1年中快適に過ごすために大事なのが「断熱性能」です。気密性能とあわせて「高気密高断熱な家」と表記されることもよくあります。
そこで、数あるハウスメーカーの中でも、特に高気密・高断熱な家づくりが得意なハウスメーカーをランキング形式でご紹介!
ハウスメーカーの家で、厳しい暑さの夏と、厳しい寒さの冬を過ごした人の口コミも多数あるので、ハウスメーカー選びの参考にしてみてください。
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高気密・高断熱な家のチェックポイント
どのハウスメーカーも「夏涼しく冬暖かい家」をアピールしているため、どこも同じように感じてしまいがちですが、次の4つを比べることで「本当に夏涼しく冬暖かい家を建てるハウスメーカー」がわかります。
- 断熱等級
- UA値・Q値・C値
- 家の施工実績
- 換気システム
最も重要なのが「断熱等級」で、他の3つは断熱性や気密性に影響がある程度のものですので、家づくりの際には「断熱等級はいくつか」という点だけを知っておけば十分です。
断熱等級
断熱等級とは「住宅の品質確保の促進等に関する法律で定められた断熱性能を満たすかどうかの等級」のことです。正式名称は「断熱等性能等級」といい、等級は1~7の数字で表されます。
- 断熱等級1:1980年の省エネ基準未満
- 断熱等級2:1980年の省エネ基準と同等
- 断熱等級3:1992年の省エネ基準と同等
- 断熱等級4:2016年の省エネ基準と同等
- 断熱等級5:「ZEH水準」の断熱基準と同等
- 断熱等級6:「HEAT20」G2とほぼ同等
- 断熱等級7:「HEAT20」G3とほぼ同等
断熱等級1~3は昔の基準で、2025年度以降は断熱等級4以上がすべての新築住宅に義務づけられるため、気にするべきなのは断熱等級4~7です。
2022年4月に断熱等級5が、同じく10月に断熱等級6と7が新たに設定され、これまでは最高水準だった断熱等級4が今後は最低基準となります。
断熱等級6と7に出てくるHEAT20とは「一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の略で、こちらに団体のZEH水準よりも厳しいG1・G2・G3という3段階の住宅外皮水準を設定しています。
住宅外皮とは外壁や屋根や床など、家の中と外を隔てる部分のことで、住宅外皮の断熱性能は「UA値」と「ηAC値」という指標で構成されます。
断熱等級も同様に「UA値」と「ηAC値」で構成されていて、気候に応じた地域区分ごとに異なる基準が設定されています。
まずは「UA値」の基準です。なお、地域区分8(主に沖縄県)は基準の設定がありません。
※詳細:国土交通省地域区分新旧表
等級7 | UA値:0.20(地域1,2,3) UA値:0.23(地域4) UA値:0.26(地域5,6,7) |
---|---|
等級6 | UA値:0.28(地域1,2,3) UA値:0.34(地域4) UA値:0.46(地域5,6,7) |
等級5 | UA値:0.40(地域1,2) UA値:0.50(地域3) UA値:0.60(地域4~7) |
等級4 | UA値:0.46(地域1,2) UA値:0.56(地域3) UA値:0.75(地域4) UA値:0.87(地域5,6,7) |
次に「ηAC値」の基準です。なお、地域区分1~4の地域にはηAC値の基準は設定されておらず、UA値のみが基準となります。
等級7 | ηAC値:3.0(地域5) ηAC値:2.8(地域6) ηAC値:2.7(地域7) |
---|---|
等級6 | ηAC値:3.0(地域5) ηAC値:2.8(地域6) ηAC値:2.7(地域7) ηAC値:5.1(地域8) |
等級5 | ηAC値:3.0(地域5) ηAC値:2.8(地域6) ηAC値:2.7(地域7) ηAC値:6.7(地域8) |
等級4 | ηAC値:3.0(地域5) ηAC値:2.8(地域6) ηAC値:2.7(地域7) ηAC値:6.7(地域8) |
このように「ηAC値」の基準は、等級による差があるのは地域区分8のみです。さらに先述の通り、地域区分1~4は基準そのものも設定されていないため、「UA値」の方がより重要度は高いです。
ただ、UA値に関しても細かな数値や基準を覚えておく必要はありません。「断熱等級はいくつか」この点だけをハウスメーカーに聞いて覚えておけば十分です。
UA値・Q値・C値
住宅の断熱性や気密性をあらわす数値が3つあります。それが「UA値・Q値・C値」です。いずれも数値が低いほど高性能であることを示します。
- UA値:断熱性をあらわす数値
- Q値 :断熱性をあらわす数値
- C値 :気密性をあらわす数値
UA値は「建物の中の熱がどれほど外に逃げやすいか」を示す数値です。「外皮平均熱貫流率」とも言われます。先述の建築物省エネ法・HEAT20・断熱等級の基準にも採用されていて、3つの中で最も重要な数値となります。
Q値も同様に断熱性を示す数値で、「熱損失係数」とも言われます。2013年までは省エネ基準に採用されていましたが、建物の面積が大きいほど数値がよく出てしまうなどの不正確性もあり、より正確に断熱性をあらわすためにUA値が採用されるようになりました。
そのため、現在はQ値を公表するハウスメーカーはほとんどありません。UA値の方が断熱性をより正確にあらわせるということもありますので、Q値は無視して大丈夫です。
C値は「建物全体でどれほど隙間があるか」を示す数値です。「相当隙間面積」とも言われます。気密性を示す数値として以前は省エネ基準に採用されていましたが、10年以上前に基準が撤廃されました。
そのため、Q値と同様、公表するハウスメーカーはあまりありません。ちなみに、省エネ基準に採用されていた頃は
- 北海道などの寒冷地:C値2.0
- その他の地域:C値5.0
が基準となっていました。今のハウスメーカーの家なら間違いなくクリアできる基準なので、C値もそこまで神経質に気にする必要はありません。
家の施工実績
実は、家を建てる職人の技術によって、断熱性能も気密性能も変わってきます。
断熱性をあらわすUA値は「設計の段階で算出される数値」で、気密性をあらわすC値は「実際に測定して出される実測値」です。
施工実績が豊富な熟練の職人であれば、計算通りの性能が期待できますが、経験不足な職人が担当すると、断熱材がちゃんとはまっていなかったり、隙間があちらこちらにあったりして、性能が落ちてしまうことも珍しくないのです。
断熱材にしても隙間にしても、入居してからだと見えなかったり変えられなかったりする部分になりますので、ハウスメーカーとして高気密高断熱住宅の施工実績が豊富なのかどうか、しっかりと確認しておきましょう。
なお、こちらのページでご紹介するハウスメーカーはいずれも大手で、施工実績も非常に多いため、安心して任せられます。
換気システム
高気密高断熱の家にとって、換気は非常に大事なポイントになります。
気密性が高い分、換気がうまくいかないと室内の二酸化炭素濃度が高くなってしまいますので、換気をしてきれいな外の空気を室内に取り込む必要があります。
そのため、24時間換気システムの設置が法律で義務付けられているのですが、その換気システムには3つの種類があります。
- 第1種換気:給気・排気の両方を機械で行って換気
- 第2種換気:給気は機械、排気は自然に換気(主に工場等で採用)
- 第3種換気:給気は自然に、排気は機械で換気
戸建て住宅で採用されるのは「第1種換気」と「第3種換気」です。それぞれメリットとデメリットをまとめるとこうなります。
第1種換気メリット | 第1種換気デメリット |
---|---|
・空気の流れを制御でき、最も安定的に換気できる ・熱交換器をつければ室内温度を一定に保てる |
・費用が高い ・ダクトの掃除が大変 |
第3種換気メリット | 第3種換気デメリット |
・費用が安い ・メンテナンス(掃除)が簡単 |
・給気口付近が寒く(暑く)なりがち |
初期費用もメンテナンス費用も安いため、第3種換気も選ばれることは多いですが、より快適な日々の暮らしを送るためにも、効率的かつ安定的に換気を行える第1種換気がよりおすすめです。
ただし一方で、もちろんお金も大事ですし、さらには第1種換気は設置場所の制限もありますので、ハウスメーカーや工務店の担当者とじっくり相談して決めるのがベストです。
一条工務店
断熱等級 | 7(最高ランク) |
---|---|
UA値 | 0.25(断熱王仕様) |
C値 | 0.59(平均実測値) |
施工実績 | 非常に多い |
換気システム | 第1種換気 |
「家は性能。」のコンセプトで高気密高断熱住宅を建てているハウスメーカーです。断熱等級7に対応している数少ないハウスメーカーの1つでもあります。
断熱性や気密性の向上に非常に力を入れていて、断熱等級の基準となるUA値はもちろんのこと、現在はあまり用いられていないQ値(0.51)も公開しています。
他のハウスメーカーでは公開されることが珍しい、気密性の良さをあらわすC値も平均実測値を公開しているほか、気密測定をすべての建物で行っているなど、他のハウスメーカーとの差別化をはかっています。
さらに、もともと9割以上の建物が断熱等級6をクリアしていましたが、2023年には「断熱王」という新たな仕様が誕生し、断熱等級7にも対応できるようになりました。
ただし、高い断熱性と気密性を全棟クリアすることと引き換えに、間取り自由度はかなり低く、外観もどれも似通ってしまうというデメリットもあるため、「間取りよりもとにかく性能」という方におすすめです。
「一条工務店の特徴・メリット」のページでは、一条工務店の断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
断熱・気密についての口コミ
さすが高気密高断熱の家
家の性能はかなり満足しています。冬は暖かくて、夏は涼しいというのは本当でした。家の中の温度が基本的には変わらないので、住み心地は本当にいいです。
高気密高断熱を数値で表しているのは一条工務店だけなので、家で快適に過ごしたいという方にはおすすめです。
家にはエアコンが2台しかついていませんが、夏の暑い日なども乗り切れました。多少暑かった時もありましたが、別に苦にはならない程度です。
全館床暖房がついていて、ほんのり暖かいので、寒い冬も快適に過ごせました。冬はずっとつけっぱなしにしてたのですが、高いときで大体2〜3万円くらいかかります。
全館床暖房がすごく快適
一条工務店のアイスマートに住んでいます。断熱・防音効果があるため、一年通して快適に過ごせます。
特に、冬に使用する全館床暖房システムはとても助かっていて、脱衣所やトイレで寒い思いをすることがなくなりました。
室内は、熱交換システムが空気循環と湿度調整をしてくれるため、花粉の時期で窓が開けられない季節や、梅雨のじめじめした季節でも、ストレスなく過ごせています。
吹き抜けも寒くない
住み始めて2年が経ちましたが、一言で言うと快適!一年を通してとにかく快適です!
一条工務店は全館床暖房が標準装備されていて、玄関やトイレ、お風呂までもが床暖房で、家中どこに行っても同じ温度なので、冬場に怖いヒートショックも心配ないです。
以前住んでいた住宅では、子どもをお風呂に入れるときに、脱衣所や廊下など、色々なところを温めてから入れていて、お風呂に入れるまでがとても大変でした。
お風呂上がりも、すぐに拭いて、すぐに服を着せる…ということをしていたのですが、一条工務店の家はそんなことも必要なく、お風呂のストレスから開放されました。
我が家では6畳の吹き抜けを採用しているのですが、暖かい空気が常に下から出ているので、吹き抜けをつけたから寒い!なんてこともありません。
また、床暖房の温度設定は部屋毎に決めることもできるので、玄関は少し高めの設定で、使わない部屋は少し低めの設定などの調節ができます。
窓はトリプル窓で樹脂サッシを採用しているため、とにかく気密断熱性が高いです。以前の家では、冬場になると、結露を拭きに窓を回るのが日課でしたが、一条工務店ではほとんど結露が見られません。
夏になると、床暖房で温水が流れていたところが冷水に代わり、床冷房になります!
除湿機能も別であり、冷房が苦手だった私ですが、夏もとにかく快適に過ごせています。
冬でもタンクトップで過ごせる家
一条工務店最大の売りはなんといっても「高気密高断熱」です。あわせて全館床暖房標準装備ですから、快適で理想なマイホームと言えるのではないでしょうか。
ここまでは営業マンのお決まりの営業トークですが、実際問題どうなの?と思われている方も多いと思います。
そこで、実際に住んでみた感想を以下に述べます。まず、我が家の基本情報は次の通りです。
- 2021年6月引き渡し
- アイスマートⅡ
- オール電化
- 太陽光10.5kW+蓄電池+オール電化
- 延べ床面積29.75坪
6月~9月半ばまで、冷房を27℃で24時間運転していました。我が家の間取りは1階リビングが19帖程度で、リビング階段であり、上部約3帖分が吹き抜けになっています。
シーリングファンはありませんが、暑がりの私が、快適に夏場を過ごしきれました。
一方、冬場はと言いますと、11月から床暖房をつけ始めました。現在12月になりますが、家の中ではタンクトップで過ごしております。
また、我が家はペットを飼っています。愛犬(小型犬)がよく吠えるのですが、全館空調で窓も閉め切っており、防音性も優れていることから、外部への音漏れは極めて少ないです。
ほんの一例の紹介ですが、以上のことから快適であると言えます!
温度も湿度も快適
我が家が一条工務店を選んだ一番の理由は、「全館床冷暖房」と「さらぽか(全館空調システム)」の性能の高さです。これらの性能は、他のどのハウスメーカーよりも素晴らしいと思います。
夏は床冷房をつけて、さらぽかを除湿モードにしておくだけで、本当にクーラーは必要ありません。夏にジメジメしない快適さは、何物にも代えがたいです。
冬は床暖房をつけて、さらぽかを加湿モードにしておくだけで、家中快適な温度で過ごせます。トイレや洗面所や浴室に移動しても、ひやっとすることはまったくありません。
年中家の中が快適なのはとても素晴らしく、暑い日や寒い日に外から帰ってきた時に毎回実感し、ありがたく感じます。
また、外出する度にエアコンを切ったり、切るのを忘れて出かけたり、タイマーをセットしたり、という手間もなく、シーズン中つけっぱなしで快適に過ごせるのも気に入っています。
もちろんオール電化で電気代が気になっていましたが、一番高い冬の時期でも一月15,000円を超えることはありません。断熱性・気密性の高さで、住み心地は最高と言えます。
積水ハウス
断熱等級 | 7(最高ランク) |
---|---|
UA値 | 0.26(スーペリア仕様) |
C値 | 非公開(推定1.0~2.5) |
施工実績 | 日本一多い |
換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
施工実績やZEH受注棟数など、様々な点で日本一を獲得しているハウスメーカーです。断熱等級7に対応している数少ないハウスメーカーの1つでもあります。
「『わが家』を世界一幸せな場所にする」という理念のもと、木造と鉄骨造の両方の家づくりを行っていて、まさに日本を代表するハウスメーカーとなっています。
もともとグリーンファーストゼロ(標準仕様)で断熱等級5をクリアしていましたが、2023年に「グリーンファーストゼロ スーペリア」という断熱等級7まで対応できる仕様を発表しました。
もちろん、木造でも鉄骨造でもスーペリア仕様にすることが可能です。木造を40年以上、鉄骨造を60年以上手掛けている積水ハウスの経験と技術力の高さならではと言えるでしょう。
ただし、断熱性能を上げることで、間取りの自由度はどうしても少し下がってしまいます。間取り自由度の高さが人気の理由の1つでもある積水ハウスですが、「断熱性」と「間取り」のバランスを見て、断熱仕様を決めるようにしましょう。
「積水ハウスの評判」のページから、積水ハウスの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
断熱・気密についての口コミ
寒さの厳しい岩手でも快適
積水ハウスで注文住宅を建てました。結論から言いますと、とても満足しています。
特に「夏涼しく冬暖かい」という点に満足しています。
リビングのエアコン1台でほぼ温度調節がカバーできています。日の入りが良いこともありますが、家や窓の性能が良いからなのかなと感じています。
暖房がついてると勘違いされることもあるほど
家の性能については、夏は涼しく、冬は暖かく感じます。
家に遊びに来た友人は口をそろえて「暖かいから暖房がついているのかと思ったらついてないの?日差しだけでこんなに部屋が暖かいなんてすごい!」と言います。
冷房も28度設定で広いリビングでも十分涼しいです。気密性と住み心地の良さを感じます。
まさに高気密高断熱住宅
2013年から2014年にかけて注文住宅で積水ハウスで家を建てました。ZEHなどの当時の最先端仕様にしたため、総額8000万円くらいになりましたが、今でも住み心地は最高です。
冬は暖かく、夏は涼しいのを実感しており、光熱費も売電費用などを差し引くと、ほぼプラスマイナスゼロになります。
担当者に伺ったところ、家の防寒性能は東北地方並みの防寒仕様になっていると聞いています(私の家は埼玉県にあります)。
駅も近く、庭も満足できる広さを確保できているので、まさに終の棲家が完成したと思っています。
購入金額は確かに高額でしたが、満足した買い物ができたと思っています。
暖かいのに結露が出ない
住み始めて3年が経とうとしていますが、家族みんな「積水ハウスで建てて本当によかったね」と大満足しています。
住み心地についても、その快適さはかつての実家やマンションの比ではありません。
実家では寒さ、マンションではひどい結露に悩まされていました。
しかし、新居に住み始めてからは、冬は暖房の暖かさが逃げにくく快適に過ごせていますし、ペアガラスやサッシのおかげか結露を見たことがありません。
よかった点ばかり挙げてしまいましたが、デメリットを挙げようと思ってもすぐに思い浮かびません。
今後、長年住んでいくうちに、もしかしたら何か出てくるのかもしれませんが、今現在は本当に快適に生活できています。
マンションの中部屋より快適
積水ハウスで新築平屋の一戸建てを建てて約10ヶ月です。今のところ特に不満はありません。
自分たちの予定していた金額よりも高くはなりましたが、それ以上の満足が得られています。
我が家は鉄骨平屋建てです。鉄骨は「夏は暑く冬は寒い」というイメージがあるかもしれません。ですが、これは結局のところ、個人の感じ方にすぎないと思います。
現在の戸建てに住む前は、鉄筋コンクリートの分譲マンションに住んでいました。そして、新居が完成するまでの間の1年間、木造の賃貸アパートに住みました。
分譲マンションの部屋は中部屋で、夏の暑さや冬の寒さがあまり気にならず、快適だと感じていました。
そして、木造のアパートに移り住んでからは「夏は蒸し風呂のように暑く、冬は冷蔵庫のように寒い、窓は結露がする」といった感じで、住み心地の悪さを感じました。
そのような経験を経て、一戸建てに移り住んだ今、分譲マンションと同じように、夏の暑さも冬の寒さもそれほど感じられず、一年中快適だと感じています。
窓はトリプルサッシが標準となっており、結露することもありませんし、外の音もまったくと言っていいほど気になりません。
ダイワハウス
断熱等級 | 7(最高ランク) |
---|---|
UA値 | 0.26(ウルトラW断熱仕様) |
C値 | 非公開(推定1.0~2.0) |
施工実績 | 多い |
換気システム | 第3種換気 |
木造と鉄骨造の両方の家づくりをしているハウスメーカーです。断熱等級7に対応している数少ないハウスメーカーの1つでもあります。
ダイワハウスでは「スタンダードV」や「プレミアムW」などといった断熱仕様を出していますが、その中でもトップの断熱性能を誇る「ウルトラW」という仕様が断熱等級7をクリアしています。
「ウルトラW」は2023年に登場したのですが、断熱等級7を取得するために開発されたといっても過言ではないほどの高気密高断熱仕様で、これでもかというくらい分厚い断熱材を使っています。
ただし、この「ウルトラW」を選べるのは木造だけであるという点には注意が必要です。鉄骨造ではウルトラWよりも断熱性能が下がる「エクストラV」が最高となりますので、鉄骨造では断熱等級7には対応していません。
ちなみに、ダイワハウスの営業マンでも、鉄骨造に「エクストラV」を採用するという提案があまり出てこなかったりしますので、鉄骨造を選ぶ場合は断熱仕様を「エクストラV」まで上げることをおすすめします。
「ダイワハウスの特徴・メリット」のページでは、ダイワハウスの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
断熱・気密についての口コミ
古い実家とは比べられないくらい暖かい
ダイワハウスは「夏は涼しく冬はとても暖かい」です。実家は古い木造なのですが、帰った時の暖かさの違いをとても感じます。
実家に帰ると底冷えしてしまうこともあり、冷えからお腹が痛くなることが度々ありますが、ダイワハウスの家ならスリッパもいりません。
床暖房も完備していますが、つけません。つけた意味がなかったと感じるくらいです。
そして、夏場冬場も快適に過ごせるので光熱費が安く済みます。
一軒家になると光熱費があがると言われていますが、私は逆に光熱費が下がりました。本当に快適に過ごせています。
大手だからというわけではないのですが、大手のハウスメーカーはやはり行き届いているなと感じます。
高気密高断熱+床暖房で快適
家の性能は問題なく、今のところ後悔などはありません。
太陽光発電、蓄電池、エネファームを導入したため、地震や災害で停電になった際にも安心ですし、毎日不安なく暮らせています。
また、太陽光発電は思った以上に売電ができていて、毎月の電気料が2000円ほどとかなり安く、更に売電で6,000円ほどプラスになっているので、電気料が実質0円になっています。
住み心地としては、とても気密性が高いので、冬は暖かく、夏は涼しく、快適です。床暖房を導入したので、冬場はエアコンをつける事なく、暖まります。
断熱性も気密性も高い
太陽光、エネファーム、床暖房(ガス温水式)が設置されており、環境に配慮された住宅になっています。
構造は軽量鉄骨のため、夏は暑すぎるのではないか、冬は寒すぎるのではないかと思われる方がいるかもしれませんが、気密性の高い住宅であることと外張り断熱構造となっている関係で、夏でも熱すぎるということはなく、エアコンもエコモードで十分に冷えます。
冬に至っては、真冬でもそこまで寒くはならず、床暖房だけで部屋全体が温かくなるくらいです。
夏も冬も不快なく生活できますので、住み心地には大変満足しています。
外張り断熱で快適に暮らせる
全体的に家の住み心地はかなり良いです。
家の性能については、鉄骨住宅という事もあり、特に冬場の断熱性能が気になっていましたが、実際に住んでみるとそんなに気になりません。
外張り断熱工法で、家の中で一度温めた熱を外に逃がさないような造りになっているとのことです。
防音性能はかなり優れており、雨の日は窓を開けないと気付かないレベルで静かです。
マイホームで安心&快適に生活できています。
断熱性の良い家
ハウスメーカーがしっかりしているからか、家の性能としては申し分無いです。断熱も良く、光熱費が以前の家より安くなりました。
おしゃれさとは無縁の建築士さんでしたが、奇抜なことをしなかったためか、普通に住み心地も考えられていていいです。
ミサワホーム
断熱等級 | 6 |
---|---|
UA値 | 0.38(高断熱仕様) |
C値 | 非公開(推定0.7~1.5) |
施工実績 | 多い |
換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
南極の昭和基地を建てたことでも知られるハウスメーカーです。日本のどこよりも過酷な気候である南極で、36棟もの建物を建てています。
南極で培われた経験もあり、公表されているUA値は0.38と、優秀な数値を記録しています。
また、高気密高断熱住宅を手がける大手ハウスメーカーの中で、ミサワホームが唯一行っていることがあります。それは「気密確約仕様」というオプションです。
気密性(C値)は建物1棟1棟で変わってくるほか、断熱性(UA値)と比べると居住の快適性に与える影響は小さいため、気密性の高さを確約することはほとんどありません。
しかし、ミサワホームでは、C値2.0以下の確約で7万円ほど、1.0以下で20万円ほどのオプションを用意しています。
「ミサワホームの特徴・メリット」のページでは、ミサワホームの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
断熱・気密についての口コミ
技術の進歩を感じさせる暖かさ
ミサワホームのウリである、パネル工法で建てました。足場を組んでから上棟まではたったの3日ほど。あれよあれよという間に組みあがりました。
組み立てはスピーディーですが、家は耐震性にも優れ、そして省エネで暮らせる長期優良住宅の認定を受けています。
また、24時間換気とセントラルヒーティングがついているので、常に良い空気、また家のどこにいても暖かく、北海道住民としては非常にうれしい限りです。
実家も一軒家でしたが、真冬の廊下は常にマイナス、トイレに行くのにも一苦労でしたので、まさに夢のよう。時代の進歩ってすごいですね。
もちろん大手なので「高いねー、よくそんなところ選んだね」と周りからは揶揄されることもありましたが、店頭での対応含め、サービスに満足しているので、後悔はありません。
まさに夏涼しく冬暖かい家
断熱については申し分ないです。冬に暖房をかけていなくても、実家などに比べて明らかに暖かいです。家に入った瞬間にわかります。窓を閉めていれば風などは入ってきません。密閉性も高いです。
住み心地については、冬暖かいのが助かっています。夏はどこでもそうでしょうが、エアコンが必須です。主に木をつかった家なので、気温の変化が穏やかで、住む人の体にやさしいです。
寒冷地でも暖房費が高くない
寒冷地の長野県では別のメーカーが有力ですが、真冬でも暖房費が月々1万5千円くらいで済むことを考えると、断熱は悪くないと思っています。
住み心地については、吹き抜けにはしたくないけれど天井の高い家に住みたかったので、1階リビングを2m90cmのかなり高い天井にしました。そのおかげでとても開放感があり、毎日爽快な気持ちで生活を送っています。
断熱性が高くて過ごしやすい
ミサワホームで建てて大変満足です。
当初は、ミサワホームが分譲している土地を気に入り、土地優先でミサワホームに決めたのですが、デザイン、家の性能、住み心地、アフターサービスどれも大変満足しています。
住み心地に関しては、南極観測隊の建物にもミサワホームのものが採用されているということもあり、断熱性能は高いと思います。冬は熱が逃げにくく、暖かさを保てているので、住み心地も良いです。
魔法瓶のような家
10社近くのハウスメーカーを見て回りましたが、ミサワホームの性能とデザイン性に惹かれました。
私たちが家を建てる前に重要視していたことは断熱性でした。実家が冬とても寒かったということもあって、冬でも暖かい家がいいと思い、何社もハウスメーカーを見て回りました。
ミサワホームは木造の家ですが、木質パネル接着工法という特許を取得した独自の工法を採用していて、非常に隙間が生じにくい魔法瓶のような家です。
さらに南極の昭和基地にある建物の実に9割がミサワホームだということが判明し、南極でも建てられるくらいの断熱性を秘めているのか…!と驚愕しました。
ミサワホームなら床暖房や全館空調にもお金をかけなくても、建物そのものの断熱性を活かして、家の中の温度を快適に保てるのではないかと思いました。
実際に住んでみての感想ですが、冬場は本当に暖かいです。
実家に住んでいた時はエアコンフル稼働だったのですが、冬場寝る前にリビングのエアコンを消して無暖房の状態にしても、朝起きてリビングに向かうとまだ熱が残っています。
これには想像以上にびっくりしました。当然ながら結露はまったくなく、冬場も夏場も快適に過ごしております。
三井ホーム
断熱等級 | 6 |
---|---|
UA値 | 0.39 |
C値 | 非公開(推定0.5~1.5) |
施工実績 | 多い |
換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
ツーバイフォー工法のリーディングカンパニーとして知られるハウスメーカーです。まるで輸入住宅のような欧米風デザインの家づくりを得意としています。
屋根には160mmのダブルシールドパネルを、外壁には140mmの高性能グラスウールを採用するなど、厚みのあるしっかりとした断熱材を使うことで、標準仕様でもUA値0.39という優秀な数値を記録しています。
また、ツーバイフォー工法はパネルを組み合わせて家を建てるという工法なので、家全体の隙間を小さくしやすいというメリットもあります。
三井ホームも他の多くのハウスメーカーと同様にC値は公開していませんが、工法そのものが一般的な在来工法の木造や鉄骨造と比べて気密性を高くしやすいため、高断熱だけでなく、高気密の面でも期待できます。
ちなみに、オプションにはなりますが、三井ホームは全館空調導入の実績もナンバーワンのハウスメーカーとなります。「高気密高断熱+全館空調」によって、より「夏涼しく冬暖かい家」になること間違いなしです。
「三井ホームの特徴・メリット」のページでは、三井ホームの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
断熱・気密についての口コミ
宮城の冬の寒さでも問題なし
工法はツーバイフォー工法です。三井ホームの建築担当者の話を聞くと、ツーバイフォー工法は予め断熱材を入れた強固な壁を組んでいく工法で、この工法により地震に強い事を説明されました。
高気密高断熱なので、冬はあまり温度が下がらず、寒い宮城県にも関わらず、室内の観葉植物は冬でも大丈夫です。
断熱性も気密性も高い
断熱性、気密性を気にして建ててもらい、冬は暖かく、暑い時期も室内は快適に過ごせています。
設計や内装担当の方は外部の方でしたが、対応が早く、抜け目のない仕事ぶりで、こちらの意見も汲み取ってプラスアルファの提案をしてくださいました。
おかげで、家の構造や内装はとても満足のいく仕上がりになりました。
全館空調はやっぱり快適
外観デザインと全館空調が決め手で、三井ホームに決めました。
全館空調により、夏は涼しく、冬は暖かく、まさに快適の一言です。
今後気になる点は、電気代が何年上がり続けて、全館空調の電気代がどこまで高くなるかということです。どうにかもっとエコな全館空調が出てくることを期待します。
家全体の温度がほぼ一定で快適
経年で多少劣化したものの、性能は満足です。建てつけが悪くなったり、傾くことなどももちろんありません。
建物の向きの関係もあるのでしょうが、一階二階の部屋全体の室温がほぼ一定で、夏は涼しく、冬は暖かいです。全館空調を導入したものの、それに頼りすぎることはありません。
二世帯住宅の割には冷暖房費は安いと思います。
特に冬は断熱効果を感じる
住み心地はとても快適です。お風呂・トイレ・キッチンなどの生活空間も使いやすいように設計してくださいました。
こちら側の希望を最大限叶えてくださったので、かなり無理をしてくださったのではないかと、感謝しています。
また、夏は涼しく、風通しがとても良いだけでなく、吹き抜けがあるので見た目も涼しげです。冬は断熱効果で暖かいです。
住友林業
断熱等級 | 6 |
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UA値 | 0.41 |
C値 | 非公開(推定0.6~1.4) |
施工実績 | 多い |
換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
質の高い木材を使った「木の家」を建てているハウスメーカーです。主にビッグフレーム構法と呼ばれる方法を採用し、高気密高断熱の家づくりを行っています。
標準仕様では「充填断熱」という断熱が取られていて、断熱材にはグラスウールを採用しています。
グラスウールの断熱材にも種類があるのですが、住友林業では断熱施工と気密施工が同時にできるタイプを採用することで、高い断熱性と気密性を確保しています。
一方で、このタイプの断熱材は隙間がないようにしっかりと詰めないと、断熱性も気密性も下がる可能性がありますので、断熱施工時には実際に現場に足を運んで確認することをおすすめします。
なお、北海道や東北などの冬の寒さが厳しい地域向けに「北海道仕様」もあります。こちらは「充填断熱」ではなく「付加断熱」という方法になっていて、より高い断熱性能が期待できます(UA値は非公開)。
「住友林業の特徴・メリット」のページでは、住友林業の断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
断熱・気密についての口コミ
無垢材の触り心地がいい
住友林業ならではの木の質感がとても優しいと感じる家です。耐震性能が高く、外壁等の耐用年数も長く、故障したこともありません。
24時間換気で常に空気の入れ替えがされており、常に室内の空気が綺麗だと感じられます。
断熱性や気密性(防寒耐性)も高いです。冬はつららができたこともないですし、室内が乾燥しやすく、カビが発生しにくいです。
また、日当たりを考えて設計の提案をしてくれたので、一日中明るいのも気に入っています。
特に自慢したいのは無垢材を使った床。木の質感が非常によく、触り心地がいいです。床で昼寝をしたくなるほど心地いいです。
冬でもスリッパなし
住友林業でのみ取り扱える無垢の床材が本当に素敵です。独特の風合いで、素足で過ごしていても快適です。
断熱性能も良いので、我が家は冬でもスリッパなしで生活しています。冬は、暖房はエアコンのみで大丈夫でした。とてもあたたかいです。
ただ、気密性の良さにより、結露は少し気になりました。冬は寝室では就寝時に加湿器をつけているのですが、朝起きると窓は必ず結露していました。
それだけ、気密性が高いのだということで納得はしていますし、それに何かしらの対策をすれば、そこまで気になることではありません。
真夏でも真冬でも快適
入居して6年以上経ちますが、家の性能については大変満足です。高断熱&高気密で、真冬や真夏でも床暖房やエアコンがあれば、家中快適に過ごせています。
実家やアパート住まいの時と比べても、冬の寒さの感じ具合がまったく異なります。寒がりなので一番よかった点です。
また、結露は一度も経験しておりません。
希望していた無垢床は、傷も増えて来ていますが、それもまた味わいかなと思っています。キレイに掃除した後は特に、サラサラした床がとても気持ち良いです。
北陸の寒さでも問題なし
初めての住宅購入で要領がわからなかったのですが、構造から間取り、インテリアや外構まで、すべてをこちらのイメージ通りに提案してくださったことがとても嬉しかったです。
木造で心配していた冬の寒さも、暖房を使用することで問題なく、気密性も抜群で快適に過ごしています。
高いイメージでいたハウスメーカーですが、こちらの予算も理解した上でのご提案をしてくださり、自分も妻も含めた希望通りの自宅になったと思っています。とても良いハウスメーカーです。
冬でも木のぬくもりを感じられる
住友林業の住宅は無垢の木を使用しているので香りに癒されますし、裸足で過ごすと木のぬくもりを感じられて心地良いです。
無垢材もたくさん種類があって、木の種類によって家の中の雰囲気が変わるので、どの無垢材にしてどんな雰囲気の家にするのか考えるのが楽しかったです。
家の性能については、夏は特別涼しいとは感じませんが、秋冬の暖かさは確かにわかります。真冬以外は暖房器具を付けなくても快適に過ごせています。
私の家の場合、35坪で3800万円くらいで少々高めかなと思いますが、その値段に納得できるほど、あらゆる点でクオリティが高いので満足しています。
セキスイハイム
断熱等級 | 6 |
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UA値 | 0.36(北海道仕様) |
C値 | 木造0.99以下・鉄骨造2.0以下 |
施工実績 | 非常に多い |
換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
「あったかハイム」のCMで有名なハウスメーカーです。暖かさを全面にアピールしたCMを一時期集中的に流していたため、「セキスイハイムは暖かい」というイメージをなんとなく持っている人も多いのではないでしょうか。
セキスイハイムは、木造も鉄骨造もユニット工法で家づくりを行っています。精度の高い工場生産できる部分を増やして、現場での施工工数を減らすというスタイルであるため、職人の技量に左右されにくい方法です。
断熱性や気密性は職人の技量で変わることも少なくないため、高気密高断熱住宅を建てるという点でもセキスイハイムのユニット工法は理にかなっています。
断熱性をあらわすUA値は0.46と優秀な数値を記録しており、さらに北海道仕様だと0.36まで上げることもできます。
気密性も自社基準が設けられていて、C値は木造で0.99以下、鉄骨造で2.0以下と、こちらも優秀な数値となっています。
ただし、ユニット工法ならではの「間取りに制限がある」というデメリットもあり、特に木造の方は大手ハウスメーカーの中ではかなり間取り自由度が低いという点に注意が必要です。
「セキスイハイムの特徴・メリット」のページでは、セキスイハイムの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
断熱・気密についての口コミ
岩手の寒さでもエアコンのみで大丈夫
セキスイハイムの「工場生産」が魅力的に感じて、契約しました。精密に作られており、品質管理がとても良いです。
木造だと建築中どうしても雨天時に雨に当たってしまいますし、腐る可能性もあるので、工場生産はとても気に入っている部分です。
住み心地もとても良く、家の前で近所の子どもが遊んでいるのですが、ほとんど声は聞こえません。また、道路工事などを近くでしていても、騒音に悩まされることなく生活できています。
断熱性や気密性もとても良く、冬はエアコンだけでも十分に暖かいです。
C値は高めだけど満足
オール電化を選択し、4.8kWの太陽光発電パネルを搭載しました。
私が住む新潟県は雪が降るので、雪が積もってしまうと発電されず、売電も全然できませんが、雪が降らなければ月に使用する電気代以上に売電できていて、とても助かっています。
鉄骨造なので気密性能を示すC値は少し高めでしたが、エアコン1台で十分暖かいですし、快適に過ごせています。
しかし、外気温が氷点下までいくと、エアコンだけでは足元が暖まらず、素足だと寒く感じてしまいます。
高断熱で空調の効きが良い
セキスイハイムで新築しました。スマートパワーステーションを選びましたので、太陽光発電システム+蓄電池を採用しています。
共働きかつ子供は保育園なので使用電力量が少ないこともありますが、4月5月の実績では、売電金額は電気料金の3倍くらいになっています。
空調に関しては、快適エアリーを採用しました。エアコンとは違い、部屋全体の気流を作って、温風・冷風を循環させるというシステムなのですが、これが文字通り快適です。
「直接の風は感じないけれども、暖かい、涼しい」こういった感覚をもちます。
断熱がしっかりしているので、空調の効きも問題なく、暖房はすぐに暖まり、冷房はすぐに冷えます。ただ、部屋中に点々とある排気口・給気口を定期的に掃除しなくてはならないのが、多少のデメリットですかね。
総合的にはセキスイハイムで建築してよかったと思っています。
優しい暖まり方
気密性・断熱性はとても満足しています。窓がペアガラスになっており、冬に窓に手をあてても冷えることはありません。
セキスイハイムの特徴である快適エアリーを導入したことで、冬も暖かく、エアコンを稼働させることはありません。
ただ、「ふんわりあったかい」という表現が適切であり、体の芯まで暖まりたい方は、別途暖房器具を準備したほうが良いと思います。
快適エアリーは好みが分かれるかも
セキスイハイムで2階建ての注文住宅を建てました。
家の住み心地としては、断熱面に関して言うと、九州住まいであれば十分です。
快適エアリーという空調機器があり、床下のダクトから暖かい空気・冷たい空気が送られてきます。
我が家も快適エアリーを採用していますが、冬は乾燥しやすいような気がします。
夏は冷風が床の通風口から噴出されるため、その側にいるとかなり寒いです。好みが分かれる機器だと思います。
我が家は傾斜屋根を選択したため、屋根裏部屋を設けられました。3.5畳ほどの小さな空間ですが、たくさんの不要なものを入れられて重宝しています。
また、その空間があることで、夏にふりそそぐ太陽からの熱を少し遮断できているような気がします。
パナソニックホームズ
断熱等級 | 6 |
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UA値 | 0.46(ダブル断熱仕様) |
C値 | 非公開(推定2.0~3.0) |
施工実績 | 多い |
換気システム | 第1種換気 |
日本を代表する電機メーカーであるパナソニックから生まれたハウスメーカーです。鉄骨造を専門に扱っていて、一般的な住宅の3階建てまでではなく、4~9階建ての高層住宅も得意としています。
断熱は「基礎断熱」と呼ばれる方法を採用していて、鉄骨造の中では断熱性も気密性も比較的確保しやすいという特徴があります。
また、断熱性能を上げるダブル断熱仕様というオプションもあります。ハイグレード使用と呼ばれることもあるのですが、ダブルの名の通り、ほぼ2倍に近い断熱材を使っていて、かなりおすすめのオプションです。
以前はUA値0.6(断熱等級5相当)と公表していましたが、断熱等級が新しくなってからは高気密高断熱にさらに力を入れるようになり、現在では6まで対応可能となっています。
ちなみに、パナソニックホームズは全館空調システム「エアロハス」も大人気です。高気密高断熱住宅にエアロハスを加えることで、一年中より快適に過ごせるようになります。
「パナソニックホームズの特徴・メリット」のページでは、パナソニックホームズの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
断熱・気密についての口コミ
4000万円台前半の鉄骨造2階建て
パナソニックホームズで鉄骨造の家を建てました。
断熱性や遮音性にも優れているので、夏は涼しく、冬は暖かく、外の騒音も気になりません。
鉄骨造の家は高価ですが、その分品質や安心感があります。パナソニックホームズで家を建てて本当に満足しています。
鉄骨造2階建ての家
家の性能に関してはとても良いです。冬は暖かく、夏は涼しかったです。また、鉄骨造のため、地震の際も木造より断然安心でした。
パナソニックの製品が安く仕入れられるため、他ハウスメーカーで建築した際は予算上断念したパナソニック製品を存分に使えました。
トヨタホーム
断熱等級 | 6 |
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UA値 | 0.46 |
C値 | 非公開(推定2.5~3.5) |
施工実績 | 多い |
換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
世界屈指の自動車メーカーとして知られるトヨタから生まれたハウスメーカーです。木造と鉄骨造の両方で家づくりが可能ですが、木造はまだ始めたばかりで、ほとんどの方が鉄骨造を選んでいます。
断熱性に関しては必要十分と言ったところです。断熱性グレードアップのオプションが必要になりますが、UA値0.46まで上げられるため、寒冷地以外であれば断熱等級6までクリアできます。
一方で、気密性はそこまで高くありません。カタログやホームページでは公開されていませんが、通常仕様でC値2.8、高気密仕様でC値1.8~2.4が、社内の基準とされています。
断熱性・気密性がすばぬけて高いという訳ではありませんが、他の鉄骨造ハウスメーカーと比べると、費用はやや抑えられる傾向があるため、コストパフォーマンスは悪くありません。
また、トヨタホームでは全館空調「スマート・エアーズ」も用意されています。これを採用すれば、各部屋の温度差をプラスマイナス1度以内にコントロールでき、夏も冬もより快適に過ごるようになります。
「トヨタホームの特徴・メリット」のページでは、トヨタホームの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
断熱・気密についての口コミ
断熱性は必要十分
断熱性についてはやはり鉄骨系のメーカーだからなのか、そこまで高い性能ではないですが、エアコン等の家電で賄えるレベルなので今のところ特に困ってはいません。
電気代も、夏冬ともに特段高くはありませんでした。
冬でも寒さをあまり感じない
家の性能としては満足しております。
冬は家の中にいるときは寒さをあまり感じず、暖房の温度もあまり上げずに済むので節約にもなっております。
住んで4年ほどになりますが、壁紙などもまったく剥がれてきておりませんので、不満はまったくありません。
スマートエアーズで夏は涼しく冬は暖かく過ごせる
住み心地がとても良くて気に入ってます。スマートエアーズを採用したこともあって、夏はどの部屋も涼しく、冬は暖かく、快適です。
玄関から一歩入っただけで、心地のいい気温が広がっていて、採用して良かったなと毎日感じています。
他にも、営業の担当の方がとても頼りになるので、わからないことや不安なことを相談すると、すぐに駆けつけてくださったり、連絡をくれたりします。
本当にトヨタホームで建ててよかったなと感じています。
「高気密高断熱+全館空調」の快適さを実感
理想の営業マンと出会え、土地探しから、建てたあとのアフターサービスまで、大満足です。
中でも気に入っているのは、スマートエアーズ(全館空調システム)です。暑い夏も、寒い冬も、家中がとても快適で暮らしやすいです。
2児の子どもを子育て中なのですが、子どもを遊ばせる部屋と昼寝をさせる部屋など、室温を気にすることなく、各部屋を気兼ねなく行ききでき、大変快適です。
同じく子育て中の私の妹もスマートエアーズを気に入ったようで、先日トヨタホームと契約をし、家づくりのプランを進めているところです(もちろんスマートエアーズつきです)。
マイホームを建てることは、人生において二度とない、大きな大きな買い物ですが、後悔なく、満足のいく家を建てられて、トヨタホームにはとても感謝しています。
断熱性が高くて快適
家の断熱や間取り、アフターサービス全般など、まったく問題ありません。
断熱性能は高い方だと思います。寒暖差が激しい地区ですが、露で窓が濡れたりすることはありません。
特徴はない家ですが、大きなトラブルもなく、快適に住めていますので、デザインにこだわりはなくとも、安心安全に住める家を探している人にはおすすめです。
木造よりは断熱性・気密性が少し下がるかも
断熱は、住む分には気になることはありませんが、実家の木造住宅と比べると少し暖かさのレベルは下がる気がします。
なお、打ち合わせからアフターサービスまで、とても丁寧な対応で、トヨタホームで建てたことには満足しています。
ヘーベルハウス
断熱等級 | 5 |
---|---|
UA値 | 0.6 |
C値 | 非公開(推定2.0~3.0) |
施工実績 | 非常に多い |
換気システム | 第1種換気・第3種換気 |
地震や災害などにとにかく強い家を建てるハウスメーカーです。過去に大きな地震が起きた地域や、今後大地震の可能性があるとされている都市部で特に人気があります。
鉄骨と独自のヘーベル板を用いた「頑丈な家」が魅力ではありますが、断熱等級が改正されてから断熱材の厚みを増やすようにしたなどの対策も取っていて、断熱性にもこだわりを感じさせます。
それでも、先に登場したような他の大手ハウスメーカーと比べると、断熱性も気密性も少し弱めではあります。UA値は断熱等級5までの数値ですし、C値もその構造上さほど期待はできません。
ただ、ヘーベルハウスはもともと寒冷地(地域区分1~4)がエリア外なので、寒冷地もエリアに含まれている他の大手ハウスメーカーと比べて、そこまで高断熱高気密を追求する必要がないというのも事実です。
ちなみに、ヘーベルハウスを選ぶのであれば、無垢床を採用することをおすすめします。普通のフローリングよりも断熱性があり、素足で立ってもあたたかさを感じられます。肌触りも良いのでぜひ検討してみてください。
「ヘーベルハウスの特徴・メリット」のページでは、ヘーベルハウスの断熱性・気密性に関する詳しい解説も読めます。
断熱・気密についての口コミ
「ヘーベルハウスは寒い」なんてことはない
ヘーベルハウスはネオマフォームという独自の断熱材を使用しています。「ヘーベルは寒いのではないか」という噂も多いですが、私の体感としてはそこまで寒くないです。
エアコンをかけると割とすぐに暖まりますし、床暖房は最高です。
総じて満足な家となりましたが、値段が高いです。本当に高いのが辛いところです…。
高気密高断熱を実感
家の断熱、防音、耐震性には大変満足しています。
へーベル板の性能のおかげで夏は暑くなく、クーラーが良く効いてくれて、外に出た時の気温差に驚かされます。
冬も、暖房や床暖のおかげで快適にすごせていますし、部屋を一度温めてしまえば、十分温かさが続いてくれています。
住み心地にもとても満足しています。住み始めて8年が経ちますが、快適に日々の生活が送れていられるのも、この家のおかげだと思います。
経年劣化しない断熱材
川の近くに住んでいて、仮に木造にする場合はシロアリや経年劣化が心配されます。
そのため、今後の維持管理にお金のかからない鉄骨構造を希望し、ヘーベルハウスにしました。
断熱材については、一番のうりの一つである「ACLコンクリート」と「ネオマフォーム」のコンビによって、断熱材の経年劣化もほぼなく、長い期間、高い断熱性を誇っています。
具体的な数値では表せませんが、冬は暖かいし、夏は涼しく保ってくれます。
他社はグラスウールやロックウールの断熱材を使うメーカーが多く、川の近くの湿度が高いところでは、個人的にどうしても経年劣化が心配になってしまいます。
そこで、湿度の高い場所でも長く耐熱性を維持できるという観点でヘーベルに決め、見事にその期待に応えてくれました。大変満足しています。
断熱施工もしっかりしていた
ヘーベルハウスにしてよかったと非常に満足しています。
断熱材としてネオマフォームという中間材を採用しており、経年劣化で効果がなくなってしまう心配もなく、夏は涼しく、冬は暖かい家にしてくれています。
ちなみに、建設中に気づいたことですが、下請け業者が非常に厳しく指導されており、仕事がとにかく丁寧でした。
下請け業者の方も「他のメーカーもやっているが、ヘーベルハウスが一番!」ということをよく言っており、ここにして本当に良かったと感じました。
寒いと感じたことはない
家の価格はやはり高かったです。坪単価で100万円を優に超えました。
「へーベルハウスは冬になると室内が寒い」と、インターネットで見かけましたが、寒冷地でないからか、まったく冬が寒いと感じたことはありません。
年中を通して非常に過ごしやすいと感じています。
家の価格は高めではありますが、家の性能やアフターサービスを加味すると、当然の価格であると思います。
自信をもっておすすめできるハウスメーカーです。
まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!
家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。
まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」なのです。これには次のようなメリットがあります。
- 各社の特徴をつかめる
- 希望する間取りの価格や相場を把握できる
- 見積もりをもとに他社の営業マンと交渉できる
ただ、1社ずつ間取り&見積もりをお願いしようとすると、手間も時間もかかって、かなり面倒…。
そこでおすすめなのが毎月5000人以上が利用している「タウンライフ家づくり」です。
タウンライフ家づくりなら…
- オリジナルの家づくり計画書を作ってくれる
- 間取りプランを提案してくれる
- 諸費用を含めた細かな見積もりを出してくれる
- 土地がない場合、希望エリアの土地提案をしてくれる
もちろん全部無料です!希望する複数のハウスーメーカー・工務店から「間取り&見積もり」をもらえます。
こんな間取りや見積もりが届きます
無料でも、ハウスメーカー・工務店にとっては、大事なお客様ですので、しっかりとした「家づくり計画書」を作ってくれます。
自分の希望が詰め込まれた間取り図を見比べるのは、とても楽しいですよ♪
また、大手ハウスメーカーを含む全国1000社以上が参加している点も見逃せません!
タウンライフ家づくりは100万人以上に利用されてきた(毎月5000人以上!)という実績もあり、安心して利用できるのも嬉しいポイントです。
もはや家づくりの定番サービスと言ってもいいでしょう。それくらい大人気のサービスになっています。
こんな方におすすめ
次のいずれかに当てはまるなら、タウンライフ家づくりはとてもおすすめです!
- 家づくりを始めたいけど、何をすればいいかわからない
- 1円でも安くマイホームを手に入れたい
- 気になるハウスメーカーの間取り&見積もりがほしい
- 地域密着型の優良工務店を知りたい
- まだ表に出ていない土地情報を知りたい
強引な営業もなく、要望欄に「お電話はご遠慮ください」と書いておけば、電話営業もかかってきません。
あなたもぜひ気軽にタウンライフ家づくりを試してみてください。