オークハウスの評判！オーナーが真実を語る

オークハウスで注文住宅（3400万円・40坪・3LDK）を建てた、福島県在住30代男性の体験談です。

かんたん3分！家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域	福島県
年齢と性別	30代男性
家族構成	夫婦・息子・娘2人の5人家族
ハウスメーカー名	オークハウス（大樹不動産）
商品名	なし
住宅タイプ	2階建て
構造・工法	木造軸組工法（在来工法）
購入パターン	注文住宅のみ（土地所有済）
当初予算	3000万円
実際にかかった費用総額	建物3400万円（そのほか地盤改良や擁壁などに1400万円） （※当時の金額。現在はより高額）
坪単価	85万円 （※当時の坪単価。現在はより高単価）
建坪（建築面積）	21坪
延坪（延床面積）	40坪
間取り	3LDK
検討開始から契約までの期間	4年半
工期	4ヶ月
関連ページ	・福島の工務店 ・3000万円台 ・坪単価80万円台 ・20坪台 ・40坪台 ・3LDK

外観・外構（画像）

正面写真です。外構は後回しにしたのですが、当初から契約に組み込んどけば良かったと、後で後悔しました。

側面の写真です。この高い擁壁が予想外の出費でした…。

ここが一番興奮しました。やっと建物の形になった事を実感できるタイミングです。

内装（画像）

入ってすぐのシュークロークですが、これだけでは足りませんでした。ハンガーパイプはあって正解でした。

和室は「吊り押入れ」と「下の窓」が自慢です。床の間も作りましたが、子どもが落ちるので段差はない方が良かったです。

階段下を有効活用しています。しかし、隙間をなくせず、よくオモチャが洗面と洗濯機の間に落ちてます。

ガラス張りはカッコイイですが、日々ウロコとの戦いです。毎日吹き上げできない方にはおすすめできません。

将来的に分割できるようにした子供部屋です。今はまだ全員の寝室として使っています。

私の籠り部屋です。パソコンで仕事をしたり、音楽活動をしたりしています。

家を建てようと思ったきっかけ

注文住宅でない場合、メーターモジュールと尺モジュールを混合できないハウスメーカーがほとんどだったためです。

また、和風なつくりの建売が少なかったほか、階段や廊下の幅を場所によって変えることや、吊り押し入れを作ったりすることなどができませんでした。

大手ハウスメーカーでできるところもありましたが、すべてオプション扱いで値段が高くなってしまうため、工務店で値段を抑えて注文住宅で建てようと思いました。

ちなみに、工務店の場合、瓦葺きにするのにハウスメーカーの半値でできました。

オークハウスを選んだ理由

県内の有名なハウスメーカーはほとんど展示場に行き、話を聞いてきました。

当初検討していたカナダの輸入住宅のハウスメーカーは、良い感じに話が進み、契約手前まで行きましたが、その後の話が噛み合わず…。

「このままだと崖地条例に引っかかるため、追加工事が必要」と、契約しようとする内容と違う形で進みそうになったため、解消となりました。

その後、いろんなところで地盤調査やら設計やらが入りましたが、うまく進まず…。

ずるずるしているうちに2人目の妊娠がわかり、ゆっくりしているわけにもいかず、慌てて大手ハウスメーカーに駆け込み、設計料を払って話を進めることになりました。

それでも「あれはできるけれど、これはできません。こうするのはどうですか」といって、最終的にはまったく違う図面が出てきたりもしました。

そんななか、オークハウスの設計担当者さんは一度も出来ないと言わず、実現に尽力してくれました。

わがままな要望も、無理な組み合わせも、それが叶うようにアイデアを提案してくれたため、ここに任せようと思いました。

工事中の現場の様子

外注業者さんが入るタイミングや、棟上げでどうしても人が足りない時以外は、大工さん二名体制でした。無言で黙々と作業していて「ザ・職人」という感じでした。

ただ、質問したり、休憩中話しかけたりすると、気さくに対応してくれました。

作業中に「棚を一枚追加してほしい」とか「柱の角を丸くしてほしい」など、予定にない作業を頼んでも、嫌な顔一つ見せず、引き受けてくれました。

また、現場に入る大工さんも外注業者さんも揃って清潔感があり、毎日現場を綺麗にして帰って行きました。

休憩中にタバコを吸う大工さんもいましたが、建物の近くでは吸わないですし、始末もしっかりしていました。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

アフターケアや定期点検については正直、大手ハウスメーカーの方がしっかりしてる印象です。

担当営業は年始に毎年挨拶に来ますが、1年目の定期点検以降の点検の話は一度もないです。大手に比べ、工務店は全体的に点検頻度が少ないようです。

その分、こちらで気になるところは言っていかないと、放置され気味なので、注意が必要かと思います。

ただ、保証に関しては品質的な問題に関してしっかり対応してもらってます。しつこく言ったからやってもらえたのかもしれませんが…。

やってよかったこと・こだわりポイント

大きく5つあります。

外観

真っ黒な外観で、瓦も外壁も統一しました。基本的には和風な作りですが、色味でモダンさを演出できてるかなと思います。

妻は虫が大の苦手なのでベランダはありません。それに替わってサンルームを作り、天井にはホシ姫サマ（昇降機能付き物干し）をつけました。

軒

軒を角度を計算して、標準より長くしてもらったこともやって良かったことの1つです。

おかげで、冬は日差しが入りやすく、夏は日差しが入りにくい建物になりました。ただ、寒冷地では、冬の恩恵は少ないです。

書斎

私の趣味兼仕事部屋として書斎を作りました。ここも黒を基調に、暗く落ち着いた空間にしてあります。

妻も専用バックヤード兼趣味部屋として、2畳くらいの部屋を作りました。夫婦それぞれ別の趣味なので、ここの部屋は作ってとても良かったです。

パイン材の床

2階の床材はパイン材です。やわらかく暖かいです。時間と共に焼けてきて、年数と共に味が出てきます。

吊り戸

オススメで言うと、吊り戸は下にレールがないので掃除がしやすく、とても気に入っています。

後悔ポイント・気になるところ

こちらも4つあります。

バリアフリー

すべて段差とレールを無くせばよかったと思っています。子どもがつまずいたり、掃除機でゴミが吸いきれなかったりするためです。

フルハイトドア

フルハイトドアを妥協しなければ良かったです。天井までのドアなら縁に埃もたまらないですし、すっきりして、室内がもっと広く見えていただろうと思います。

無垢材

無垢材は良いのですが、赤松と浸透系塗料の相性が悪かったので、他の木材を選択すれば良かったです。

赤松は油分が多いらしく、なかなか塗料が入っていかず、表面で固まってしまい、経年劣化でパリパリ剥がれてしまいました。

その際、下の木材も絡め取ってささくれになってしまい、家族全員足の裏を負傷する事態に…。

和室

子供のイグサアレルギーが発覚したため、和室のたたみはイグサではなく和紙にすれば良かったです。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

なによりも「妥協はするべからず」です。予算を削るときは、物自体は安価なものにしても、形や使い勝手は妥協しないようにしましょう。

毎日使う家だからこそ、細かいところがその都度ストレスになってはいけないと思います。

次に、お子さんがいる家庭で和室を作るなら、最初のたたみは安価なもので十分です。すぐボロボロになります。障子戸も同じで、障子風の丈夫なものの方が張り替え不要で便利です。

そして、吹き抜けは憧れますが、暖房が全然効きません。吹き抜けを作るなら、畳数以上の容量のエアコンが必要です。

あと、今更ながら太陽光発電はつけておけばよかったです。ここまで電気代が高騰するとは思っていなかったので、後悔しています。

それ以外はやりたい事を大体詰め込めたので満足はしています。

そのため、最初に戻りますが、妥協しないことが理想の家づくりにもっとも重要なことだと思います。

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