土屋ホームの注文住宅（2900万円・36坪・4LDK）

土屋ホームで注文住宅を建てた、北海道在住20代女性の体験談です。

かんたん3分！家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域	北海道
年齢と性別	20代女性
家族構成	夫婦・息子2人の4人家族
ハウスメーカー名	土屋ホーム
商品名	Sステージ
住宅タイプ	2階建て
構造・工法	木造軸組工法（在来工法）
購入パターン	土地と注文住宅
当初予算	3000万円
実際にかかった費用総額	土地300万円　建物2900万円 （※当時の金額。現在はより高額）
坪単価	81万円 （※当時の坪単価。現在はより高単価）
建坪（建築面積）	20.625坪
延坪（延床面積）	35.625坪
間取り	4LDK
検討開始から契約までの期間	2ヶ月
工期	3ヶ月
関連ページ	・北海道のローコスト住宅 ・2000万円台 ・坪単価80万円台 ・20坪台 ・30坪台 ・4LDK

外観・外構（画像）

完成間近のときの写真です。外観は黒と茶色でまとめてみました。

茶色の部分を少しくぼませて、段差をつけました。窓も色を合わせて反射するようにしています。

内装（画像）

玄関は床も建具も暗めの色で合わせました。色の濃い物を使うとシックにまとまります。

室内の雰囲気と合うように、カーテンは付けず、色の濃いブラインドを選びました。

お風呂は広めにしてもらいました。洗い場がすごい楽です。

階段は色が綺麗に出るように、踏み場はダークブラウン、縦の部分はあえて白にしてみました。

プロジェクターを設置して、天井にスピーカーをつけました。テレビの音声もスピーカーにつないでいるので、音はすべて天井から聞こえます。

電動スクリーンを下ろしたところです。色が映えるように壁紙を黒っぽい物にしました。照明はシーリングライトですが、ダウンライトっぽく見えます。

スクリーンは電動です。設計の段階で付ける予定だったので、くぼみを作ってもらいました。

家を建てようと思ったきっかけ

当時は2歳になる息子が一人でしたが、家の中を走り回ったり、物が増えてきたりと、生活に不便を感じ始めたので、一軒家を検討しました。

元々は中古物件を探していましたが、満足のいく家は見つからず、欲を出すと2000万円以上になってしまったりしたので、それなら建てた方が良いということで、新築を検討しました。

また、旦那が車好きで、車庫や車をいじれる環境がほしいと言っていたので、大きな車庫が建てられそうな土地を探しました。

私自身もファッションが好きで、服をたくさん保管できる環境がほしかったので、建売ではなく間取りに自由の利く注文住宅にしました。

土屋ホームを選んだ理由

まず、旦那の父が仕事の都合上、土屋ホームと関わる機会が多くあり、土屋ホームの家の作りなどに詳しかったことが1つ目の理由です。

また、北海道では特に有名なハウスメーカーですので、仕事もきちんとしてくれそうという安心感もあり、選ばせてもらいました。

もちろんほかのハウスメーカーや工務店も色々と見たうえで決めましたが、私たちの家のこだわりが強かったのか、満足のいく対応をしてくれそうなハウスメーカーや工務店は少なかったです。

また、こだわりをかなえるために自由に建てるとなると、在来工法のほうがうまくいきそうだったので、絞った中で親族の知り合いが多かった土屋ホームに決めました。

知り合いが多かった分、話し合いもスムーズに進みましたし、多少無理をいっても聞いてくれたりしたので、よかったかなと思います。

工事中の現場の様子

工事中の現場には、旦那と一緒にかなりの頻度でお邪魔していました。それも知り合いが多かったのもあり、とても行きやすかったです。

知らない方しかいないとなかなか話しかけれないですし、お互いにやりづらいと思うので…。

知らない方も当然いらっしゃいましたが、知り合いの方が仲介してくれて、結果的に全員ととても仲の良い関係になれて、遠慮なく言いたいことが言えたのですごくよかったです。

工事関係者の方も「気軽に話しかけれるし、よくわからないことは聞きながら作業ができるから助かる」と言われ、お互いにいい雰囲気で工事が進んだのかなと思います。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

アフターケアについては、呼べばもちろんハウスメーカーの方が来てくれますし、呼ばなくても定期点検が年に1回あるので安心できます。

実際に定期点検も来てもらいましたが、今まで異常があった箇所はありません。

住み始めの頃はドアが重い（ヒンジが固い）ことや、引き戸がうまく閉まらないこともありましたが、当時建ててくださった大工さんと話す機会があり、直接言うと時間のあるときに見てくれて、その場で直してもらえました。

保証については使ったことはありませんが、2年間の保証がついていたかと思います。

やってよかったこと・こだわりポイント

特にこだわったのは以下の部分です。

• 玄関を広く作って納戸も付けたこと
• 部屋の雰囲気をシックにまとめたこと
• スピーカーを天井につけて音質にこだわったこと
• お風呂を1坪ではなく1.25坪にして広くしたこと
• 遊んだりBBQができるようにバルコニーを広く作ったこと
• ウォークインクローゼットをかなり広く作ったこと（6畳分）

すべて気に入っていますし、生活する上で「好きなことができる家」をテーマに考えていたので、すごく満足しています。

まだまだやりたいことはありましたが、あまり増やすと家自体を大きく作る必要が出てきて、そうなると予算オーバーになってしまうので、本当にこだわりたいところだけで我慢しました。

特に、毎日入るお風呂を広くとったのはよかったです。子供も洗いやすいですし、満足度はとても高いです。

あと、家が道路沿いなので、子供をプールにいれる時などには、周りから見られないバルコニーがあってよかったと実感します。

後悔ポイント・気になるところ

バルコニーを大きく作ったのですが、実は除雪の都合を考えて、直前になって当初の計画より小さくしました。

しかし、その影響でやれることも限られてきたり、さらに除雪は逆にしづらかったりするので、当初の計画通りの大きさで作っておけばもう少し快適だったのかなと思っています。

あと、あまりこだわらなかったリビングや洋室の収納が狭いです。設計の段階ではこだわっていない場所だったこともあり、あまり見ていなかったため、気づきませんでした。

ほとんど何も入らない収納ができてしまいましたので、打ち合わせの際は収納の大きさに注目することをおすすめしたいです。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

ハウスメーカーの方はどんどん話を進めたいので、そんなつもりはないのかもしれませんが、少し急かしてくるような雰囲気があります。

私たちの場合はお知り合いだったのもあり、決算の都合なども考慮して、早め早めに進めてきましたが、もっと深く考えながらゆっくり進めた方が満足のいく家になりやすいと思います。

予算の都合もあるので、なかなか思うようには行かないかもしれませんが、決まった箱の大きさでできることについて、じっくり考えることをおすすめします。

私たちの場合は大工さんと直接話して、大工さんからも「ここはこうした方が住みやすいと思う」などのアドバイスをもらって、工事の途中で設計し直しなどもできたのでよかったです。

しかし、そうでない場合は、設計の段階ですべてを決めなければいけないですし、決まった物はなかなか変えられないと思うので、設計の打ち合わせには特に力を入れましょう。

正直、設計の打ち合わせはインテリアの打ち合わせなどと比べるとテンションが上がらず、だんだん面倒に感じてくることもあると思います。

ただ、妥協はだめです。言いたいことは言いづらくてもはっきり言うと、後悔の少ないいい家になるはずです。

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