が、社内の基準とされています。
断熱性・気密性がすばぬけて高いという訳ではありませんが、他の鉄骨造ハウスメーカーと比べると、費用はやや抑えられる傾向があるため、コストパフォーマンスは悪くありません。
また、トヨタホームでは全館空調「スマート・エアーズ」も用意されています。これを採用すれば、各部屋の温度差をプラスマイナス1度以内にコントロールでき、夏も冬もより快適に過ごるようになります。
「トヨタホームの評判・坪単価」のページでは、トヨタホームの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
ヘーベルハウス

| 断熱等級 | 5 |
|---|---|
| UA値 | 0.6 |
| C値 | 非公開(推定2.0~3.0) |
| 施工実績 | 非常に多い |
| 換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
地震や災害などにとにかく強い家を建てるハウスメーカーです。過去に大きな地震が起きた地域や、今後大地震の可能性があるとされている都市部で特に人気があります。
鉄骨と独自のヘーベル板を用いた「頑丈な家」が魅力ではありますが、断熱等級が改正されてから断熱材の厚みを増やすようにしたなどの対策も取っていて、断熱性にもこだわりを感じさせます。
それでも、先に登場したような他の大手ハウスメーカーと比べると、断熱性も気密性も少し弱めではあります。UA値は断熱等級5までの数値ですし、C値もその構造上さほど期待はできません。
ただ、ヘーベルハウスはもともと寒冷地(地域区分1~4)がエリア外なので、寒冷地もエリアに含まれている他の大手ハウスメーカーと比べて、そこまで高断熱高気密を追求する必要がないというのも事実です。
ちなみに、ヘーベルハウスを選ぶのであれば、無垢床を採用することをおすすめします。普通のフローリングよりも断熱性があり、素足で立ってもあたたかさを感じられます。肌触りも良いのでぜひ検討してみてください。
「ヘーベルハウスの評判・坪単価」のページでは、ヘーベルハウスの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
防音性・遮音性が高いハウスメーカー

住宅性能で注目されがちなのは耐震性や断熱性ですが、家の中で快適に過ごすために忘れてはいけないのが「防音性・遮音性」です。
地震の揺れにどれだけ強くても、家の中がどれだけ暖かくても、外の騒音がすごく入ってくる家だったら、快適なマイホーム生活は送れません。
そこで、数あるハウスメーカーの中でも、特に防音性・遮音性の高いハウスメーカーをランキング形式でご紹介!
どのハウスメーカーも「静かな家」や「音のストレスのない家」などとアピールしているため、どこも同じように感じてしまいがちですが、次の4つを比べることで「本当に静かな家を建てるハウスメーカー」がわかります。
専門用語が出てきて難しく見えますが、こちらのページで紹介しているハウスメーカーは防音性も遮音性も優れていますので、家づくりの際に数値を細かくチェックする必要はありません。
「このページのハウスメーカーは静かな家を建てられる」という点だけを知っておけば大丈夫です。
D値(Dr値)
D値とは「壁や建具の防音遮音性をあらわす数値」です。Dr値と表記されることもあります。主に外の騒音からの遮音性能を示す際に用いられます。
音の大きさをあらわすdB(デシベル)をどれだけ下げられるかを示していて、例えばD-50なら「70dBを20dBに」、D-40なら「70dBを30dBに」抑えられることを意味します。
| 20dB | きわめて静か ・雪が降る音 ・人のささやき声 |
|---|---|
| 30dB | 静か ・深夜の郊外 ・木の葉がふれあう音 |
| 40dB | 静か ・図書館の中 ・昼の閑静な住宅地 |
| 50dB | 普通 ・静かなオフィスの中 ・家庭用エアコンの室外機の音 |
| 60dB | 普通 ・普通の会話 ・走行中の車の中 |
| 70dB | うるさい ・セミの鳴き声 ・騒々しいオフィスの中 |
| 80dB | うるさい ・地下鉄の車内 ・交通量の多い交差点 |
| 90dB | かなりうるさい ・犬の鳴き声 ・騒々しい工場の中 |
L値(LL値とLH値)
L値とは「床の遮音性をあらわす数値」です。上階の床の衝撃音が下の階でどれだけ聞こえるかを示しています。
先にご紹介したD値(Dr値)は空気を伝わる「空気音」が基準になっているのに対し、L値は物の振動によって伝わる「個体音」が基準となっています。
そんなL値には「LL値」と「LH値」の2種類があります。
- LL値:軽くて硬い感じのする軽量床衝撃音をあらわす数値。例:がちゃん
- LH値:重くて鈍い感じのする重量床衝撃音をあらわす数値。例:どすんどすん
LL値はおもちゃやスプーンなどを落とした時の音、LH値は子供が飛び跳ねたりした時の音などが代表例です。
L値を基準とした遮音等級は以下のとおりです。まずはLL値(軽量床衝撃音)の等級と目安です。
| LL-40 | 特級 ほとんど聞こえない |
|---|---|
| LL-45 | 1級 小さく聞こえる |
| LL-50 | 2級 聞こえる |
| LL-55 | 2級 発生音が気になる |
| LL-60 | 3級 発生音がかなり気になる |
続いて、LH値(重量床衝撃音)の等級と目安になります。
| LH-40 | 特級 わずかに聞こえる |
|---|---|
| LH-45 | 特級 聞こえても意識しない程度 |
| LH-50 | 1級 小さく聞こえる |
| LH-55 | 2級 聞こえる |
| LH-60 | 3級 よく聞こえる |
外からの遮音(外壁と窓)
「静かな家」や「騒音ストレスのない家」にするのであれば、まずなによりも重要なのが「外からの遮音」です。
家の中の音(家族が出した音)であればさほど気になりませんが、外の音(他人が出した音)はストレスになりやすいです。
例えば、家の中で子供がうるさくしていても気にならなりにくいですが、家の外の交差点でしょっちゅう車のクラクションが鳴っていたりすると、同じ音量だったとしてもストレスに感じがちです。
音を自分でコントロールする難易度が高いとストレスになりやすいとも言えます。家の中であれば子供に直接言うだけでOKですが、交差点でのクラクション音などはどうしようもなく、我慢せざるを得ません。
そのため、家の防音や遮音を考えるときには「外からの遮音」が非常に重要となってきます。そして、その役割を果たしているのが「外壁」と「窓」です。
より重要なのは面積の広い外壁の方です。単純に外壁が分厚ければ分厚いほど、そして断熱材(吸音効果あり)も分厚ければ分厚いほど、遮音性が高くなります。
当然ではありますが、外壁も断熱材も分厚くしようとすればするほどお金がかかります。そのため、ローコスト住宅よりも大手ハウスメーカーの家の方が遮音性は高いです。
次に窓ですが、こちらはT値という窓の遮音等級が用意されています。
- T-1:25dB以上低減
- T-2:30dB以上低減
- T-3:35dB以上低減
- T-4:40dB以上低減
最も一般的なT-1でも25dBも低減できる性能があるため、幹線道路に面していたり、工場が近くにあったりなど、騒音が起きやすい地域でなければ、窓の遮音等級はそこまで気にする必要はありません。
家の中の遮音(間仕切り壁と床)
「外からの遮音」をしっかりとしたうえで、家の中の音対策までできると、より快適に過ごせる家になります。
家の中の防音や遮音で大事なのが、間仕切り壁と床です。
まずは間仕切り壁ですが、こちらはある程度しっかりした厚みがないと、隣の部屋の音が聞こえてきてしまいます。
- 寝室で寝ようとしているのに、夜遅くまで隣の子供部屋からゲームの音が聞こえてくる
- リモート業務のことを考えてせっかく書斎をつくったのに、リビングのテレビの音がよく聞こえて集中できない
このような事例も珍しくありません。
部屋の遮音性能を上げる「遮音仕様間仕切り壁」などを採用しているハウスメーカーも多いですので、ハウスメーカー選びの際には担当者に間仕切り壁のことも聞いてみましょう。
次に床ですが、こちらは先にご紹介した「L値」の項目をご覧いただければと思います。
2階の床の性能によって、1階での聞こえ方や響き方が変わってきますので、特に1階への来客が多い方や、二世帯住宅で上下階で世帯を分けている方などは、床の遮音性にもこだわってみましょう。
あと、細かいところだと、トイレの壁や排水管を遮音仕様にしているハウスメーカーも多いです。意外と見落としがちなところなので、気になったら担当者に確認しましょう。
ヘーベルハウス

| 外壁 | D-40 |
|---|---|
| 窓 | 70dB→45dB |
| 間仕切り壁 | 70dB→30dB |
| 床 | LL-55 LH-60 |
独自のヘーベル板を用いて家づくりを行うハウスメーカーです。「頑丈な家」を建てるハウスメーカーとして高い評価を得ています。
ヘーベル板は軽量気泡コンクリートとも言われ、内部の小さな気泡が音を吸収するという性質を持っていて、病院や駅ホームなどで防音壁として採用されるほどの高い遮音性を発揮します。
そんなヘーベル板を外壁として75mmの厚みで採用しているうえ、さらにネオマフォームという断熱材が45mmもの分厚さがあることから、ヘーベルハウスの家の遮音性が高いのも納得です。
また、ヘーベル板は経年劣化しないのが特徴で、高い遮音性を長く保ち続けられるという点も大きなメリットとなっています。
その他、重量衝撃音を軽減する「ANRフロア」や、振動を抑えて階下に伝わりにくくする「二世帯天井」など、防音・遮音性を向上させるための様々な工夫がなされています。
「ヘーベルハウスの評判・坪単価」のページでは、ヘーベルハウスの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
積水ハウス

| 外壁 | 記載なし(推定D-40~50) |
|---|---|
| 窓 | 70dB→45dB |
| 間仕切り壁 | 記載なし |
| 床 | LL-50 LH-55 |
日本一のハウスメーカーと称されるほど、人気も知名度も高いハウスメーカーです。住宅性能も間取り自由度も設計力も業界トップクラスで、まさに「できないことはない」と言っても過言ではありません。
鉄骨造にはダインコンクリートと呼ばれる外壁が、木造にはベルバーンと呼ばれる外壁が採用されているのですが、より遮音性を期待できるのは前者の鉄骨造です。
どちらも壁に使われる断熱材は100mmの厚みですが、ダインコンクリートは60mmもの厚みがあります。一般的なサイディング外壁が15,6mmほどですので、およそ4倍の厚みです。
ちなみに、ベルバーンでも20mmほどの厚みがありますので、ダインコンクリートほどではないにしても、高い遮音性を発揮します。
また、家の中に防音室を作るのも得意としていて、深夜にドラムを演奏していても問題ないレベル(実例)まで高めることも可能です。
防音室を作れるということは他の部屋の遮音性を上げる施工もできるということになりますので、公式の記載はないものの、間仕切り壁も業界トップクラスの遮音性に仕上げられます。
「積水ハウスの評判」のページから、積水ハウスの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
ダイワハウス

| 外壁 | D-50 |
|---|---|
| 窓 | 記載なし |
| 間仕切り壁 | 記載なし |
| 床 | L-65 |
戸建て住宅だけではなく、分譲マンションやオフィスビルなども手がけ、業界トップクラスの売上高を誇るハウスメーカーです。戸建て住宅に関しては鉄骨造を得意としています。
外壁の遮音性能がD-50(Dr-50)をクリアしている数少ないハウスメーカーの1つでもあり、その高い遮音性の秘密は「断熱」にあります。
遮音性なのに断熱?と思うかもしれませんが、ダイワハウスでは「外張り断熱通気外壁」というタイプの外壁を採用していて、断熱材の厚みがすごいのです。
標準仕様でも132mmの厚みがあり、さらに上位仕様になると184mmもの厚みとなっています。遮音性の高いハウスメーカーの中でも特に分厚く、D-50をクリアできるのも納得です。
鉄骨造の戸建て住宅にも関わらず、遮音性が極めて高い鉄筋コンクリート造のマンションと同レベルの遮音性を実現できているのも、外壁にこれだけの分厚い断熱材を使っているからと言えます。
「ダイワハウスの評判・坪単価」のページでは、ダイワハウスの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
パナソニックホームズ

| 外壁 | D-50 |
|---|---|
| 窓 | 70dB→45dB |
| 間仕切り壁 | 70dB→35dB |
| 床 | LL-50 LH-60 |
パナソニックからうまれた鉄骨造ハウスメーカーです。外壁遮音性能がD-50(Dr-50)である数少ないハウスメーカーの1つでもあります。
HS構法とF構法の2つの構法を採用していて、主力商品となっているのは前者のHS構法です。外壁遮音性能は、前者はD-50を、後者はD-40をクリアしています。
- HS構法:断熱材105mm(グレードアップすると160mm)
- F構法 :断熱材95mm
このようにどちらの構法でも分厚い断熱材が入っていて、外からの音の遮音性はかなり高いものとなっています。
また、家の中の遮音性にもこだわっています。
遮音間仕切り壁は約35dB低減できるほか、HS構法の床遮音複合システムQON-50は床の衝撃音もかなり低減できる仕様であることから、家の中の静かさもかなりの高いレベルで期待できます。
「パナソニックホームズの評判・坪単価」のページでは、パナソニックホームズの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
トヨタホーム

| 外壁 | D-35 |
|---|---|
| 窓 | 70dB→40dB |
| 間仕切り壁 | 70dB→30dB |
| 床 | 80dB→35dB |
トヨタからうまれたハウスメーカーです。近年は木造も手がけるようになりましたが、長いこと鉄骨造ハウスメーカーとしてやってきたこともあり、今もまだまだ鉄骨造の比率が圧倒的です。
ユニット工法であるため、あまり間取りの自由度が高くないものの、その分、家の中で静かに過ごせるように防音性や遮音性に力を入れていると感じさせます。
まず、外壁は断熱材が100mmの厚みで入れられています。D-35という評価は、大手ハウスメーカーの中では突出して高い数値という訳ではありません。
ただ、ペアガラスとエアタイトサッシを組み合わせた開口部の遮音性能が高く、外壁と開口部のトータルで見ると、外からの遮音性は十分と言えます。
家の中で言うと、間仕切り壁もトップクラスの遮音性を誇ります。標準だと30dBほどの低減ですが、遮音仕様にすることで40dBほどの低減が可能です。
そして、自動車の制震技術を用いたダイナミックダンパーを2階床に採用することで、上下階の遮音性も高められています。
「トヨタホームの評判・坪単価」のページでは、トヨタホームの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
ミサワホーム

| 外壁 | D-35 |
|---|---|
| 窓 | 70dB→45dB |
| 間仕切り壁 | 記載なし |
| 床 | LL-40 LH-55 |
2020年より先述のトヨタホーム・パナソニックホームズと同じグループ企業となった木造ハウスメーカーです。木質パネル接着工法と在来工法で家づくりを行っています。
主力商品は木質パネル接着工法の方です。木質パネル接着工法で建てる家には、90mmと120mmの外壁パネルが用意されています。
前者の断熱材の厚みは75mm、後者は100mmとなっていて、パネル全体でみると3cmの違いにはなりますが、遮音性や断熱性を高めたい方は後者の120mm外壁パネルがおすすめです。
そして、ミサワホームの防音性や遮音性で特筆すべきなのが、床の性能の高さです。
- 標準仕様 :LL-40・LH-70
- 重ね建床仕様 :LL-40・LH-65
- 高遮音界床仕様 :LL-40・LH-60
- 高遮音二重床仕様:LL-40・LH-55
このように、LL値に関してはどの仕様でも最高値は変わりませんが、LH値は最上級仕様にするとLH-55まで高められます。
LL値もLH値も業界トップクラスの優秀な数値ですから、特に上下分離型の二世帯住宅を考えている方は、ミサワホームも選択肢に入れてみてください。
「ミサワホームの評判・坪単価」のページでは、ミサワホームの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
セキスイハイム

| 外壁 | D-40 |
|---|---|
| 窓 | 70dB→45dB |
| 間仕切り壁 | 75dB→40dB |
| 床 | L-55 |
鉄骨系と木質系の両方で家づくりを行うハウスメーカーです。先に登場した「積水ハウス」と名前が似ていますが、まったく別のハウスメーカーになります。
主力商品は鉄骨系の方で、100mm厚の断熱材が使用された外壁はD-40をクリアする遮音性能となっています。
ちなみに、オプションでハイグレード仕様にすると断熱材の厚みは130mmになるため、断熱性を上げると当時に遮音性能の向上も期待できます。
家の中の遮音に関しては、間仕切り壁が優秀な数値を記録しています。「石膏ボード二重貼り+高密度グラスウール」で構成された遮音間仕切り壁なら、約35dBも音を低減できます。
また、制震ダンパーを用いた(JBD工法)高遮音床や、トイレに遮音排水管と石膏ボードを採用するなど、家の中の遮音にも力を入れていることがわかります。
「セキスイハイムの評判・坪単価」のページでは、セキスイハイムの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
三井ホーム

| 外壁 | D-45 |
|---|---|
| 窓 | 記載なし |
| 間仕切り壁 | -35dB |
| 床 | L-50 |
輸入住宅のような洋風デザインの家づくりを得意としているハウスメーカーです。デザインが気にいって三井ホームに決めたというオーナーさんも多いです。
三井ホームオリジナルのBSウォールと呼ばれる外壁には、140mmもの分厚い断熱材を採用されていて、外壁の遮音性能はD-45(Dr-45)ととても高い数値となっています。
例を挙げると、交通量の多い国道沿いの音(80dB)が、夜の閑静な住宅地くらいの静けさ(35dB)になるレベルです。これなら騒音が気になる地域でも安心して過ごせます。
また、家の中の遮音対策として、制震バーのついた遮音床を標準で採用しているほか、制振パッドを加えてL-50の遮音性を実現したMute50(ミュート50)という床もオプションで選ぶことも可能です。
さらに、寝室とトイレは、制震遮音材と吸音材を入れた「遮音配慮間仕切り壁」が標準設定されていて、こちらは生活音を約半減してくれます。
三井ホームが採用しているツーバイフォー工法は、家の中の音が反響しやすいというデメリットがありますが、そのデメリットを打ち消すための様々な遮音対策が取られています。
「三井ホームの評判・坪単価」のページでは、三井ホームの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
一条工務店

| 外壁 | 記載なし(推定D-30~40) |
|---|---|
| 窓 | 70dB→40dB |
| 間仕切り壁 | 記載なし |
| 床 | 記載なし |
「家は性能」のキャッチコピーで、高断熱高気密にこだわった家づくりをするハウスメーカーです。
断熱性と気密性は業界トップクラスということもあり、全面に押し出してアピールしていますが、防音性や遮音性については他のハウスメーカーと比べて特に高いというわけではないからか、あまりアピールされていません。
それでも、主力商品のアイスマートやアイキューブは190mmもの分厚い断熱材が外壁に使用されていて、さらに窓はトリプルガラスで30dBも音を低減できることから、防音遮音性も優秀であると言えます。
ちなみに、他の人気商品だと、セゾンシリーズは120mm厚、アイスマイルは140mm厚の断熱材であることから、アイスマートやアイキューブと比べると防音遮音性は少し下がるはずです。
なお、一条工務店の家は音が反響しやすいというデメリットがあり、実際に口コミやSNSなどでもよく書かれているため、モデルハウスの宿泊体験をして、実際に肌で耳で感じてから決めることをおすすめします。
「一条工務店の評判・坪単価」のページでは、一条工務店の防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
住友林業

| 外壁 | D-35 |
|---|---|
| 窓 | -25dB |
| 間仕切り壁 | -30dB |
| 床 | LL-55 LH-60 |
「木と生きる幸福」がコーポレートメッセージのハウスメーカーです。木材の質の高さにこだわった家づくりをしていて、数ある木造ハウスメーカーの中でも高い人気を獲得しています。
主力商品であるビッグフレーム構法の家は、外壁に105mm厚の断熱材を使っていて、D-35の遮音基準をクリアしています。
これはセミの鳴き声(70dB)が、深夜の郊外の静けさ(35dB)まで下がるレベルの遮音性能で、外がかなり騒がしくても家の中にいればさほど気になりません。
家の中の遮音対策として、まず間仕切り壁にオプションで防音用グラスウールを入れることで、30dBほどの音の低減が可能です。
次に、床は標準でも50mm厚のグラスウールが入っているのですが、厚みを100mmにしてさらに遮音マットも加わった「遮音60仕様」もオプションとして用意されています。
住友林業の家は、どの項目もずば抜けて高い遮音性を記録しているというわけではありませんが、すべてが一定以上の優秀な数値であるため、総合的に見て遮音性の高い家に仕上がっています。
「住友林業の評判・坪単価」のページでは、住友林業の防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
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