nuリノベーションでマンションリフォームをした、東京都港区在住40代女性の体験談です。

かんたん3分!リフォームで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域 東京都港区
年齢と性別 40代女性
業者名 nuリノベーション
住宅タイプ マンション
リフォームした場所 フルリフォーム
当初予算 1000万円
実際にかかった費用総額 655万円
検討開始から契約までの期間 2ヶ月
工期 2ヶ月

キッチンのビフォーアフター(画像)

リフォーム前のキッチン周りです。昭和テイスト全開の古ぼけた雰囲気でした。
リフォーム前のキッチン

キッチンは全面改装するか迷いつつ、元の設備は何も弄らずに、色だけを変えました。古さを感じさせないようにクールな色合いにし、また、油汚れが目立たないことも重視しました。
nuリノベーションのキッチン

リフォーム後の内装(画像)

リビングです。床は少しこだわった無垢材を使用しています。棚は仕事スペースのために、高さや長さにこだわりました。

ドアはオリジナルの造作です。木とブレンドされると色の風合いが変わるため、色選びもかなりこだわりました。
nuリノベーションのリビング

人のお宅に行ってトイレが狭いのが好きじゃなかったので、かなりの広さを取りました。タイルを配置することで温もりを演出したのですが、寒色系なので、色の配分は何度もトライアルしました。
nuリノベーションのトイレ

リフォームしようと思ったきっかけ

もともと東京都港区に賃貸で住んでおり、立地は気に入っていたので、賃貸ではなく物件所有したいなと思っていました。

港区を中心にいくつか売り物件を見に行ったのですが、都心の築浅物件はすべて、価格が高くて手が届かないだけではなく、室内もありきたりの内装で、あまり興味を惹かれませんでした。

そして、賃貸で住んでいた物件の近所に散歩に行った時に、昭和レトロビンテージの素敵なマンションがあり、ひと目惚れしました。

すぐに売り物件情報を調べたのですが、ほとんどの部屋がワンルーム仕様だったので、一旦は対象外となりました。

しばらく散歩しながらウォッチしていると、その建物に希望の広さ(70平米ほど)の売り物件が出たという情報をキャッチしたのです。

すぐに内見をしたものの、室内は建築当初から一度も手を入れてませんでした。

何から何まで古くて、水回りはユニットバスで、間取りも小さい部屋が多すぎて、イマイチでした(あとで聞いたのですが、売主の会社の社員寮として使っていたそうです)。

ただそこで、「そうか!古い物件を安く買って自分でリフォームをすれば、立地・内装など、すべて理想の自宅ができるのでは!?」と思いつき、初めて「リフォーム」という手段が浮上したのです。

その後、室内が古いことなどを理由に、物件価格を値切られれば、物件価格で得したお金を使ってリフォームをしようと決めました。

売主も仲介業者もあまり商売っ気がないタイプだったので、結果的に、想像以上に物件価格の交渉ができそうでした。なので、全面リフォームをすること前提で、その物件を低価格で購入しました。

nuリノベーションを選んだ理由

リフォームは人生初でしたので、まずは情報収集のために色々な業者さんにアプローチしました。大手ハウスメーカーのリフォーム部門や、リフォーム大手企業による、無料相談会やセミナーなどです。

話を聞くにつれ、上記のような大手系のリフォーム会社は「予算が高い」「融通が利かない」「デザイン性に乏しい」という気がしました。

【予算面】
今回は水回りも含めて骨組みから全面スケルトンのリフォームだったので、価格はだいたい1000万を超えていました(希望は1000万以下でした)。

【融通面】
洗面所やキッチンなどは、使う機材や壁紙などがあらかじめセットになっていることが多く、「湯船はコレでいいけど、シャワーは別機材にしたい」などのバラけた希望を出すと、難色を示されることが多かったです。

【デザイン性】
上記「融通面」にも関連するのですが、だいたいがメーカーのセットなので、デザイン面で提案がもらえるイメージを持てませんでした。

そこで、デザインを売りにしているリフォーム会社(古い物件の仲介とセットになって、リフォーム展開している会社が多かったです)を探し始めました。

nuは、専用デザイナーが在籍している点と、初回アポイントでヒアリングした内容をもとに、次のアポの際に「部屋のコンセプト」などをもとにした、プレゼン資料を提出してくれた点で、かなり心が傾きました。

また、コンセントキャップや巾木などの細かい部分も、すべて自分たちでアレンジ可能でした。それでいて、価格はかなり安かったです。

余談ですが、nuの事務所が広尾で、当時の自宅から非常に近かったため、毎週ミーティングができるという点もメリットでした。

工事中の現場の様子

現場にはそれほど足は運んだ記憶がありません。

毎週、nuさんとミーティングをする際に、写真をもとに工事の進ちょくを教えてもらっていたので、あまり見に行く必要もありませんでした。

nuさんはデザイン性だけではなく、「水道管にこんな劣化があった」など、技術的な報告をくれたので安心でした。

実際に現場に行ったのは、骨組みを解体した段階くらいに一度足を運んだほか、あとはでき上がる直前に数回見に行った程度です。

現場の人も非常に好感が持て、特に足を運んだ際も気になることはありませんでした。

また、近隣住人の方には、もちろんあらかじめリフォームの挨拶はしていましたが、工事中も特にクレームはありませんでした。

「リフォームしてよかった!」と感じた点

nuリノベーションのキッチン

そもそもの前提の話になってしまいますが、物件購入を検討している時は「リフォーム」という選択肢はまったくなかったので、まずはリフォームをしたこと、そのものの意義が非常に大きかったです。

リフォーム済みの家を高い価格で購入し、きれいなだけでありきたりな壁紙や間取りの部屋に、自分が「合わせる」ような暮らしをしていたら…と思うと、ぞっとします。

今の自宅は、壁紙や床材に始まり、クローゼットの幅やポールの位置。挙げればきりがないほどのこだわりが詰まっており、すべてに「何でここをこれにしたか」と説明できる状態です。

日々暮らす空間が、すべて「自分なりの理由がある」という状態で満たされるのは、想像以上の満足感でした(逆に、誰にも文句の言いようもないわけですが…)。

また、キッチンなど高額になるリフォームは見送って、毎日通る「リビングと廊下のドア」などの象徴的なものは、完全造作(オリジナル)で作るなど、予算にメリハリをつけられたのもよかったです。

こちらの要望を汲み取るのがとてもうまいリフォームパートナーで、昭和初期のめずらしい「アイホン」という呼び出し電話は「味があるから残そう」など、元の古いなりの良さが同居する、居心地の良い空間ができ上がりました。

後悔ポイント・気になるところ

住んでみても、本当に「ここをこうすれば!」と後悔するようなことは皆無です。

しいて言うなら、メリットでもあるんですが、細部まで「自分で選ぶ・決める」必要があるので、仕事が忙しくて集中力が切れた時などは「あー、もうこれでいいか」と、妥協気味な判断はあったかもしれません。

あとは、すごく些末なことで、後悔が一つ。

リフォームのプランニングをしていた時の季節が春先で、その時使っていたクローゼットの幅を採寸して、オリジナルのクローゼットを作りました。

部屋の面積を圧迫したくなかったので、ギリギリのサイズのクローゼットを作ったのですが、冬に分厚いダウンコートなどを収納すると、少しだけドアが閉めにくいです。これだけが難点です。

これからリフォームしようと思っている方へのアドバイス

nuリノベーションのリビング

リフォームは、やってみると「こんなところまで決められるのか」と、裁量が多い世界と言えます。それだけに長丁場になるので、信頼できる業者さんを見つけることが第一です。

それでもなお、長丁場のプランニングをしていると、こういうことがあります。

  • 目の前の変化する見積り額に影響を受けて、本当にやりたかったことを見送ってしまう
  • どれを選んでも大差がない気がして、適当に決めてしまう

などです。

リフォーム自体は長丁場ですが、その後、住む期間はもっと長いです。

適当な判断を行ってしまい、住んだあとの数十年に渡り、「あー、なんでこんな色にしたんだ」や「使い勝手が悪い」と思ってしまうのは、本末転倒です。

リフォームはクリエイティブな作業ですが、そのクリエイティブの中には、自分の人生の想像力も含まれます。

「数年後に完全在宅で仕事をするかもしれない」「子どもができるかもしれない」など、ありとあらゆる想像を働かしたうえで、リフォームのプランを作ってください。

そうすれば、ステイホームの引きこもり事態が起こるような昨今になっても、愛すべき我が家で心安らぐ日々が送れますよ。

リフォーム&お金で後悔しないために

リフォームをするにあたって、後悔しないための重要なポイントが3つあります。それは…

  • 複数の会社から見積もりをとって、総費用を比較する
  • 複数の会社から資料をもらって、各社の得意な施工を把握する
  • 多くのリフォームプランを見比べて、リフォームアイデアを盗む

お金に関して言うと、同じようなリフォームプランでも、リフォーム会社によって数十万~100万円以上もの差がつくこともあります。そのため、相見積もりは必ず取りましょう!

リフォームプランに関しても、これまで気付かなかった素敵なリフォームアイデアを参考にすることで、リフォーム計画が一気に進むのでおすすめです。

ですから、リフォームを成功に導くためにも、上の3点は必ず行うべきなのですが、1社ずつ資料請求&見積もりをやろうとすると手間も時間もかかって面倒…。

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