地震に強い家を建てたい」「大空間のリビングがほしい」といった希望が増えてきていることもあり、木造ではなく鉄骨造の家を検討しているという人もとても多いです。

実際、大手ハウスメーカーのほとんどが鉄骨造の家づくりも行っていて、一昔前と比べると鉄骨住宅もかなり増えてきました。

そこで、数あるハウスメーカーの中でも、特に鉄骨造が得意なハウスメーカーをランキング形式でご紹介!

ハウスメーカーで鉄骨住宅を建てて住んでいる人の口コミも多数あるので、ハウスメーカー選びの参考にしてみてください。

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鉄骨造住宅メーカーの選び方

どのハウスメーカーも「地震に強い鉄骨造を建てられる」や「3階建てや4階建ても得意」などとアピールしているため、どこも同じように感じてしまいがちですが、次の4つを比べることで「本当に鉄骨造に強いハウスメーカー」がわかります

  • 価格
  • 鉄骨の種類
  • 断熱性
  • 保証・アフターサービス

そもそも、鉄骨造の家づくりを行っているのは、ほぼ大手ハウスメーカーのみです。

そのため、住宅性能や保証制度はしっかりとしているのですが、大手ハウスメーカーの中でも違いや得手不得手はあるので、しっかりと確認しておきましょう。

価格

メーカー 坪単価相場
積水ハウス 100~150万円
ヘーベルハウス 110~140万円
ダイワハウス 110~140万円
パナソニックホームズ 110~140万円
セキスイハイム 100~130万円
トヨタホーム 100~130万円
サンヨーホームズ 80~110万円

こちらは鉄骨造を扱っているハウスメーカー7社の坪単価一覧です。

建物本体価格だけでなく、オプション・税金・各種手数料なども含めた総額から算出した坪単価相場となっています。

サンヨーホームズ以外は、いわゆる大手ハウスメーカーであることから、中堅ハウスメーカーや工務店などと比べると高めの価格帯です。

もちろん安い方が住宅ローンの負担が減るという意味では嬉しいですが、家づくりは安ければいいという訳にはいきません。安いところには安くできる理由が、高いところには高くなる理由があるのです。

  • 住宅性能
  • 間取り自由度
  • 外観デザイン
  • 内装デザイン
  • 保証期間の長さ
  • アフターサポートの手厚さ

など、価格が高いハウスメーカーの方が優れていることがほとんどです。

そのため、鉄骨造で家づくりを考えているのであれば、まずは大手ハウスメーカーから検討してみましょう。

ハウスメーカー坪単価ランキング」も参考にしてみてください。

鉄骨の種類

鉄骨造には大きく分けて2つの種類があります。鋼材の厚さが6mm未満の「軽量鉄骨造」と、6mm以上の「重量鉄骨造」の2つです。

一般的なサイズの戸建ては軽量鉄骨造で建てられることが多く、3階建て以上の場合は重量鉄骨造が選ばれることが多いです。

どちらも鉄骨造であることには変わりはないので、耐震性や耐久性などの頑丈さという部分では高い性能を発揮していますが、そのほかの細かな部分には明確な違いがあります。

軽量鉄骨メリット 軽量鉄骨デメリット
・重量鉄骨より安い
・工期が比較的短くてすむ
・間取り自由度が低い
・高さは3階建てまでが目安
重量鉄骨メリット 重量鉄骨デメリット
・強度が高い
・間取り自由度が高い
・高層住宅を建てられる
・軽量鉄骨より高い
・地盤や基礎に強度が求められる

こちらが軽量鉄骨造と重量鉄骨造のメリットデメリットになりますが、工場生産ができる軽量鉄骨造はコスト面で明確に優位と言えます。

鋼材そのものの金額差があるほか、重量鉄骨造だと地盤改良が必要になることも多く、その場合は100万円以上の出費が発生します。

一方で、間取り自由度の点では重量鉄骨造が勝っています。軽量鉄骨造よりも必要となる柱の数が少なく、間取りのレイアウトを取りやすいほか、リフォームもしやすいというメリットもあります。

それぞれ一長一短あり、どちらかが絶対に良いという訳ではありませんが、2階建てまでであれば軽量鉄骨造、3階建て以上になるなら重量鉄骨造がおすすめです。

断熱性

「鉄骨造の家は寒い」と言われることがありますが、これは半分正解で、半分間違いです。

正確に言うと「断熱材がきちんと入っていない古い鉄骨造の家は寒い」が正解になります。今のハウスメーカーの鉄骨造は断熱材がしっかり入っていて、木造と同等レベルの暖かい家になっています

ただ、鉄は木よりも熱伝導率が高く、外気温の影響を受けやすいというのは事実ですので、鉄骨造の家を建てるのであれば、断熱性能に着目してハウスメーカーを選ぶことが大事になります。

ハウスメーカーの断熱性能を比べるには、断熱材の種類や厚みを調べたり、家の熱の逃げやすさを表す数値(UA値)を見比べるなどの方法もありますが、もっともかんたんでわかりやすいのは断熱等級です。

地域によって求められる断熱水準は異なりますが、断熱等級はそれに対応したものとなっていて、1~7の等級で表されています。

断熱等級5が「ZEH水準」の断熱基準と同等のレベルとなっていますので、最低でも5、できれば断熱等級6や7で建てられるハウスメーカーをおすすめします。

高気密・高断熱なハウスメーカーランキング」も参考にしてみてください。

保証・アフターサービス

「家は建てて終わり」ではありません。建てた家にこれから何十年と住み続けるわけですから、建てた後のアフターサービスが非常に重要となります

保証期間が短かいと、住んでしばらくしてから追加で思わぬ出費が出てしまいがちですし、アフターサービスの内容が薄いと、修理をお願いしたいのに対応に時間がかかってなかなか直らないなんてことも起こりえます。

鉄骨造を扱っている大手ハウスメーカーなら、30年以上の長期保証がついていたり、定期点検も無償で長期間行ってくれたりしますが、その内容はハウスメーカーによって微妙に異なります。

そのため、鉄骨造で家を建てると決めたのであれば、保証やアフターサービスもハウスメーカーごとに比べるようにしましょう

保証・アフターサービスが良いハウスメーカーランキング」も参考にしてみてください。

積水ハウス

坪単価 100~150万円
鉄骨の種類 軽量鉄骨造
重量鉄骨造
耐震等級 3(最高ランク)
断熱等級 7まで対応可
保証内容 ◎(初期保証30年・延長保証永年)

1960年から鉄骨造の家づくりを行っている歴史あるハウスメーカーです。木造も鉄骨造も大人気で、これまでの累計販売戸数が260万戸を超えるなど、まさに日本一のハウスメーカーと言えます。

鉄骨1・2階建ては軽量鉄骨を採用しています。独自の構造システム「ダイナミックフレーム・システム」は耐震性が非常に高く、軽量鉄骨でも7000mmもの大開口を取れるなど、間取りの自由度が高いのが特徴です。

鉄骨3・4階建ては重量鉄骨を採用しています。重量鉄骨ラーメン構造を進化させた「フレキシブルβシステム」は、高層ビルと同じ耐震基準で設計されていて、縦に長い住宅でも安心して暮らせます。

そして何より、積水ハウスのすごいところは「圧倒的なアフターサポート力」にあります。

長期保証だけではなく、アフターサポート部署の人員数が他社の2倍以上あるなど、住み始めてからの細かなトラブルや不具合にも、すぐに対応できる体制が整えられています。

積水ハウスの評判・坪単価」のページでは、積水ハウスの坪単価や住宅性能に関する詳しい解説も読めます。

ヘーベルハウス

坪単価 110~140万円
鉄骨の種類 軽量鉄骨造
重量鉄骨造
耐震等級 3(最高ランク)
断熱等級 5まで対応可
保証内容 ◎(初期保証30年・延長保証60年)

木造は手がけず、創業から鉄骨造一筋で家づくりを行ってきたハウスメーカーです。耐震性や頑丈さにこだわった家づくりをしていて、特に都市部での人気が高まっています。

軽量鉄骨造も重量鉄骨造も扱っていますが、階数によって使い分けているのではなく、商品によって使い分けています。

軽量鉄骨造の商品は「ハイパワード制震ALC構造」を採用しています。高性能な制震フレームが組み込まれていて、通し柱を必要としないため、軽量鉄骨でありながらも、間取り自由度が高いのが特徴です。

重量鉄骨造の商品は「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」もしくは「重鉄・システムラーメン構造」を採用しています。どちらも特殊な高力ボルトを使って大梁と重鉄柱を接合しているため、躯体構造は極めて強靭です。

また、どちらにも使われる外壁材のヘーベル板も耐久性が高く、構造から外壁まで頑丈な、まさに強い家を建てたいなら、ヘーベルハウスもおすすめです。

ヘーベルハウスの評判・坪単価」のページでは、ヘーベルハウスの坪単価や住宅性能に関する詳しい解説も読めます。

パナソニックホームズ

坪単価 110~140万円
鉄骨の種類 軽量鉄骨造
重量鉄骨造
耐震等級 3(最高ランク)
断熱等級 7まで対応可
保証内容 ◎(初期保証35年・延長保証60年)

鉄骨造に特化した家づくりを行っているハウスメーカーです。高層住宅を得意としていて、他のハウスメーカーではあまり見かけないような5~9階建ての住宅も建てられます。

主に平屋と2階建ては軽量鉄骨造で、3階建て~9階建ては重量鉄骨造で家を建てています。

軽量鉄骨造の商品は、制震鉄骨軸組構造(HS構法)あるいは大型パネル構造(F構法)を採用しています。HS構法の方が間取り自由度は高く、15cm単位で間取りを調整できるのが特徴ですが、その分F構法よりも金額は高めです。

重量鉄骨造の商品は、重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)を採用しています。柱と梁だけで建物を支えられるため、軽量鉄骨造の商品よりも柱と柱の間隔を広くとれる点が特徴です。

また、重量鉄骨造の方は無足場工法と呼ばれる、外部足場なしで建物を建てられる手法を採用しているため、都市部の狭小地や住宅密集地での家づくりも得意としています。

パナソニックホームズの評判・坪単価」のページでは、パナソニックホームズの坪単価や住宅性能に関する詳しい解説も読めます。

ダイワハウス

坪単価 110~140万円
鉄骨の種類 軽量鉄骨造
重量鉄骨造
耐震等級 3(最高ランク)
断熱等級 7まで対応可
保証内容 ◎(初期保証30年・延長保証60年)

木造も鉄骨造も扱っている、数少ないハウスメーカーの1つです。60年以上前に日本で最初のプレハブ住宅(工業化住宅)を発売したハウスメーカーとしても知られています。

平屋と2階建ては軽量鉄骨造で、3階建て~5階建ては重量鉄骨造で家を建てています。

軽量鉄骨造の商品はxevoΣ(ジーヴォシグマ)というブランド名で発売されています。断面が「Σ」の形をした独自のエネルギー吸収型耐力壁を採用することで、繰り返す大地震にも耐えられる高い耐震性を実現しています。

重量鉄骨造の商品はskye(スカイエ)というブランド名で発売されています。「重量鉄骨ラーメン構造」を採用することで、高い耐震性と間取り自由度を実現しています。一般的な3階建てはもちろんのこと、賃貸や店舗併用の5階建ても得意です。

なお、どちらも断熱グレードを選べる点も特徴的で、予算的に問題がなければ、適用できる最高の断熱グレードを選ぶことをおすすめします。

ダイワハウスの評判・坪単価」のページでは、ダイワハウスの坪単価や住宅性能に関する詳しい解説も読めます。

トヨタホーム

坪単価 100~130万円
鉄骨の種類 軽量鉄骨造
耐震等級 3(最高ランク)
断熱等級 6まで対応可
保証内容 ◎(初期保証40年・延長保証60年)

木造も鉄骨造も手がけるハウスメーカーです。ただ、割合は圧倒的に鉄骨造の方が大きく、トヨタホームで家を建てたほとんどの人が鉄骨造を選んでいます。

軽量鉄骨を用いた家づくりをしているのですが、同じ軽量鉄骨造でも異なる工法を採用した2つの商品を出している点が特徴的です。

1つ目はユニット工法を採用したシンセシリーズです。間取り自由度は下がりますが、高層ビルにも採用されている鉄骨ラーメン構造で家を建てるため、耐震性は極めて高いです。大部分を工場生産するため、工期が短くてすむのもメリットです。

2つ目はEST工法を採用したエスパシオシリーズです。鉄骨軸組工法を独自進化させた工法で、通し柱が不要な「梁勝システム」であることから、シンセシリーズよりも間取り自由度や敷地対応力が高い点が特徴です。

なお、シンセシリーズは平屋・2階建て・3階建てに対応していますが、エスパシオシリーズは2階建て・3階建てのみで平屋の扱いはないため、平屋を検討している場合は注意が必要です。

トヨタホームの評判・坪単価」のページでは、トヨタホームの坪単価や住宅性能に関する詳しい解説も読めます。

セキスイハイム

坪単価 100~130万円
鉄骨の種類 軽量鉄骨造
耐震等級 3(最高ランク)
断熱等級 6まで対応可
保証内容 ◎(初期保証30年・延長保証なし)

木造と鉄骨造の両方を扱うハウスメーカーです。同じ大手ハウスメーカーで、先にご紹介した「積水ハウス」と名前が似ていますが、まったく別のハウスメーカーなので注意しましょう。

セキスイハイムは軽量鉄骨を用いたユニット工法で家づくりをしています。

ユニットと呼ばれる鉄の箱を組み合わせていく形になるため、間取りに制限が出やすいというデメリットもありますが、以下のようにデメリットを上回るほどのメリットもあります。

  • 工期が短い
  • ボックスラーメン構造で耐震性が高い
  • 工場生産だから設計通りの家づくりができる

また、外壁塗装の必要がないメンテナンスフリーの「磁器タイル外壁」や、床から家全体を暖める全室空調システム「快適エアリー」なども高い満足度を獲得しています。

セキスイハイムの評判・坪単価」のページでは、セキスイハイムの坪単価や住宅性能に関する詳しい解説も読めます。

サンヨーホームズ

坪単価 80~110万円
鉄骨の種類 軽量鉄骨造
耐震等級 3(最高ランク)
断熱等級 6まで対応可
保証内容 ◎(初期保証30年・延長保証50年)

他の鉄骨造メーカーよりも比較的安価に鉄骨造住宅を提供しているハウスメーカーです。

東京・愛知・大阪・福岡といった大都市でのみ、事業を展開しているということもあり、大手ハウスメーカーと比べると10分の1以下の売上規模となっています。

軽量鉄骨を用いた鉄骨軸組工法で家づくりを行っています。独自の構造体「GSフレームシステム」や、制震ダンパー「サンダブルエックス」、ゆるまないボルト「ハードロックナット」を採用することで、耐震性能を高めています。

また、省エネルギー住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を8年連続で受賞するなど、ZEHをはじめとした省エネ住宅にも力を入れています。

知名度はこれまでご紹介した各ハウスメーカーに劣りますが、鉄骨造を建てたいけれどコストを優先したいという方は、サンヨーホームズもぜひ検討してみてください。

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