三井ホームで注文住宅(スパニッシュ・2900万円・32坪・4LDK)を建てた、神奈川県在住40代男性の体験談です。

かんたん3分!家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域 神奈川県
年齢と性別 40代男性
家族構成 夫婦・息子2人の4人家族
ハウスメーカー名 三井ホーム
商品名 スパニッシュ
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造2×6(ツーバイシックス)工法
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 4000万円
実際にかかった費用総額 総額:4400万円 土地1470万円(諸経費込) 建物2930万円(付帯工事費込)
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 92万円(建築主体工事費のみの場合は61万円)
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 17.13坪(1階の床面積は16.48坪)
延坪(延床面積) 31.79坪
間取り 4LDK+納戸
検討開始から契約までの期間 5年(土地がなかなか見つかりませんでした)
工期 5ヶ月(2017年10月末契約・2018年1月着工・5月引き渡し)
関連ページ 神奈川のハウスメーカー
2000万円台
坪単価90万円台
10坪台
30坪台
4LDK

外観・外構(画像)

外壁の色の組み合わせです。三井ホームの担当エリアでは、選択したこの組合せは私の家しかありません。

オフホワイトを基調として、モカベージュをアクセントで使いましたが、とてもいいできで満足しています。外壁塗装の人も、初めての組合せででき栄えを見て「上品にできている」と驚いていました。
スパニッシュの外壁

内装(画像)

設計士の提案で、2階の部屋の角を斜めにして、ドア付近の廊下側スペースを広くしました。広くしてなかったら狭くて不自由したと思います。
スパニッシュのドア

和室に床の間を作りました。奥行きは20cmほどですが、斜めのカーブが気に入ってます。また、見学した家を参考にして、天井も周りを少し下げてみました。
スパニッシュの和室

工事現場(画像)

地盤調査結果の数値が少しだけ安全圏でしたので、地盤補強(RES-P工法)も実施しました。実施当日見学しましたが、素朴な質問にも答えていただけました。
スパニッシュの地盤補強

基礎工事もしっかりしており、工事現場の荷物なども整理されていました。基礎を見たとき、三井ホームでよかったと思いました。
スパニッシュの基礎工事

一日で外壁の骨組みができてしまって驚きましたが、年休取得して朝から見学して本当によかったと思います。
スパニッシュの外壁の骨組み

断熱材を入れた状態です。断熱材を運んできた業者の人が「この大きさでこれだけの断熱材を使うのは初めて見た」と言っておりました。
スパニッシュの断熱材

家を建てようと思ったきっかけ

新築の注文住宅を建てるのが妻の夢だったためです。いろいろと見ていて、土地が見つからなかったので、中古戸建とリフォームも考えました。

築年数が浅い物件も見つからず、中古戸建を買って更地にするのも考えましたが、土地の場所が納得できるところもなく、月日が過ぎていきました。

賃貸併用住宅も考えました。賃貸併用住宅は、大家となる自分の部屋は2LDKで自由がきかなかったことと、妻が新築注文に拘っていたのが変わらなかったため、断念しました。

そして、土地から購入する新築に焦点を絞り、場所をある程度決めて探していました。

いいと思った土地も、不動産屋に行くと「先日買い付けが入った」などで2回断られました。妻は長男が小学校入学までには建てたかったようで、だんだん機嫌悪い日が多くなってきました。

その後、2016年6月に売り出された土地を見つけました。東南角地と西南角地があり、9社見積りをとりました。

三井ホームの提案がすごくよかったのですが、非常に高く、あきらめて別のメーカーを検討していたところ、三井ホームから金額を抑えた提案をされたので、見積り期限前日までどちらの土地にするか悩み続けました。

どちらにするか決めて家に帰ったら、予定より早く妻の陣痛が始まりました。これは、生まれてくる子が「契約するな」と言っているのだと思い、出産当日(次男誕生)に各社に断りを入れました。

さらに1年以上の時が経った2017年9月のある日の夕方、1歳になった次男がぐずったため、抱っこして外に連れ出しました。

気まぐれに次男が指指す方角に行きましたら、東南角地の家に引越しトラックが止まり、引越しが始まりました。

「売りに出たら買おうか」なんて話を妻としていたのですが、2017年9月29日に届いたチラシにその物件が記載されていたので、売主ではない別の不動産屋に価格を確認したところ、妥当な範囲でした。

これは次男が「ここにして」と言っているのだと思いまして、更地渡しと水道名義人変更の条件つけて、買い付けしました。買い付けと同時にハウスメーカーに打診しました。

三井ホームを選んだ理由

住友不動産・住友林業・一条工務店・セキスイハイム・三井ホームで考えました。

住友不動産は土地購入連絡後の返事が2週間先だったため、住友林業は予算が足りないため、一条工務店は提案内容がいいように思えなかったため、それぞれ見送りました。

セキスイハイムが木造も対応していたことから、最終的に三井ホームとの相見積りによる検討をしました。何度か金額含めたやりとりをさせていただき、2017年10月21日がセキスイハイム、22日が三井ホームの最終提案の日でした。

装備的にはセキスイハイムの方が上で、私の指値に近い金額で提案されました。三井ホームはセキスイハイムより若干広さはありましたが、金額が100万ほど高かったのです。

私の予想した金額に近かったので、セキスイハイムにしようかなと、提示された場で思ってましたところ、私の表情から察したのか、店長が10万単位以下の金額切り捨てをその場で「当日ご決断値引き」として提案されました(約30万)。

それなら三井ホームにしようかと、妻にどうするか聞いたところ、保留にしたため、その場は終わりにしました。この時点では、三井ホームは2×4で、セキスイハイムの方が壁の厚さはありました。

家に戻った頃、三井ホームから「2×6変更工事サービスするから決めてくれ」と連絡がありました。そして、以下の各項目を踏まえて、三井ホームに決めました。

  • 住宅公園で三井ホームへ初めて見学に行ったときの感動
  • 営業担当のテンポのいい対応
  • 外観も優れていた
  • 大幅に値引きしていただけた
  • 同一条件で2×6に変更していただけた
  • 三井ホームのデザイン力が高い
  • 外壁がサイディングではなかった
  • インテリアコーディネーターがつく
  • セキスイハイムより内装の制約が少なく、工期も長いから、ゆっくり考えられる
  • セキスイハイムの最終見積り時に質問した内容の回答について、妻が納得できなかった

複数の不動産屋から、「その大きさでそこまで値引きされるのは聞かない」ということも言われ、三井ホームでその年の値引率上位の価格を提示いただけたことも、指値には届きませんでしたが、満足しています。

工事中の現場の様子

スパニッシュの地盤補強

現場が住んでいるアパートから近かったので、毎週見に行きました。

施主というのも皆様が分かっていただいていたからか、挨拶もしていただけましたし、お茶の差し入れなどもしましたが、世間話含めて、皆様嫌な顔せずお話していただけました。

特に伺うこともせずに、家の中に入って確認したり、写真撮ったりしましたが、文句を言われることもありませんでした。

階段を作成しているときは「このくらいでいいかどうか」と、たまたま大工から確認を求められて対応もしました。いなければ確認などしない状態ででき上がるところでした。

ふかしの部分で、板が短くなっていたのが一箇所あり、聞いたら「足りなかったからです」と正直な回答あり、現場責任者に連絡して、その日の夕方に来て、確認の上、補修対応していただきました。

三井ホームの現場責任者も複数掛け持ちなので、ずっと現場にいないのが少し残念ではありましたが、私の地域は三井ホームの全国でも建築数がトップを争っている地域でもありまして、やむを得ないと思っています。

入れ替わり立ち替わり人が入っているので、誰がどの部分担当か分からないのがちょっと残念ですが、主要メンバーは何度もお話できたのがよかったです。

建築中は、中間報告というものはありませんでした。正直、ほしかったと思います。

雨が少ないときでしたので、濡れる事もなく完成してよかったですが、平日5日間で進んでしまうところが多く、見たかった部分が見れなかったこともたくさんあります。

屋根の合わせ目なども見たかったですが、高所でもあり、望遠カメラもそのときは持ってなく、断念しました。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

アフターケアは、三井ホームオーナズデスクの対応が素早く、とても満足しています。

引き渡し時に外構が完成していなかったので、工事担当も何度かくることになりまして、些細なことも対応いただきました。

また、引き渡し前に保守担当者が確認にきており、引継ぎもスムーズにされていたので、話も早くて済みました。保証に関しても特に問題がありませんでした。

3ヶ月点検のときに細かく説明いただきましたが、クロスの隙間を先に自分で埋めたりしたのですが、つや消しではないタイプでやってしまい、逆に目立ってしまいました。そこは、引き渡し前に説明がもっとあったらよかったと思っております。

引き渡し後に、検討中だったカーテンなどの対応も発注しました。本来は新築設計時のインテリアコーディネーターは対応しないのですが、オーナーズデスク経由でお願いして、担当していただけました。

そのため、好み含めて、提案が統一されていて、2回の打ち合わせで満足いく内容のものにできました。

先日、2年目点検がありました。事前に希望した第一希望の日になりました。

事前にクロス補修含めて、いろいろと相談内容を連絡していたため、点検日前に担当者以外に1名連れて事前に確認に来られました。

そして、2年目点検の内容で実施可能な部分は実施して、その他の部分は私の依頼事項をご自身の目で確認され、必要メンバーと時間を考えてから、指定日にご対応いただけました。

私の相談内容についても、対応案を提示していただけまして、見積り依頼すると数日で回答がありました。

質問に関する回答も明確であり、アフターケアに関して不満はございません。

やってよかったこと・こだわりポイント

設計期限の一週間前に床暖房を追加しましたが、追加してよかったと思っています。

こだわりは第一種換気です。事前に調べていて複数のハウスメーカーに質問しまして、私が一番時間を使って、第三種にするか第一種にするか悩み、最終的に第一種換気を選択しました。

第三種換気ですと、冬場は寒いので換気口を閉めてしまいがちですが、第一種換気なので、開けなくても換気ができており、快適な気がします。

そして、脱衣場に排気口がありますが、バスタオルをその付近に干しておくと、翌朝までには使ったバスタオルが乾いています。

雨の日はさすがに第一種換気のパワーだけでは、洗濯物が乾きませんのでエアコンも使いますが、11時くらいに室内干ししても、夕方には乾きます。

妻は第三種換気で金額下げることを考えてましたが、第一種換気にしてよかったと言っております。

また、エコカラットを玄関に設置したことも気に入っております。見学した家では、テレビ設置の後ろ側の壁に設置することがほとんどでしたが、消臭機能もあるので、玄関に設置しました。

消臭機能よりも、玄関正面にエコカラットが設置されているので、家に入ったときにエコカラットが一番最初に目に入ってきて非常にいい感じです。

その他、すべての部屋のカーテンを三井ホームのインテリアコーディネーターと決めたので、センスよく統一感もあり、好きなものに囲まれて気持ちよく過ごせています。

後悔ポイント・気になるところ

コンセントが希望した場所についておらず、設計最終日に承認した資料にも記載はなく、当日は午前・午後打ち合わせで、さらっと説明されただけで見落としたことに後悔しております。

2階が若干狭く、1階と同じ広さにしていればもう少し広かったことに、外観ができあがった頃に気がつき、ここも確認が足りず、失敗しました。

「バルコニーは狭くない」と言われましたが、住み始めてからは、洗濯物を干すときに狭さを実感しており、自分の感覚ではない言葉を鵜呑みにするのはよくなかったです。室内干しの場所も、思っていたよりも狭かったです。

また、お風呂の追い炊きが台所リモコンではできず、お風呂場に行かないとできないのが残念です。各装置の内容を承認前に細かく把握できませんでした。

そして、ヒートショック対策なども事前に言われていましたが、私の家では脱衣場が一番寒いです。温度を測ると玄関よりも脱衣場の方が低いのが判明しました。

住んでから分かるのでは遅い内容だと思いますが、仕方ないので電気ストーブを購入しました。

その他、土地が狭いので庭がほとんどないのですが、やはりある程度庭がほしかったです。

塀も、道路から高さ180cmだと高すぎると業者に言われ、160cmにしましたが、180cmの方がよかったです。なぜなら、家側の敷地の方が高いので、敷地内で立っていると、道路を歩いている人と目を合わせることになるからです。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

スパニッシュの外壁

担当者について

営業担当者が、自分の家をどこで建てているか確認した方がいいです。自社の建築している家が一番いいと言いながら、マンション買っている人もいました。

鉄骨を営業しているのに、自分の家は木造建築していたり、あるハウスメーカーの役員(三井ホームではありません)なのに、自社に発注せず、三井ホームの施工会社に発注している人もいました。

土地をお持ちでない場合は、土地探ししている段階から、たくさんのハウスメーカーを見学された方がいいです。メーカーごとにコンセプトが違うので、パンフレットも外観が多いのもあれば、装備が多いものもあります。

たくさんもらって、ピンときたメーカーの内容をじっくり読まれるのがいいと思います。営業担当のレスポンスのスピードも分かります。

私の会社の人は、新人が営業担当になって、要件を正しく伝えてなく、それが変更不可のときに判明したらしく、失敗したとぼやいていました。希望を設計に伝える重要な営業担当ですので、じっくり判断する時間も必要です。

見積もりについて

見積もりに関しては、建築主体工事費以外の付帯工事費が意外に多くかかったりしますし、見積りの出し方も各社違いますので、多数取得した方がいいです。

また、契約前と設計最終の段階で、完成模型を作っていただいた方がいいです。紙ですと、全体像の部分に目が行かず、見落とす可能性が高いです。

後からオプションで追加追加となると、予想よりも多くの金額がかかります。私は値引きしてもらえなかったら、オプションはあきらめないといけない状況でした。

契約後のオプション値引きは渋いですので、必要なものはあらかじめ列挙しておく必要があります。

契約後の打ち合わせについて

そして契約後ですが、設計期間が短いと、一回の打ち合わせが長くなり、疲れますので確認が足りなくなる可能性があります。十分注意が必要です。

すべてを網羅した内容での建築はなかなか難しいですが、確認しなかった部分に後悔が出ますので、ちょっとでも疑問に感じたら質問した方がいいです。

そして、追加依頼した部分は、記載漏れがあるかも知れませんので、最後まで何度でも設計書の確認をしましょう。大変ですが、お忘れなく実施してください。

あと、契約した後に、同じメーカーで建てた家をたくさん見学させていただいて、実際に住んでいる人の意見を聞いて反映させた方がいいものができ上がると思います。私はもっと見学しておけばよかったと思っています。

最後に、後悔する場所は、後から変更できなかったり交換できない場所だったりすると思います。発注前の選択も重要ですが、発注後の最終設計承認までは、気を抜くことなく進めていく必要があると思います。

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