住宅性能で注目されがちなのは耐震性や断熱性ですが、家の中で快適に過ごすために忘れてはいけないのが「防音性・遮音性」です。
地震の揺れにどれだけ強くても、家の中がどれだけ暖かくても、外の騒音がすごく入ってくる家だったら、快適なマイホーム生活は送れません。
そこで、数あるハウスメーカーの中でも、特に防音性・遮音性の高いハウスメーカーをランキング形式でご紹介!
騒音の出やすいエリアに家を建てて、ハウスメーカーの高い遮音性を実感しているという人の口コミも多数あるので、ハウスメーカー選びの参考にしてみてください。
まだどこのハウスメーカー・工務店にするか決まっていないなら、人気の家づくりサービス「タウンライフ家づくり」を使ってみてください。
スマホで3分の質問に答えるだけで、複数の住宅会社から間取りプランと見積もりを作成してもらえます。もちろん無料ですので、気軽に活用してみてください。
\ 信頼できる住宅メーカーを探すなら /
- 複数社から間取りと見積もりをもらえる
- 累計利用者40万人の大手サイト
- かんたん3分で入力完了
防音性・遮音性が高い家のチェックポイント
どのハウスメーカーも「静かな家」や「音のストレスのない家」などとアピールしているため、どこも同じように感じてしまいがちですが、次の4つを比べることで「本当に静かな家を建てるハウスメーカー」がわかります。
- D値(Dr値)
- L値(LL値とLH値)
- 外からの遮音(外壁・窓)
- 家の中の遮音(内壁・床)
専門用語が出てきて難しく見えますが、こちらのページで紹介しているハウスメーカーは防音性も遮音性も優れていますので、家づくりの際に数値を細かくチェックする必要はありません。
「このページのハウスメーカーは静かな家を建てられる」という点だけを知っておけば大丈夫です。
D値(Dr値)
D値とは「壁や建具の防音遮音性をあらわす数値」です。Dr値と表記されることもあります。主に外の騒音からの遮音性能を示す際に用いられます。
音の大きさをあらわすdB(デシベル)をどれだけ下げられるかを示していて、例えばD-50なら「70dBを20dBに」、D-40なら「70dBを30dBに」抑えられることを意味します。
20dB | きわめて静か ・雪が降る音 ・人のささやき声 |
---|---|
30dB | 静か ・深夜の郊外 ・木の葉がふれあう音 |
40dB | 静か ・図書館の中 ・昼の閑静な住宅地 |
50dB | 普通 ・静かなオフィスの中 ・家庭用エアコンの室外機の音 |
60dB | 普通 ・普通の会話 ・走行中の車の中 |
70dB | うるさい ・セミの鳴き声 ・騒々しいオフィスの中 |
80dB | うるさい ・地下鉄の車内 ・交通量の多い交差点 |
90dB | かなりうるさい ・犬の鳴き声 ・騒々しい工場の中 |
L値(LL値とLH値)
L値とは「床の遮音性をあらわす数値」です。上階の床の衝撃音が下の階でどれだけ聞こえるかを示しています。
先にご紹介したD値(Dr値)は空気を伝わる「空気音」が基準になっているのに対し、L値は物の振動によって伝わる「個体音」が基準となっています。
そんなL値には「LL値」と「LH値」の2種類があります。
- LL値:軽くて硬い感じのする軽量床衝撃音をあらわす数値。例:がちゃん
- LH値:重くて鈍い感じのする重量床衝撃音をあらわす数値。例:どすんどすん
LL値はおもちゃやスプーンなどを落とした時の音、LH値は子供が飛び跳ねたりした時の音などが代表例です。
L値を基準とした遮音等級は以下のとおりです。まずはLL値(軽量床衝撃音)の等級と目安です。
LL-40 | 特級 ほとんど聞こえない |
---|---|
LL-45 | 1級 小さく聞こえる |
LL-50 | 2級 聞こえる |
LL-55 | 2級 発生音が気になる |
LL-60 | 3級 発生音がかなり気になる |
続いて、LH値(重量床衝撃音)の等級と目安になります。
LH-40 | 特級 わずかに聞こえる |
---|---|
LH-45 | 特級 聞こえても意識しない程度 |
LH-50 | 1級 小さく聞こえる |
LH-55 | 2級 聞こえる |
LH-60 | 3級 よく聞こえる |
外からの遮音(外壁と窓)
「静かな家」や「騒音ストレスのない家」にするのであれば、まずなによりも重要なのが「外からの遮音」です。
家の中の音(家族が出した音)であればさほど気になりませんが、外の音(他人が出した音)はストレスになりやすいです。
例えば、家の中で子供がうるさくしていても気にならなりにくいですが、家の外の交差点でしょっちゅう車のクラクションが鳴っていたりすると、同じ音量だったとしてもストレスに感じがちです。
音を自分でコントロールする難易度が高いとストレスになりやすいとも言えます。家の中であれば子供に直接言うだけでOKですが、交差点でのクラクション音などはどうしようもなく、我慢せざるを得ません。
そのため、家の防音や遮音を考えるときには「外からの遮音」が非常に重要となってきます。そして、その役割を果たしているのが「外壁」と「窓」です。
より重要なのは面積の広い外壁の方です。単純に外壁が分厚ければ分厚いほど、そして断熱材(吸音効果あり)も分厚ければ分厚いほど、遮音性が高くなります。
当然ではありますが、外壁も断熱材も分厚くしようとすればするほどお金がかかります。そのため、ローコスト住宅よりも大手ハウスメーカーの家の方が遮音性は高いです。
次に窓ですが、こちらはT値という窓の遮音等級が用意されています。
- T-1:25dB以上低減
- T-2:30dB以上低減
- T-3:35dB以上低減
- T-4:40dB以上低減
最も一般的なT-1でも25dBも低減できる性能があるため、幹線道路に面していたり、工場が近くにあったりなど、騒音が起きやすい地域でなければ、窓の遮音等級はそこまで気にする必要はありません。
家の中の遮音(間仕切り壁と床)
「外からの遮音」をしっかりとしたうえで、家の中の音対策までできると、より快適に過ごせる家になります。
家の中の防音や遮音で大事なのが、間仕切り壁と床です。
まずは間仕切り壁ですが、こちらはある程度しっかりした厚みがないと、隣の部屋の音が聞こえてきてしまいます。
- 寝室で寝ようとしているのに、夜遅くまで隣の子供部屋からゲームの音が聞こえてくる
- リモート業務のことを考えてせっかく書斎をつくったのに、リビングのテレビの音がよく聞こえて集中できない
このような事例も珍しくありません。
部屋の遮音性能を上げる「遮音仕様間仕切り壁」などを採用しているハウスメーカーも多いですので、ハウスメーカー選びの際には担当者に間仕切り壁のことも聞いてみましょう。
次に床ですが、こちらは先にご紹介した「L値」の項目をご覧いただければと思います。
2階の床の性能によって、1階での聞こえ方や響き方が変わってきますので、特に1階への来客が多い方や、二世帯住宅で上下階で世帯を分けている方などは、床の遮音性にもこだわってみましょう。
あと、細かいところだと、トイレの壁や排水管を遮音仕様にしているハウスメーカーも多いです。意外と見落としがちなところなので、気になったら担当者に確認しましょう。
ヘーベルハウス
外壁 | D-40 |
---|---|
窓 | 70dB→45dB |
間仕切り壁 | 70dB→30dB |
床 | LL-55 LH-60 |
独自のヘーベル板を用いて家づくりを行うハウスメーカーです。「頑丈な家」を建てるハウスメーカーとして高い評価を得ています。
ヘーベル板は軽量気泡コンクリートとも言われ、内部の小さな気泡が音を吸収するという性質を持っていて、病院や駅ホームなどで防音壁として採用されるほどの高い遮音性を発揮します。
そんなヘーベル板を外壁として75mmの厚みで採用しているうえ、さらにネオマフォームという断熱材が45mmもの分厚さがあることから、ヘーベルハウスの家の遮音性が高いのも納得です。
また、ヘーベル板は経年劣化しないのが特徴で、高い遮音性を長く保ち続けられるという点も大きなメリットとなっています。
その他、重量衝撃音を軽減する「ANRフロア」や、振動を抑えて階下に伝わりにくくする「二世帯天井」など、防音・遮音性を向上させるための様々な工夫がなされています。
「ヘーベルハウスの特徴・メリット」のページでは、ヘーベルハウスの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
防音・遮音についての口コミ
子供の足音が気にならない
家の断熱、防音、耐震性には大変満足しています。
防音性能もへーベル板の特徴で、1階にいても2階の子供の足音などはさほど気にならないレベルです。
住み心地にもとても満足しています。住み始めて8年が経ちますが、快適に日々の生活が送れていられるのも、この家のおかげだと思います。
豪雨でも音が気にならないほど
断熱・防音・耐震など、家の性能や住み心地はとても満足です。
防音面はとても優れていると感じます。
以前、木造のアパートに住んでいた時に比べると、外の音はまったく気になりません。リビングでテレビを観ている時などは、外が豪雨でもまったく気にならないほどです。
どれだけ騒いでも外に漏れない
ヘーベルハウスにハウスメーカーを決めた根拠の1つが「防音性の高さ」です。
住んでみての感想としては、防音はばっちり。
うちは子供が2人(4歳と1歳)いるため、騒いでも近所迷惑にならないことを家に求めていました。
結果として、家で2人の子供がわんわん泣いてもほとんど外に漏れることがないため、安心して育児できています。
マンションのような防音力
ヘーベルハウスは頑丈な作りが最大のポイントです。
住み心地としては、まず防音に優れています。我が家は二世帯住宅ですが、2階で爆音でテレビを見ていても、1階には聞こていません。
マンションに住んでいる感覚ですね。ただ、子供の走る足音は、振動を通して物音としてやや聞こえてしまいます。
総じて満足な家となりましたが、値段が高いです。本当に高いのが辛いところです…。
電車の音でも問題なし
高額ですが、高機能です。特に感じるのが防音の良さです。
線路が自宅から約20mの距離にあるため、騒音がどうか不安でした。窓を開けるとテレビの音声が聞こえないほどの電車の騒音です。
しかし、窓を閉めて家の中にいると電車の音も踏切の音もまったく気にならず、夜もぐっすり眠れる事に感動しました。
積水ハウス
外壁 | 記載なし(推定D-40~50) |
---|---|
窓 | 70dB→45dB |
間仕切り壁 | 記載なし |
床 | LL-50 LH-55 |
日本一のハウスメーカーと称されるほど、人気も知名度も高いハウスメーカーです。住宅性能も間取り自由度も設計力も業界トップクラスで、まさに「できないことはない」と言っても過言ではありません。
鉄骨造にはダインコンクリートと呼ばれる外壁が、木造にはベルバーンと呼ばれる外壁が採用されているのですが、より遮音性を期待できるのは前者の鉄骨造です。
どちらも壁に使われる断熱材は100mmの厚みですが、ダインコンクリートは60mmもの厚みがあります。一般的なサイディング外壁が15,6mmほどですので、およそ4倍の厚みです。
ちなみに、ベルバーンでも20mmほどの厚みがありますので、ダインコンクリートほどではないにしても、高い遮音性を発揮します。
また、家の中に防音室を作るのも得意としていて、深夜にドラムを演奏していても問題ないレベル(実例)まで高めることも可能です。
防音室を作れるということは他の部屋の遮音性を上げる施工もできるということになりますので、公式の記載はないものの、間仕切り壁も業界トップクラスの遮音性に仕上げられます。
「積水ハウスの評判」のページから、積水ハウスの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
防音・遮音についての口コミ
雨の音が聞こえないレベル
防音性能がすぐれていて、人の話し声や車の音は多少は聞こえますが、雨の降る音がまったく聞こえないときがあります。
デザインも素敵に希望どおり仕上げてくれて、満足しています。
外からも聞こえないし、中からも音が漏れない
まず何より防音に優れています。多少の雨だと降っているのが分からないぐらい家の中が静かです。家の中の音も音漏れしにくくて助かってます。
断熱にも優れているので、7月半ばまではクーラーがなくても快適です。総合的には家を建てて満足しています。
防音性がとても高い
積水ハウスのイズロイエです。延床面積は31坪で、2016年12月に完成しました。
防音性は非常にいいです。外壁にダインコンクリートを使用していますが、外部の音はほぼ気になりません。家の前が駐車場ですが、車の音もそんなに気になりません。
窓からは音は入ってきますが、雨の音もしないので、洗濯物を取り込むのが遅れることもしばしばです。
静かで快適に暮らせる家
雨が降っていても家の中にいると気が付かないこともあるほど、外部環境による騒音も少なく静かで、日々の暮らしも快適です。
また、個人的に気に入っているポイントは、扉の開閉時の動作です。どの扉も閉まる手前で一度勢いが緩まり、その後静かに閉まるため、家族の生活音が気になることもなく、静かに過ごせます。
外の音はまったく気にならない
積水ハウスで新築平屋の一戸建てを建てて約10ヶ月です。今のところ特に不満はありません。
自分たちの予定していた金額よりも高くはなりましたが、それ以上の満足が得られています。
窓はトリプルサッシが標準となっており、結露することもありませんし、外の音もまったくと言っていいほど気になりません。
ダイワハウス
外壁 | D-50 |
---|---|
窓 | 記載なし |
間仕切り壁 | 記載なし |
床 | L-65 |
戸建て住宅だけではなく、分譲マンションやオフィスビルなども手がけ、業界トップクラスの売上高を誇るハウスメーカーです。戸建て住宅に関しては鉄骨造を得意としています。
外壁の遮音性能がD-50(Dr-50)をクリアしている数少ないハウスメーカーの1つでもあり、その高い遮音性の秘密は「断熱」にあります。
遮音性なのに断熱?と思うかもしれませんが、ダイワハウスでは「外張り断熱通気外壁」というタイプの外壁を採用していて、断熱材の厚みがすごいのです。
標準仕様でも132mmの厚みがあり、さらに上位仕様になると184mmもの厚みとなっています。遮音性の高いハウスメーカーの中でも特に分厚く、D-50をクリアできるのも納得です。
鉄骨造の戸建て住宅にも関わらず、遮音性が極めて高い鉄筋コンクリート造のマンションと同レベルの遮音性を実現できているのも、外壁にこれだけの分厚い断熱材を使っているからと言えます。
「ダイワハウスの特徴・メリット」のページでは、ダイワハウスの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
防音・遮音についての口コミ
雨に気づけないほどの防音性
全体的に家の住み心地はかなり良いです。
外張り断熱工法で、家の中で一度温めた熱を外に逃がさないような造りになっているとのことです。
防音性能はかなり優れており、雨の日は窓を開けないと気付かないレベルで静かです。
マイホームで安心&快適に生活できています。
遮音性にも満足
ダイワハウスに住み始めて一番よかったなと思うことは、アフターサービスやメンテナンスが充実していることです。
もちろん遮音性・気密性などの家の性能にも満足しているのですが、何よりもアフターサービスに良さを感じています。
私は多少価格が高くても、家に対する安心を買ったと思っているので、ダイワハウスに決めてとてもよかったと感じています。
防音もしっかりしていて快適
奇抜なことをしなかったためか、普通に住み心地も考えられていていいです。
防音も、このランクの家として普通にしっかりしています。
パナソニックホームズ
外壁 | D-50 |
---|---|
窓 | 70dB→45dB |
間仕切り壁 | 70dB→35dB |
床 | LL-50 LH-60 |
パナソニックからうまれた鉄骨造ハウスメーカーです。外壁遮音性能がD-50(Dr-50)である数少ないハウスメーカーの1つでもあります。
HS構法とF構法の2つの構法を採用していて、主力商品となっているのは前者のHS構法です。外壁遮音性能は、前者はD-50を、後者はD-40をクリアしています。
- HS構法:断熱材105mm(グレードアップすると160mm)
- F構法 :断熱材95mm
このようにどちらの構法でも分厚い断熱材が入っていて、外からの音の遮音性はかなり高いものとなっています。
また、家の中の遮音性にもこだわっています。
遮音間仕切り壁は約35dB低減できるほか、HS構法の床遮音複合システムQON-50は床の衝撃音もかなり低減できる仕様であることから、家の中の静かさもかなりの高いレベルで期待できます。
「パナソニックホームズの特徴・メリット」のページでは、パナソニックホームズの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
防音・遮音についての口コミ
外の音が気にならない
パナソニックホームズで鉄骨造の家を建てました。
断熱性や遮音性に優れているので、夏は涼しく、冬は暖かく、外の騒音も気になりません。
トヨタホーム
外壁 | D-35 |
---|---|
窓 | 70dB→40dB |
間仕切り壁 | 70dB→30dB |
床 | 80dB→35dB |
トヨタからうまれたハウスメーカーです。近年は木造も手がけるようになりましたが、長いこと鉄骨造ハウスメーカーとしてやってきたこともあり、今もまだまだ鉄骨造の比率が圧倒的です。
ユニット工法であるため、あまり間取りの自由度が高くないものの、その分、家の中で静かに過ごせるように防音性や遮音性に力を入れていると感じさせます。
まず、外壁は断熱材が100mmの厚みで入れられています。D-35という評価は、大手ハウスメーカーの中では突出して高い数値という訳ではありません。
ただ、ペアガラスとエアタイトサッシを組み合わせた開口部の遮音性能が高く、外壁と開口部のトータルで見ると、外からの遮音性は十分と言えます。
家の中で言うと、間仕切り壁もトップクラスの遮音性を誇ります。標準だと30dBほどの低減ですが、遮音仕様にすることで40dBほどの低減が可能です。
そして、自動車の制震技術を用いたダイナミックダンパーを2階床に採用することで、上下階の遮音性も高められています。
「トヨタホームの特徴・メリット」のページでは、トヨタホームの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
防音・遮音についての口コミ
リビング階段でも家の中が静か
防音性は高いです。我が家はリビング階段なのですが、2階で子どもの寝かしつけをする際、1階でいつも通りの音量で夫がテレビを見ていても、寝室のドアを閉めると音はまったく聞こえず、問題なく寝かしつけができます。
子供もちゃんとお昼寝してくれる
家の性能としては満足しております。
外の音などもあまり家の中には聞こえず、小さい子供を子育てしておりますが、子供がお昼寝しているときに起きることもないです。
遮音性は間違いない
外壁の遮音性がよく、音がほぼ外に漏れません。
ただ、子供がバタバタと過ごしていることも関係しているかと思いますが、階段の上り下りの音は割と響きます。
音で困ったことがない
鉄骨構造ということもあり、地震を経験している身からすると、とても安心感があります。
防音に関しても、特に気になる点はなくて、快適に過ごしています。
夜も周りの音に悩まされることも今のところありません(大きな分譲地で静かという点もあると思います)。
ミサワホーム
外壁 | D-35 |
---|---|
窓 | 70dB→45dB |
間仕切り壁 | 記載なし |
床 | LL-40 LH-55 |
2020年より先述のトヨタホーム・パナソニックホームズと同じグループ企業となった木造ハウスメーカーです。木質パネル接着工法と在来工法で家づくりを行っています。
主力商品は木質パネル接着工法の方です。木質パネル接着工法で建てる家には、90mmと120mmの外壁パネルが用意されています。
前者の断熱材の厚みは75mm、後者は100mmとなっていて、パネル全体でみると3cmの違いにはなりますが、遮音性や断熱性を高めたい方は後者の120mm外壁パネルがおすすめです。
そして、ミサワホームの防音性や遮音性で特筆すべきなのが、床の性能の高さです。
- 標準仕様 :LL-40・LH-70
- 重ね建床仕様 :LL-40・LH-65
- 高遮音界床仕様 :LL-40・LH-60
- 高遮音二重床仕様:LL-40・LH-55
このように、LL値に関してはどの仕様でも最高値は変わりませんが、LH値は最上級仕様にするとLH-55まで高められます。
LL値もLH値も業界トップクラスの優秀な数値ですから、特に上下分離型の二世帯住宅を考えている方は、ミサワホームも選択肢に入れてみてください。
「ミサワホームの特徴・メリット」のページでは、ミサワホームの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
防音・遮音についての口コミ
ちゃんと防音されている
防音性能も良い方だと思います。
脇の道路を頻繁に車が通りますが、窓をしめていればほとんど騒音は聞こえません。
高速道路の近くでも大丈夫
家のすぐ近くに高速道路があり、騒音を懸念していましたが、実際に住んでみるとそこまで気になることはなく、窓を締め切っていればまったく気になりません。
また、我が家の敷地の隣がゴミステーションなのですが、ゴミ出しの音や回収の音も勘に触るほどではないので、防音や遮音についてはまったく不満はありません。
音漏れの心配なし
家を建てて4年目になりますが、音漏れの心配がなく快適です。子どもが4人いますが、騒いでも安心です。
遮音床でも足音が響く
ミサワホームの蔵のある家を新築しました。蔵は1階と2階の間にある収納スペースのことで、ステップフロアのような感じの構造です。
2階は遮音のタイプのフロアにしたのですが、遮音の効果はさほど感じていません。2階の足音はかなり響きます(蔵のない部分)。
セキスイハイム
外壁 | D-40 |
---|---|
窓 | 70dB→45dB |
間仕切り壁 | 75dB→40dB |
床 | L-55 |
鉄骨系と木質系の両方で家づくりを行うハウスメーカーです。先に登場した「積水ハウス」と名前が似ていますが、まったく別のハウスメーカーになります。
主力商品は鉄骨系の方で、100mm厚の断熱材が使用された外壁はD-40をクリアする遮音性能となっています。
ちなみに、オプションでハイグレード仕様にすると断熱材の厚みは130mmになるため、断熱性を上げると当時に遮音性能の向上も期待できます。
家の中の遮音に関しては、間仕切り壁が優秀な数値を記録しています。「石膏ボード二重貼り+高密度グラスウール」で構成された遮音間仕切り壁なら、約35dBも音を低減できます。
また、制震ダンパーを用いた(JBD工法)高遮音床や、トイレに遮音排水管と石膏ボードを採用するなど、家の中の遮音にも力を入れていることがわかります。
「セキスイハイムの特徴・メリット」のページでは、セキスイハイムの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
防音・遮音についての口コミ
遮音性が高い家
我が家は家の隣および向かいがアパートで、早朝から深夜までアパート住人の車の出し入れが多いのですが、外からのエンジン音などの騒音は気にならなくなりました。
また、子供部屋の下にLDKという間取りですが、下にいて2階からの音がこれまで気になったことはありません。
騒音は、聞こえたとしても対処が難しく、結果ストレスが溜まりますので、それに気を使わなくていいというのは助かります。
防音性の高さに満足
セキスイハイムで2階建ての注文住宅を建てました。
防音がしっかりしていると感じることが多く、外で子ども達が騒いでいても、それほど家の中までは聞こえませんし、自宅内も部屋間での生活音は気にならないです。
概ね満足して住めています。
思う存分ピアノを弾ける
住宅を建てて5ヶ月ほど経過しましたが、今のところ、住み心地は最高です。
外の音も聞こえず、家の中の音もほぼ漏れません。ピアノを置いているのですが、心置きなく弾けています。
かかった費用は土地込みで5100万円ほど、延床は50坪ほどです。セキスイハイムにしてよかったです。
道路工事をしていても問題なし
セキスイハイムの「工場生産」が魅力的に感じて、契約しました。精密に作られており、品質管理がとても良いです。
住み心地もとても良く、家の前で近所の子どもが遊んでいるのですが、ほとんど声は聞こえません。
また、道路工事などを近くでしていても、騒音に悩まされることなく生活できています。
町内放送が聞こえないレベル
防音性に優れています。火災の時など、放送でお知らせがあるのですが、防音性が高いので窓を閉めていると聞こえません。
三井ホーム
外壁 | D-45 |
---|---|
窓 | 記載なし |
間仕切り壁 | -35dB |
床 | L-50 |
輸入住宅のような洋風デザインの家づくりを得意としているハウスメーカーです。デザインが気にいって三井ホームに決めたというオーナーさんも多いです。
三井ホームオリジナルのBSウォールと呼ばれる外壁には、140mmもの分厚い断熱材を採用されていて、外壁の遮音性能はD-45(Dr-45)ととても高い数値となっています。
例を挙げると、交通量の多い国道沿いの音(80dB)が、夜の閑静な住宅地くらいの静けさ(35dB)になるレベルです。これなら騒音が気になる地域でも安心して過ごせます。
また、家の中の遮音対策として、制震バーのついた遮音床を標準で採用しているほか、制振パッドを加えてL-50の遮音性を実現したMute50(ミュート50)という床もオプションで選ぶことも可能です。
さらに、寝室とトイレは、制震遮音材と吸音材を入れた「遮音配慮間仕切り壁」が標準設定されていて、こちらは生活音を約半減してくれます。
三井ホームが採用しているツーバイフォー工法は、家の中の音が反響しやすいというデメリットがありますが、そのデメリットを打ち消すための様々な遮音対策が取られています。
「三井ホームの特徴・メリット」のページでは、三井ホームの防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
防音・遮音についての口コミ
二世帯住宅だから音が気になってしまう
住み心地や性能は可もなく不可もなくです。
二世帯なので、音にも気を遣いますが、風呂場から下の声がハッキリ聞こえるので、そこは慎重になっています。
一条工務店
外壁 | 記載なし(推定D-30~40) |
---|---|
窓 | 70dB→40dB |
間仕切り壁 | 記載なし |
床 | 記載なし |
「家は性能」のキャッチコピーで、高断熱高気密にこだわった家づくりをするハウスメーカーです。
断熱性と気密性は業界トップクラスということもあり、全面に押し出してアピールしていますが、防音性や遮音性については他のハウスメーカーと比べて特に高いというわけではないからか、あまりアピールされていません。
それでも、主力商品のアイスマートやアイキューブは190mmもの分厚い断熱材が外壁に使用されていて、さらに窓はトリプルガラスで30dBも音を低減できることから、防音遮音性も優秀であると言えます。
ちなみに、他の人気商品だと、セゾンシリーズは120mm厚、アイスマイルは140mm厚の断熱材であることから、アイスマートやアイキューブと比べると防音遮音性は少し下がるはずです。
なお、一条工務店の家は音が反響しやすいというデメリットがあり、実際に口コミやSNSなどでもよく書かれているため、モデルハウスの宿泊体験をして、実際に肌で耳で感じてから決めることをおすすめします。
「一条工務店の特徴・メリット」のページでは、一条工務店の防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
防音・遮音についての口コミ
車や雑音がまったく聞こえない
防音と気密性はとても高く、外の影響をほとんど受けません。
音は防災放送が微かに聞こえるくらいで、車通りの音や近隣の雑音はまったく聞こえません。
思う存分に家カラオケができる
外壁の厚さからか、多少の雨が降っていてもまったく気づけないほど外部の音が聞こえず、逆に内側の音も換気扉付近でなければ漏れず、これには驚きました。
我が家では自宅でカラオケをするのですが、当たり前に歌っても、窓を開けない限り、近所迷惑は気にしなくて良い点はとても満足しています。
長く住みたい家探しをされている方にはおすすめしたいです。
外の音も中の音も気にならない
以前はマンションに住んでいまして、外の騒音が部屋の中まで聞こえていましたが、気密性がよい一条の家では外の音が気になりません。
外の雨の音が聞こえないことから、ドアを開けるまで気づかず、出掛ける直前に「雨降ってたんだ!」と気づくこともしばしば。
木造ですがかなり頑丈で、2階で子どもたちが遊んでいても、あまり騒音が気になりません。
マンションでは冬場の結露でサッシにカビが発生し、毎朝の結露掃除に四苦八苦していましたが、3重サッシの一条では結露も発生しません。
町内放送が聞こえないほどの遮音性
「家は性能」と謳っている一条工務店のアイスマートを建てました。
トリプル樹脂サッシが標準になっています。窓は家の中で一番音を通しやすい箇所ですが、トリプル樹脂サッシということもあって、とても分厚いです。
外からの音はまったく気になりません。子供が家の中で大声で遊んでいる時に外に出て確認しましたが、まったく気になりませんでした。
ただ、階段を降りたり、どんどんと足踏みをすると流石に外に音は聞こえます。あと、町内放送が聞こえないのが難点です。笑
音が反響しやすい
気密性は評判通り最高レベルです。雨音も聞こえないくらい外部環境音もほとんど入ってきませんので、とても満足しています。
少し気になる点は、気密性が高い故に、人の声やテレビの音などが家の中に反響しやすい点です。家族が寝ている時にパソコン作業をするのですが、キーボードの打鍵音が響くのはデメリットです。
しかし、デメリットよりメリットの方が圧倒的に多いです。
住友林業
外壁 | D-35 |
---|---|
窓 | -25dB |
間仕切り壁 | -30dB |
床 | LL-55 LH-60 |
「木と生きる幸福」がコーポレートメッセージのハウスメーカーです。木材の質の高さにこだわった家づくりをしていて、数ある木造ハウスメーカーの中でも高い人気を獲得しています。
主力商品であるビッグフレーム構法の家は、外壁に105mm厚の断熱材を使っていて、D-35の遮音基準をクリアしています。
これはセミの鳴き声(70dB)が、深夜の郊外の静けさ(35dB)まで下がるレベルの遮音性能で、外がかなり騒がしくても家の中にいればさほど気になりません。
家の中の遮音対策として、まず間仕切り壁にオプションで防音用グラスウールを入れることで、30dBほどの音の低減が可能です。
次に、床は標準でも50mm厚のグラスウールが入っているのですが、厚みを100mmにしてさらに遮音マットも加わった「遮音60仕様」もオプションとして用意されています。
住友林業の家は、どの項目もずば抜けて高い遮音性を記録しているというわけではありませんが、すべてが一定以上の優秀な数値であるため、総合的に見て遮音性の高い家に仕上がっています。
「住友林業の特徴・メリット」のページでは、住友林業の防音性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
防音・遮音についての口コミ
雨に気づかないほどの防音性
窓を閉めていると雨が降ってもまったく気付かないほど、防音性が高いです。
工事などの大きい音は聞こえますが、ボリュームが落ちるのでさほど気になりません。
遮音性に大満足
両親が住む家を建てました。住み初めて4年になりますが、大満足です。
バリアフリーにした点や、外からの音が本当に聞こえない点、そして断熱性も良いので、両親も喜んでます。
騒音が気になったことはない
住み心地は良いです。性能について、断熱性は問題ないと思います。
防音についても、気になったことはありません。普通なのかなと思います。
防音性は高いけれど、声は響きがち
特に防音性が高いことに満足しています。国道が近いのですが、窓を閉め切っていれば、車の音がほとんど聞こえません。
反対に、家の中の家族の声は響くように聞こえますが、どこにいても子供たちの気配が感じられて、安心して過ごせています。
総じて、満足な家づくりとなりました。
家の中の遮音に不安
断熱については、良くある一般的な断熱材を使用していました。外壁・内壁間はもちろんすべて断熱材が入っています。
室内の部屋の間は希望を言えば入れてもらうことができるようですが、完成後に聞いたので時すでに遅し。これは次の防音にも関係があります。
防音については正直いまいちです。うちはいわゆる防音室ではなく、至って普通の構造にしましたが、ある程度防音にも力を入れておけば良かったです。
室内→室外では、部屋の窓をすべて閉めてても、子供の泣き声などの大きな音は外に漏れます。24時間換気の換気口から外に響いているようです。
また、気密性が高いとは言われていますが、それにより室内→室内は大いに響きます。特に2階の音が気になりました。
2階の足音が響くのはもちろん、1番驚いたのが、2階の隣の部屋の話声が筒抜けで、安いアパートレベルの防音です。理由としては、壁は石膏ボードのみのためでした。
前述したように、壁の間に断熱材を入れることで防音効果が得られるようでしたが、建築前に業者からの話はありませんでした。
将来子供が高校生くらいになった時に、恋人や友達との話し声が筒抜けになるのが心配です。
まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!
家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。
まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」なのです。これには次のようなメリットがあります。
- 各社の特徴をつかめる
- 希望する間取りの価格や相場を把握できる
- 見積もりをもとに他社の営業マンと交渉できる
ただ、1社ずつ間取り&見積もりをお願いしようとすると、手間も時間もかかって、かなり面倒…。
そこでおすすめなのが毎月5000人以上が利用している「タウンライフ家づくり」です。
タウンライフ家づくりなら…
- オリジナルの家づくり計画書を作ってくれる
- 間取りプランを提案してくれる
- 諸費用を含めた細かな見積もりを出してくれる
- 土地がない場合、希望エリアの土地提案をしてくれる
もちろん全部無料です!希望する複数のハウスーメーカー・工務店から「間取り&見積もり」をもらえます。
こんな間取りや見積もりが届きます
無料でも、ハウスメーカー・工務店にとっては、大事なお客様ですので、しっかりとした「家づくり計画書」を作ってくれます。
自分の希望が詰め込まれた間取り図を見比べるのは、とても楽しいですよ♪
また、大手ハウスメーカーを含む全国1000社以上が参加している点も見逃せません!
タウンライフ家づくりは100万人以上に利用されてきた(毎月5000人以上!)という実績もあり、安心して利用できるのも嬉しいポイントです。
もはや家づくりの定番サービスと言ってもいいでしょう。それくらい大人気のサービスになっています。
こんな方におすすめ
次のいずれかに当てはまるなら、タウンライフ家づくりはとてもおすすめです!
- 家づくりを始めたいけど、何をすればいいかわからない
- 1円でも安くマイホームを手に入れたい
- 気になるハウスメーカーの間取り&見積もりがほしい
- 地域密着型の優良工務店を知りたい
- まだ表に出ていない土地情報を知りたい
強引な営業もなく、要望欄に「お電話はご遠慮ください」と書いておけば、電話営業もかかってきません。
あなたもぜひ気軽にタウンライフ家づくりを試してみてください。