アートクラフトの評判！オーナーが真実を語る

アートクラフトで注文住宅（2000万円・30坪・3LDK）を建てた、埼玉県在住60代男性の体験談です。

かんたん3分！家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域	埼玉県
年齢と性別	60代男性
家族構成	夫婦2人
ハウスメーカー名	アートクラフト
商品名	なし
住宅タイプ	2階建て
構造・工法	木造2×4（ツーバイフォー）工法
購入パターン	土地と注文住宅
当初予算	3500万円
実際にかかった費用総額	土地1500万　建物2000万 （※当時の金額。現在はより高額）
坪単価	67万円 （※当時の坪単価。現在はより高単価）
建坪（建築面積）	20坪
延坪（延床面積）	30坪
間取り	3LDK
検討開始から契約までの期間	1年
工期	5ヶ月
関連ページ	・埼玉の工務店 ・2000万円台 ・坪単価60万円台 ・20坪台 ・30坪台 ・3LDK

外観・外構（画像）

外壁の鋳物のイミテーションが可愛いです。外壁の色も気に入ってます。

家の形としては普通ですが、洋風の感じが見られています。屋根材はシングルです。

お気に入りの玄関扉です。少々メルヘンチックで、少し木の削れた感じが良いです。

窓には鎧戸がついています。アートクラフトの特徴で、レトロ感満載です。

内装（画像）

玄関を入ると、上がったところがあり、タイル仕上げになっています。これもアートクラフトの特徴です。

我が家では薪ストーブを設置しています。冬は放射熱でまどろむのが好きです。

薪ストーブの熱が二階に行くように、階段は吹き抜けにしました。

アートクラフトは、基本設計にレトロな照明が入っています。これを選ぶのも楽しかったです。

トイレなどには換気扇がついてなく、家全体をこのスイッチで制御しています。

妻が子供に絵や工作を教えるアトリエをやってまして、その部屋です。アトリエの用意や自分の絵を描いたり、趣味のエレクトーンの練習をしていたりと、まさに妻の秘密基地です。

家を建てようと思ったきっかけ

定年退職を機に、母と同居する目的で家を建てようと思いました。

また、老後を豊かに暮らしたいと思ったほか、趣味の家庭菜園を行いたかったため、都会を離れて埼玉の少し奥に土地を探しました。

さらに、どうしても薪ストーブを設置したかったため、近所迷惑にならないようにと、広々とした場所に土地を決めました。

土地選定については、その他にも以下の条件がありました。

• 高圧線を頭上にない
• お墓や工場が近所にない
• 低い土地や窪地でない（洪水や水被害対策）

アートクラフトを選んだ理由

埼玉県の住宅展示場をあちこち回り、有名な大手メーカーも何社も回りましたが、坪単価が高く、希望価格から乖離がありました。

実は、契約直前まで行ったメーカーもあったのですが、別途工事項目が多く、希望を言うごとに追加費用が発生したことから、契約には至りませんでした。

そんな中、アートクラフトは、田舎暮らしをイメージできるデザインコンセプトを感じられ、話を開始しました。

私自身も建築を商売にしている関係上、断熱の品質だけは譲ることができなかったのですが、断熱工事が非常によく考えられていることがわかりました。

また、建築工事費用も良心的で、これならお願いできると納得し、契約をした次第です。

接客をしてくださった営業の方も真剣に提案などをしてくださり、信用できる会社だと思います。

工事中の現場の様子

地鎮祭は追加費用もなく、手作り感満載の会をしてくださり、竣工時には、営業の方の発案で、リボンテープなどで飾ってくださりました。

工事中は、毎日のようにLINEで報告が来て、状況把握ができ、安心できました。

たまに現場に伺う際は、こちらの上履きまで丁寧に用意してくださっていて、なんか大事にされてる感があり、嬉しく感じました。

また、「ここはこのようにしてほしい」などの細かいお願いもきちんと聞いてくださり、さぞうるさかったと思うのですが、嫌な顔もせず真摯に対応してくださりました。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

照明器具がいくつか基本設計に入っているのですが、その器具を破損させてしまったことがありました。その際、修理をお願いしたのですが、かかった費用は器具のほんの商品代金のみでした。

定期点検は、1年目2年目としっかり実施されました。もちろんすべて無料です。

アートクラフトは地域密着型の工務店なので、小回りが利きます。こちらの希望もいつも真剣に聞いていただけて、大変感謝しております。

また、アートクラフトの資材置き場が近くにあるのですが、うちは薪ストーブがあるので、木の切れ端を頂きに行けたりと、近所に施工した工務店があるのは何かと便利です。

やってよかったこと・こだわりポイント

大きく5つあります。

バルコニー

バルコニーは当初、単なる手すり壁だったのですが、手すりの内側が湿気ることがありますので、空気の通りがよくなるように開口部を設けました。おかげで、バルコニーは常に乾燥しています。

南向きリビング

建物の基本ではありますが、南向きにリビングを配置し、家族の語らいのスペースに太陽の日がたっぷり入るようにしました。

回遊動線

家の中を部屋を通過せず、2種類のルートを作りました。家族の誰かがリビングで寛いでいても、感づかれずにトイレや浴室に行けて、便利です。

しっかりとした断熱

断熱はウレタン吹付で、厚みもしっかりしています。住んでみて感じるのですが、夏は涼しく冬は暖かく、非常に快適な空間です。

大手の他社は、断熱工事を綿状の断熱材で施工され、ウレタンと比較して、断熱性能があまりよくないと思われます。

天井の高さ

天井高さを2種類の中から選べたのですが、コストが変わるので低いほうにしました。それでも全然違和感はありません。「住めば都」とはよく言ったものです。

後悔ポイント・気になるところ

建築場所は、埼玉の言わば田舎のゾーンなのですが、ご近所さんも車を2台お持ちです。我が家も2台なのですが、駐車場の入庫幅をもう少し大きくしていれば、もっと楽に駐車ができてよかったかなと思います。

そして、水道メーターが駐車スペースの下にあり、水道検針の時、車が邪魔になることも気になっています。そのたびに移動しなければなりません。

あと、外部周りをフェンスで囲いましたが、高さが少し低く感じられます。0.9mなのですが、1.2mにすればよかったです。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

建築するにあたり、庇は絶対に付けようと思っていました。庇（ヒサシ）は、庇（カバ）うと言う通り、建物を守ってくれます。

最近の都市型住宅は、庇のない建物が多く見受けられますが、雨漏りの危険性があります。

実際、ご近所さんは庇のない形をしているのですが、漏水しているとの事でした。もちろん、全部が全部ではありませんが、そういうリスクがあるということは知っておいて損はないはずです。

次に、我が家と同じく、隣地が林や森になっている土地の場合、落ち葉がかなり落ちてきます。そのため、樋に落ち葉が入らないように、蓋を付けることをおすすめします。

あと、外構工事は新築時に同時にすることをおすすめします。後からすることもできましたが、安心して暮らしたいと思い、第三者が立ち入らないようにフェンスを家の周りに巡らしました。

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