積水ハウスで注文住宅(5700万円・30坪・1LDK)を建てた、愛知県在住50代女性の体験談です。

かんたん3分!家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域 愛知県
年齢と性別 50代女性
家族構成 夫婦2人家族
ハウスメーカー名 積水ハウス
商品名 なし
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 軽量鉄骨造
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 5000万円
実際にかかった費用総額 5650万円(太陽光発電含む)
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 188万
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 15坪
延坪(延床面積) 30坪
間取り 1LDK
検討開始から契約までの期間 3ヶ月
工期 4ヶ月
関連ページ 愛知のハウスメーカー
鉄骨住宅メーカー
5000万円以上
坪単価100万円以上
10坪台
30坪台
2LDK
狭小住宅

外観・外構(画像)

南東側の外観です。2階バルコニーからの眺めがよく、気に入っています。
積水ハウスの外観

南西側の外観です。車道から駐車スペースを抜けて、玄関口になります。
積水ハウスの駐車場

車道沿いに設置した郵便受けです。郵便物と宅配物が同時に入ります。郵便屋さんがスクーターから降りなくてもそのまま投函できます。
積水ハウスの宅配ボックス

1階バルコニーです。バルコニーから郵便物などを取れます。
積水ハウスの1階バルコニー

2階バルコニーの出入口です。室内とバルコニーとの間には一切引っ掛かりがありません。
積水ハウスの2階バルコニー

内装(画像)

玄関を入ったところです。玄関は高く広く造りました。右手にカウンターを造り付けしました。ちょっとした荷物を置いたりできて便利です。
車いす用玄関

1階室内入り口からの写真です。ドアの下にレールはなく、フラットです。車いすでも行き来しやすいです。
積水ハウスのランドリールーム

2階に設置したキッチン。車いすでも使えるように、素材・色・デザイン・構造など、すべてオーダーで造りました。中でも蛇口(ドイツ製)は手元でも操作ができる優れものです。
車いす用キッチン

2階のトイレ。部屋のようなひとつの空間にしたくて、広めになっています。クロスはモリスです。
車いす用トイレ

家を建てようと思ったきっかけ

当時は分譲マンションに住んで20年が経つ頃でした。

集合住宅は、プライバシーが守られてはいるのですが、上下階に居住されている人とのコミュニケーションや配慮が求められます。常に周囲を意識しての生活は、精神面で疲労がかさんでいました。

従来から駐車場として貸していた自己所有の土地はありましたので、そこへ戸建てを建てて住むことを検討。不動産価格が上がっていたこともあり、売却するなら今かなと思いました。

建売ではなく注文住宅にしたのは、自身の身体的要因があります。

室内の各所の細かい要望が受け入れられるような造りにしたかったのと、どうせ建てるなら自分の好きなように造りたい、妥協をしたくないという思いがありました。

積水ハウスを選んだ理由

積水ハウスに依頼した理由は、耐震性能試験で、揺れに耐えられる(半損すらしない)回数が、他社メーカーと比べて最高回数を出していた点にあります。

震災が起きても住み続けることができる家、避難所へ避難しなくていい家、地震に強くて耐久性がある家を求めていました。

また、室内にエレベーターを設置するにあたり、木造メーカーではどこの業者も実績が少なかったため、軽量鉄骨・鉄骨・コンクリート造を考えていました。

それと、屋根にソーラーパネルを設置したかったため、ソーラーメーカーの選択肢が広いこと、屋根とパネルが一体型で造れること、揺れでパネルや外壁が剥がれ落ちないことなどを考えました。

そしてなにより、設計士の思考力がないと、バリアフリー設計はできません。特殊な設計の経験があり、ハウスメーカーらしからぬ家にできる、一級建築士を依頼したら、希望に添う設計士さんを紹介してくださいました。

特殊な住宅は、一般の家より綿密な話し合いが必要になりますので、何度も細かい注文に対して対応してくれる建築士(メーカー)でなくてはなりません。

間取り(特にドア)や内装などの規格が幅広く、細かく決められて、アフターメンテナンス保証が30年というのも魅力で、積水ハウスにしました。

工事中の現場の様子

決まった職人(大工)が、ある程度の工程において責任をもって、日々現場にきて、施工してくださっていました。

また、警備員も頻繁に立ってくださっていたことで、周囲への配慮も行き届いていたので、安心していました。

作業員が同じ顔ぶれでしたので、親近感もあり、よく茶菓子をもてなしていましたが、その際、工事をしている様子を覗え、こちらの質問や疑問に対しても、親切に教えてくださいました。

こちらとしては「造った人の顔が見える安心感」を抱け、職人さん方は、後に住む人間がわかる(目の前に居る)ことで責任感が抱けたのではないでしょうか。

積水ハウスの現場監督も頻繁に顔を出されて、職人とコミュニケーションがとれていましたし、1日の終わりには敷地の確認(忘れ物の有無等)をされていました。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

物件明け渡し日には、営業・現場監督・職人・設計士が立ち合い、最終的な点検をし、変更点はすぐに対応してくださいました。

その後、1ヶ月、3ヶ月、1年点検があり、その際は、巾木の浮き、クロスの割れ(湿度なとでどうしても伸縮します)などを直してくださいました。

積水ハウス独自の保証プログラムに加入することで、30年にわたり、定期的に各所の点検を無料でしてくださいます。

また、オーナーズクラブに登録することで、インターネット上で、すべての点検内容や住まいに関する疑問を確認できますし、家で使用する掃除道具なども購入できます。

担当者とのやり取りもメールでできますし、電話での対応も迅速で安心しています。

やってよかったこと・こだわりポイント

こだわった点は「フルフラットであること」です。1つの段差もあってはなりませんでした。

「圧迫感のない広めの玄関」「天井はできるかぎり高く」「被災しても自宅で住み続けられるよう、ソーラーパネルと蓄電池(テスラ社)を2機設置」などもポイントです。

フルフラットな家

積水ハウスのランドリールーム

車道から敷地へ一歩入ったら、そこからずっと段差のない家であることにこだわりました。

車道から駐車スペース、玄関口までの傾斜を限りなく緩くし、玄関ドアは引き戸にし、下方レール部分にはほとんど段差はありません。

お風呂のドアは3枚引き戸にし、レールはありますが、段差はありません。

室内ドアはすべて引き戸の吊り下げ式にして、下方のレールをないものにしました。

動線を意識した間取り

積水ハウスの1階バルコニー

1階2階のバルコニーへの出入口(ドア溝)に段差ができないよう工夫したことで、室内からそのままバルコニーへ出入りできます。

また、1階のバルコニーから郵便物が取れるようにしました。狭い家なので、室内の動線を無駄のない、動きやすい間取りにしました。

そして、足が当たっても壁(クロス)が傷つかないように、すべてに巾木を着けました。

家具とキッチン

車いす用キッチン

家具は造り付けにして、キッチンは自身の要望がかなうオーダー製にしました。

車いすの人が実際に調理するためのキッチンは、どの大手メーカーも造っておらず(高さや奥行きがまったく合わない)、オーダーキッチンの会社を各所問い合わせて、探して決めました。

採光

積水ハウスの外観

第一種低層住居地域地区のため、建ぺい率や高さ制限のあるなかで、めいっぱい高く、有効に使用できるよう設計をしました。

おかげで、窓が高くて大きいこともあり、日の出から沈むまでずっと陽が射しこみます。

また、寒波のときはガスストーブを使いたいため、ガス口(配線)も各階に設置しています。

スイッチの位置

コンセントや照明スイッチなどは、すべて座った位置で操作ができる高さに取り付けてあります。緊急時にも電気が通るよう、緊急用コンセント(赤色)も設置しています。

また、階段部分に階段昇降機を設置したいと思った時に、容易に取り付けができるよう、電気配線を壁内に這わせてあります。

トイレ

車いす用トイレ

気に入ってるところはトイレです。各階にありますが、圧迫感のないようにしました。

後悔ポイント・気になるところ

敷地面積と法基準により無理ではあったのですが、駐車スペースが2台分ほしかったです。なんとかして造れなかったのか、今でも考えることがあります。

気になる点としては、低層住居地域地区だからだと思うのですが、電線が低い位置にあり、鳥類が身近に視野に入ってきますので、不得手な私にとっては厄介です。

そして、周辺に木があるせいか、ちょっと風がある日には、葉や細木が飛んできますので、玄関から駐車場にかけて頻繁な掃除が必要です。吹き溜まりを考慮して設計すべきだったかなと思いました。

それから、各階の屋根を高くしたために法的に無理があって断念しましたが、各階の高さを低めにしても、もう一部屋あったら(3階建てにしたら)よかったなです。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

簡単ではありますが、家づくりを通して感じたことを5つご紹介します。

積水ハウスの外構

遠慮をしないこと

打ち合わせの初めの時に、ご自身の希望をすべて述べるようにしましょう。

見積もりを何度か出してもらい、ご自身の予算に合わせて、削れるところは少しずつ削っていき、最終的に納得ができる家になればいいので、初めから遠慮をしないようにしましょう。

コンセントは多めに

コンセント自体は安価なものですので、できるかぎり多くのコンセントを付けておくことをおすすめします。

後になって増やすより、初めから多めに付けておいたほうが、配線も壁内に入るのできれいですし、後からの工事費もかかりません。

ハウスメーカー選び

ドア・窓・壁紙などは、素材や寸法などの選択肢の多いハウスメーカーを選びましょう。

「あれはできない」「これは無理」と、後になってから言われて妥協することがないように、初めにしっかり下調べをしましょう。

造り付けがおすすめ

家具類は造り付けにされたほうがすっきりしますし、統一感も出ます。

高い位置に物は置かないようにすることで、震災のときの危険回避にもなります。

寒さ対策

集合住宅に慣れている方が初めて戸建てを建てる際は、寒さ対策に重点を置かれることをおすすめします。戸建ての1階は特に冷えが尋常ではありません。

まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!

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