「二世帯住宅を検討している」というご家庭はとても多いですが、玄関や浴室を1つにするか2つにするかなど、間取りの組み合わせが一般的な住宅と比べて多い分、住みやすい二世帯住宅の提案は難易度が高いです。
そのため、設計力の低いところだったり、二世帯住宅のノウハウに乏しいところだったりすると、住みにくい二世帯住宅になってしまうことも少なくありません。
そこで、数あるハウスメーカーの中でも、特に二世帯住宅が得意なハウスメーカーをランキング形式でご紹介!
ハウスメーカーで二世帯住宅を建てて住んでいる人の口コミも多数あるので、ハウスメーカー選びの参考にしてみてください。
家族みんなが暮らしやすい二世帯住宅を建てたいと思ったら、人気の家づくりサービス「タウンライフ家づくり」も必ず使っておきましょう!
スマホで3分の質問に答えるだけで、二世帯住宅が得意な住宅会社から間取りプランと見積もりを作成してもらえます。もちろん無料ですので、気軽に活用してみてください。
\ 信頼できる二世帯住宅を建てる第一歩 /
- 複数社から間取りと見積もりをもらえる
- 累計利用者40万人の大手サイト
- かんたん3分で入力完了
住みやすい二世帯住宅のチェックポイント
どのハウスメーカーも「二世帯住宅も得意」や「住みやすい二世帯住宅を建てられる」などとアピールしているため、どこも同じように感じてしまいがちですが、次の4つを比べることで「本当に二世帯住宅に強いハウスメーカー」がわかります。
- 断熱性
- 遮音性
- 間取り自由度
- 二世帯住宅の施工実績
住宅性能や間取り自由度については、二世帯住宅ではない一般的な戸建てでももちろん大事ですが、二世帯住宅ならではの「特にここは!」というポイントもありますので、ぜひ確認してください。
また、二世帯住宅の施工実績が豊富であるかどうかも確認しておきたいポイントです。
一般的な戸建ては実績豊富だけれども、二世帯住宅はそんなに多くないというケースもありますので、ハウスメーカー選びの際には過去の施工事例などもちゃんと見せてもらうようにしましょう。
断熱性
多くのハウスメーカーが断熱性の高さをアピールしていて、今の新築は昔と比べてかなり快適に過ごせるようになっていますが、二世帯住宅を建てるのであれば断熱性の高さは特に重要です。
なぜなら「高齢者はヒートショックを起こしやすいから」です。
ヒートショックとは、家の中の温度差で血圧の変動が大きくなり、めまいや立ちくらみなどの症状が出ることを言います。
温度差を感じやすい冬の浴室と脱衣所でよく発生していて、失神・心筋梗塞・脳梗塞などを引き起こすことも多く、ヒートショックによる死亡者数は年間19,000人にものぼると言われています。
さらに、この死亡者数の9割が65歳以上となっていて、若い人や健康な人と比べて、高齢者はヒートショックになりやすいことがわかっています。
二世帯住宅の場合、高齢者と共に生活することになりますので、よりヒートショックに気をつけて生活する必要があります。
そして、このヒートショックを防ぐために重要なのが、断熱性の高い家を建てることになります。断熱性が高ければ、家の中の温度差を小さくできるからです。
また、二世帯住宅は3階建てで建てられることも多く、3階建てだと特に上下階で温度差ができやすいというデメリットもありますので、そのデメリットを解消するためにも、断熱性に注目して家を建てることが大事です。
夏は涼しく、冬は暖かく、1年中快適に過ごせる家にするためにも、断熱性の高いハウスメーカーを選ぶようにしましょう。
「高気密・高断熱なハウスメーカーランキング」も参考にしてみてください。
遮音性
二世帯住宅の場合、親世帯と子世帯とで生活リズムや時間帯が異なるため、普通の戸建てよりも遮音性にこだわる必要があります。
遮音性を気にせずに二世帯住宅を建てた結果、戸建てなのに生活音にすごく気を使って生活しないといけない…などといった後悔例も少なくありません。
上下分離型の二世帯住宅(1階を親世帯・2階を子世帯など)なら床の遮音性に、左右分離型の二世帯住宅(左半分を親世帯・右半分を子世帯など)なら間仕切り壁の遮音性に注目しましょう。
- 1階親世帯の寝室で寝ているのに、2階子世帯から足音が聞こえる
- 親世帯のリビングでテレビを見ていると、子世帯の方から子どものドタドタ音が聞こえる
など、音に関する問題が発生しやすいのが二世帯住宅です。
「同じ家に住む家族だから音くらい平気だろう」と思われることも多いのですが、小さな生活音も意外とストレスになってしまいがちですし、逆に音に気を使いながら生活するのもストレスになってしまいます。
ストレスフリーで親世帯も子世帯も気持ちよく過ごせる二世帯住宅にするためにも、遮音性にこだわった家づくりをしましょう。
「防音性・遮音性が高いハウスメーカーランキング」も参考にしてみてください。
間取り自由度
| 完全分離型 | 玄関・LDK・浴室・トイレなどが両方の世帯にそれぞれあるタイプ。1つの建物を上下階(上下分離型)あるいは左右(左右分離型)でわけて、完全に別々に生活できる。 |
|---|---|
| 部分共有型 | 玄関や浴室など、一部を共有するタイプ。LDKやトイレなどの大部分は別となるので、ほとんど別々に生活できる。 |
| 完全共有型 | 玄関・LDK・トイレなど、すべてを共有するタイプ。一般的な住宅に、両世帯の個室(寝室など)を加えるイメージ。ほとんど同居状態で生活する。 |
二世帯住宅には大きく分けるとこれらの3種類があります。
完全共有型を除いて、LDKや水回りを二世帯分用意する必要があり、土地の広さや施工の工法によっては希望通りの間取りにならないことも少なくありません。
そのため、敷地を最大限に活かして、希望をできるだけ叶えた暮らしやすい二世帯住宅にするには、設計力の高いハウスメーカーを選ぶ必要があります。
また、特に二世帯住宅で1番人気のある完全分離型の場合、上下でわけるのか、左右でわけるのか、各世帯のリビング・水回り・居室をどこに配置するかなど、一般的な戸建てよりも間取りのパターンが多いため、間取り自由度も重要となってきます。
設計力や間取り自由度の低いところに依頼してしまうと、開放感や家事動線がいまいちで、住みにくい二世帯住宅になってしまうこともあります。
- 両世帯とも開放感のあるリビングにしたい
- 親世帯は段差の少ないバリアフリー仕様にしたい
- 子世帯は洗濯物が多いからランドリールームがほしい
など、どんな二世帯住宅の家にしたいかといった要望を聞いてくれて、そのうえでプロ目線の提案やアドバイスをしてくれそうなハウスメーカーを選びましょう。
二世帯住宅の施工実績
二世帯住宅の実績が豊富かどうかも、ハウスメーカー選びの際にチェックしておきましょう。
一般的な戸建てと比べると、二世帯住宅の需要は小さいため、二世帯住宅にはあまり力を入れていないというハウスメーカーや工務店も少なくありません。
先述の間取り自由度の項目でも触れましたが、二世帯住宅には完全分離型・部分共有型・完全共有型の3種類があり、間取りの組み合わせも様々です。
二世帯住宅の施工実績が多ければ、「どのタイプの二世帯住宅が合っているのか」「親世帯と子世帯の両方が快適に暮らすためのアイデア」など、過去の経験にもとづいた魅力的な二世帯住宅の提案をしてもらえます。
また、二世帯住宅は3階建てで建てられることも少なくありませんが、3階建ての場合は高さ制限・斜線制限・日影規制といった法規制も受けやすいです。
規制を守りながら敷地を最大限に活用した二世帯住宅を建てるためにも、過去の経験や実績はとても重要となります。
二世帯住宅の実績があまりないところだと、住みにくい二世帯住宅になってしまったり、限られた敷地を最大限に活かせなかったりと、理想通りの二世帯住宅にならないこともあります。
そのため、ハウスメーカー選びの際には、検討しているハウスメーカーの二世帯住宅の施工実績を確認することが重要です。担当者に過去の二世帯住宅の事例をしっかりと見せてもらいましょう。
完全分離型・部分共有型・完全共有型の3種類それぞれの事例を見せてもらい、その中から自分たちの二世帯住宅に取り入れたい部分などを伝えることで、よりよい提案が出てくるはずです。
ヘーベルハウス
| 断熱等級 | 5まで対応可 |
|---|---|
| 遮音性能 | 床:○(LL-55 / LH-60) 間仕切り壁:◎(70dB→30dB) |
| 間取り自由度 | ◎ |
| 施工実績 | ◎ |
耐震性や耐久性の高さが特徴のハウスメーカーです。今後、地震や災害が発生する可能性があると予想されている都市部で特に人気があります。
「二世帯住宅」という言葉を生んだハウスメーカーとしても知られています。1975年に業界初の二世帯住宅を発表し、1980年には二世帯住宅研究所を設立するなど、まさに二世帯住宅のパイオニア的存在です。
40年以上も二世帯住宅について研究し続けた結果が、高い顧客満足度にも現れています。
- 親との同居満足度:91%
- 孫の同居満足度:90%
- 介護時も安心:98%
このように、ヘーベルハウスで二世帯住宅を建てた人の9割以上が満足しているという非常に高い評価を得ています。
2階建てだけではなく、高い耐震性を活かした3階建ても得意としていますので、土地が限られていても大丈夫です。二世帯住宅を建てるのであれば、ヘーベルハウスも候補に入れてみてください。
「ヘーベルハウスの評判」のページでは、ヘーベルハウスの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
二世帯住宅の口コミ
変わった二世帯住宅でも住みやすい




私の母と妻の父親、私たち夫婦と娘の5人で住むための二世帯住宅を建てました。
私の母と妻の父の同居という特別な事情から、母の部屋を1階に、父の部屋を2階に作るなど、間取り決めには悩まされました。
大手ハウスメーカー3社に相談したところ、設計図面的にも予算的にも納得できる提案が出てきたので、ヘーベルハウスを選択しました。
最終的に、母の部屋は1階のワンルーム(ミニキッチン付き)とし、その手前に夫婦の寝室を設置。父の部屋はリビングのある2階に置くことで、父親が1階を行き来する機会を極力少なくすむようにしました。
積水ハウス
| 断熱等級 | 7まで対応可 |
|---|---|
| 遮音性能 | 床:◎(LL-55 / LH-60) 間仕切り壁:記載なし |
| 間取り自由度 | ◎ |
| 施工実績 | ◎ |
日本一の戸建て施工実績を誇るハウスメーカーです。数十年にわたり業界のトップランナーとして走り続けていて、まさに日本一のハウスメーカーと言えます。
木造でも鉄骨造でも、高い設計力や間取り自由度を活かした「大空間」を得意としていて、親世帯のリビングも子世帯のリビングも、明るく開放感のあるスペースに仕上げられます。
また、暮らしやすさの研究開発を行う「積水ハウス総合住宅研究所」では、二世帯住宅や多世帯住宅に関する研究も行っています。
- 床衝撃音を大幅に低減できる高遮音床システム
- 親世帯も子世帯も快適にくつろげるファミリースイート
- 安全で使いやすく、さらに心地よさも感じられるユニバーサルデザイン
など、理想の二世帯住宅に必要なものがなんでも揃っています。
「できないことはない」と言われるほどの高い技術力を持ったハウスメーカーですので、二世帯住宅を建てるなら積水ハウスは候補から外せません。
「積水ハウスの評判」のページでは、積水ハウスの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
二世帯住宅の口コミ
両世帯の希望が詰まった家


二世帯住宅を建てようと思ったきっかけは子供が産まれたことです。産まれてすぐに注文住宅を建てようと決意をして、生後6ヶ月頃に住宅展示場に足を運び始めました。
夫も賛成してくれて、両親にも相談をしながら、みんなが思い描く理想の二世帯住宅に少しでも近づけるように、何度も議論を重ねました。
そのかいもあり、積水ハウスの担当者と建てた家は外観も内装も理想的なものとなりました。
住んでからも積水ハウスはしっかりとした定期点検があり、担当者が定期的に訪問してくれます。親身になって相談や困りごとを聞いてくれるので、とても助かっています。
回遊動線があって便利な二世帯住宅
実家が古く、壁のあちこちにヒビが入り、ドアというドアはしっかり閉まらない状態で、災害に耐えられない古い木造家屋だったので、両親に丈夫な家に安心して住んでほしくて、二世帯住宅を建てました。
実家の解体から始まった工事は、最後の最後までいつ見ても整っていて、担当の方も親切な方ばかりの現場でした。
現場が近かったこともあって毎日通りかかっていた私たちに、いつも丁寧にその日の作業の説明をしてくださったり、できた箇所を見学させてくださったりと、まさに神対応でした。
間取りに関しては、家事動線を考えて、設計士さんと何度も打ち合わせを重ねて、洗面所・リビング・バルコニー・WICをスムーズに回れる回遊動線を採用しました。家事のしやすさは以前とは比べ物になりません。
住み始めて1年が過ぎようとしていますが、大変満足しています。アフターケア担当の方も、電話をかけるとお忙しい中でもすぐに対応してくださるので、安心して住めています。
セキスイハイム
| 断熱等級 | 6まで対応可 |
|---|---|
| 遮音性能 | 床:○(L-55) 間仕切り壁:◎(75dB→40dB) |
| 間取り自由度 | △ |
| 施工実績 | ◎ |
ユニット工法で木造と鉄骨造の家づくりを行うハウスメーカーです。工場生産であるため、設計通りの高品質な家を建てられる点が大きな魅力で、工期も比較的短めになっています。
そんなセキスイハイムの二世帯住宅は「安心性・柔軟性・経済性・快適性」の4つにこだわって建てられている点が特徴です。
- 安心性:
家全体で揺れを吸収するボックスラーメン構造を採用。耐震等級・耐風等級で最高等級をクリアし、実大実験でも地震への強さが実証されているため、親世帯も子世帯も安心して生活できる - 柔軟性:
セキスイハイムのユニット工法は、壁や筋交いが少ないのも特徴。増床や壁の位置の変更が可能であるため、吹き抜けを居室にしたり、広いリビングを複数の居室にわけたりなど、将来の家族構成の変化にも柔軟に対応できる。 - 経済性:
建物面積が大きくなりがちな二世帯住宅でも、セキスイハイムなら住まいの維持費を抑えられる。高耐久の外壁と屋根材を使うことでメンテナンス費用を抑え、大容量太陽光発電と蓄電池で電気代を軽減できる。 - 快適性:
小さな子どもも高齢者も一緒に暮らすから、空気質や温度差への配慮が大事。高性能フィルターを搭載した「快適エアリー」で、花粉や粉塵などの有害物質を除去。さらに空気を循環させることで居室間の温度差を軽減できる。
このように、セキスイハイムでは二世帯住宅や多世帯住宅ならではの工夫や配慮もされていて、親世帯と子世帯、さらには孫世帯まで、一緒に快適に過ごせる家を建てられます。
「セキスイハイムの評判」のページでは、セキスイハイムの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
二世帯住宅の口コミ
暖かくて快適な二世帯住宅




前に住んでいた実家は築60年ぐらいで老朽化等の問題もあり、新たに二世帯住宅を建てることにしました。
私の両親が、セキスイハイムのモデルハウス展示場の抽選に応募したのがきっかけで、セキスイハイムの営業の方が何度かこられて話をしていくうちに、お願いすることにしました。
色んな事情から着工が冬になってしまい、現場の方々には本当にご苦労をお掛けしたと思っています。現場の職人達の熟練したスキルで作業は進み、みるみるうちに家が組み立てられていく様子にすごく驚かされました。
やってよかったのは「床下暖房」です。おかげで豪雪地帯にも関わらず、冬はエアコンを使わなくても、床下暖房だけで暖かく過ごせます。取り入れて正解でした。
両世帯とも開放的なLDK




1階は両親と祖父母の4人、2階は私と夫と3人の子どもの5人で生活しています。
玄関は共用、その他はすべて別々となっており、それぞれの生活を保ちつつ、時折子どものことをお願いしたりと、適度な距離を保てています。
我が家は二世帯住宅のため、60坪と大きくなってしまいました。収納を増やしたかったのですが、これ以上広さを増やすことは金銭的に困難でした。
そこで、2階リビングに小屋裏をつくり、そこに季節用品や子ども服などを収納することで、収納場所を確保できています。
3階建て狭小住宅でも住みやすい


以前住んでいた実家は、木造築30年で老朽化が進んでおり、冬の寒さが致命的でした。そこそこ貯金も貯まり、頭金のめども立ったこともあって、建て替えて二世帯住宅にしました。
3階建て狭小住宅&二世帯住宅ですが、十分な居住スペースが確保できています。
お願いすることに決めたセキスイハイムを選んだ理由は、「営業さんの人柄」につきます。住宅構造や二世帯住宅についてのメリットデメリットなど、親切にわかりやすく教えてくれました。
住んでからの定期点検もしっかりとしていて、さすが大手ハウスメーカーだなと実感しています。
とにかく収納は多めがおすすめ



とにかく荷物の多い義両親なので、各部屋にはもちろん、廊下や2階の踊り場にも「これでもか!」って思えるほど収納を作りました。
また、両親を介護するにあたってスペースが必要なので、お風呂場は少し広く作りました。
あと、二世帯住宅を建てる時は、親世帯の意見を優先しがちですが、(義)両親が亡くなったら自分たちが中心になる家になりますので、ハウスメーカー選びの段階から希望をどんどん言ったほうがいいです。
そうでないと、建ててから「あぁ、やっぱりこうすればよかったのに…」と後悔ばかりになります。
パナソニックホームズ
| 断熱等級 | 7まで対応可 |
|---|---|
| 遮音性能 | 床:◎(LL-50 / LH-60) 間仕切り壁:◎(70dB→35dB) |
| 間取り自由度 | ◎ |
| 施工実績 | ◎ |
3階建て以上の多層階を得意とする、パナソニックグループのハウスメーカーです。多層階住宅と二世帯住宅は相性がよく、賃貸併用型二世帯住宅や店舗併用型二世帯住宅も得意としています。
そんなパナソニックホームズの二世帯住宅は「融合タイプ・半融合タイプ・半独立タイプ・独立タイプ」の4つの間取りプランが用意されています。
- 融合タイプ:
すべての空間を親世帯と子世帯とで共有するタイプ。母と娘で家事や子育ての協力がしやすいことから、妻の両親と同居する二世帯住宅で採用されることが多い。大家族でふれあいを重視したい人におすすめ。 - 半融合タイプ:
玄関・LDK・浴室を共有し、親世帯と子世帯にはそれぞれサブリビングやサブキッチンを用意するタイプ。融合タイプと同様に大家族での暮らしを楽しみながらも、各世帯の空間もきちんと確保できる。 - 半独立タイプ:
玄関とLDKを共有し、親世帯と子世帯にサブリビング・サブキッチン・浴室を用意するタイプ。二世帯住宅の中でも何かと気を使うことの多い浴室を各世帯に設けることで、気兼ねなく大家族の暮らしを楽しめる。 - 独立タイプ:
すべての空間を親世帯と子世帯とで完全に分離するタイプ。各世帯のプライバシーがしっかりと守られていて、特に夫の両親と同居する二世帯住宅で人気がある。二世帯住宅特有のストレスを最小限に抑えられる。
「どのタイプが自分に適しているかわからない」という人も心配いりません。パナソニックホームズが長年培ってきた二世帯住宅のノウハウを持った担当者と相談して決められます。
特に3階建て以上の多層階住宅で二世帯住宅を考えている人は、ぜひパナソニックホームズも検討してみてください。
「パナソニックホームズの評判」のページでは、パナソニックホームズの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
ダイワハウス
| 断熱等級 | 7まで対応可 |
|---|---|
| 遮音性能 | 床:○(L-65) 間仕切り壁:記載なし |
| 間取り自由度 | ○ |
| 施工実績 | ○ |
断熱等級7に対応している数少ないハウスメーカーの1つです。高い天井の大空間づくりを得意としていて、二世帯住宅も大空間を取り入れた間取りが人気となっています。
そんなダイワハウスの二世帯住宅は「提案力・技術力・将来対応力」の3つにこだわって建てられている点が特徴です。
- 提案力:
①親世帯と子世帯の生活リズムの違いに着目して、玄関・階段・寝室・水回りの配置に工夫を加えた提案。
②孫育てにも、介護にも便利な生活動線の提案。今だけではなく、将来を見据えたプラン作成。
③各世帯の持ちものや共有して使うものを把握したうえで、家事や動線も考慮した収納を提案。 - 技術力:
①エネルギー吸収型耐力壁を採用し、天井高2m72cm・開口幅7m10cmという大空間を実現。
②外壁材・外壁塗料にこだわって高い耐候性を実現。メンテナンス費用の低減につながっている。
③「マルチプレックス遮音床」と「ALC床」を採用することで高い遮音性を実現 - 将来対応力:
①高い断熱性と太陽光発電を組み合わせることで、経済的で災害にも強い二世帯住宅に。
②マイホーム借上げ制度に対応しているため、空き家になっても賃貸に出しやすく、家賃保証もある。
このように、ダイワハウスでは二世帯住宅での生活に関するノウハウも豊富で、両世帯が住みやすい家づくりを行っているため、安心して二世帯住宅を任せられます。
「ダイワハウスの評判」のページでは、ダイワハウスの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
二世帯住宅の口コミ
両世帯とも満足の二世帯住宅



こちらの予算に見合った金額で、完全分離型の二世帯住宅が建てられることがわかり、ダイワハウスにお願いしました。
左側が親世帯、右側が子世帯の玄関です。こちら側に面した各部屋・浴室・洗面所・トイレ・階段にはすべて窓を設置し、特に日差しが欲しい箇所である子供部屋と階段上部には、自動開閉式の天窓も設置しました。
親世帯側には「車椅子でも入れる大きめなトイレ」や「収納力抜群の納戸」を、子世帯側には「LDKから続くバルコニー」や「多目的なファミリースペース」をつけたことがこだわりです。
また、24時間換気システムが各部屋についているため、室内の空気が淀むことがない点も気にいっています。
詳細は→ダイワハウスの二世帯住宅
住友林業
| 断熱等級 | 6まで対応可 |
|---|---|
| 遮音性能 | 床:○(LL-55 / LH-60) 間仕切り壁:-30dB |
| 間取り自由度 | ◎ |
| 施工実績 | ○ |
外観も内装もデザインセンスがよく、おしゃれな家が建てられると評判のハウスメーカーです。木にこだわった家づくりをしていて、木造住宅を考えている人から特に人気があります。
住友林業オリジナルのビッグフレーム(BF)構法が高い耐震性を発揮するため、木造でも大開口や大空間の間取りを実現できるなど、間取り自由度が高い点も魅力的です。
二世帯住宅だと「暮らしやすさ」ばかりを追い求めて、外観や内装のおしゃれさが忘れられてしまうことも少なくないですが、住友林業ならおしゃれな二世帯住宅を建てられること間違いなしです。
もちろん、二世帯住宅に必須の「暮らしやすさ」もしっかりと考えられています。これまでに蓄積された経験やノウハウをもとに、平屋でも2階建てでも3階建てでも、両世帯とも快適に過ごすための工夫が施されています。
また、ビッグフレーム構法には、構造部分に手を加えずに間取り変更がしやすいという特徴もあり、家族構成やライフスタイルの変化に応じて柔軟に対応できる点もメリットといえます。
「住友林業の評判」のページでは、住友林業の断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
二世帯住宅の口コミ
おしゃれな二世帯住宅


「結婚のタイミングで新居の検討が始まったこと」と「両親の新築住宅に住みたいという意向」が重なったため、二世帯住宅を建てることにしました。
父の職業柄、いろんなハウスメーカーとの繋がりがあり、中でも住友林業の木材の品質の高さは当初から認識していたということも決め手となり、住友林業を選びました。
住友林業製の最高品質のフローリングは、本当に入れてよかったです。
裸足で歩くと木の質感が伝わり、常に生きている、呼吸している木のように適度な湿度を保ってくれていて、重宝しています。
詳細は→住友林業のおしゃれな二世帯住宅
一条工務店
| 断熱等級 | 7まで対応可 |
|---|---|
| 遮音性能 | 床:記載なし 間仕切り壁:記載なし |
| 間取り自由度 | ▲ |
| 施工実績 | ○ |
住宅性能にこだわった高気密高断熱の家づくりを行うハウスメーカーです。特に断熱性に力を入れていて、業界でもトップクラスの数値を記録しています。
高気密高断熱に加えて、家全体を暖められる全館床暖房が標準でつけられているため、家族みんなが長い時間を過ごすLDKはもちろんのこと、玄関も廊下も脱衣所も浴室も暖かいのが特徴です。
二世帯住宅に住む高齢者が特に気をつけなければいけないヒートショックは、室内の温度差によって引き起こされます。
脱衣所や浴室で発症するケースが多いため、全館床暖房で脱衣所や浴室を含めた家全体の温度差を小さくできるのは安心につながります。
住宅性能とコストパフォーマンスを両立するため、デザインや採用できる設備に制限があったり、間取り自由度が低いというデメリットもありますが、そこさえ気にしなければ、一条工務店も有力な候補になるはずです。
「一条工務店の評判」のページでは、一条工務店の断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
二世帯住宅の口コミ
ほどよい距離感で暮らしやすい



1枚目の写真が夫の両親の玄関で、3枚目が私たちの玄関です。
当初、玄関は1つに統一して、水回りは別にする案だったのですが、私自身同居するにあたって不安が多く、この先お互いが気兼ねなく気持ちよく住みたい気持ちがあったため、玄関から水回りまですべてを別にしました。
おかげさまで、お互いに程よい距離感で住めています。
1階に夫の両親、2階に私たち夫婦と子どもが住んでいるのですが、両親の玄関と私たちの玄関が、中の方でドアでつながっているので、お互いに気軽に声をかけられる安心感があります。
詳細は→一条工務店の二世帯住宅
三井ホーム
| 断熱等級 | 7まで対応可 |
|---|---|
| 遮音性能 | 床:◎(L-50) 間仕切り壁:◎(-35dB) |
| 間取り自由度 | △ |
| 施工実績 | △ |
高いデザイン性で人気を集めているハウスメーカーです。他のハウスメーカーではあまり見かけないような洋風デザインの家づくりを得意としています。
そんな三井ホームの二世帯住宅は「快適性・断熱性・遮音性」の3つにこだわって建てられている点が特徴です。
- 快適性:
加湿機能が標準でついている全館空調システム「スマートブリーズ」を搭載。スマートブリーズがあるから三井ホームを選んだという人もいるほどの人気。家の中のどこにいても快適な温度と湿度ですごせ、ヒートショック対策にもなっている。 - 断熱性:
三井ホームオリジナルの屋根断熱パネル「ダブルシールドパネル」を採用。子世帯でよく使われる2階や小屋裏なども熱がこもらず、快適に過ごせる。三井ホームが得意とする小屋裏は、収納や居室としても利用できて便利。 - 遮音性:
上下階の間の床に三井ホームオリジナルの高遮音床「Mute50」を採用。衝撃吸収性を持つ制震パッドを用いて、業界最高水準の遮音性(L-50)を実現。歩く音が大幅に低減されるため、親世帯・子世帯ともにストレスなく生活できる。
このように、三井ホームでは二世帯住宅や多世帯住宅で快適に過ごすための工夫がなされています。洋風デザインで住みやすい二世帯住宅を考えているなら、三井ホームもぜひ検討してみてください。
「三井ホームの評判」のページでは、三井ホームの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
二世帯住宅の口コミ
安心して暮らせる二世帯住宅



1人目の子どもが生まれてから少し経ったタイミングで家を建てる話になり、義両親に話をしたところ、「子供のフォローもするから二世帯で建てよう」と提案してくれたので、そこから話が進んで行きました。
二世帯住宅は収納が大事ですが、三井ホームはロフトや屋根裏部屋のようなスペースを作るのが得意で、提案された間取りの中にも組み込んであったため、決めました。
今となっては収納スペースとしてだけでなく、子どもも秘密基地感覚で使って遊んでいます。また、私自身の個人的なスペースにもなっているので、仕事や趣味などの1人時間に最適な場所になっています。
住み始めてから定期点検はもう何度も受けましたが、単に点検して終わりという訳ではなく、設備のお手入れのアドバイスなどももらえます。おかげで安心して暮らせています。
全館空調がおすすめ




8人が住む二世帯住宅になるので、私たち家族にはどのような家が適しているのか考え、ニーズに合った提案をしてくれた三井ホームに決めました。
当時住んでいた場所から、実際に家を建てた場所は遠かったので、工事状況を確認する回数は多くありませんでしたが、三井ホームから経過の報告が随時あったので、大きな問題はありませんでした。
家が完成して3年ほど経過しましたが、特に大きな問題もなく、快適に生活しています。内装・外装ともに、新築の時とほぼ変わらない状況が続いています。
空調については、大家族で暮らすため、コストパフォーマンスを重視して全館空調を選択しました。土地柄、冬は冷え込みが厳しいので、それぞれの部屋で暖房を使うことはかなり非効率だと思ったからです。
また、この空調設備は加湿機能も備えており、気管支が弱い子供たちにとっても快適に暮らせるという大きなメリットもありました。
トヨタホーム
| 断熱等級 | 5まで対応可 |
|---|---|
| 遮音性能 | 床:○(80dB→35dB) 間仕切り壁:◎(70dB→30dB) |
| 間取り自由度 | △ |
| 施工実績 | △ |
自動車でおなじみのトヨタグループのハウスメーカーです。木造も鉄骨造も手がけていますが、メインに扱っているのは鉄骨造になります。
鉄骨造も「シンセシリーズ」と「エスパシオシリーズ」の2つに大きく分けられていて、二世帯住宅でより選ばれているのは前者のシンセシリーズになります。
- シンセシリーズ:
ユニット工法で建てられる鉄骨ラーメン構造の家。工場生産で作られたユニット(8割ほど)を現地に運んで組み立てるため、品質の高さが大きな魅力。間取り自由度は高くないものの、大空間や大開口も作れて、開放感のある二世帯住宅を建てられる。 - エスパシオシリーズ:
鉄骨軸組工法を進化させたEST工法で建てられる家。敷地対応力や間取り自由度が高く、限られた敷地を最大限に活かした家づくりが得意。デザイン性も高く、シンセシリーズよりも個性的でおしゃれな二世帯住宅を建てられる。
このように、同じ鉄骨造とはいえ、家の建て方や構造は異なります。土地の広さがある程度あるならシンセシリーズ、狭小地や変形地ならエスパシオシリーズがおすすめです。
なお、エスパシオシリーズは平屋に対応していないため、二世帯住宅で平屋は珍しいですが、平屋を希望される場合はシンセシリーズ1択となります。
「トヨタホームの評判」のページでは、トヨタホームの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。
二世帯住宅の口コミ
二世帯住宅なら室内インターフォンが便利


築数十年経っていた夫の実家の老朽化が進んでいました。
自分たちが新しい家をどこかに買っても、いずれ夫の実家の古家の処分に困ってしまうと思い、夫の家の実家を壊して建て替えという形で二世帯住宅を建てようと決めました。
夫と私で意見が分かれると嫌だったので、打ち合わせの際には、私はキッチンと玄関だけに口をはさみ、後は夫の好きにするという感じにしました。夫の両親は「すべて私たちにお任せ」だったので意見が分かれることもなかったです。
取り入れてよかった点は、室内インターフォンです。同居でも1階と2階で完全に分かれているので交流がないですが、それでも何かと声掛けが必要な時はインターフォンで交流が取れます。
両親を訪ねてきた人で不審な人がいなかったかなども、室内インターフォンを使って確認できるのでよかったです。
水回りは別々がおすすめ
二世帯住宅の場合、二世帯だからの不便さ、使いにくさというのもあると思います。特に、水回りに関しては一緒にしないほうがいいと思います。
お風呂などは2つ作ると不経済で、1日に1回しか使わないお風呂だからと、共用にしてしまう人もいますが、やはり水回りはどれも2つ作るのが正解だと思います。
特に、自分は我慢できたとしても、子どもが大きくなって思春期になると、一緒は嫌がるものです。適度に距離を置き、相手のプライベートに干渉しないのが二世帯のうまくいくコツです。
ですから、予算的な問題で、水回りを一緒にしなければいけないのであれば、二世帯はやめたほうがいいのではないかと思います。水回りがすべて別であることで、うちはうまくいっているとも思います。
また、小さな事ですが、玄関のシューズ入れも、大きな物を取り付けて多く収納できるようにするよりも、自分だけの個別のシューズ入れを作った方が満足できます。
詳細は→トヨタホームの二世帯住宅
ミサワホーム
| 断熱等級 | 6まで対応可 |
|---|---|
| 遮音性能 | 床:◎(LL-40 / LH-55) 間仕切り壁:記載なし |
| 間取り自由度 | △ |
| 施工実績 | △ |
大収納空間「蔵」が特徴のハウスメーカーです。多くの収納が必要となる二世帯住宅ですから、蔵があるととても便利に活用できます。
そんなミサワホームの二世帯住宅は「多世代にうれしい住空間」「三世代で交流する空間」「家族全員で見守る子育て」「将来のもしもに備える」の4つに着目して設計されています。
- 多世代にうれしい住空間:
①物があふれてしまいがちな二世帯住宅だからこそ、より力を発揮する「蔵」
②親世帯と子世帯の間にゆるやかなつながりを持たせてくれる「スキップフロア」 - 三世代で交流する空間:
①大家族みんなが気軽に集まれて団らんを楽しめる「ビッグダイニング」
②庭先を活用した両世帯共有の屋外リラックススペース「コミュニケーションポーチ」 - 家族全員で見守る子育て:
①両親だけでなく、祖父母とも子どもが会話しやすい「ホームコモンズ設計」
②家族の雰囲気を感じながらも仕事や趣味に集中できるワークスペース「ミニラボ」 - 将来のもしもに備える:
①普段は家族の憩いの場として使え、将来は介護にも活用できる多目的畳スペース「セカンドコモンズ」
②二世帯住宅の1階や低層階を店舗や賃貸住宅にして、家族の将来に備える「店舗併用設計・賃貸併用設計」
このように、ミサワホームでは様々な角度から二世帯住宅での暮らしの工夫が考えられています。特に「蔵」はミサワホームを選んだ多くの二世帯住宅オーナーから好評で、おすすめです。
。
「ミサワホームの評判」のページでは、ミサワホームの断熱性・遮音性に関する詳しい解説も読めます。