三菱地所ホームはツーバイフォー工法を採用した住宅を主に手がけているハウスメーカーです。総合デベロッパーとして高い知名度を誇る三菱地所の完全子会社となっています。
バリアフリーの全館空調が導入されている「エアロテックの家」や、先進の環境テクノロジーを採用した「スマート・エヴァリエ」などが有名です。
そんな三菱地所ホームで注文住宅を建てた方々の体験談です。数年住んでみて感じていることや住み心地、やってよかったことや後悔ポイントなどをインタビューしました。
基本情報
| 地域 | 千葉県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 70代男性 |
| 家族構成 | 夫婦・息子・孫の4人家族 |
| ハウスメーカー名 | 三菱地所ホーム |
| 商品名 | なし |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 木造2×4(ツーバイフォー)工法 |
| 購入パターン | 注文住宅のみ(土地所有済) |
| 当初予算 | 1500万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 1600万円 (※当時の金額。現在はより高額) |
| 坪単価 | 40万円 (※当時の坪単価。現在はより高単価) |
| 建坪(建築面積) | 24坪 |
| 延坪(延床面積) | 40坪 |
| 間取り | 4LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 3ヶ月 |
| 工期 | 4ヶ月 |
| 関連ページ | ・千葉のハウスメーカー ・1000万円台 ・坪単価40万円台 ・20坪台 ・40坪台 ・4LDK |
外観・外構デザイン
自慢の屋根です。3尺出しですから、外壁から先端まで1mあります。

平屋の屋根です。玄関から駐車場まで傘なしで大丈夫です。

親子扉の玄関です。右側の目隠しがポイントです。

バリアフリーの浴室(画像)
浴室のワンポイント黒色の石目調壁です。TOTO製品です。

バリアフリータイプで、バスタブ内には手すりが付いています。

家を建てようと思ったきっかけ
今から35年前、私が36歳の時です。結婚して4歳の男の子、2歳の女の子と4人で都内の賃貸マンションに住んでおりました。
そろそろ自宅をなんとかしないと…と考え、2人でマンションを探しました。いい物件はあったのですが、バブル全盛期の頃で、2DKのマンションでさえ、銀行のローンが通りません。
さらに、2人とも地方から出てきている田舎者である事も手伝って、見切りも早く、私の実家近くに購入済みの土地に建てるのが最善策と結論しました。
その決断は、会社を退職する事を余儀なくされるものでしたが、勢いがありましたので迷わず動き始めました。
三菱地所ホームを選んだ理由
住宅展示場巡りを始めて間もなく、三菱地所ホームの営業マンにめぐり合いました。展示場内には積水ハウス・ミサワホーム・トヨタホーム・パナソニックホームズ(当時はパナホーム)など、その当時の大手ハウスメーカーが参画していました。
どれもすばらしい住宅で、どれを選んでもいい家ができるような期待を十分抱かせました。各社の営業マンも洗練されていて、信頼に足るサービスを提供していました。
三菱地所ホームの彼は、他社に劣らず丁寧な対応で、しっかり勉強されているなと思わせるプレゼンをしてくれて、大変満足しました。ただ、他社の営業マンと明らかに違う点がありました。
実は、私たちは予算の関係で、展示されているおすすめの物件より数ランク低いグレードを希望していました。そのことを伝えると、他社は明らかに態度が変わりましたが、彼は一貫して誠意ある対応をしてくれました。
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工事中の現場の様子
都内に住んでいて千葉に建設したため、休日に進ちょく状況を確認するといった程度でした。
私も仕事で建築の現場監督をしていた関係上、着工前の打ち合わせですべて(外壁の色・クロスの柄・仕上げ材などまで)を決めていましたので、何も問題なければすべてお任せという形をとっていました。
あいにく、自分の忙しい時期と重なり、地鎮祭・上棟・引渡確認など、立会いの必要な事以外では2,3度見に行った程度です。
それでも、ちゃんと思い通りの我が家を建築していただき、感謝しています。やはり、それも営業マンの責任感の一端だと思います。
ただ、家族にとっては、毎週日曜日が来る度に見に来て、進み具合を見て、もっと楽しみたかったのではないかなと思います。
アフターケア・保証・定期点検などの感想
1年後に経年検査で建物全体のチェックをしてくれました。その時期に破損したりするようなものはなく、手直し・修理などは皆無でした。
私が建築関係の仕事をしていた事もあり、ちょっとした建具の調整や、設備機器の調整などは自分でしましたので、その都度連絡して点検を要請する事もありませんでした。
そういった点を考慮すると、呼ばれないと来ない(1年後の経年検査のあとは定期点検などが存在していなかった)のかなと、そこだけがちょっとした不安要素です。
ただ、営業面で言えば、毎年の年賀状で「不具合がございましたら申しつけください」と丁寧な挨拶がありますが、30年住んできて重大事項もありませんし、一度も要請はしておりません。それだけ工事もちゃんとしていたということでしょう。
やってよかったこと・こだわりポイント
一番のこだわりは屋根庇(ひさし)を3尺出したところです。大屋根・下屋とも3尺出しています↓

最近、街を歩いていると、狭い敷地に建築している事もあり、庇の出が少ない家を多数見かけます。家のフォルムというのは、庇が出ていないと恰好がつきません。住まいでなく、倉庫みたいな建物になってしまいます。
また、庇は恰好だけではありません。車で言えばサンバイザーの役目をしています。庇の出が多ければ、外壁に対して日差しや雨風の直撃を防ぎます。
昔の家には窓上に霧除け庇をつけていました。字のごとく、霧の露が窓にかからないように工夫されています。要するに、建物を保護する役割を持っています。
さらに、下屋の庇の出が多いと、玄関を出てから下屋を伝って表に出る際、傘なしで行けます。ですから、玄関から駐車場までの通路を平屋にして下屋根をつけています。↓

後悔ポイント・気になるところ
住み始めてしばらくは何とも思っていませんでしたが、子どもが大きくなり、生活の時間帯がずれてきて後悔した事が出てきました。
プランを作成中、当初2階にトイレとミニキッチンを配置しましたが、予算をオーバーしてしまい、泣く泣くそれらをあきらめました。水回りの事なので、あとあと工事が大変になるという事を承知の上、断念しました。
これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

まず、業者選びに関しては自分の判断は正解だと思いますので、人にもそういう方向を勧めたいです。そのため、地域の中小工務店よりも、大手ハウスメーカーをおすすめします。安心と信頼を得られます。
大手ハウスメーカーに属する営業マンや現場担当者は訓練を受けています。営業マンでありながら、一通りの建築・不動産・資金繰りなどの知識を有しています。
浅いかもしれませんが、物件に対しての必要不可欠な情報を正確に把握しています。企業自体にそういった教育機関や研修機関が存在しているのです。中小工務店の営業マンと比べると、戦う前から勝っていると言えます。
そして、大手ハウスメーカーの中から選ぶ際に必要となるのが人間性です。それも、その人個人の人間性ではなく、企業の中で育まれた人としての在り様です。私が決めた一点がそこです。
私は「より安くしたい」という観点から、展示されている企業の一押しのグレードを無視して、「安い仕様で考えている」と主張しました。
他のハウスメーカーの中には、そういったお客さんは相手にしたくないオーラが出まくっている人も少なからずいました。うちを担当してくれた彼以外の展示場の係員は、皆そうだったと言っても過言ではないかもしれません。
その中で、変わらず対応してくれた彼の人間性は、個人的なものではなく、訓練されたものである事が分かりました。彼は当時大学を出たばかりの新人で、色々と裏話を聞かせてくれたのです。
とにかく、私が言いたいことは「人を見て決める!」これに限ります。家を建てる前から、住み始めた後まで、長い付き合いになるのですから、相性と人間性のいい営業マンを見つけるようにしましょう。
そのほかの口コミ
| 満足度 | 5.0 |
|---|
大満足の家です
三菱地所ホームで戸建ての注文住宅を建てました。私が三菱地所ホームを選んだ理由は、その自由度です。他の大手住宅メーカーも検討しましたが、木造の2×4や鉄骨プレハブなどのように、建てることのできる構造が決まっているところがほとんどでした。
仕上げや仕様にしても、その会社が決めたもので造らなければならないので、制約を感じていました。三菱地所ホームの家は完全な自由設計です。もちろん、予算の制約や法律の規制をクリアしなければなりませんが、その他のほとんどのことは自由に決められます。
特に、間取りに関しては一応の提示を受けましたが、家族は気に入りませんでした。私と家族が方眼紙に大体のプランを書いて、このような間取りにしてほしいとお願いしたところ、実際にできた設計図はこちらの案をほとんど取り入れたものでした。
三菱地所ホームのいいところは、担当者が最後まで変わらないところです。他の大手住宅メーカーの場合だと、営業段階と設計段階、施工段階によって担当者が変わりますが、三菱地所ホームでは初めの営業マンが完成後の請求書を持ってくるところまで同じ人でした。
内部では専門家がチームを組んで仕事をしてもらっているので、クオリティの高い住宅ができあがりました。
| 満足度 | 5.0 |
|---|
自由度が高い
三菱地所ホームで戸建て注文住宅を建てました。担当者と相談をしながら、限られた空間から間取り、窓の配置等々いたるところまで、家族の希望をする夢あふれた住宅をつくっていただきました。
他社メーカーであれば構造が決まってることが多いのですが、大変自由度が高く、満足しています。
また三菱地所が売りにしている全館空調システムの「エアロテック」ですが、1年中どの部屋も室温で過ごせ、花粉やカビの胞子もカットしてくれるので、快適で魅力的です。
接客は最初から最後まで同じ担当者様で丁寧で紳士的に対応をしていただき、安心して任せられました。過剰なオプションの押し売りがなくてよかったです。工期も遅れることなく、無事に終えられました。
| 満足度 | 5.0 |
|---|
二世帯住宅ならエアロテックの入った三菱地所ホームがおすすめです
「エアロテック」という全館空調が、三菱地所ホームの作る家の大きな特徴です。北側の部屋も1階も、どの部屋も夏は涼しく冬は暖かいので、二世帯住宅を作るにあたり、建てた空間をすべて使えるというのはありがたかったです。
2世帯で住むには部屋数も必要ですから、すべての部屋がむだなく使えるというのは本当に助かりました。
また、高齢になってくると入浴時の温度差が体にあまりよくないと聞きますが、このエアロテックが入っていれば脱衣スペースも暖かいので、そんな心配は無用です。
そして、このエアロテックは保証期間が10年なので、定期点検や消耗品の交換等を10年間は無料で行ってくれます。
365日24時間、風が流れていますが、ほんの少しのちょろちょろとした温風や冷風で温度を保っているので、電気代も普通のエアコンを使うよりずっとリーズナブルです。
我が家はこのエアロテックの効いた二世帯住宅で快適に過ごしています。家中のスペースはすべて使えているので、まったくむだがありません。
最初は少し他のメーカーより高めかなとも思いましたが、最終的にでき上がった家での過ごし方を見ていると、色々な面で節約できていると思います。
二世帯住宅の建築を検討されている方は、ぜひこのエアロテックが特徴の三菱地所ホームで建てる事を考えてみてはいかかでしょうか。
| 満足度 | 5.0 |
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やっぱりプロは違います
注文住宅を建てる…本当にすばらしい体験でした。もう何年も前のことですが、当時お世話になった営業マンや設計士さん、インテリアデザイナーさん、そして大工さん、皆さんに今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
理想的な土地を探すところから始まり、家族それぞれの夢や希望を詰め込んだ間取り、それらを次々とプロの方々が夢から現実のものにしてくださいます。すてきな時間でした。
ただ、1つだけ後悔しています。それは、プロの皆さんが私の希望をすべて叶えてくださったということなのです。
どういうことかと申しますと、子育てがまだまだ忙しく、知恵も経験も乏しく、でも夢だけはたくさんある。そんな私たち夫婦はよくわかりもせず、ここはこうしたい、ここに窓をつけたい等と、注文ばかりしておりました。
でも、プロフェッショナルの設計士の方々の意見こそ、もっと耳を傾けて取り入れるべきだったなとつくづく思います。
建売住宅やマンションなどは、限られた空間をプロが考え抜き、むだを極力省いて設計してあると思います。もちろん、自分たちで考えてとても気に入っているところもありますが、間取り全体的に素人感が否めないのです。
家は三度建てると、三度目にようやく納得がいく住まいになると聞きます。プロにおまかせするべき所をきちんとおさえておくべきだったと、今でも若干後悔しています。
ただ、先述のとおり、関わってくださったすべての方々が本当にすばらしく、いい対応をしてくださったので、その点に関しては大満足です。
| 満足度 | 5.0 |
|---|
30年経ってもトラブルなし
建築して35年になります。35歳の時に、そろそろ家を建てたいと思い、展示場巡りを始めました。
展示場内すべてのハウスメーカーを回りました。自分自身も建築関係の仕事をしておりましたので、各社の内容に関する分析はしました。
現代と違って、各社特有の仕様・資材は目立っておりませんでした。当時ですとミサワホーム・パナホーム(現パナソニックホームズ)がリードしていたのではないかと思います。
それでは、なぜ業界ではまだ主流でなかった「三菱地所ホーム」に決めたのか?それは担当者の人柄でした。
妻と2人で展示場巡りをしていて、若い新卒ではないかと思われた担当者の誠実さ・熱心さに「2人で感じのいい人だね」と最初から気に入りました。
妻は説明を聞いても何もわかりません。それだったら、話が進めば、打ち合わせで何回か顔を合わせる担当者が感じのいい人がいいと判断して、躊躇することなく決めました。
契約する際の必要書類などの説明・契約時の署名捺印・仕上げ材の色決めなどのための打ち合わせ・さらに行程の打ち合わせと、工事完了するまで担当者の方が自宅へ来ていただく事が多々あります。
私は仕事が遅くなり、立ち会えない事もあります。ですから、その時訪ねてくれる担当者の方の人間性の良否が大きく影響します。
さらに、新築する場所が現住所から離れているため、頻繁に顔出しできない状況にありましたので、お任せするといった風でした。信頼できる人にお願いする事を前提にしていました。
確かに、担当者が毎日現場に行って指示するわけではないのですが、彼を育てている会社を信頼することにしました。
思惑とおり、無事完成し、現在まで支障なく暮らしています。とりわけ、一度も雨漏りしてないという事は当たり前のようでなかなかない事で感謝しています。
ちなみに、その担当者とは今でも便りの交換はしています。
| 満足度 | 4.0 |
|---|
エアロテックはおすすめです
三菱地所ホームがすごいところはなんと言っても家屋内の空気環境です。エアロテックという換気システム1台で、家中の空調を管理して、夏場は全館空調で涼しく、冬場は逆に温風で快適な室温に整えてくれます。
各部屋ごとにエアコンをおかないのでとても室内が広く見えて、しかも部屋ごとにエアコンをつけるとエアコンを動かしていない部屋と効かしている部屋との温度差が気になりますが、エアロテックは夏場も冬場もどの部屋も同じ温度になるのでとても快適です。
特に夏場は室内がからっとして、それほど冷房を聞かさなくてもとても涼しいのが魅力です。
また、住宅の性能もとても良くて、窓ガラスや断熱材も高性能なものが使用されていて、夏の暑い日ざしで室内の温度が急激に上がるといったこともありません。
他のハウスメーカーとは一線を画した高性能住宅といえて、住宅展示場でモデルハウスに入って見ると、その高性能ぶりにとても驚かされます。空気環境にこだわる人にはとてもおすすめの住宅メーカーです。
まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!
家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。
まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」です。これには次のようなメリットがあります。
- 各社の特徴をつかめる
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ただ、1社ずつ間取り&見積もりをお願いしようとすると、手間も時間もかかって、かなり面倒…。
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次のいずれかに当てはまるなら、タウンライフ家づくりを必ず使っておきましょう。
- 家づくりを始めたいけど、何をすればいいかわからない
- 1円でも安くマイホームを手に入れたい
- 気になるハウスメーカーの間取り&見積もりがほしい
- 地域密着型の優良工務店を知りたい
- まだ表に出ていない土地情報を知りたい
強引な営業もなく、要望欄に「お電話はご遠慮ください」と書いておけば電話営業もかかってきません。ぜひ気軽に試してみてください。