フジ住宅の畳コーナーのあるローコスト狭小住宅

フジ住宅で注文住宅（1900万円・28坪・4LDK）を建てた、和歌山県在住20代女性の体験談です。

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基本情報

地域	和歌山県
年齢と性別	20代女性
家族構成	夫婦・息子の3人家族
ハウスメーカー名	フジ住宅
商品名	なし
住宅タイプ	2階建て
構造・工法	木造軸組工法（在来工法）
購入パターン	土地と注文住宅
当初予算	3000万円
実際にかかった費用総額	土地843万円　建物1928万円 （※当時の金額。現在はより高額）
坪単価	68万円 （※当時の坪単価。現在はより高単価）
建坪（建築面積）	15.53坪
延坪（延床面積）	28.44坪
間取り	4LDK
検討開始から契約までの期間	1年
工期	5ヶ月
関連ページ	・和歌山のハウスメーカー ・1000万円台 ・坪単価60万円台 ・10坪台 ・20坪台 ・4LDK ・狭小住宅

外観・外構（画像）

正面外観です。板張りのように見える白い外壁に、玄関ポーチにはアクセントのレンガ調の外壁を採用しました。

裏側です。正面のまっすぐな形状に比べて、裏は複雑な形をしています。茶色い下屋が見えて可愛いです。

内装（画像）

全体的に広く明るく見えるよう、床材の色はホワイトバーチにして、建具のオーク色が映えるようにしました。

和室です。洋風の和室なので畳は琉球畳です。一辺だけフローリングにして、畳が痛まないようにしました。

和室から掃き出し窓分の廊下があるのですが、奥行きが広く見えるように、設計士さんの提案で垂れ壁が斜めになっています。

和室の先にある収納です。せっかく廊下を作るなら…という事で収納も作りました。庭で使う物を収納できるので、作ってよかったです。

階段上の壁にはFIX窓があります。昼間は照明をつけてなくても明るいので、つけてよかったです。

2階の小窓です。完全に外観の為に採用した小窓ですが、窓が大きすぎず、風通りもよくなるので気に入っています。

2階寝室のクローゼットです。ウォークインクローゼットがよかったのですが、畳数が増えるため、壁一面のクローゼットにしました。夫婦2人分の服や布団などがしっかり入るので、こっちにしてよかったです。

設計図・間取り図（画像）

2階ベランダの設計図です。ベランダに水栓を付けなかったので、掃除する時とても面倒です。掃除する事まで考えるべきでした。

家を建てようと思ったきっかけ

当時付き合っていた夫とそろそろ結婚しようと思っていた時に、兄が建てた自宅の裏に分譲地ができるという話を聞きました。

兄の土地と繋がっており、兄の土地を通って実家に行くと遠回りにならず、すぐに行けるところがとても魅力的に感じました。

また、今まで自分が住んでいて、学校やスーパーや交通機関への距離にもとても満足していて、夫も喜んでOKしてくれました。

なので、結婚すると同時にマイホームも計画していくことになりました。

フジ住宅を選んだ理由

1番に標準で耐震等級3を取得できるところが魅力でした。

私が住んでいる県はいつ大きな地震がきてもおかしくないと言われています。私が住んでいる県だけではなく、最近は頻繁に他県でも大きな地震が起きています。

子供が出来て、これから死ぬまで住むと考えた時に、家族が安心して住める家を建てたいと思いました。

次に担当者さんと設計士さんです。

無知な私たちに家についての説明をしてくださる際、フジ住宅独自の精度の高い地盤調査や制震ダンパーの説明など、親身に分かりやすく一から教えてくださいました。

設計士さんには、理想の外観をざっくりとしたイラストで伝えたところ、理想の外観に収まる間取りを作成してくださりました。

自分の理想の家を作るとなると、コンセプト的には地元工務店の方がいいのかなと迷いもしましたが、最終的には担当者さんと設計士さんの熱い思いが伝わり、ぜひフジ住宅でずっとお世話になりたいなと思いました。

工事中の現場の様子

着工して1週間で基礎ができていました。それから約2週間後に上棟、さらに1週間後には窓枠がはまっていて、屋根工事も済んでいました。

基礎工事を見たときは「こんなに狭いのかな」「この間取りで本当によかったのかな」など、不安なこともありましたが、上棟も終わり、2階までできると、とても大きく感じました。

工事中は実家が近いこともあり、毎日の様に見に行っていました。日に日に家が完成していくのを見て、とても感動したのを覚えています。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

定期点検は3ヶ月から始まり、1年、2年、5年、10年とあります。

ただ、定期点検の案内に「営業が収納棚の中も確認します」と記入されていて、不具合の確認だとは思うのですが、そんな中まで見られるのはちょっと嫌だな…と思いました。

感染症対策で人を上げたくなかったことと、特に不具合や聞きたいこともなかったので、3ヶ月と1年は断りました。次は2年になるので、その時にはお願いしようと思っています。

アフターサービスについては、構造躯体以外はほとんど2年保証なので、正直あまり使える機会はないだろうなと思っています。

やってよかったこと・こだわりポイント

こだわりポイントは和室です。リビング横に和室があるので、リビングに溶け込むように洋風の和室にしました。

扉や押入れは襖ではなく、他の建具と同じものを採用し、一辺はフローリングにして、仏壇やタンスなどを置いても畳が痛まないように工夫しました。

次に外観です。白い壁にサッシも白で統一し、玄関ポーチの壁だけベージュっぽいレンガにして、北欧風な外観がとても気に入っています。

取り入れてよかったのは「2階トイレ」です。妊娠中は夜中にトイレに行くことが多かったのですが、2階にあると階段を上り下りせずに行けて、とても便利でした。

寝ぼけながら階段を降りると考えるだけでも怖いですし、子供が増えて大きくなることを考えると、改めて採用してよかったと実感します。

後悔ポイント・気になるところ

土間収納を作るべきだったと後悔しています。ベビーカーを収納するところがないので、下駄箱の横の隙間に置いていますが、もともと狭い玄関がより狭く感じます。

土間収納があれば、ベビーカーはもちろん、三輪車や洗車用具なども置けて、とても便利だと思います。

あとは洗面室の収納です。洗面台と洗濯機の隙間収納を活用していますが、全然足りません…。間取り決めの際に、下着収納などを考えた上で収納棚をつければよかったと思います。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

実家や今住んでいる家で不便に感じていることと、自分の理想などを書き出すことが必要です。

私の実家は和室が独立していて、子供の頃は暗くて怖い部屋というイメージで、1人では行けませんでした。なので、自分の家ではリビング横に和室を作りました。

扉を開けると開放感が出ますし、扉を閉めると1つの部屋にもなるので、便利に使えています。

また、自分の思った不便なところだけではなく、他の人の思う不便なところも知っておきましょう。私たちも、実際にSNSで後悔ポイントとして投稿されていたのを見て、2階にもトイレを採用することを決めました。

ハウスメーカー選びについては、それぞれに強みがあるほか、標準仕様も異なるため、自分の理想に一番近いハウスメーカーを探すのがいいと思います。

私は最初の間取り打ち合わせの時に、自分の理想の外観のイラストを設計士さんに見せました。

具体的に色やイメージなども伝えて、どんな雰囲気の家をつくりたいか、共有したことで、家づくりがスムーズに進んだと思います。

家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。

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