ヘーベルハウスで注文住宅(3900万円・44坪・6LDK)を建てた、東京都在住60代男性の体験談です。

かんたん3分!家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域 東京都
年齢と性別 60代男性
家族構成 夫婦・実母・義父・娘の5人家族
ハウスメーカー名 ヘーベルハウス
商品名 なし
住宅タイプ 2階建て二世帯住宅
構造・工法 軽量鉄骨造
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 3000万円
実際にかかった費用総額 建物3900万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 89万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 22坪
延坪(延床面積) 44坪
間取り 6LDK
検討開始から契約までの期間 3ヶ月
工期 5ヶ月
関連ページ 東京のハウスメーカー
鉄骨住宅メーカー
3000万円台
坪単価80万円台
20坪台
40坪台
6LDK
二世帯住宅

外観・外構(画像)

右45度からの外観です。写真の右が北、玄関は東向きです。1階の一部が駐車場で、2階部分が飛び出しています。
ヘーベルハウスの外観

写真の左が南です。2階出窓の部分にリビングダイニングがあり、その右の窓の部分がキッチンです。
ヘーベルハウスの外構

三角の突起は屋上への階段の踊り場の部分です。屋上では以前はBBQをやることもありましたが、今は多摩川の花火大会を見る時に上るくらいです。
ヘーベルハウスの屋上

内装(画像)

ダイニングとその奥のキッチンです。建設当時はまだこのスタイルのキッチンが主流でした。今ならアイランドキッチンを選んでいると思います。
ヘーベルハウスのダイニングキッチン

リビングダイニングに入るドアと、屋上に上がる階段部分をリビング側(南側)から撮った写真です。右がこだわりのステンドグラスです。
ヘーベルハウスのリビング

リビングから屋上に上がる階段(室内)です。その左側が一部吹き抜けになっています。
ヘーベルハウスの吹き抜け階段

母親の居住スペースになっている1階のワンルームです。奥に見えるのがミニキッチンです。左がウォークインクローゼット、写っていませんが右にベッドがあります。
ヘーベルハウスのワンルーム

設計図・間取り図(画像)

1階の図面です。図面の一番下が母親の居住スペース、その上が夫婦の寝室、納戸と書かれているのが書斎です。一番上がお風呂、一番右が玄関です(東向き)。
ヘーベルハウスの1階間取り図

2階の図面です。リビングダイニングキッチン、和室、父親と子供の寝室があります。トイレは1階と2階に1か所ずつです。
ヘーベルハウスの2階間取り図

家を建てようと思ったきっかけ

夫婦とも一人っ子で、いずれ親の面倒を見る必要がありました。

家を建てるまで、私の母親は地方に住んでおり、我々夫婦は妻の実家に仮住まいしていましたが、最初に妻の母親が亡くなり、その後、私の父親が亡くなりました。

そして、私の母親が仕事を辞めたことと、新たに子供ができたことなどから、両方の親の家を売って一緒に住むことにしました。

私の母親と妻の父親の同居という特別な事情から、母親と父親が住むフロアを分けるなどの必要があり、二世帯の注文住宅を選択しました。

ヘーベルハウスを選んだ理由

妻から「地震に備えて頑丈な家を建てたい」との強い要望があり、また家族の構成から3階建てを検討しました。

その後、購入した土地が鉄筋コンクリートの3階建てが難しい地区であったことから、軽量鉄骨のハウスメーカー3社(ヘーベルハウス・積水ハウス・ミサワホーム)に絞り、見積もりを取りました。

設計図面としては積水ハウスが一番でしたが、予算オーバーだったことから、ヘーベルハウスに積水ハウスの設計図面に似た図面を依頼したところ、設計図面的にも予算的にも納得できる提案が出てきたので、ヘーベルハウスを選択しました。

なお、ミサワホームは要望する設計変更に対応できませんでした。

当初、土地+建物で予算1億円で考えていました。先に土地を7600万円で購入したため、その時点で建物3000万円以内で探していましたが、3社ともその予算では収まらず、最終的に見積金額と設計内容からヘーベルハウスにしました。

工事中の現場の様子

家を建てた場所がその時に住んでいた妻の実家から遠かったこともあり、頻繁には様子を見に行けませんでした。

前面道路が袋小路でかつ42条2項道路(幅員4m未満)沿いであったことから、工事の際、工事車両の駐車や資材に運搬に苦労した様です。

また、購入した土地には古家があり、それを解体する必要がありました。

加えて、事前の地盤検査の結果、ヘーベルハウスの建物を建てるには地盤強化工事が必要だったことから、工期が長引き、特に道路の奥に住むお宅に迷惑をかけてしまいました。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

ヘーベルハウスは60年点検システムをうたっており、工事担当者が5年毎に来訪し、細かなチェックをして、ドアのゆるみや窓の不具合を無料で直してくれるので、それは助かっています。

ただ、その際に必ず営業担当者が同行し、リフォームや定期保守の提案をしてきます。

最初の頃はよく分かっていなかったので、12年目に外壁塗装が必要という話を真に受けて外壁塗装を依頼しましたが、200万円近くかかりました。

2年前から屋上防水の提案を受けていますが、検討中と回答しています。必要になってもヘーベルハウスにお願いするかは分かりません。

やってよかったこと・こだわりポイント

こだわりのポイントは次の3点です。

両親の生活動線

現在は相続の際の扱いが変わりましたが、建てた当時は、玄関ドアが共有でない二世帯住宅は小規模宅地の特例が受けられませんでした。

そのため、私の母親の部屋と妻の父親の部屋をどう配置するか悩みました。

最終的には、母親の部屋は1階奥にミニキッチンを付けた広めのワンルームとし、その手前に夫婦の寝室を設置。妻の父親の部屋はリビングのある2階に置くことで、父親が1階を行き来する機会を極力少なくて済むようにしています。

吹き抜け

ヘーベルハウスの吹き抜け階段

子どもの情操教育には吹き抜けがある家がおすすめとの記事を読んだことから、どこかに吹き抜けのスペースを作れないか、設計の際に依頼しました。

全体の建坪と土地の建蔽率から広い吹き抜けは難しいと言われ、2階のリビングから屋上に上がる階段の横を吹き抜けとすることで、一応それらしい空間ができました。

ステンドグラス

ヘーベルハウスのリビング

ヘーベルハウスのモデルルームにステンドグラスがあったのを見て一目ぼれし、リビングにステンドグラスを設置しました。

モデルルームと同じデザインのステンドグラスにすることで、金額を抑えられました。確か10万円ほどでした。

後悔ポイント・気になるところ

住み始めて「こうすればよかった」と思うところも3点あります。

お風呂

箱庭を見ながらお風呂に入りたいと考え、お風呂の窓を出窓にしたのですが、お風呂に浸かっていると窓の外の地面が見えず、出窓にした意味がありませんでした。

それで結局、箱庭も造りませんでした。

和室

以前に住んでいた家には和室があり、よく家族でこたつを置いて和室にいることが多かったので、今回もそのつもりで和室を作りました。

しかし、生活スタイルが変わり、和室をつかうことが少なくなってしまったため、今は物置になっています。

和室を作らず、その分リビングを広げておけばよかったと思っています。

ミニキッチン

母親のワンルームにミニキッチンを設置しましたが、同居後、母親がそのミニキッチンを使って料理をする機会はほとんどありません。

わざわざガス管を引いてミニキッチンを作りましたが、IHクッキングヒーターでもよかったと後悔しています。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

ヘーベルハウスの外観

これから注文住宅を建てようとする人へのアドバイスを2つ書きます。

家族のライフスタイルを意識して間取りを考える

我が家は、父・母・私・妻・娘がそれぞれテレビやパソコンが見れる部屋を持っている(妻は夫婦の寝室、私は書斎を使用)ことから、リビングで家族が団らんで過ごす時間があまりありません。

我が家の場合、私の母親と妻の父親の同居という事情もあるので、みんな独立スタイルで満足しているのかも知れません。

家でのライフスタイルをどうしたいか、例えばいつも一緒にいて団らんの場としたいのか、個々人の独立性を保ちたいのかを、家族みんなで検討した上で家の間取りに反映させることをおすすめします。

いつまで住むかを考慮する

この家を建てる際、私は家族が歳を取った時の状況をあまり意識していませんでした。

日当たりを考えてダイニングを2階に持ってきたのですが、母親が90歳を過ぎ、足が悪くなったことで、階段を昇るのが厳しくなってしまい、2階のキッチンで作った食事を母親の部屋に運ぶことが多くなりました。

また、父母とも認知症の兆候があり、今後老人ホームに移る可能性があるのですが、老人ホームに入る費用を捻出するには家を売る必要があるかも知れません。

ところが、認知症が進行して売買契約に合意できる認知能力がないと判断された場合、父親/母親/私の共有名義であるこの家を売買することができないというリスクがあることがわかりました。

そこまで考えた上で、共有名義とするのが良いのか、生前贈与をするのが良いのかなどを検討した方が良いと思います。

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