家づくりでやっぱり気になるのが「地震への強さ=耐震性」です。ほぼすべての方が地震に強い家を建てたいと思っています。
過去50年以内に震度6強以上の地震は18回も発生しています。※詳細:日本の大地震一覧(震度ランキング付)
そこで、数あるハウスメーカーの中でも、特に地震に強いハウスメーカーをランキング形式でご紹介!
ハウスメーカーの家で地震を経験した人の口コミも多数あるので、ハウスメーカー選びの参考にしてみてください。
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地震に強い家のチェックポイント
どのハウスメーカーや工務店も「地震に強い家を建てている」とアピールしているため、どこも同じように感じてしまいがちですが、次の4つを比べることで「本当に地震に強い家を建てるハウスメーカー」がわかります。
- 耐震等級
- 実大実験
- 災害時の対応力
- 過去の大地震における結果
耐震等級
耐震等級とは「建築基準法で定められた耐震性能を満たすかどうかの等級」のことです。耐震等級1~3の数字で表されます。
- 耐震等級1:建築基準法で定められた最低限の耐震強度
- 耐震等級2:耐震等級1の1.25倍の耐震強度
- 耐震等級3:耐震等級1の1.5倍の耐震強度
耐震等級1は主に一般的な戸建て住宅、耐震等級2は災害時の避難場所にもなる学校や病院など、耐震等級3は災害時の救護活動や支援の拠点となる消防署や警察署などが、それぞれ満たす必要があります。
近年では地震の意識への高まりから、一般住宅でも耐震等級3を取得することも多く、こちらのページで紹介するハウスメーカーはすべて耐震等級3の家づくりが可能となっています。
また、耐震等級3だと地震保険料が半額になるほか、住宅ローンの金利優遇プランを適用できるなどのメリットもあり、これから家を建てるなら耐震等級3で家を建てることをおすすめします。
なお、ハウスメーカーや工務店によっては「耐震等級3相当」という表記を見かけるかもしれませんが、こちらは「耐震等級3」とは違い、上記のようなメリットは受けられませんので注意しましょう。
実大実験
実大実験とは「実際に家を建てて、その家に地震と同じ振動を加える実験」のことです。実大振動実験と表記されることもあります。
実際に家を建てて、テーブルやソファやベッドなどの家具を配置したうえで、特殊な設備を使って実験を行うため、多額の費用がかかりますが、この実験をやっているハウスメーカーは特に信頼できます。
すべての大手ハウスメーカーが実大実験を行っていて、こちらのページでこれからご紹介するハウスメーカーもすべて実大実験を行っています。
ハウスメーカーによっては、地震波の数値や変形量まで細かく公開しているところもあります。
災害時の対応力
建物そのものの強さも大事ですが、それと同じくらい大事なのが、実際に災害が起きてしまった際の対応力です。
災害が発生した後、少しでも早く、少しでも多くのアフターサポートを期待できるハウスメーカーを選ぶことが安心にもつながります。
大きな震災レベルの災害だと、ハウスメーカーも被災者となってしまうため、普段と同じ支店からのサポートを求めるのはほぼ不可能です。
そのため、災害時には近隣の都道府県などの別支店からサポートできる体制が整っているハウスメーカーが強いと言えます。
過去の大地震における結果
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
1995年1月17日 |
|---|---|
| 新潟県中越地震 | 2004年10月23日 |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
2011年3月11日 |
| 熊本地震 | 2016年4月14・15・16日 |
| 北海道胆振東部地震 | 2018年9月6日 |
過去30年以内に最大震度7の地震が5つ発生していて、多数の家が全壊や半壊などといった被害を受けました。
その中で、自社が建てた家の被害状況を公表しているハウスメーカーもあり、その事実が「地震への強さ」を実証する形となっています。
ハウスメーカーや工務店によって表記の仕方が微妙に異なるのですが、「全壊・半壊ゼロ」が最も優秀で、「倒壊ゼロ」がそこに続く形になります。
ただし、ハウスメーカーや工務店の「○○地震で全壊も半壊もなしです」という営業トークには注意が必要です。
被災エリア(特に震源地近辺)に建築した家がいくつ建っていたのか、しっかりと確認しましょう。例えば…
- A社は「1万棟あって全壊も半壊もゼロ」
- B社は「10棟あって全壊も半壊もゼロ」
なんてこともよくあります。どちらも「全壊・半壊もなし」という事実は変わりませんが、どちらがより説得力があるかは一目瞭然です。
ひどいケースだと、震源地から離れているエリアにしか建てた家がないのにも関わらず、「○○地震で全壊も半壊もなしです」と営業トークをすることもありますので、詳細な場所と数は必ず確認しましょう。
積水ハウス
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ◎ 全国に直営支店があるうえ、アフターサポートの人員数が日本一多く、連携による素早い支援が期待できる |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 29,692棟 |
| 新潟県中越地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ 6,996棟 |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 177,488棟 |
| 熊本地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ 10,246棟 |
| 北海道胆振東部地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ |
過去30年の大地震ですべて「全壊・半壊ゼロ」の実績を持つ唯一のハウスメーカーです。木造も鉄骨造も手掛けていますが、どちらも「全壊・半壊ゼロ」と公表しています。
日本で一番多くの家を建てているハウスメーカーであるにも関わらず、地震による全壊・半壊がまったくないというのは驚くべき結果です。積水ハウスの地震に対する技術力がいかに高いかの証明にもなっています。
支店数やカスタマーサポートの人員数も非常に多く、地震発生時の対応力についても高い評価を受けています。
また、万が一建築途中の建物が地震で被災した場合でも、積水ハウスが補修費用を全額負担してくれるという大きなメリットもあります。
他のハウスメーカーでは全額施主負担であったり、あるいはハウスメーカーと施主で半額ずつ負担というのが一般的ですので、こういった細かな点からも積水ハウスの強さを感じられます。
「積水ハウスの評判」のページから、積水ハウスの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
ヘーベルハウス
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている(基礎付き) |
| 災害時の対応力 | ○ 直営支店は首都圏が中心で、他の大手ハウスメーカーと比べると建築エリアも狭い |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 新潟県中越地震 | ー(新潟は建築エリア外) |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 5,763棟 |
| 熊本地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 北海道胆振東部地震 | ー(北海道は建築エリア外) |
とにかく頑丈な家を建ててくれると評判のハウスメーカーです。他のハウスメーカーの人間でも、1番はヘーベルハウスと答えることもあるほど、高い評価を獲得しています。
昔に「屋上で象を飼える」というCMをやっていたり、「2015年の鬼怒川決壊の際にヘーベルハウスの家だけ無事に残っていた」という記事が出たりと、世間一般にも「ヘーベルハウス=頑丈」というイメージは広がっています。
また、実大実験を基礎付きで行っているという点も高評価です。
コンクリートの基礎をつけずに実大実験を行うのが一般的ですが、ヘーベルハウスはハウスメーカーで唯一、基礎をつけて実大実験を行っています。
そして、その結果、ヘーベルハウスは建物だけでなく、基礎も含めて壊れないということを実証しています。
「ヘーベルハウスの評判・坪単価」のページでは、ヘーベルハウスの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
パナソニックホームズ
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ◎ 全国に直営支店があり、連携による素早い支援が期待できる |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
○ 倒壊ゼロ 14,941棟 |
| 新潟県中越地震 | ー(公表なし) |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
○ 倒壊ゼロ 158,290棟 |
| 熊本地震 | ○ 倒壊ゼロ 3,946棟 |
| 北海道胆振東部地震 | ー(北海道は建築エリア外) |
鉄骨造住宅を提供しているハウスメーカーです。その高い耐震性能から、4~9階建ての高層住宅も得意としています。
「災害時もずっと暮らせる安心を」「防災力が持続できる家」をテーマに家づくりを行っていて、単に地震に強いだけでなく、地震の後も安心して住み続けられる家を建てています。
また、国内最大級の実験施設であるダイナミックス実験棟(ゼネコンの大林組が所有)にて実大実験を行っており、限界加振と呼ばれる加振装置の限界値で実験を行っても大きな損傷がないことを実証しています。
この限界加振は阪神淡路大震災の4倍以上ものエネルギー量が加えられたもので、パナソニックホームズの家がいかに地震に強いのかがわかる結果となっています。
ちなみに、地震保険とは別の「地震あんしん保証」という独自の保証も用意していて、この点からも自社の耐震性に絶対の自信を持っていると感じさせます。
「パナソニックホームズの評判・坪単価」のページでは、パナソニックホームズの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
ダイワハウス
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ◎ 全国に直営支店があり、連携による素早い支援が期待できる |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 28,801棟 |
| 新潟県中越地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 熊本地震 | △ 2棟倒壊 |
| 北海道胆振東部地震 | ー(公表なし) |
木造と鉄骨造の両方で家づくりを行っているハウスメーカーです。主力商品はxevoΣ(ジーヴォシグマ)とよばれる鉄骨造の建物になっています。
全国に直営支店のある大企業で、災害時の連携やサポートも業界トップレベルのものを期待でき、さらに阪神淡路大震災・新潟県中越地震・東日本大震災で全半壊ゼロという極めて優秀な結果を残しています。
そんな中で衝撃を与えたのが「熊本地震で2棟倒壊」というニュースでした。「大手ハウスメーカーの家でも倒壊する」という事実が衝撃的で、ブログやSNSなどのウェブメディアでも大きく取り上げられました。
ただし、この2棟は築30年近く経っている耐震等級1相当の家であり、現在のダイワハウスの家は耐震等級3が標準となっているため、心配はいりません。実験や開発を繰り返して、当時よりもはるかに耐震性能は向上しています。
むしろ、このようなネガティブなニュースでも隠ぺいすることなく、しっかりと公表しているという点が評価されていて、「臭いものにはふたをする」ような対応も少なくない住宅業界で、ダイワハウスが信頼できる理由の1つになっています。
「ダイワハウスの評判・坪単価」のページでは、ダイワハウスの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
三井ホーム
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ◎ ほぼ全国に直営支店があるものの、北海道・四国・九州の一部は分社化(100%子会社の別会社)されている |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 3,568棟 |
| 新潟県中越地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 12,696棟 |
| 熊本地震 | ◎ 全壊・半壊ゼロ 1,263棟 |
| 北海道胆振東部地震 | △ ※全壊・半壊ゼロの記載なし |
木造のみを手掛けるハウスメーカーの中でも、耐震性能に置いて特に高い評価を獲得しているのが三井ホームです。
木造軸組工法(在来工法)を採用するハウスメーカーや工務店が多いなか、三井ホームはさらに地震に強いとされているツーバイフォー工法を採用し、さらにそこに独自の改良を加えた「プレミアム・モノコック構法」の家づくりを行っています。
また、実大実験の様子をYouTubeにて公開しており、震度7の揺れを60回受けた2階建ての建物や、同じく29回受けた3階建ての建物がどうなったか、いつでも見られるようになっています。
唯一、少しだけ気になる点があるとすれば、ここ数年で公式サイトやカタログの表記が変更されたことです。
- 以前:創立以来40年以上、全半壊ゼロ
- 現在:創立以来40年以上、大地震の揺れから大切な家族の安全を守り続けてきた
熊本地震までは全半壊ゼロを公表していたため、北海道胆振東部地震で何かあった可能性があります。ただし、それでも「構造躯体の損傷はほとんどない」の表記はそのままですので、安心して家づくりができることに違いはありません。
「三井ホームの評判・坪単価」のページでは、三井ホームの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
セキスイハイム
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ○ エリアごとに分社化(連結子会社と関連会社)しているため、直営支店が全国にあるハウスメーカーと比べるとやや劣る可能性がある |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
○ 倒壊ゼロ 7,700棟 |
| 新潟県中越地震 | ○ 倒壊ゼロ 約7,700棟 |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
○ 倒壊ゼロ 約178,000棟 |
| 熊本地震 | ○ 倒壊ゼロ 約15,000棟 |
| 北海道胆振東部地震 | △ ※倒壊ゼロの記載なし |
木造と鉄骨造の住宅を提供しているハウスメーカーです。セキスイハイムでは「木質系」「鉄骨系」と表記されています。
主力商品は鉄骨造の方で、商品ラインナップも鉄骨造の方が断然多いのですが、木造でも鉄骨造でも「ユニット工法」と呼ばれる工場生産式の家づくりを行っています。
ユニットを組み合わせて家を建てていくため、高い耐震性を期待できる一方、どうしても間取りに制限ができてしまうというデメリットもあり、ここは好き嫌いが分かれるところです。
ただ、ユニットは工場で精密に作られて現場に運ばれてくるため、人の手による作業と比べると質にばらつきが少なく、また工事中の雨で柱がずぶぬれになってしまうリスクを下げられます。
さらに、ユニット工法による「ボックスラーメン構造体」と「高性能外壁」を組み合わせたGAIASS(ガイアス)とよばれるハイブリッド耐震を採用しているため、職人の技量に左右されることなく、高い耐震性能を持つ家を建てられます。
「セキスイハイムの評判・坪単価」のページでは、セキスイハイムの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
住友林業
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ◎ 全国に直営支店があり、連携による素早い支援が期待できる |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
ー(公表なし) |
| 新潟県中越地震 | ー(公表なし) |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
ー(公表なし) |
| 熊本地震 | ー(公表なし) |
| 北海道胆振東部地震 | ー(公表なし) |
木造一筋で長年にわたり家づくりを行っているハウスメーカーです。木造ハウスメーカーの中でも特に高い人気を誇ります。
同じ木造ではありますが、住友林業では「ビッグフレーム構法」と「マルチバランス構法」の2つの方法で家を建てています。
どちらも耐震性はとても高く、実大実験では以下のような結果が残っています。
- ビッグフレーム構法:2,699ガルと3,406ガルの揺れを加えても耐震性を維持
- マルチバランス構法:1,090ガルの揺れを加えても耐震性を維持
阪神淡路大震災の最大数値が891ガル、東日本大震災が2,699ガルです。震度7クラスの地震の目安が600ガル以上とされているので、どちらの工法でもいかに地震に強いかがわかります。
過去の大震災時の被害状況は公表されていませんが、これだけの大規模な実大実験を行っていることもあり、住友林業も地震に強い家を建てられるハウスメーカーと言えます。
ちなみに、現在はビッグフレーム構法の方が主力商品として採用されていて、実際に建てている家もビッグフレーム構法の方が多いです。
「住友林業の評判・坪単価」のページでは、住友林業の耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
一条工務店
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ○ 全国に直営支店があるものの、施工棟数が急拡大しているため、連携の素早さや手厚さがやや劣る可能性がある |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
◎ 全壊・半壊ゼロ 1,288棟 |
| 新潟県中越地震 | ー(公表なし) |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
ー(公表なし) |
| 熊本地震 | ー(公表なし) |
| 北海道胆振東部地震 | ー(公表なし) |
「家は性能。」のキャッチコピーでおなじみのハウスメーカーです。断熱性や気密性の高さがよく取り上げられますが、耐震性の高さも見逃せません。
他のハウスメーカーでは代表的な商品だけで実大実験を行うことが多いですが、一条工務店ではアイスマートやアイキューブなど、すべての商品で実大実験を行っているという特徴があります。
さらに、地震はそれぞれ揺れの特徴が異なるのですが、一条工務店では複数のタイプの地震波を使って実大実験を行っています。
阪神淡路大震災や東日本大震災などといった過去の大地震の地震波のほか、南海トラフ地震のようなこれから想定される地震波でも実大実験を行っており、すべての商品があらゆるタイプの地震波に強いということを証明しています。
ただし、性能を活かすために、間取りの自由度はかなり低く、一条ルールと呼ばれる様々な制約があるほか、外観もどれも似たような見た目になってしまうというデメリットもあります。
そのため、家づくりの醍醐味が失われてしまう感もありますが、間取りの自由度や外観よりも、とにかく高性能(高断熱・高気密・高耐震性)を求めるという方に向いているハウスメーカーです。
「一条工務店の評判・坪単価」のページでは、一条工務店の耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
トヨタホーム
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ○ 販売会社制でエリアによって会社が違うため、直営支店が全国にあるハウスメーカーと比べるとやや劣る可能性がある |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
ー(公表なし) |
| 新潟県中越地震 | ー(新潟は建築エリア外) |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
ー(公表なし) |
| 熊本地震 | ー(公表なし) |
| 北海道胆振東部地震 | ー(北海道は建築エリア外) |
世界一の自動車メーカーとして知られるトヨタ自動車のグループ企業です。もともとは鉄骨造の家づくりのみでしたが、現在は木造(軸組工法・ツーバイフォー工法)も扱っています。
主力商品はユニット工法を採用した鉄骨造の方で、実際に建てられている家を見ても鉄骨造の方がまだ圧倒的に多いです。
もともと耐震性の高いユニット工法に、トヨタ自動車のサスペンション技術から誕生した「T4制震システム」という制振装置を加えることで、地震に非常に強い家づくりを行っています。
ただし、ユニット工法は間取りの自由度が低いというデメリットもあるので注意が必要です。間取りでやりたいことができないなんてこともあり得るので、契約前に希望通りにできるかどうかしっかり確認しておきましょう。
ちなみに、トヨタ自動車との関係が深いこともあり、災害などの停電時に車から家に電力供給できる「クルマ de 給電」や、太陽光発電でうまれた電力を車に供給できる「V2H スタンド」など、車に関わる独自の設備も充実しています。
「トヨタホームの評判・坪単価」のページでは、トヨタホームの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
ミサワホーム
| 耐震等級 | 3(最高ランク) |
|---|---|
| 実大実験 | 行っている |
| 災害時の対応力 | ○ 全国に直営支店があるものの、近畿エリアは若干少ない |
| 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
○ 倒壊ゼロ |
| 新潟県中越地震 | ○ 倒壊ゼロ |
| 東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) |
○ 倒壊ゼロ |
| 熊本地震 | ○ 倒壊ゼロ |
| 北海道胆振東部地震 | ○ 倒壊ゼロ |
木造軸組工法や木質パネル接着工法を採用して、木造の家づくりを行っているハウスメーカーです。
以前は鉄骨造も扱っていましたが、同じ鉄骨造のパナソニックホームズとトヨタホームのグループ企業となったことも関係して、現在は木造のみを扱っています。
主力商品は、工場生産の高精度パネルを面接合して頑丈なモノコック構造を作る「木質パネル接着工法」の家です。ここに「MGEO」と呼ばれる制震装置を加えることで、耐震性能を高めています。
阪神淡路大震災と同レベルの818ガルの揺れを加えても、8.2mmほどしか建物は揺れず、さらに約2倍の1,873ガルの揺れを加えても、内装仕上げに目立った被害がないなど、実大実験によって地震への強さが証明されています。
これらの実績や経験をとおして、新たに誕生したのが木造軸組工法の「MJウッド」と呼ばれる商品です。こちらには「MGEO-N」という制震装置が付けられています。
MJウッドは現在のミサワホームの最新モデルで、公式サイトやカタログでも「耐震木造住宅」と表記されており、耐震性へのこだわりを感じさせます。
「ミサワホームの評判・坪単価」のページでは、ミサワホームの耐震技術・免振技術に関する詳しい解説も読めます。
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- 地域密着型の優良工務店を知りたい
- まだ表に出ていない土地情報を知りたい
強引な営業もなく、要望欄に「お電話はご遠慮ください」と書いておけば、電話営業もかかってきません。
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