「二世帯住宅を検討している」というご家庭はとても多いですが、玄関や浴室を1つにするか2つにするかなど、間取りの組み合わせが一般的な住宅と比べて多い分、住みやすい二世帯住宅の提案は難易度が高いです。

そのため、設計力の低いところだったり、二世帯住宅のノウハウに乏しいところだったりすると、住みにくい二世帯住宅になってしまうことも少なくありません。

そこで、数あるハウスメーカーの中でも、特に二世帯住宅が得意なハウスメーカーをランキング形式でご紹介!

ハウスメーカーで二世帯住宅を建てて住んでいる人の口コミも多数あるので、ハウスメーカー選びの参考にしてみてください。

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住みやすい二世帯住宅のチェックポイント

どのハウスメーカーも「二世帯住宅も得意」や「住みやすい二世帯住宅を建てられる」などとアピールしているため、どこも同じように感じてしまいがちですが、次の4つを比べることで「本当に二世帯住宅に強いハウスメーカー」がわかります

  • 断熱性
  • 遮音性
  • 間取り自由度
  • 二世帯住宅の施工実績

住宅性能や間取り自由度については、二世帯住宅ではない一般的な戸建てでももちろん大事ですが、二世帯住宅ならではの「特にここは!」というポイントもありますので、ぜひ確認してください。

また、二世帯住宅の施工実績が豊富であるかどうかも確認しておきたいポイントです。

一般的な戸建ては実績豊富だけれども、二世帯住宅はそんなに多くないというケースもありますので、ハウスメーカー選びの際には過去の施工事例などもちゃんと見せてもらうようにしましょう

断熱性

多くのハウスメーカーが断熱性の高さをアピールしていて、今の新築は昔と比べてかなり快適に過ごせるようになっていますが、二世帯住宅を建てるのであれば断熱性の高さは特に重要です。

なぜなら「高齢者はヒートショックを起こしやすいから」です。

ヒートショックとは、家の中の温度差で血圧の変動が大きくなり、めまいや立ちくらみなどの症状が出ることを言います。

温度差を感じやすい冬の浴室と脱衣所でよく発生していて、失神・心筋梗塞・脳梗塞などを引き起こすことも多く、ヒートショックによる死亡者数は年間19,000人にものぼると言われています。

さらに、この死亡者数の9割が65歳以上となっていて、若い人や健康な人と比べて、高齢者はヒートショックになりやすいことがわかっています。

二世帯住宅の場合、高齢者と共に生活することになりますので、よりヒートショックに気をつけて生活する必要があります。

そして、このヒートショックを防ぐために重要なのが、断熱性の高い家を建てることになります。断熱性が高ければ、家の中の温度差を小さくできるからです。

また、二世帯住宅は3階建てで建てられることも多く、3階建てだと特に上下階で温度差ができやすいというデメリットもありますので、そのデメリットを解消するためにも、断熱性に注目して家を建てることが大事です。

夏は涼しく、冬は暖かく、1年中快適に過ごせる家にするためにも、断熱性の高いハウスメーカーを選ぶようにしましょう

高気密・高断熱なハウスメーカーランキング」も参考にしてみてください。

遮音性

二世帯住宅の場合、親世帯と子世帯とで生活リズムや時間帯が異なるため、普通の戸建てよりも遮音性にこだわる必要があります。

遮音性を気にせずに二世帯住宅を建てた結果、戸建てなのに生活音にすごく気を使って生活しないといけない…などといった後悔例も少なくありません。

上下分離型の二世帯住宅(1階を親世帯・2階を子世帯など)なら床の遮音性に、左右分離型の二世帯住宅(左半分を親世帯・右半分を子世帯など)なら間仕切り壁の遮音性に注目しましょう。

  • 1階親世帯の寝室で寝ているのに、2階子世帯から足音が聞こえる
  • 親世帯のリビングでテレビを見ていると、子世帯の方から子どものドタドタ音が聞こえる

など、音に関する問題が発生しやすいのが二世帯住宅です。

「同じ家に住む家族だから音くらい平気だろう」と思われることも多いのですが、小さな生活音も意外とストレスになってしまいがちですし、逆に音に気を使いながら生活するのもストレスになってしまいます

ストレスフリーで親世帯も子世帯も気持ちよく過ごせる二世帯住宅にするためにも、遮音性にこだわった家づくりをしましょう。

防音性・遮音性が高いハウスメーカーランキング」も参考にしてみてください。

間取り自由度

完全分離型 玄関・LDK・浴室・トイレなどが両方の世帯にそれぞれあるタイプ。1つの建物を上下階(上下分離型)あるいは左右(左右分離型)でわけて、完全に別々に生活できる。
部分共有型 玄関や浴室など、一部を共有するタイプ。LDKやトイレなどの大部分は別となるので、ほとんど別々に生活できる。
完全共有型 玄関・LDK・トイレなど、すべてを共有するタイプ。一般的な住宅に、両世帯の個室(寝室など)を加えるイメージ。ほとんど同居状態で生活する。

二世帯住宅には大きく分けるとこれらの3種類があります。

完全共有型を除いて、LDKや水回りを二世帯分用意する必要があり、土地の広さや施工の工法によっては希望通りの間取りにならないことも少なくありません。

そのため、敷地を最大限に活かして、希望をできるだけ叶えた暮らしやすい二世帯住宅にするには、設計力の高いハウスメーカーを選ぶ必要があります

また、特に二世帯住宅で1番人気のある完全分離型の場合、上下でわけるのか、左右でわけるのか、各世帯のリビング・水回り・居室をどこに配置するかなど、一般的な戸建てよりも間取りのパターンが多いため、間取り自由度も重要となってきます。

設計力や間取り自由度の低いところに依頼してしまうと、開放感や家事動線がいまいちで、住みにくい二世帯住宅になってしまうこともあります。

  • 両世帯とも開放感のあるリビングにしたい
  • 親世帯は段差の少ないバリアフリー仕様にしたい
  • 子世帯は洗濯物が多いからランドリールームがほしい

など、どんな二世帯住宅の家にしたいかといった要望を聞いてくれて、そのうえでプロ目線の提案やアドバイスをしてくれそうなハウスメーカーを選びましょう。

二世帯住宅の施工実績

二世帯住宅の実績が豊富かどうかも、ハウスメーカー選びの際にチェックしておきましょう。

一般的な戸建てと比べると、二世帯住宅の需要は小さいため、二世帯住宅にはあまり力を入れていないというハウスメーカーや工務店も少なくありません。

先述の間取り自由度の項目でも触れましたが、二世帯住宅には完全分離型・部分共有型・完全共有型の3種類があり、間取りの組み合わせも様々です。

二世帯住宅の施工実績が多ければ、「どのタイプの二世帯住宅が合っているのか」「親世帯と子世帯の両方が快適に暮らすためのアイデア」など、過去の経験にもとづいた魅力的な二世帯住宅の提案をしてもらえます。

また、二世帯住宅は3階建てで建てられることも少なくありませんが、3階建ての場合は高さ制限・斜線制限・日影規制といった法規制も受けやすいです。

規制を守りながら敷地を最大限に活用した二世帯住宅を建てるためにも、過去の経験や実績はとても重要となります。

二世帯住宅の実績があまりないところだと、住みにくい二世帯住宅になってしまったり、限られた敷地を最大限に活かせなかったりと、理想通りの二世帯住宅にならないこともあります。

そのため、ハウスメーカー選びの際には、検討しているハウスメーカーの二世帯住宅の施工実績を確認することが重要です。担当者に過去の二世帯住宅の事例をしっかりと見せてもらいましょう。

完全分離型・部分共有型・完全共有型の3種類それぞれの事例を見せてもらい、その中から自分たちの二世帯住宅に取り入れたい部分などを伝えることで、よりよい提案が出てくるはずです。

ヘーベルハウス

断熱等級 5まで対応可
遮音性能 床:○(LL-55 / LH-60)
間仕切り壁:◎(70dB→30dB)
間取り自由度
施工実績

耐震性や耐久性の高さが特徴のハウスメーカーです。今後、地震や災害が発生する可能性があると予想されている都市部で特に人気があります。

「二世帯住宅」という言葉を生んだハウスメーカーとしても知られています。1975年に業界初の二世帯住宅を発表し、1980年には二世帯住宅研究所を設立するなど、まさに二世帯住宅のパイオニア的存在です。

40年以上も二世帯住宅について研究し続けた結果が、高い顧客満足度にも現れています。

  • 親との同居満足度:91%
  • 孫の同居満足度:90%
  • 介護時も安心:98%

このように、ヘーベルハウスで二世帯住宅を建てた人の9割以上が満足しているという非常に高い評価を得ています。

2階建てだけではなく、高い耐震性を活かした3階建ても得意としていますので、土地が限られていても大丈夫です。二世帯住宅を建てるのであれば、ヘーベルハウスも候補に入れてみてください。

ヘーベルハウスの評判・坪単価」のページでは、ヘーベルハウスの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。

積水ハウス

断熱等級 7まで対応可
遮音性能 床:◎(LL-55 / LH-60)
間仕切り壁:記載なし
間取り自由度
施工実績

日本一の戸建て施工実績を誇るハウスメーカーです。数十年にわたり業界のトップランナーとして走り続けていて、まさに日本一のハウスメーカーと言えます。

木造でも鉄骨造でも、高い設計力や間取り自由度を活かした「大空間」を得意としていて、親世帯のリビングも子世帯のリビングも、明るく開放感のあるスペースに仕上げられます。

また、暮らしやすさの研究開発を行う「積水ハウス総合住宅研究所」では、二世帯住宅や多世帯住宅に関する研究も行っています。

  • 床衝撃音を大幅に低減できる高遮音床システム
  • 親世帯も子世帯も快適にくつろげるファミリースイート
  • 安全で使いやすく、さらに心地よさも感じられるユニバーサルデザイン

など、理想の二世帯住宅に必要なものがなんでも揃っています。

「できないことはない」と言われるほどの高い技術力を持ったハウスメーカーですので、二世帯住宅を建てるなら積水ハウスは候補から外せません。

積水ハウスの評判・坪単価」のページでは、積水ハウスの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。

セキスイハイム

断熱等級 6まで対応可
遮音性能 床:○(L-55)
間仕切り壁:◎(75dB→40dB)
間取り自由度
施工実績

ユニット工法で木造と鉄骨造の家づくりを行うハウスメーカーです。工場生産であるため、設計通りの高品質な家を建てられる点が大きな魅力で、工期も比較的短めになっています。

そんなセキスイハイムの二世帯住宅は「安心性・柔軟性・経済性・快適性」の4つにこだわって建てられている点が特徴です。

  • 安心性
    家全体で揺れを吸収するボックスラーメン構造を採用。耐震等級・耐風等級で最高等級をクリアし、実大実験でも地震への強さが実証されているため、親世帯も子世帯も安心して生活できる
  • 柔軟性
    セキスイハイムのユニット工法は、壁や筋交いが少ないのも特徴。増床や壁の位置の変更が可能であるため、吹き抜けを居室にしたり、広いリビングを複数の居室にわけたりなど、将来の家族構成の変化にも柔軟に対応できる。
  • 経済性
    建物面積が大きくなりがちな二世帯住宅でも、セキスイハイムなら住まいの維持費を抑えられる。高耐久の外壁と屋根材を使うことでメンテナンス費用を抑え、大容量太陽光発電と蓄電池で電気代を軽減できる。
  • 快適性
    小さな子どもも高齢者も一緒に暮らすから、空気質や温度差への配慮が大事。高性能フィルターを搭載した「快適エアリー」で、花粉や粉塵などの有害物質を除去。さらに空気を循環させることで居室間の温度差を軽減できる。

このように、セキスイハイムでは二世帯住宅や多世帯住宅ならではの工夫や配慮もされていて、親世帯と子世帯、さらには孫世帯まで、一緒に快適に過ごせる家を建てられます。

セキスイハイムの評判・坪単価」のページでは、セキスイハイムの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。

パナソニックホームズ

断熱等級 7まで対応可
遮音性能 床:◎(LL-50 / LH-60)
間仕切り壁:◎(70dB→35dB)
間取り自由度
施工実績

3階建て以上の多層階を得意とする、パナソニックグループのハウスメーカーです。多層階住宅と二世帯住宅は相性がよく、賃貸併用型二世帯住宅や店舗併用型二世帯住宅も得意としています。

そんなパナソニックホームズの二世帯住宅は「融合タイプ・半融合タイプ・半独立タイプ・独立タイプ」の4つの間取りプランが用意されています。

  • 融合タイプ
    すべての空間を親世帯と子世帯とで共有するタイプ。母と娘で家事や子育ての協力がしやすいことから、妻の両親と同居する二世帯住宅で採用されることが多い。大家族でふれあいを重視したい人におすすめ。
  • 半融合タイプ
    玄関・LDK・浴室を共有し、親世帯と子世帯にはそれぞれサブリビングやサブキッチンを用意するタイプ。融合タイプと同様に大家族での暮らしを楽しみながらも、各世帯の空間もきちんと確保できる。
  • 半独立タイプ
    玄関とLDKを共有し、親世帯と子世帯にサブリビング・サブキッチン・浴室を用意するタイプ。二世帯住宅の中でも何かと気を使うことの多い浴室を各世帯に設けることで、気兼ねなく大家族の暮らしを楽しめる。
  • 独立タイプ
    すべての空間を親世帯と子世帯とで完全に分離するタイプ。各世帯のプライバシーがしっかりと守られていて、特に夫の両親と同居する二世帯住宅で人気がある。二世帯住宅特有のストレスを最小限に抑えられる。

「どのタイプが自分に適しているかわからない」という人も心配いりません。パナソニックホームズが長年培ってきた二世帯住宅のノウハウを持った担当者と相談して決められます。

特に3階建て以上の多層階住宅で二世帯住宅を考えている人は、ぜひパナソニックホームズも検討してみてください。

パナソニックホームズの評判・坪単価」のページでは、パナソニックホームズの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。

ダイワハウス

断熱等級 7まで対応可
遮音性能 床:○(L-65)
間仕切り壁:記載なし
間取り自由度
施工実績

断熱等級7に対応している数少ないハウスメーカーの1つです。高い天井の大空間づくりを得意としていて、二世帯住宅も大空間を取り入れた間取りが人気となっています。

そんなダイワハウスの二世帯住宅は「提案力・技術力・将来対応力」の3つにこだわって建てられている点が特徴です。

  • 提案力
    ①親世帯と子世帯の生活リズムの違いに着目して、玄関・階段・寝室・水回りの配置に工夫を加えた提案。
    ②孫育てにも、介護にも便利な生活動線の提案。今だけではなく、将来を見据えたプラン作成。
    ③各世帯の持ちものや共有して使うものを把握したうえで、家事や動線も考慮した収納を提案。
  • 技術力
    ①エネルギー吸収型耐力壁を採用し、天井高2m72cm・開口幅7m10cmという大空間を実現。
    ②外壁材・外壁塗料にこだわって高い耐候性を実現。メンテナンス費用の低減につながっている。
    ③「マルチプレックス遮音床」と「ALC床」を採用することで高い遮音性を実現
  • 将来対応力
    ①高い断熱性と太陽光発電を組み合わせることで、経済的で災害にも強い二世帯住宅に。
    ②マイホーム借上げ制度に対応しているため、空き家になっても賃貸に出しやすく、家賃保証もある。

このように、ダイワハウスでは二世帯住宅での生活に関するノウハウも豊富で、両世帯が住みやすい家づくりを行っているため、安心して二世帯住宅を任せられます。

ダイワハウスの評判・坪単価」のページでは、ダイワハウスの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。

住友林業

断熱等級 6まで対応可
遮音性能 床:○(LL-55 / LH-60)
間仕切り壁:-30dB
間取り自由度
施工実績

外観も内装もデザインセンスがよく、おしゃれな家が建てられると評判のハウスメーカーです。木にこだわった家づくりをしていて、木造住宅を考えている人から特に人気があります。

住友林業オリジナルのビッグフレーム(BF)構法が高い耐震性を発揮するため、木造でも大開口や大空間の間取りを実現できるなど、間取り自由度が高い点も魅力的です。

二世帯住宅だと「暮らしやすさ」ばかりを追い求めて、外観や内装のおしゃれさが忘れられてしまうことも少なくないですが、住友林業ならおしゃれな二世帯住宅を建てられること間違いなしです。

もちろん、二世帯住宅に必須の「暮らしやすさ」もしっかりと考えられています。これまでに蓄積された経験やノウハウをもとに、平屋でも2階建てでも3階建てでも、両世帯とも快適に過ごすための工夫が施されています。

また、ビッグフレーム構法には、構造部分に手を加えずに間取り変更がしやすいという特徴もあり、家族構成やライフスタイルの変化に応じて柔軟に対応できる点もメリットといえます。

住友林業の評判・坪単価」のページでは、住友林業の断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。

一条工務店

断熱等級 7まで対応可
遮音性能 床:記載なし
間仕切り壁:記載なし
間取り自由度
施工実績

住宅性能にこだわった高気密高断熱の家づくりを行うハウスメーカーです。特に断熱性に力を入れていて、業界でもトップクラスの数値を記録しています。

高気密高断熱に加えて、家全体を暖められる全館床暖房が標準でつけられているため、家族みんなが長い時間を過ごすLDKはもちろんのこと、玄関も廊下も脱衣所も浴室も暖かいのが特徴です。

二世帯住宅に住む高齢者が特に気をつけなければいけないヒートショックは、室内の温度差によって引き起こされます。

脱衣所や浴室で発症するケースが多いため、全館床暖房で脱衣所や浴室を含めた家全体の温度差を小さくできるのは安心につながります。

住宅性能とコストパフォーマンスを両立するため、デザインや採用できる設備に制限があったり、間取り自由度が低いというデメリットもありますが、そこさえ気にしなければ、一条工務店も有力な候補になるはずです。

一条工務店の評判・坪単価」のページでは、一条工務店の断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。

三井ホーム

断熱等級 7まで対応可
遮音性能 床:◎(L-50)
間仕切り壁:◎(-35dB)
間取り自由度
施工実績

高いデザイン性で人気を集めているハウスメーカーです。他のハウスメーカーではあまり見かけないような洋風デザインの家づくりを得意としています。

そんな三井ホームの二世帯住宅は「快適性・断熱性・遮音性」の3つにこだわって建てられている点が特徴です。

  • 快適性
    加湿機能が標準でついている全館空調システム「スマートブリーズ」を搭載。スマートブリーズがあるから三井ホームを選んだという人もいるほどの人気。家の中のどこにいても快適な温度と湿度ですごせ、ヒートショック対策にもなっている。
  • 断熱性
    三井ホームオリジナルの屋根断熱パネル「ダブルシールドパネル」を採用。子世帯でよく使われる2階や小屋裏なども熱がこもらず、快適に過ごせる。三井ホームが得意とする小屋裏は、収納や居室としても利用できて便利。
  • 遮音性
    上下階の間の床に三井ホームオリジナルの高遮音床「Mute50」を採用。衝撃吸収性を持つ制震パッドを用いて、業界最高水準の遮音性(L-50)を実現。歩く音が大幅に低減されるため、親世帯・子世帯ともにストレスなく生活できる。

このように、三井ホームでは二世帯住宅や多世帯住宅で快適に過ごすための工夫がなされています。洋風デザインで住みやすい二世帯住宅を考えているなら、三井ホームもぜひ検討してみてください。

三井ホームの評判・坪単価」のページでは、三井ホームの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。

トヨタホーム

断熱等級 5まで対応可
遮音性能 床:○(80dB→35dB)
間仕切り壁:◎(70dB→30dB)
間取り自由度
施工実績

自動車でおなじみのトヨタグループのハウスメーカーです。木造も鉄骨造も手がけていますが、メインに扱っているのは鉄骨造になります。

鉄骨造も「シンセシリーズ」と「エスパシオシリーズ」の2つに大きく分けられていて、二世帯住宅でより選ばれているのは前者のシンセシリーズになります。

  • シンセシリーズ
    ユニット工法で建てられる鉄骨ラーメン構造の家。工場生産で作られたユニット(8割ほど)を現地に運んで組み立てるため、品質の高さが大きな魅力。間取り自由度は高くないものの、大空間や大開口も作れて、開放感のある二世帯住宅を建てられる。
  • エスパシオシリーズ
    鉄骨軸組工法を進化させたEST工法で建てられる家。敷地対応力や間取り自由度が高く、限られた敷地を最大限に活かした家づくりが得意。デザイン性も高く、シンセシリーズよりも個性的でおしゃれな二世帯住宅を建てられる。

このように、同じ鉄骨造とはいえ、家の建て方や構造は異なります。土地の広さがある程度あるならシンセシリーズ、狭小地や変形地ならエスパシオシリーズがおすすめです。

なお、エスパシオシリーズは平屋に対応していないため、二世帯住宅で平屋は珍しいですが、平屋を希望される場合はシンセシリーズ1択となります。

トヨタホームの評判・坪単価」のページでは、トヨタホームの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。

ミサワホーム

断熱等級 6まで対応可
遮音性能 床:◎(LL-40 / LH-55)
間仕切り壁:記載なし
間取り自由度
施工実績

大収納空間「蔵」が特徴のハウスメーカーです。多くの収納が必要となる二世帯住宅ですから、蔵があるととても便利に活用できます。

そんなミサワホームの二世帯住宅は「多世代にうれしい住空間」「三世代で交流する空間」「家族全員で見守る子育て」「将来のもしもに備える」の4つに着目して設計されています。

  • 多世代にうれしい住空間
    ①物があふれてしまいがちな二世帯住宅だからこそ、より力を発揮する「蔵」
    ②親世帯と子世帯の間にゆるやかなつながりを持たせてくれる「スキップフロア」
  • 三世代で交流する空間
    ①大家族みんなが気軽に集まれて団らんを楽しめる「ビッグダイニング」
    ②庭先を活用した両世帯共有の屋外リラックススペース「コミュニケーションポーチ」
  • 家族全員で見守る子育て
    ①両親だけでなく、祖父母とも子どもが会話しやすい「ホームコモンズ設計」
    ②家族の雰囲気を感じながらも仕事や趣味に集中できるワークスペース「ミニラボ」
  • 将来のもしもに備える
    ①普段は家族の憩いの場として使え、将来は介護にも活用できる多目的畳スペース「セカンドコモンズ」
    ②二世帯住宅の1階や低層階を店舗や賃貸住宅にして、家族の将来に備える「店舗併用設計・賃貸併用設計」

このように、ミサワホームでは様々な角度から二世帯住宅での暮らしの工夫が考えられています。特に「蔵」はミサワホームを選んだ多くの二世帯住宅オーナーから好評で、おすすめです。

ミサワホームの評判・坪単価」のページでは、ミサワホームの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。

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家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。

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