トータテハウジングの注文住宅（2100万円・37坪・5LDK）

トータテハウジングで注文住宅を建てた、広島県在住30代男性の体験談です。

かんたん3分！家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域	広島県
年齢と性別	30代男性
家族構成	夫婦2人家族
ハウスメーカー名	トータテハウジング
商品名	なし
住宅タイプ	2階建て
構造・工法	木造軸組工法（在来工法）
購入パターン	土地と注文住宅
当初予算	3000万円
実際にかかった費用総額	土地900万円　建物2100万円 （※当時の金額。現在はより高額）
坪単価	57万円 （※当時の坪単価。現在はより高単価）
建坪（建築面積）	20.28坪
延坪（延床面積）	36.82坪
間取り	5LDK
検討開始から契約までの期間	3ヶ月
工期	8ヶ月
関連ページ	・広島の工務店 ・2000万円台 ・坪単価50万円台 ・20坪台 ・30坪台 ・5LDK

外観・外構（画像）

南西から撮影した建物の全体像です。南西側の角地で、南東に玄関があります。

玄関です。玄関の隣と裏側に駐車スペースがあり、合計4台駐車できます。

南側から撮影した写真です。リビングと和室が掃き出しの窓なので、そこからも出入りできます。

西側から撮影した写真です。西日が入らないようスリット型の窓を4つ設置しました。要望通りなのですが、なぜか図面では最後までスリット型の窓が5つになってました。笑

内装（画像）

建築当初のダイニングキッチンの写真です。ダイニングの照明は180度回転させられます。

現状のリビングの写真です。南側に出窓と掃き出しの窓を設置しているので、かなり明るいです。

書斎の写真です。この部屋にネットワークケーブルが集約しているので、書斎というよりはサーバールームです。

寝室の写真です。写真では全部写ってませんが、妻の嫁入り道具のタンスが2個あり、それがすっぽりハマる間取りになっています。注文住宅は家具を基準に間取りを考えられるという利点があります。

玄関の写真です。吹き抜けになっていて、書斎とサンルームから玄関を見下ろせます。

家を建てようと思ったきっかけ

結婚してから2LDKのアパートで暮らしていましたが、賃貸だとどうしても家賃がかさんでくるため、家賃を支払うくらいなら同程度の月額返済でローンを組み、持ち家を購入したほうが資産として残るのではないか、と考えたことがきっかけです。

不動産屋でいろいろと物件を見て回っていると、ハウスメーカーのほうから土地購入と注文住宅を提案され、せっかくなら「自分で間取りを決めて、すべての部屋にネットワーク回線を通した住宅を作ってみたい」と思ったことから、注文住宅の建築に至りました。

トータテハウジングを選んだ理由

ハウスメーカーは「トータテハウジング」さんですが、トータテグループでは土地の仲介も行っており、土地の購入から住宅の建築までを一括で引き受けてくれるため、後々の管理も楽になるのではないかと思い、トータテさんにお願いすることにしました。

土地の担当者と注文住宅の担当者は別々でしたが、資金計画の段階から親身になって相談にのっていただき、本当にローンが組めるか心配だった時も、大丈夫と太鼓判を押してくれたため、成約に踏み切られました。

一応、他のハウスメーカーも見て回っていたのですが、ほとんどが建売の物件ばかりで、注文住宅ではありませんでした。

また、自分で考えた間取りをみせたところ、建築基準を考えながら、ほとんどの希望を叶えた提案をしてくれたので、トータテさんにお願いしようと思いました。

工事中の現場の様子

ツーバイフォーという工法で、「上棟の際クレーンで吊り上げていく」という説明を受けていたのですが、工事の段階になって「近くの電柱（電線）のためにクレーンを使えない」と連絡をうけ、クレーンを使わずに上棟することになりました。

約1ヶ月工期が遅れたのですが、その間の家賃とローンの利息分については補償していただけたので、不満は特に感じませんでした。

強いて言えば、クレーンを使って吊り上げていく様子を動画に収めたかったのに、それができなかったのが残念です。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

物件を引き渡される少し前に注文住宅を担当してくれていた方が辞めてしまいましたが、引き渡しが行われるまでは責任をもって応対していただき、上司の方からもサポートいただいているので、今のところ安心です。

建てて1年も経っていないので、不具合が発生した時や保証が必要になった時などの対応がどのようなものかの感想はありませんが、「困ったことがあればトータテさんに連絡すればとりあえずOKだろう」と安易に考えています。

やってよかったこと・こだわりポイント

賃貸で住んでいたアパートの玄関が暗かったのですが、朝、仕事にでかける際、「玄関は明るい方がよい」という点にこだわり、東南に玄関を配置し、吹き抜けにしました。

毎朝、仕事に出かけるたびに明るいので、意欲的に出発できます。

当初、玄関の上をすべて吹き抜けにする間取りを自分で考案したのですが、建築士さんの「全部を吹き抜けにすることは不可能で、一部に床が必要」とのアドバイスをうけ、「その部分をサンルームにしてはどうか」と提案されました。

結果的に、観葉植物に日光をあてる場所と雨天時の物干し場として重宝しており、専門家の意見を取り入れてよかったと思います。

また、全部屋にLANケーブルを通して、コンセントを設置し、書斎のコンセントと直結するようにしてもらいました。

将来的にポート単位でネットワークを管理し、家族間のプライベートも確保するつもりです。

後悔ポイント・気になるところ

夜間の廊下について、照明をつけないと完全に真っ暗になってしまう箇所があるのですが、そこの照明のスイッチの位置が動線的に悪く、その廊下を通るたびに2,3歩動いて照明を付けなければならないため、センサー付きの自動スイッチにすればよかったと思っています。

すぐに変えてもよいのですが、建てた直後に「変えてくれ」と言うと「設計をミスしてしまった」と思われるのも申し訳ないので、しばらくはこのまま不便な状態を楽しんでみます。笑

あと、庭の照明を一切考えていなかったので、夜間に宅配物がくると、配達員の方に真っ暗な中、運んでもらうことになるので、申し訳ない気持ちです。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

注文住宅を建てようと思っている方の中には、間取りも自分で考えてみたいと思っている方も多いと思います。

最近は間取り図作成アプリも使いやすくなってるようで、フリーソフトの間取り図作成アプリを使えば、専門知識がなくてもある程度の間取りが作成できるので、そういったアプリで間取りを考えてみると楽しいのではないかと思います。

自分は、MacOS上にWindowsの仮想環境を構築し、「3Dマイホームデザイナー」というアプリの体験版をインストールして、間取りを考えました。

間取りだけでなく、建物全体の完成イメージが3Dグラフィックで表示できるので、理想の家に近づけられるのではないかと思います。

最終的には建築士さんの手直しが入ると思いますが、その際に具体的な提案があるかどうかに注意するとよいと思います。

前述のとおり、自分が考えた間取り図では、玄関の上をすべて吹き抜けにする形になっていましたが、建築士さんの意見でサンルームを設置することにしました。結果的に重宝しており、取り入れてよかったと思っています。

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