ミサワホームは空間を有効活用できる「蔵」が人気のハウスメーカーです。工場内の安定した環境のもとで部資材を生産する「高度工業化住宅」を、大手ハウスメーカーの中では比較的手の届きやすい価格で提供しています。

そんなミサワホームの特徴と、実際にミサワホームで家を建てた13人の体験談です。数年住んでみて感じていることや住み心地、やってよかったことや後悔ポイントなどをインタビューしました。
当ページ:特徴+5人の体験談 2ページ目:4人の体験談 3ページ目:4人の体験談

ミサワホームの特徴

よく言われる評判や口コミをもとに、ミサワホームの注文住宅の特徴をまとめました。

金額・坪単価は高め

ミサワホームは工場生産でコストをうまくコントロールしているハウスメーカーで、建築費用も坪単価も高めですが、他の大手ハウスメーカーと比べるとやや安くなっています。

ミサワホームの注文住宅は3000~5000万円が相場の目安です。坪単価は100~130万円が相場です。以前は2000万円台の注文住宅も珍しくありませんでしたが、現在では3000万円以上がほとんどです。

ちなみに、住宅産業新聞社が2025年6月に発表した、2024年度のミサワホームの見積もり平均金額は3767万円、平均坪単価は108.7万円となっています。

建築可能エリアが広い

大手ハウスメーカーのミサワホームなら、北は北海道から南は鹿児島まで、沖縄を除く日本全国で家づくりが可能です。

北海道・東北
北海道  
青森県 岩手県
宮城県 秋田県
山形県 福島県
関東
茨城県 栃木県
群馬県 埼玉県
千葉県 東京都
神奈川県  
中部
新潟県 富山県
石川県 福井県
山梨県 長野県
岐阜県 静岡県
愛知県  
近畿
三重県 滋賀県
京都府 大阪府
兵庫県 奈良県
和歌山県  
中国・四国
鳥取県 島根県
岡山県 広島県
山口県  
徳島県 香川県
愛媛県 高知県
九州
福岡県 佐賀県
長崎県 熊本県
大分県 宮崎県
鹿児島県  

耐震性が高い

ミサワホームの耐震性能

ミサワホームでは、モノコック構造の木質系パネル住宅と、木造軸組工法に工業化技術を加えたMJ Woodの2種類の家づくりを行っていますが、どちらも標準で耐震等級3(最高等級)に対応しています。

  • パネル同士を強固に面接合したミサワホームオリジナルの木質パネル接着工法(パネル)
  • 同じ木質系の耐力壁よりも4~5倍も強い木質接着パネル耐力壁(パネル)
  • モノコック構造に最適な連続布基礎(パネル)
  • 地震エネルギーを最大半減させる制振装置MGEO(エムジオ)(パネル)
  • 業界最高水準の強度を持つミサワホームオリジナルの高分子接着剤(パネル)
  • 丸釘の2倍もの耐力を持つ高性能スクリュー釘(パネル)
  • JAS規格に適合した高品質な構造用集成材(MJ)
  • 従来の木造軸組工法の1.7倍の接合部強度を持つMJメタルジョイント(MJ)
  • 最大6.5倍相当もの壁倍率を誇る、構造用面材を用いた耐力壁(MJ)
  • 24mm厚の構造用合板が採用されている剛床(MJ)
  • 高い耐久性を持つ高減衰ゴムが組み込まれた制振装置MGEO-N(エムジオ-エヌ)(MJ)

など、ミサワホームでは地震への取り組みが充実しています。

また、阪神淡路大震災の2倍相当の揺れなど合計39回を4日間与え続けるという実大実験を行い、構造体の損傷はなく、さらに壁紙などの内装にも被害はないという結果が出ています。

この実大実験からも、ミサワホームの耐震性の高さがうかがえます。

断熱性は高め

ミサワホームの断熱性能

ミサワホームのUA値は公式サイトに記載されています。標準仕様だとUA値0.48~0.51(地域区分によって異なる)、高断熱仕様だとUA値0.38~0.39です。

標準仕様と高断熱仕様とで使用している断熱材の厚みも異なります。

  • 外壁:高性能グラスウール16K(75mm)
  • 天井・屋根:ロックウール(200mm)
  • 床下:高性能グラスウール16K(120mm)

上が標準仕様、下が高断熱仕様の断熱材です。

  • 外壁:高性能グラスウール16K(100mm)
  • 天井・屋根:ロックウール(200mm)+遮熱材
  • 床下:高性能グラスウール16K(120mm)

また、熱が逃げやすい開口部については、サッシはアルミ樹脂複合サッシが、窓ガラスはアルゴンガス入りダブルLow-Eペアガラスが標準採用されています。

サッシは高断熱仕様の樹脂サッシが、窓ガラスはアルゴンガス入りダブルLow-Eトリプルガラスが、それぞれオプションで用意されているため、より断熱性能を上げることもできます

気密性は高め

ミサワホームの気密性能

ミサワホームではC値を公表していませんが、施主様のブログや家語のインタビューなどから0.7~1.5と推定されます。

他のハウスメーカーと比べると、比較的良い数値が出ていて、その背景にはミサワホームが気密性を上げるための次のような努力があります。

  • 工場生産で断熱欠損・気密欠損をなくす
  • 床の接合部分に高分子接着剤を採用
  • 壁と天井の下地材に高気密仕様のバリア石膏ボードを採用
  • コンセントやスイッチに気密パッキンを装備
  • 分電盤も気密対応

耐火性が高い

ミサワホームの耐火性能

ミサワホームでは、独自のファイヤーストップ構造の家づくりをしているほど、耐火性にも注力しています。

  • 防火構造の外壁と軒天
  • 不燃材料の屋根材と外装仕上げ材
  • 内装下地材に厚さ12.5ミリの石膏ボード
  • 延焼防止効果の高い横芯材が採用された木質パネル

など、もらい火や延焼防止のための対策がしっかりと取られています。

標準で「省令準耐火構造」に対応しているほか、準防火地域に対応するための「準耐火構造」への仕様変更も可能です。

そのため、一般的な木造住宅よりも火災保険料がお得になるというメリットもあります。

防音・遮音性は高め

ミサワホームの防音性能

ミサワホームでは、2種類の音(空気伝搬音・固体伝搬音)のどちらにも対策を施すことで、外からも内からも防音性や遮音性の高い家づくりを行っています。

まず、外からの音については「外壁」と「窓」で対策しています。

  • 外壁:外壁遮音性能Dr-35(交通量の多い交差点75dBが、静かな公園40dB程度に抑えられる)
  • サッシ:透過損失等級で最高等級3をクリア。外部の音を約25dB低減

次に、家の中の音は「床」と「間仕切り」で行っています。特に床は以下のように遮音性の高い仕様をいくつも用意しています。

  • 標準床仕様:軽量床衝撃音LrL-40~65+重量床衝撃音LrH-70+遮断等級Dr-40
  • 重ね建床仕様:軽量床衝撃音LrL-40~60+重量床衝撃音LrH-65+遮断等級Dr-50
  • 遮音界床仕様:軽量床衝撃音LrL-40~60+重量床衝撃音LrH-65+遮断等級Dr-50
  • 高遮音界床仕様:軽量床衝撃音LrL-40~60+重量床衝撃音LrH-60+遮断等級Dr-50
  • 高遮音二重床仕様:軽量床衝撃音LrL-40~55+重量床衝撃音LrH-55

※Dr値は数値が大きいほど、Lr値は数値が小さいほど、遮音性能が優秀

間仕切りに関しては、一般的な木造住宅が5層構造なのに比べ、ミサワホームは標準で7層構造となり、さらにオプションで高遮音シートを配した8層構造も用意されています。

このようにミサワホームでは、防音性や遮音性の高い家づくりを行っているため、交通量の多い地域や二世帯住宅などでも、家族みんなが快適に暮らせるようになっています。

タイルとサイディングから外壁を選べる

ミサワホームの外壁性能

ミサワホームでは「タイル外壁」と「サイディング外壁」の2種類が用意されています。それぞれのメリットデメリットは以下の通りです。

タイル外壁
メンテナンスコストが安い 初期費用が高い
高級感や重厚感がある デザインバリエーションが乏しい
耐久性が高く耐用年数も長い  
サイディング外壁
初期費用が安い メンテナンスコストが高い
デザインバリエーションが豊富 経年劣化しやすい

実際、タイル外壁はサイディング外壁の1.5倍~2倍ほどの初期費用がかかりますが、お手入れがしやすくてメンテナンスコストも安くすむため、長い目で見てタイル外壁を選ぶおうちが多いです。

デザイン力が高い

ミサワホームのデザイン力

ミサワホームは、33年連続でグッドデザイン賞を受賞するほど、デザインに力を入れているハウスメーカーです。

まるで美術館のような幾何学的でオシャレな家から、和を感じられる日本家屋まで、様々なデザインラインナップがそろっています。

CENTURY(センチュリー)

ミサワホームの主力商品です。ワンランク上の上質感や高級感のあるデザインが特徴となっています。

センチュリー平屋の外観

SMART STYLE(スマートスタイル)

セミオーダーに近い規格型住宅です。センチュリーのような完全自由設計ではありませんが、100以上ものプランから選べるほか、カスタマイズも可能となっています。

SMART STYLE「H」の正面入口

そのほか

コンセプトモデル・インテグリティ・MJ WOODなど、ほかにも様々なブランドが用意されています。

ミサワホームの外観

ミサワホームの外観

ミサワホームの外観

保証・アフターサービスが充実している

ミサワホームの保証制度

ミサワホームの注文住宅には、延長保証を利用した「エンドレス保証」がついています。主な保証内容は以下の通りです。

  • 構造体:35年初期保証+5年延長保証+10年延長保証(+繰り返し)
  • 防水:30年初期保証+10年延長保証+10年延長保証(+繰り返し)
  • 白蟻:10年保証+10年延長保証+10年延長保証(+繰り返し)
  • 付帯設備:5年保証

延長保証部分は、ミサワホームが定める耐久性診断(有償)と耐久工事(有償)を受けることで、家がある限りエンドレスで期間を延ばせます

また、保証が途切れた後でも、耐久性診断と耐久工事を受ければ再保証してもらえる「再保証制度」も用意されている点もミサワホームの特徴です。

定期点検は「11ヶ月・23ヶ月・5年・10年・15年・20年・25年・30年」の8回が無料です。35年目からは有料点検となります。

もちろん定期点検時以外の連絡もできます。24時間365日受付の「お客様相談センター」が開設されていて、トラブルや緊急の用件が発生した際にもしっかりと対応してくれます。

また、「ミサワオーナーズクラブ」というミサワホームオーナー専用のウェブサイトもあり、こちらでは動画や図解でお手入れ方法を学べるほか、部品の購入や交換依頼もできるようになっています。

基本情報

地域 長野県
年齢と性別 60代男性(以下Aさん
家族構成 夫婦・娘2人の4人家族
ハウスメーカー名 ミサワホーム
商品名 GOMAS蔵のある家
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造2×4(ツーバイフォー)工法
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 2200万円
実際にかかった費用総額 建物2400万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 73万
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 16坪
延坪(延床面積) 33坪
間取り 4LDK
検討開始から契約までの期間 6ヶ月
工期 5ヶ月
関連ページ 長野のハウスメーカー
2000万円台
坪単価70万円台
10坪台
30坪台
4LDK
地域 福岡県
年齢と性別 30代男性(以下Bさん
家族構成 夫婦・娘2人の4人家族
ハウスメーカー名 ミサワホーム
商品名 CENTURY HIRAYA(センチュリー平屋)
住宅タイプ 平屋
構造・工法 木質パネル工法
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 3500万円
実際にかかった費用総額 土地850万円 建物3350万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 108万
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 31坪
延坪(延床面積) 31坪
間取り 4LDK
検討開始から契約までの期間 6ヶ月
工期 3ヶ月
関連ページ 福岡のハウスメーカー
3000万円台
坪単価100万円以上
30坪台
4LDK
おしゃれな平屋
地域 愛知県
年齢と性別 30代女性(以下Cさん
家族構成 夫婦・娘・息子の4人家族と犬
ハウスメーカー名 ミサワホーム
商品名 なし
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 2000万円
実際にかかった費用総額 2800万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 72万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 23.29坪
延坪(延床面積) 39.02坪
間取り 4LDK
検討開始から契約までの期間 2年
工期 4ヶ月
関連ページ 愛知のハウスメーカー
2000万円台
坪単価70万円台
20坪台
30坪台
4LDK
地域 埼玉県
年齢と性別 30代女性(以下Dさん
家族構成 夫婦2人家族
ハウスメーカー名 ミサワホーム
商品名 なし
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木質パネル工法
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 3500万円
実際にかかった費用総額 土地1500万円 建物3000万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 86万
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 17.55坪
延坪(延床面積) 35坪
間取り 4LDK+蔵+書斎
検討開始から契約までの期間 4ヶ月
工期 3ヶ月
関連ページ 埼玉のハウスメーカー
3000万円台
坪単価80万円台
10坪台
30坪台
4LDK
地域 東京都
年齢と性別 40代女性(以下Eさん
家族構成 母・娘の2人家族
ハウスメーカー名 ミサワホーム
商品名 なし
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木質パネル接着工法
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 1700万円
実際にかかった費用総額 1860万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 109万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 9坪
延坪(延床面積) 17坪
間取り 2LDK
検討開始から契約までの期間 3ヶ月
工期 3ヶ月
関連ページ 東京のハウスメーカー
1000万円台
坪単価100万円以上
8坪・9坪
10坪台
2LDK
狭小住宅

外観・外構デザイン

蔵と2階部分を見たところです。普通の2階建てよりも高い構造です。手前にあるブドウ棚と屋根は自分で作りました。
ミサワホームの外観

1Fと2Fの間に蔵があり、蔵の部分に蔵窓があります。
ミサワホームの外壁

通風孔を開けたバルコニー。当初は風穴がなく暑かったため、後から取り付けてもらいました。
ミサワホームのバルコニー

コの字の平屋です。全体的にブラウンやブラック系で統一して、シックな印象をつくっています。
センチュリー平屋の外観

東側道路なのですが、雨樋や換気フード、給湯器、エアコンなど、ノイズとなるものはすべて道路から見えないようにしました。
センチュリー平屋の外構

南国風のリゾートをイメージしたくて、コルジリネやアガベなどの植栽をまとめています。夜になるとライトアップされて非常にきれいな印象になります。
センチュリー平屋の植栽

南側から見た外観です。冬には日が入り暖かく過ごせます。
外観

建物外観です。ほぼ完成したところです。この後に外構工事をやってから引き渡しです。
ミサワホームの外観

内装デザイン

システムキッチンにビルトインの食洗機をつけてもらったので、スッキリしています。
ミサワホームのシステムキッチン

大容量の食洗機です。最初のものは開き戸でしたが、その後、引き出しタイプのものに交換してもらいました。
ミサワホームの食洗機

リビングファンのある吹き抜け天井です。照明の横に取り付けて、夏も冬も使っています。
ミサワホームの吹き抜け天井

吹き抜けのリビングの上に蔵窓があります。リビングは吹き抜けになっているため、窓の上にさらに小さな窓がついています。
ミサワホームの蔵窓

浴室はリフォームして、テレビを付けました。片湯に浸かりながらテレビを見られて最高です。
ミサワホームの浴室

コの字である中庭です。冬場を乗り越えられずにヤシは枯れてしまいましたが、周りからの視線が気になりません。
センチュリー平屋の中庭

玄関です。ウォールナット系で統一しました。そこまで広くはないですが、オシャレな玄関になりました。
センチュリー平屋の玄関

約20帖のリビングです。天井が約3.3mとかなり高いです。より部屋が広く感じられます。
センチュリー平屋のリビング

縦に長い窓面にデスクスペースを完備して、在宅ワークのときは北側から入る安定した光の下で仕事ができます。
センチュリー平屋のダイニング

キッチンから見た写真です。奥の部屋が和室になるのですが、間接照明を取り付けて、ダウンライトがないリビングにしています。
センチュリー平屋のLDK

寝室や水回り、子供部屋につながる長い廊下です。廊下は別世界感を再現したくて、リビングのシックな印象とは逆に、白で統一した明るい雰囲気にしました。
センチュリー平屋の廊下

リビング側からみた和室とキッチンです。柱の部分ははじめは壁でしたが、柱にしたいと伝えて変更してもらいました。
和室とキッチン

和室側から見たリビングダイニング。お気に入りのタイル。予算を抑えつつ埋めてもらいました。
リビングダイニング

2階から見た土間。土間とベランダは同じタイルでつながっています。
土間

キッチンです。一番こだわったのはタイル部分です。リクシルの展示場を見て、うちにも取り入れたいと思って選びました。
ミサワホームのキッチン

こちらは和室です。オシャレにしてみたのですがまったく使っておらず、荷物置き場になってます…。
ミサワホームの和室

部屋の間取りを広くとったため、トイレは階段下の狭いスペースに作ることになりました。
ミサワホームのトイレ

こだわりのリビングです。ミサワホームは中二階に収納スペースである「蔵」を作られるので、1階の天井を高くできます。とても快適です。
ミサワホームのリビング

トイレの壁をツートンにしました。清潔感のある、さっぱりした印象になりました。
ミサワホームのトイレ

トイレに手洗いと鏡を設置。これでプライベートスペースに来客が入ってくる必要がなくなりました。
ミサワホームの洗面台

対面キッチンにしたことで、作業スペースが広く取れ、来客にも作業の手元が見られることがなくなり、快適です。
ミサワホームの対面キッチン

リビング横に小上がりを設置。畳の下はすべて収納スペース。かなりの大容量です。また、リビングに座りきれない来客には小上がりに腰かけていただくこともできます。
ミサワホームの小上がり

鴨居のない建物なので、収納できる物干しを設置。とても便利です。
ミサワホームの室内物干し

窓を大きく取ったことで、日中のリビングはとても明るく、気持ちのよいリビングになりました。
ミサワホームのリビング

階段下の収納スペース。生活スペースで見せたくないものを収納できてすっきり。
ミサワホームの階段下収納

工事現場写真

耐震用の装置。ミサワ独自の耐震用の装置は2か所につけられていました。↓
ミサワの耐震用の装置

棟上げの様子です。ここまで2日くらいで完成したのには驚きました。
ミサワホームの棟上げの様子

こちらは組み立てていく様子です。パズルのように1枚1枚貼り合わさっていきました。
ミサワホームの工事現場

見積書

ミサワホームと契約したときの工事請負契約書です。
ミサワホームの工事請負契約書

家を建てようと思ったきっかけ

子どもが2人になり、社宅では手狭になったため、自分の家を建てようと思いました。

私は親が転勤族だったため、アパートを転々としていた子供時代であったこともあり、いつかは戸建ての家に住みたいとずっと思っていました。

土地は取得していたので、最初から注文住宅一択でした。建売住宅では、自分の思うような間取りができないというのも大きかったです。

いろいろなメーカーの展示場に行き、建物の特徴を勉強した上で、自分たちでも間取りを色々考えて、打ち合わせを何回もして決めました。

きっかけは子供の誕生です。

もともと7階建てのマンションに住んでいましたが、「駐車場からマンションに入るまでの煩わしさ」「上下階の人への音の気遣い」「家賃がもったいない」ということから戸建てを考えました。

家賃は毎月8万円ほど払っていて、光熱費含めたら月に約10万円です。計算してみたところ、3500万円の住宅ローンを組んでいるのと一緒だということに気が付きました。

それなら今のうちから家を建てた方が得だと思い、注文住宅を建てようと決意しました。

余っていた土地があったので、賃貸で家賃を払い続けるのがもったいないと感じたのが、注文住宅を建てようと思ったきっかけです。

注文住宅は一から考えていかなくてはならず、大変面倒に感じましたが、建売よりしっかりとした住宅が建てられるだろうと思い、注文住宅をお願いすることを決めました。

また、住宅を持つことで財産になるし、後々娘や息子に譲ることもできるので、建てるべきだと思いました。

自宅で料理教室も開講したかったので、自由設計がよかったです。

結婚して2年が経ち、そろそろ子どもも欲しいと思っていましたが、その時は手狭な賃貸住まいだったため、まずは引越しをしようと考えていました。

マンションや建売住宅も考えていて、実際に資料を取り寄せてはみましたが、マンションは駐車場の問題や共益費がかかることもあり、候補から外しました。

建売は内覧に行ってみましたが、場所も間取りも気に入るものがなく、悩んでいたところ、たまたま近くの住宅展示場を見に行った際に、ミサワホームを気に入って、注文住宅に決めることになりました。

もともとかなり古い家だったので耐震基準も満たしていなく、隣家との隙間もなくて手入れが行き届かなかったこと、そして白アリや雨漏りもあって、暗い気持ちになっていました。

修繕費ばかりがかかる現状を変えるべく、チャンスがあれば建て替えようと思っていました。そんな状況を相談しにスーモカウンターに足を運びました。

いいアドバイザーに恵まれ、「今が無理なら今後もずっと無理!」と言われたのが決め手。ハウスメーカーを決定する際にも、助言をたくさんいただきました。

ミサワホームを選んだ理由

他のハウスメーカーもたくさん回った中で、まず鉄骨なのか、木造なのかを検討しました。鉄骨は夏暑く、冬寒いということで、自然の素材を使っている木造建築のメーカーに決めました。

住宅展示場を回っている中で気に入ったのが「蔵のある家」でした。

蔵の部分は建坪に入らないということで、固定資産税が安くなることが一番のメリットでした。

また、蔵の部分に収納ができ、蔵のない部分の部屋は吹き抜けになるのも魅力的でした。

リビングの天井高は3.2mもあり、開放感があってとてもいいと思いました。

蔵に収納物を入れられるおかげで、収納だけで埋まってしまうような物置部屋ができなかったことも、結果的にとても良かったです。

100年住宅という長い保証の制度も気に入りました。アフターメンテナンスも考えたトータルで、ミサワホームにしました。

私たち夫婦の一番の条件が「断熱性能の高い家であること」と「見た目」でした。

断熱性能の高い家が良いという理由は、私の実家が真冬のときに非常に寒かったからです。今と昔の家は断熱性能が違うということは理解していましたが、やはり夏と冬と快適に過ごせるハウスメーカーを探していきました。

たくさんのハウスメーカーを見てきたのですが、色々なハウスメーカーの営業さんの話を聞いていくうちに、鉄骨の家よりも木造の方が断熱性能が高いということがわかってきました。

その後、木造住宅の大手であるミサワホームの住宅展示場へ向かいました。ミサワホームの家のつくりは非常に興味深く、木質パネル接着工法という特許を取得したオリジナルの作り方だそうです。

そして何と、そのミサワホームの家が南極にたくさん建っているとのこと。どうやら南極にある昭和基地の建物のほとんどがミサワホームの建物らしいです。

木質パネル接着工法というのは、木造の家だけれども、工場で機械を使って8割ほど作り上げてしまうそうで、機械を使っているので、誤差やミスが生じにくく、隙間がほとんど生じないとのことでした。

この話にはかなりびっくりしまして、ミサワホームの家であれば、床暖房や全館空調なども必要ないと感じ、これが大きな決め手になりました。

また、背中を押すかのように、ミサワホームの家が30年連続でグッドデザイン賞を受賞していることを知りました。

この点に関しても、見た目重視の私たちにぴったりで、デザイン性の高いかっこ良い家が建てられると思い、ミサワホームを選びました。

「営業さん」「夫婦が気に入った設計かどうか」「価格」この3点です。

営業さんとのコミュニケーションがうまくとれないと、設計さんや銀行さんなど、他の業者を相手にしたときに話がうまく伝わっていなかったりということがあるからです。

自分たちの立場に立ってくれて、親身に相談に乗ってくださり、意見をくみ取ってくれる方というのは大前提にありました。

そして、つぶれなさそうな会社かどうか。潰れてしまっては保証がどうなってしまうのか、何か問題が起こったときにどこに相談したらよいか、その辺りも考慮しました。

そういった条件を踏まえて悩んだ末、一番初めのインスピレーションでいいと思った住宅を販売していたミサワホームに決めました。

分譲マンションも建売住宅も気に入るものがなかったので、それなら注文住宅にしたいとなんとなく考えはじめたものの、どの住宅メーカーがいいとかはまったくわからないため、まずは住宅展示場を見に行こうと思い、近くの住宅展示場に行きました。

そこにはいくつも住宅メーカーがありましたが、たまたま自分たちが車を止めた場所から一番近い場所にあったのがミサワホームでした。メーカーとしても有名なところなので、「まずは見るだけ」と思って展示場に入りました。

その際、担当してくださった営業の方がとても自信を持って勧められていたこと、土地探し、間取りや予算まで、契約前に具体的な数字で出してくれたこともあり、夫がすっかり気に入って、ミサワホームに決めました。

熱心で誠実な営業マンに当たり、この人なら信じて突き進んでみようと思えたからです。

10坪以下のとても狭い敷地なので、無理な希望をたくさん出していることは承知していましたが、ハナから「無理だから」と切り捨てられたメーカー、「こっちのプランの方が…」とこちらの希望がほとんどなくなってしまうようなプランを出すメーカー、「大丈夫大丈夫」が口癖の明るいだけの営業マン…。

どの方もいい方だとは思ったのですが、自分の価値観を大切にしてくださる営業マンの方に決めました。

もし契約後に困ったことがあっても、相談すればきちんと解決策を見出してもらえると思える、信頼の置ける営業マンでした。

いいものはいい、悪いものは悪いと、彼なりの線引きがハッキリしていたのも決め手となりました。

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工事中の現場の様子

まず、基礎はしっかりコンクリートを流し込み、何日かおいてから建築が始まりました。

ツーバイフォーの住宅ですが、クレーンを使って、家の組み立ては1日で終わりました。その後、5ヶ月ほど工事は続きました。

初めてのことなので、妻が足繁く通って様子を見ていました。工事中のお茶などの接待は一切ありませんでした。

コンセントの配置や照明の位置など、細かい点は相談をしながら進めていました。

トイレは仮設トイレが置かれ、工事車両の駐車場は庭の部分を利用しました。

工事中、何度も足を運びましたが、とにかく現場がきれいでした。

工場生産ということもあり、材木のロスが少ないのかなとも思いましたが、床もきれいに養生してくださり、安心して工事をお願いできました。

棟上げのときは大工さんが10人ほどいたのですが、その後はほとんど大工さん1人でした。何か少し寂しい感じもしたのですが、棟上げからわずか2ヶ月後には完成して、その工期の早さにも驚きました。

ミサワの耐震用の装置

工事は発注された業者がそれぞれに作業を進めていました。どの業者も1人、多くて2人しか工事に来なかったので、間に合うのかな…と少し不安になりました。何十人も来るものだと勝手に思っていたので、びっくりしました。

1人で少しずつ作業を進めていき、こちらが訪問した際には作業の手を止めて対応してくださりました。図面を見ながら案内してくれ、2階へのハシゴを用意してくれて全体を見学することが可能でした。

まず骨組みが完成して、キッチンや風呂釜などが入り、最後に壁紙、インテリアという流れで作業が進んでいきました。

ミサワホームの棟上げの様子

我が家の土地は地盤補強が必要だったため、地鎮祭後はまずは地盤の補強工事から始まりました。地盤補強が終わってからはとても早かったです。

ミサワホームの場合は「木質パネル接着工法」という、接着剤で貼り合わせる方法で建てられるため、棟上げは2,3日で終わります。

棟上げは夫が立会い、完成までの様子を見ていました。枠組みの板を、クレーンを使ってパズルのピースをはめるようなイメージで貼り合わせていくので、1日であっという間に1階部分が完成したとの事です。

棟上げ後、現場監督から中の様子を案内していただきました。壁紙を貼る前の基礎の様子を見られるのは最初で最後の経験だと思うので、感動しました。

2階へは、棟上げの段階ではまだ繋がっていなかったので、ハシゴを使って登りましたが、夫は体が大きいのでハシゴを壊さないか心配していたのもいい思い出です。

古い家の解体あたりから問題が勃発しまくりました。

なんと、家の地下にその前の家の基礎が残ったまま…。その基礎を取り除けないと判断され、建築がとん挫する可能性もありましたが、担当の営業マンが解決。

敷地の境界もズレていたらしく、営業マンが役場の方と交渉してくださり、そこもきちんと整備してくれました。

着工してからはとてもスムーズでした。あっという間に基礎ができ、パネル工法なので数日で2階から屋根まででき上がりました。

内装工事も本当にスムーズでしたし、職人さんたちもいい方ばかりでした。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

10年ごとの防蟻の点検があり、ミサワホームで防蟻をすると家の保証が延長されていきます。

20万円ほどのお金がかかりますが、10年ごとにしっかり防蟻をしてもらっています。

同じ10年で屋根の点検もあり、屋根の塗装をしました。20年目には屋根だけでなく外壁の点検もあり、屋根と外壁のリフォームをしました。

ミサワの点検と補修を受けているという条件で保証が継続されています。

ただ、保証が長く続いていて良いのですが、リフォームの金額は高いのが難です。

ミサワホームの家に住んで2年が経ちましたが、アフターケアは期待以上でした。定期点検は事前に通知がきて、時間の調整にも対応してくれました。

一度、大雨のときに、停電のせいか電動シャッターの調子が悪くなってしまったのですが、アフターの方に直接連絡を入れてみたところ、その翌日にはシャッター業者が家まで来て、シャッターを直してくれました。

今のところまだ2年のため、それ以外に大きな不具合などはありませんが、ミサワホームの長期保証にこれからも期待しています。

住宅が建ってからも、営業さんから定期的にはがきのご連絡や訪問もしてくださいます。

給付金の手続きも、わかりやすいように必要書類は揃えてくださっていて、自分たちでやることを明確にしてもらえて、その通りにやるだけでお金が戻ってきたりしたので、難しい書類などのケアは大変助かりました。

定期点検は受け渡し後半年に1度無料であります。住んでいると気になってくるところが出てきます。

壁紙がはがれてしまったり、扉の開閉がスムーズでなかったりなどといったトラブルが出てきますが、そういった問題の直通の電話があるので、そちらに電話すると対応してくれます。何度も利用して、無料で直してもらえました。

完成後は1ヶ月後・半年後・1年後点検があります。

ドアの開閉や、細かなキズなどのチェックを丁寧に行ってくれて、自分たちが気付かなかった窓枠のキズを見つけてもらいました。その窓枠のキズは1年点検の時に見つかったのですが、それでも無償で修理してくれました。

家の完成後1年以内に無料で受けられる、家のお手入れについての講座も受けに行きました。そこでは、床のキズの補正方法や水回りの効率のいい掃除方法、壁紙の部分張り替え方法など、役立つことをたくさん知られました。

3ヶ月点検、12ヶ月点検、24ヶ月点検を終えています。住人が気にもしていないような傷や壁紙の隙間など、真剣にチェックし、修繕してくださっています。

個人的には満足して暮らしていたので、点検を軽くみていましたが、本当に細部まできっちりチェックしてくださいます。

やってよかったこと・こだわりポイント

大きなポイントが2つあります。

ミサワホームの蔵窓

やはり良かったのが蔵でした。1階と2階の間に中二階のような形で蔵の階があるのですが、大容量の収納ができて便利です。

最近の家は収納部分が少ないので、住み始めてから困る点が多いと思いますが、蔵があると部屋が広々と使えてとてもいいです。

また、リビングの上に蔵がない構造にしたので、リビングが吹き抜けになっていて、とても広く感じます。

蔵の高さだけ2階が高いので、普通の2階建ての家よりも眺望がとてもいいのも気に入っています。

水回り

ミサワホームの浴室

お風呂にジェットバスを入れてもらったことと、システムキッチンにビルトインの食洗機を入れてもらいました。ここはこだわりの点でした。

ジェットバスはとても気持ちがよく、わざわざ近くの銭湯に行かずにすみました。

食洗機はビルトインの方がじゃまにならず、スッキリしていていいと思います。

センチュリー平屋の外構

こだわりはやはり「見た目」です。

外観をかっこよくしたいという要望が強かったので、担当営業の方や設計士さんには何度も無理を言って、間取りを作っていただきました。

私たちの土地は東側道路に面しているのですが、設計士の方によると「東側道路の家の見た目をカッコよくすることが一番難しい」とのことでした。

南側に道路が面している場合、南側がリビングになる可能性が高いので、大きな窓を南側に配置することで、デザインを整えやすいそう。逆に北側に面している場合、窓を極力付けずに重厚感あるシンプルな外観が作りやすいとのことです。

そのため、東側道路になると、どちらの方向性で進めていくかで間取りも変わるため、難しいとのことでした。

しかし、最終的には私たちの希望通りのかっこいい外観を作っていただけました。

土間

吹き抜け・土間・2.5階を作りたくて、設計士さんと相談しながら間取りを決めていきました。土間はそのままお庭につながっており、夏場は開放して、庭と土間の行き来を子どもたちと楽しんでます。

2.5階は物置として使っており、天井は低いけれど、かなりのものを収納できるので、季節の服や使わなくなった子どもの物やお雛さまや兜などの収納場所として大活躍です。

子どもたちも2.5階がお気に入りで、秘密基地のような感覚で友達と一緒に遊んでいます。

吹き抜けは開放感があり、広々と感じられます。家焼肉とかやっても、煙が直接天井にいかないので清潔感があります。

テレビの後ろはタイルを入れたくて、予算を抑えつつもタイルを張りました。大変高級感があり、眺めては満足してます。

ミサワホームのリビング

リビングは家族でよく過ごす場所なので一番こだわりました。天井高があるのでとても広く感じられます。壁紙も、キッチン側と窓側で違う柄を取り入れてみました。

キッチン収納部の壁にはタイルを貼って、オシャレな仕上がりにしてもらいました。値段はとても高かったですが、お客さんみんなに褒められたのでよかったです。

キッチンカウンターにコンセントをつけたのですが、これは初めは夫にはいらないんじゃないかと言われました。

しかし、実際に住み始めて、テーブルで鍋をしたりホットプレートを使ったり、携帯充電に使えたりと、とても便利なので「付けてよかった」と言ってもらえました。

脱衣所も広い方がいいと思っていたので2畳ほど、とりました。大人2人いても圧迫感がないので、今後子どもと一緒にお風呂に入る時も快適に感じられると思います。

2階には夫の書斎を作りました。こちらも2畳ほどのスペースですが、壁面収納を取り入れ、PCの作業スペースも作り、夫の満足のいく仕上がりになっております。

ミサワホームの階段下収納

自宅で来客のある仕事をしており、人の出入りが多いのですが、プライベートスペースとパブリックスペースの棲み分けができたことは、とてもよかったです。

階段下に小さなスペースですが、掃除用具や季節家電を入れるスペースを作れたことで、リビングなどの生活スペースにそういったものを置かずに済んでいます。

狭い家ですが、対面式キッチンを希望しました。おかげで作業スペースが広く取れ、お料理が楽しいです。

南側に隣家があり、以前は窓の高さが双方同じだったのが、隣家の屋根の斜線の上に窓を持ってくられ、部屋全体が明るくなって、気持ちのいい空間を作られました。

2階にロフトを作る案も出ましたが、小上がりを収納スペースとして確保、天井高を高くしたので部屋が広く感じられます。

後悔ポイント・気になるところ

バルコニーの一部だけをインナーバルコニーにしたのですが、全部をインナーバルコニーにして、バルコニー自体をもう90cm大きく出せばよかったです。

あと100万円あればできたのですが、その勇気がありませんでした。そのときには価格的に厳しくても、後から増築したりすることは難しいので、思い切ってお願いすればよかったです。

あと、玄関のドアの種類はよく考えたほうがいいです。実際に住み始めてから、引き戸のほうが良かったと思いました。

大きな変更点というわけではないのですが、気になる点としては2つあります。1つが「洗面所と脱衣室をわければよかった点」、もう1つが「ウォークインクローゼットは必ずしも寝室には必要ないという点」です。

1つ目の洗面所と脱衣室をわけるという話ですが、これは私の子供が2人とも娘なので、思春期になったときのことを考えてです。

また、私の家では常に乾燥機をかけるのですが、洗面所に服が散乱してしまいます。洗面所と脱衣室をわけてさえいれば、せめて洗面所はきれいになったのかと…。

ウォークインクローゼットに関しては固定観念だったのですが、必ずしも寝室の中でなくてもいいなと感じました。

廊下や洗面所に皆が使えるファミリークローゼットがある方が、洗濯物の片付けや取り出しも楽だなと感じました。

収納を多く取り入れたはずでしたが、まったく足りなかったです。また、広々としたリビングがほしいと思っていましたが、掃除が大変で、ある程度でよかったと思いました。

その他、インテリア担当は話があまり合わない方で、当時は外注できることを知らなかったので、違うところでお願いすればよかったと思っています。

夫が「1階に和室が欲しい」と言ったので取り入れましたが、ほとんど使うことがないスペースなので、もったいなかったと思います。

かわりに洗濯スペースを1階に作ればよかったと思います。脱衣所を広く取れたのはよかったのですが、脱衣所のドアを開けた際、脱衣所にある洗面台に人が立っていると、ドアがその人に当たってしまうのも失敗でした。

玄関と脱衣所の電気は自動センサーの電気にしたのですが、いちいちつけたり消したりしなくて済むのが快適で、他の場所(トイレや階段や2階廊下など)にも取り入れればよかったなと思います。

多めに取り付けたはずのコンセントですが、実際に生活してみたら反対側に必要だったり、テレビのアンテナも反対側がよかったかも…など、些細なことですが、そこまでのシミュレーションができていなかったことは、ほんの少し心残りです。

また、居住スペースを確保するために、玄関と廊下をできる限り狭く細く小さくしましたが、やはりもう少し余裕があった方がよかったのかも知れません。

キッチンの調理スペースは、設計士さんの言われるままのスペースで作りましたが、もう少し狭くして、ダイニングに広さを分けてもよかったかもと思わなくもありません。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

ミサワホームの外観

いろいろなハウスメーカーを回って、それぞれのメーカーの建物の特徴をよく勉強したほうが良いです。

鉄骨・木造・ユニットなど、それぞれにメリットとデメリットがあります。工法の違いで、得意なこと不得意なこともあるので、よく検討しましょう。

住む前はとかく綺麗さやデザインを考えがちですが、家を建てたら住むのは一生ですから、使いやすさを第一に考えることをおすすめします。

そのほうが飽きが来ないし、住みやすい家になると思います。

ちなみに、私は図面から模型を手作りして、家具を中に置いてみて、ドアまで付けて開閉もしてみました。

それでも住んでみると不都合なところが出てきました。「家は3回建ててみないと良いものができない」というのは本当でした。

さらに、土地を買う方は、土地の地盤の強さにも注目しましょう。大雨が降ったときにどういう状態になっているかはとても重要です。

我が家の前の家の土地が低く、大雨のとき水がたまっているのを見ていたので、我が家は通常よりも基礎を高くして、洪水対策をして建築しました。

センチュリー平屋の外観

住宅展示場へ足を運ぶ際、どこのハウスメーカーにしようかと悩まれると思います。

私がたくさんの住宅展示場を見て感じたことは「どこのハウスメーカーにしようかな」よりも「どの営業マンが一番信頼できるかな」の方が重要だということです。

初めはハウスメーカーを絞るために、そのメーカーの特徴を知るということも全然ありだと思います。

ただ、最終的にあと2〜3社まで絞ったときは、そのメーカーの特徴や間取りどうこうより、「どの営業さんと今後も楽しく打ち合わせが進めていけそうか?」というところに着目するべきです。

注文住宅の場合、(当たり前ですが)家の工事が始まる前に契約を結びます。

例えば、建売や自動車は現物を見て、買うか買わないか決められますが、注文住宅の場合はまだ何も家が完成していないときに契約をするので、担当や設計士との相性がとても大事だと感じました。

担当や設計士に対して遠慮せず、なんでも言い合えるような関係を築くことも大事かなと思います。

外観

住宅を建てるということは人生で一番の大きい買い物です。だからこそ、納得いく住宅を建てたいと思うのはみなさんそうだと思います。しかし、実際ないものを想像しながら作っていくのはとても大変な作業です。

マイナス金利や消費税増税前などだと特に気持ちが焦ってしまいますが、納得いく住まいを建てるには、いろんなメーカーを見学して、いろんな住まいを見ることが大事です。

また、「こうしたらよかった」「ここがよかった」などの友人の話を聞き、夫婦でどういったイメージの住宅が建てたいのか意見を合わせ、「こんな風にしたい」などの写真が用意できれば、用意しておいたほうが設計士さんに好みが伝わり、より納得いく住宅作りができるのではないでしょうか。

そして、意見が合わない人が担当についてしまったら、違うところで探すか、担当を変えてもらったほうがいいと思います。後々、こうすればよかったというのは必ず出てきます。意見が合わない人がついてしまうと、特にたくさん出てきてしまうと思います。

自分たちが納得いくまでの打ち合わせは体力勝負なところがありますが、意見が合う方が担当につくとスムーズに話が進むので、納得して住宅を建てられるかと思います。

ミサワホームの外観

家で一番こだわるべきポイントは「普段家事をする人が快適に家事ができるような間取り」だと実感しました。細かいところも日々の積み重ねになると大変です。

半年かけて間取りを決めた知り合いの話を聞いたのですが、こだわりが感じられ、とても快適だと話しておられました。うちの場合は夫が家を建てると決めてから完成までの期間が1年もなくて、急いで決めなくてはいけないというのが失敗でした。

メーカーにとっては早く完成して欲しいので「それだとこの時期には完成しないので引越し間に合いませんよ」などと言って急かしてくる人もいるようで、うちも「この日までに完成を」と言われておりました。

実は、指定日までの完成を条件に値引きしてもらったのですが、長く住む家なので値段関係なく、もっとこだわればよかったです…。

その知り合いは「これから35年の付き合いなんだから、そんなに早く建てる必要はないよ」とビシッと言ったそうで、そういう強い気持ちも必要だと改めて感じました。

また、間取り決めの際、男性が担当してくれたのですが、どこにでもある無難な間取りを提案され、夫も賛成してしまい、変更したくてもできなかったのが悔やまれます。

担当の人も、女性だったら気持ちをわかってくれたのでは…と思いました。1階に洗濯機があって、干し場は2階なので、毎回洗濯物を運ぶのは大変です。

夫も担当の男性もそれが普通だと言っていましたが、今後子どもができた時、妊娠中に大きなお腹で洗濯物を抱えながら、階段の上り下りをするのは大変です。

注文住宅だからこそ、普通とは違う間取りを取り入れたかったです。このあたりは家族と一番相談するべきところだったと後悔しています。

これから家を建てることを考えておられる方は、このような後悔をせず、家族とじっくり話し合って、すてきで便利な家を建てられますように。

ハウスメーカー選びで重要なのは「いい営業マンに出会うこと」です。

頼れない営業マン、こちらの想いや考えを汲み取ってくれない営業マンでは、理想の家づくりは難しいと思います。

粘り強く、真摯に取り組んでいただける営業マンに出会えれば、家づくりは限りなく成功に近づきます。

インテリアについては、「ドアノブはこれがいい」とか「ここの壁紙はこれ」など、希望を出しやすいもの以外は、コーディネーターさんに7割方委ねて正解でした。

カタログなどの小さなものが家の中に張り巡らされた時の想像は、素人には無理でした。

全体的にバランスをイメージしなれた方の意見は重要です。「これとこれで迷っているのですが、どっちがいいと思いますか?」といった質問はよくしていたと思います。

細かなインテリアの打ち合わせまでくると、コーディネーターさんがこちらの好みを理解してくれている頃。趣味の合わないコーディネーターさんでなければお任せで正解です。

設備や家具など、お金をかけ始めたらキリがありませんが、そう簡単に買い換えられるものでない部分はいいものを選ぶようにしました。そこに後悔はありません。

【結論】評判から見るミサワホームがおすすめな人

家づくりインタビュー&口コミを総合すると、ミサワホームは

木造を得意とし、独自の大空間収納スペース「蔵」が人気であるほか、大手ならではの充実したアフターサポートで、安心して暮らせる家を建てるハウスメーカー

であることがわかります。そして、ミサワホームに向いている人の特徴をまとめると次のようになります。

  • 木造の家を建てたい人
  • 住宅性能の高い家を建てたい人
  • 収納スペースの多い家を建てたい人
  • 外観や内装のデザインにもこだわりたい人
  • 充実したサポートで安心して暮らしたい人

この5点のいずれかに当てはまる方は、ミサワホームで家を建てることが向いていますので、ぜひハウスメーカー選びの候補に入れてみてください。

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1ページ目 2ページ目:4人の体験談

まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!

家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。

まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」です。これには次のようなメリットがあります。

  • 各社の特徴をつかめる
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