積水ハウスで注文住宅(3000万円・45坪・5LDK)を建てた、静岡県在住50代女性の体験談です。

かんたん3分!家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域 静岡県
年齢と性別 50代女性
家族構成 夫婦・娘・息子の4人家族
ハウスメーカー名 積水ハウス
商品名 セントレージ・グランツDX
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 軽量鉄骨造
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 3000万円(建物のみ)
実際にかかった費用総額 土地2700万円 建物3000万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 66万
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 23.38坪
延坪(延床面積) 45.38坪
間取り 5DK+L(DKとLが1階と2階に分かれている)
検討開始から契約までの期間 1年6ヶ月
工期 5ヶ月
関連ページ 静岡のハウスメーカー
鉄骨住宅メーカー
3000万円台
坪単価60万円台
20坪台
40坪台
5LDK

外観・外構(画像)

北向きの玄関です。向かって右側に駐車場スペースがあります。エントランスはなるべく段差が大きくならないように作ってあります。ほとんど長方形の建物です。

西側のお宅とは、人ひとり通れるくらいの幅しかとっていませんが、東側のお宅との間には1mほどの通路があるので、朝は東からまぶしいほどの光が入ってきます。
積水ハウスの玄関

南側です。奥行き3mほどの庭があります。南側も1mほどの通路と、その先は南側のお宅のお庭があるので、日当たりは良好です。
積水ハウスの外観

積水ハウスの無料点検は15年までです。15年点検を受けた時にいただいた、屋根の画像です。変色は一部あるものの、まったく問題なく、きれいな状態でした。
積水ハウスの屋根

内装(画像)

主要なところには、キチラーというアメリカのメーカーの照明器具を使いました。これは1Fダイニングのシャンデリアとブラケットです。
キチラーのシャンデリア

工事現場(画像)

工事中の写真は、すべて積水ハウスが撮ってアルバムにしてくださったものです。もう見ることのできない貴重な写真なので大変ありがたいです。 これは基礎の様子です。
積水ハウスの基礎

内装工事に入る前の様子です。この時に家族で行かせてもらい、建築責任者の方から非常に丁寧な説明をいただきました。これも貴重な写真です。
積水ハウスの構造体

当時、いろんな断熱材が出ていて、設計士さんと「どれがいいか」という話をたくさんしました。

結局、標準の施工でお願いしましたが、住んでみての感想としては、かなり断熱性・遮音性が高いです。光熱費の面でも大変助かっています。
積水ハウスの断熱材

設計図・間取り図(画像)

最もこだわったのは周回できるようにすること。行き止まりの場所を作らないようにすることで、動線の流れをよくしました。階段はリビング内階段です。

周回できる設計だったので、子どもたちが小さい時は、家の中でかくれんぼだけでなく、鬼ごっこもしました。楽しい思い出です。
積水ハウスの1階間取り図

2階も周回できるように作りました。娘の部屋と私の部屋の間には通り抜けのできるクローゼットを作り、双方の部屋からアクセスできるようにしました。女子の荷物は増える一方なので、とても便利です。
積水ハウスの2階間取り図

家を建てようと思ったきっかけ

結婚後、子どもが2人生まれ、上の子が幼稚園に入る頃、狭い社宅を出て、「子育てをするための家を作ろう!」というコンセプトで家を探し始めました。

最初に見に行ったのは分譲住宅でした。外構も完成していて植栽もきれいに植わっており、一気に夢が膨らみましたが、鉄骨造りを考えていたので、契約しませんでした。

その後、子どもが18歳まで我が家らしく育つためのプランを出し合った結果、分譲では思うようにいかないと考え、早い段階で注文住宅にすることにしました。

積水ハウスを選んだ理由

夫の実家が積水ハウスで建てていたため、値引きも受けられるということもあり、最初から候補には入れていました。

ただ、安い住宅メーカーなら坪単価30万円くらいなのに、積水ハウスは50万円以上でしたので、二の足を踏んでいました。

その後、住宅展示場に何度も足を運んでいろいろなお家を見せていただいているうちに

  • 耐震や防火を考慮した家
  • 断熱や遮音がきっちり考えてある家
  • 自由度の高い設計ができる家

がいいなという思いにいたり、確かな造りの積水ハウスなら…という思いが強くなりました。

積水ハウスのもう一つの良さは、メートルモジュールであることです。

実際、住んでみて感じますが、廊下や階段が広いです。その分部屋が狭くなるわけですが、子どもと手をつないで階段を上がることができるなど、「お部屋の10cm」以上のメリットがありました。

さらに、外壁がセラミックなので、築後の外壁塗装が不要なのも魅力的でした。また、営業の方の感じがとてもよかったのも決め手の一つです。

工事中の現場の様子

積水ハウスの構造体

積水ハウスには、70年前・30年前・現在の地図による土地の状況確認のほか、スウェーデン式サウンディング試験による地盤調査を着工1年前に行っていただきました。

その後、地鎮祭、工事の始まる前のご近所へのご挨拶から始まり、基礎工事を始める日、棟上げの日、内装が始まる日などの節目の日には、事前にご案内をいただきました。

特に、内装が始まる前に「ふさいでしまうと2度と見られないので…」という理由で、2時間ほどゆっくり中を見せてもらう時間をとってくださり、嬉しかったです。家族で見に行き、心躍らせたのがつい昨日のことのようです。

完成後の点検時も、建築責任者さんと一緒にチェックをさせてもらい、私たちの目の前で責任者さんが細かい壁紙のめくれなど、本当に微に入り細に入りのチェックをしてくださり、感謝しています。

内装の仕事の質の高さには驚かされました。壁紙の継ぎ目がまったく見えない、15年経ってもはがれてこないなど、本当に素晴らしいです。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

建物の20年保証に加え、1年・5年・10年・15年点検がありました。1年・5年の点検は主に屋内の点検で、家の中を細かく点検されました(事前にそのことを伺っていたので、片付けや掃除をがんばりました)。

10年の時は、バルコニーの床材を上げて清掃、防水シートの敷き込み工事(有料)をやっていただきました。

10年目で重点的に見ていただいたのは構造躯体と防水系で、壁の状態や屋根の状態も写真に撮って、点検確認していただきました。

15年の時も、10年の時と内容はほぼ同様です。

現在15年以上経っていますが、何も問題ありません。その都度、写真のついた点検確認表を作成してくださり、それが記録として残るのでありがたいです。

やってよかったこと・こだわりポイント

積水ハウスの玄関

生活パターン

こだわったのは「家族1人につき1つ以上の部屋があること」と「1階をLDKにせず、2階にLを持ってきたこと」です。

これにより、勉強は1階で(親のそばで、みんなで)、娯楽(テレビ・ピアノ)や寝るのは2階で、という生活パターンが自然とできました。

和室

夫の実家(誰も住んでいない)の仏壇をそのまま置きっぱなしにすることができず、仏壇を置く和室が必要でした。

和室の北側に、仏壇と神棚エリアをお願いしたところ、仏壇の上には特別な天井を、神棚は壁との間にすき間を作る提案をいただきました。

子どもたちが競技かるた(百人一首を使った競技)をやっていた時は、和室に札を並べてよく練習しました。

今は、ここは誰も使いませんが、住み始めて15年以上、和室は空気が澄んでいる感じがして、心の洗われる空間になっています。

2階リビング

2階のこだわりは、約10畳のリビングエリアです。リビングといっても、なるべく家具を置かず、広めのホールのようにして、ここで子どもたちは、空手の練習をよくやりました。

リビング内階段

取り入れてよかったのはリビング内階段です。熱効率は落ちるのですが、なんといっても、下から普通に声をかけても届くのがいいですね。

また、子どもたちが2階で遊んでいる声を聞きながら、1階で食事の支度をするなども安心してできました。

これは子育ての上でとても重要なポイントで、家族の距離感が遠くならない子育てができたと思います。

子どもが大きくなったらプライバシーを危惧されるかと思いますが、そもそも小さい時からお互いの声が聞こえる距離で育つわけですから(もちろんドアを閉めれば遮音されます)、大きくなっても声が聞こえるのが普通の子に育ちました。

外壁

一般的に10年経つと外壁塗装をしなければいけないそうですが、正直、子育てにお金がかかる真っ最中に100万円単位のお金を外壁塗装に出すのはきついです。

坪単価は高くなってしまいましたが、後々のことも考えたらよかったと思います。

優しく閉まるドア

これはまったく想定していなかったのですが、積水ハウスのドアは「パタン」ではなく「バフ」っと開閉できるので、とても気に入っています。

後悔ポイント・気になるところ

大満足の家なので、不満はまったくないのですが、強いて言えば、シャッターを電動シャッターにしなかったことをちょっと残念に思っています。

当時は値段の点で諦めたのですが、よく考えてみると、毎朝毎晩必ずやることにお金をかけることは必要だったんだなと学びました。

また、壁紙選びの時に、私がちょっと手を抜いてしまって、適当に選びすぎて、イマイチだったなと思う箇所が1か所だけあります。

壁紙も電動シャッターと一緒で、毎日目に入るところなので、いくらサンプルが小さくても、ちゃんと仕上がりを想像するべきでした。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

積水ハウスの外観

コンセプトを決めて設計すると、プランが決まりやすいです。

我が家は「子育てをする家」というコンセプトでしたので、正直、老後対策は、バリアフリーくらいしか考えないで設計しました。

家族4人で一緒に暮らせるのはせいぜい20年ほどですので、子ども中心に考えた家にして本当によかったです。

限られた資金の中で、やりくりして家を建てないといけないのは大変ですが、毎日使うもの(トイレ・キッチン・ダイニングテーブルなど)にちょっとぜいたくをすると、QOLが格段に上がるのでおすすめです。

また、私は阪神大震災経験者のため、家具を置かない部屋を作り、そこで子どもたちと一緒に寝ていました。これも、いざという時にすごく大事なことなので、考慮されると良いかと思います。

防犯対策としては、1階の窓はシャッターをつけるか、強化ガラスにしました。

外構も、道路から見通しの良い造りにして、家の周囲の通路には石を敷くなど、敷地内に誰かが入ってきてもすぐわかるように工夫しました。

もともと犯罪のない地区ですが、このような「見える防犯対策」をしたことで、より安心感が高まりました。

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