オープンハウス・アーキテクトで注文住宅(2000万円・35坪・3LDK)を建てた、東京都在住50代女性の体験談です。

かんたん3分!家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域 東京都
年齢と性別 50代女性
家族構成 夫婦・娘3人の5人家族
ハウスメーカー名 オープンハウス・アーキテクト
商品名 なし
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 4500万円
実際にかかった費用総額 土地3500万円 建物2000万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 71万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 20坪
延坪(延床面積) 35坪
間取り 3LDK
検討開始から契約までの期間 3ヶ月
工期 6ヶ月
関連ページ 東京のハウスメーカー
2000万円台
坪単価70万円台
20坪台
30坪台
3LDK

外観・外構(画像)

正面右側から撮影した、家の全景です。隣の家の敷地との境界フェンスの高さが低く、通りから庭先が見えてしまうのですが、防犯には効力を発揮しています。
オープンハウスの外観

正面左側から撮影した、家の全景です。お気に入りのサイディングデザインですが、18年経って少しくたびれてきています。
オープンハウスの外構

家の北側(裏)です。砂利を敷いたのですが、北でも雑草が生えてくるので、コンクリートにして鉢植えを置くべきでした。
オープンハウスの外壁

内装(画像)

キッチンの1番の特徴は「広いカウンターテーブルがあること」です。できた料理をダイニングテーブルに配膳するためにこの上に置いて、家族に運んでもらえるので効率的です。

また、PC作業するときにも集中できる空間になっており、大活躍しています。
オープンハウスのキッチン

カウンターテーブルの下は、戸棚を作らずに空間を開けています。ここにストック品が収まるので重宝しています。
オープンハウスのキッチンカウンター

部屋は少し狭くなりますが、収納をたっぷり取りました。物が外に出ないのでスッキリ見えます。
オープンハウスのダイニング

大工さんの提案を採用した化粧台です。この空間のおかげで、圧迫感のない廊下になりました。
オープンハウスの廊下

ピアノの部屋は、舞台として使用できるように床を上げています。 今は仕切りドアが閉まっていますが、全開にできます。
オープンハウスのピアノ部屋

2階の広いランドリールームです。洗濯機・お風呂・ベランダの動線が気に入っています。このランドリールームには、干し竿も設置して、雨の日などに居住スペースに洗濯物を干すことがないようにしました。
オープンハウスのランドリールーム

家を建てようと思ったきっかけ

子供が小さい頃は千葉の社宅に住んでいました。5人家族で、3Kの社宅です。上の子が小学3年生になったころ、狭い社宅ではだんだん息苦しく感じました。

そんな頃、マンション購入の話が持ち上がり、週末のレジャーも兼ねて周辺マンションのモデルルーム巡りをしました。

100平米以上の広さの分譲新築マンションが多く売り出され、ゆったりしていて住みごごちは良さそうでしたが、管理費が2〜4万円かかるそうで、分譲とはいえ毎月その金額は厳しかったです。

そこで、ターゲットを戸建てに切り替えました。

当時、戸建ても相場がよくわからず、都内の山手線内の建売を何件か回りました。

すると、自分達の予算ではマッチ箱のような物件がなく、ここで家族5人では暮らせないということがわかり、都会は諦め、広さ重視の郊外で探すことにしました。

いろいろ巡っているうちに、あるハウスメーカーの営業さんと仲良くなりました。1年くらい経った頃、「良い土地が見つかりました!」と営業さんから1枚の写真が送られてきました。

その写真を見た瞬間、ここだ!と直感的に思いました。

聞くと「最近売りに出されて更地になったばかりで、好きな間取りの家が建てられますよ」とのことでした。

土地情報を見たところ、夫と私の実家から4キロ圏内で、土地勘のある場所でした。子供たちが住む環境として、親の私たちと似た環境で育つので、安心感がありました。

まだまだ畑や野原もあり、自然も残されている一方で、1時間あれば都心までどこでも行けるまあまあの立地で、都内が通学圏内なので教育にも困らない場所です。

その土地が気に入り、家も好きな間取りで注文住宅で建てられるとのことで、トントン拍子に決まりました。

オープンハウスを選んだ理由

休日ごとに住宅展示場や、入ってくるチラシにある新築建売などを回っていました。

知り合いになった営業さんに立地の希望や予算などを伝えていたので、条件に合う土地を根気よく探してくださりました。

その営業さんは何回も一緒に回るうちに、こんな土地を探している、というのを掴んだのかもしれません。

前述のとおり、まず、その方から紹介された土地を購入しました。ただ、その会社は注文住宅は施工しておらず、建売専門でした。

そこで、注文住宅を建てられるメーカーを紹介してもらいました。選んだというよりはご紹介で行き着いたハウスメーカーで、そこがオープンハウス・アーキテクトでした。

さて、そのオープンハウス・アーキテクトへ打ち合わせのために何度か足を運びました。

部材の説明などを受け、安価でしっかりとした部材であることを実物を見ながら説明してもらいました。

例えば、部材にコインを使って、ギーギーと傷つけて見せてもらったのですが、あら不思議、無傷でした。

その時の記憶は鮮明で、18年経った今でもその部材は傷がなく、あの時の説明は本当だったな、と思い出します。百聞は一見にしかず、という言葉の通りです。

また、耐震について、工法を説明してもらったうえで、なぜ地震に強いのかを模型を使って説明してもらいました。工法に詳しい夫も納得していました。

また、その時の流行りなのかもしれませんが、本で外断熱工法について予め学んでいました。

というのも、夫の実家が昭和40年代に建てた家で、今でも義母が住んでいますが、冬は隙間風で寒く、外気の冷気がダイレクトに壁の中に入ってくるようで底冷えがする家です。

こんな家、健康に悪そう…などと不謹慎にも思っておりました。

私は独身の頃にマンションに住んだ経験から(マンションは暖かいです)断熱の良い家に住みたかったのです。

契約する段階になり、過去の経験も踏まえて興味もあったので、書籍等で断熱について勉強しました。そして、断熱の良い家にしたい!と担当者に伝えました。

加えて、当時は夜間の電力が安かったので、蓄熱ストーブとエコキュートが置けますか?とお話ししたところ、「できますよ」と簡単にお返事をもらえました。

オープンハウス・アーキテクト独自の外断熱+耐震工法(積み上げられた箱の中に断熱剤を入れていた?と記憶しています)で、他社の外断熱よりも安価とのこと。そして、実際に安価でした。

トータルで良心的な価格で、間取りも自由が利くという点にも魅力を感じたので、オープンハウス・アーキテクトに決めました。

最終的には、予算は少々オーバーしましたが、満足した家が出来上がりました。

工事中の現場の様子

工事中に何度か現場を見にいきました。昔ながらの職人大工さんと助手の方で施工していました。見学の際には、その大工さんから説明をしてもらいました。

大工さんには「これは夫ではなく、奥さんの家ですね」と冗談を言われ、ギクッ!としたのを覚えています。

また、キッチンカウンターを巨大にする特殊な注文をしていたので、「これを設置するのは大変だったよ、でも良い家だね」と言われたことがとても嬉しかったです。

「階段下の空きスペースは隠し部屋として使えますよ」とのアドバイスももらいました。

また、「廊下から階段を左周りで上がる際に、全部壁にしてしまうと圧迫感があるから、残りの部材でちょっとしたオブジェを置くスペースを作れるけど、どうしますか?」と提案されて、ぜひお願いします!とお伝えしました。

それは大正解で、今でもお花を飾るスペースとして大活躍しています。

いい感じで大工さんとコミュニケーションが取れて、作り手と住む人で意思疎通ができる現場の雰囲気がとても良かったです。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

住み始めてから10年ほど経った頃、突然「定期点検します!」と連絡がありました。定期点検のことは忘れてしまっていたので驚きました。

この定期点検は、細部まで確認する物ではなく、形式的な物でした。家全体を見てもらった結果、修理になった箇所はゼロでした。

ただ、10年経って形式的とはいえ、見に来てくださったことについては、今後老朽化していく中でまた何かあったら連絡できるという安心感を感じました。

定期点検とは別に、アフターケアで連絡したこともあります。

IHコンロのガラスの上に物を落として、ガラスを割ってしまったときのことです。住み始めてすぐに発生しましたので、元に戻るか不安でしたが、すぐに交換してもらえてホッとしました。

あと、エコキュートが故障した際には、業者との仲介をしてくださりました。エコキュートは、とくに冬の寒い時期になると、水道管が凍ったりで警告エラー表示が出る故障が増えます。

毎回、少し時間を置くと直るので、お風呂に入れないような深刻な事態になったことは17年住んで1〜2回です。このくらいはあっても仕方ないレベルかなと思っています。

やってよかったこと・こだわりポイント

優先度が「外断熱→自由な間取り→外観デザインがある程度選べる」という順番でした。それらを叶えたうえで、大変満足のいく家を建てられました。

外断熱

オール電化で断熱にこだわりました。いくら断熱工法でも、ペアガラスなどの断熱の良い窓をセットで取り付けないと意味がないので、それもお願いしました。

そのおかげて、冬はマンションのようにとても暖かいです。

念のため、ペアガラスに加え、防犯性の高いガラスにしました。高価でしたが、毎日の生活の場なので、ここはケチらず、住んでいて安心感があることを第一優先としました。

防犯ガラスは性能が高いものにしたので、シャッターもだんだんと閉めなくなってしまいました。気の緩みは行けませんが、それほど安心して住めているということだと思います。

自由な間取り

オープンハウスのキッチン

「1階の6畳のピアノ部屋を舞台のように床をあげること」「2階にお風呂を持っていくこと」「キッチンに広いカウンターテーブルを作ること」の3つは譲れないこだわりでした。

外観デザイン

オープンハウスの外観

外観デザインについては、購入した住宅雑誌の中から気に入ったデザインを見せたところ、ちょうど似たようなサイディングのデザインがありました。その通りにできて嬉しかったです。

立地

災害の少ない立地ということも大事にしました。大雨の時に浸水しないよう少し高台を選んだり、地震に備えて設計段階で業者さんに確認して、耐震性能は万全にしてもらったりしました。

また、子供が女の子3人だったので、防犯上、駅までの道のりはすべて明るく、大きめの道路のみを歩く経路にしました。

外から家の周囲が見えやすくすることで、死角の少ない外観にしています。これまで1回もトラブルは起こっていません。

後悔ポイント・気になるところ

大きなポイントが4つあります。

外の砂利

オープンハウスの外壁

裏庭で草取りしないですむように、コンクリートにしても良かったかなと思います。毎年、日陰なのに草がボウボウに生えてきます。

もしグリーンを置きたいなら、コンクリートの上に鉢植えで十分でした。

ベランダ

ベランダに屋根がついておらず、費用は別途で自分で付ける必要がありました。

いつでもつけられると思って当初は設置しませんでしたが、結局いまだに付いていません。にわか雨が降ると、洗濯物がびっしょりです。

コンセント

コンセントをケチりました。一部屋2ヶ所までは無料とのことで、オプションで追加できたのに追加せず、延長コードで対応すればよいと思ってしまい後悔しています。

コードが表に見えると、見た目が美しくないです。もっと増やせば良かったです。

照明

照明器具は、住んでから内装にあったおしゃれな器具に変えれば良いと思っていましたが、結局最初の無機質な照明のまま今に至ります。

これは絶対無理してでも購入したほうが良かったです。住んでからの工事はハードルが高いと感じます。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

オープンハウスの外構

間取りは設計段階で熟考しました。家族構成が決まってるとベストですが、決まっていない場合には、いかようにも変化をつけられるような間取りにすると良いと思います。

私は間取りで絶対に失敗したくなかったので、方眼紙に縮尺を正確に枠をかき、坪数を考えながら線を引いて、何度も描いては消し、描いては消し…と間取りを考えました。

間取りを考えるときに大事なのが、動線ですが、その中でも特に、キッチン・ランドリー・お風呂・ベランダの動線が大事です。

キッチンは、料理を作ることを想定して

  1. 冷蔵庫から物を出す→
  2. 洗う→
  3. 作業台に乗せる→
  4. カットする→鍋を出す→
  5. 加熱調理する→
  6. 盛り付け場所におく→
  7. 食事する→
  8. 食器をさげる→
  9. 洗う

までの流れがスムーズになるような配置を考えました。

特に、盛り付け場所は広く取りました。これがこだわりの「巨大カウンター」です。

対面キッチンは人気ですが、あれが良いのは子供が小さい数年だけです。やはりキッチンの匂いがリビングに流れますので、その辺りは空気の流れを考えつつ設計することをおすすめします。

我が家は、リビングに背中を向けてご飯を作り、食器を洗います。それでも良い子に育ちました。

また、電子レンジや炊飯器など、基本の家電を置けるスペースも確保します。お米などのストック品の置き場は、足元のどこかにスペースを作りましょう。

我が家は、足元を戸棚にせずにそのまま開けてあるのですが、そのおかげで物が散乱せずに収納もできて助かっています。

次にお風呂です。水が入って重たくなるので1階にあるのが通常ですが、我が家は2階にお風呂があります。

今では増えてるかもしれませんが、当時は設計の方にも「え!?」と言われました。

なぜそうしたかというと、洗濯の動線が良いからです。

  1. 服を脱ぐ→
  2. 洗濯機に入れる→
  3. (お風呂に入る)→
  4. 洗濯する→
  5. そのまま2階のベランダに干す

というフローです。今は全自動洗濯乾燥機があるので必要ないかもしれませんが、外に干すならこの動線が最高です。

また、1階にお風呂がない分、リビングやキッチンをとても広く取れたのはとても良かったです。

このように、家具などの実際の大きさを測って、同じ縮尺の絵を描いて切り取り、間取りの上に置いて動線をシミュレーションしました。

使い勝手は人それぞれなので、この一手間はとても大事かと思います。

あと、オール電化で建てましたが、今のところトラブルも少なく気に入っています。

IHコンロは火事の心配がなく、加熱時の水蒸気も少なめで、換気扇を弱めに回せば換気されます。家に匂いがこもらないのも良い点です。

エコキュートや蓄熱ストーブは夜間電力を使用できたので、電気代の節約になったと思います。ただ、使い勝手は良いのですが、エコキュートは何度か故障して業者に来てもらいました。

なお、災害時の停電には弱いので、非常時用にカセットコンロの用意などの対策は必要です。

まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!

家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。

まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」なのです。これには次のようなメリットがあります。

  • 各社の特徴をつかめる
  • 希望する間取りの価格や相場を把握できる
  • 見積もりをもとに他社の営業マンと交渉できる

ただ、1社ずつ間取り&見積もりをお願いしようとすると、手間も時間もかかって、かなり面倒…。

そこでおすすめなのが毎月5000人以上が利用している「タウンライフ家づくり」です。

【PR】タウンライフ家づくり

タウンライフ家づくり

タウンライフ家づくりなら…

  • オリジナルの家づくり計画書を作ってくれる
  • 間取りプランを提案してくれる
  • 諸費用を含めた細かな見積もりを出してくれる
  • 土地がない場合、希望エリアの土地提案をしてくれる

もちろん全部無料です!希望する複数のハウスーメーカー・工務店から「間取り&見積もり」をもらえます。

こんな間取りや見積もりが届きます

タウンライフ家づくりの見積もり

タウンライフ家づくりの間取りプラン

タウンライフ家づくりの間取りプラン2

タウンライフ家づくりの家づくり計画書

タウンライフ家づくりの家づくり計画書2

無料でも、ハウスメーカー・工務店にとっては、大事なお客様ですので、しっかりとした「家づくり計画書」を作ってくれます。

自分の希望が詰め込まれた間取り図を見比べるのは、とても楽しいですよ♪

また、大手ハウスメーカーを含む全国1000社以上が参加している点も見逃せません!

タウンライフ家づくりの参加ハウスメーカー

タウンライフ家づくりは100万人以上に利用されてきた(毎月5000人以上!)という実績もあり、安心して利用できるのも嬉しいポイントです。

タウンライフ家づくりの満足度調査

もはや家づくりの定番サービスと言ってもいいでしょう。それくらい大人気のサービスになっています。

こんな方におすすめ

次のいずれかに当てはまるなら、タウンライフ家づくりはとてもおすすめです!

  • 家づくりを始めたいけど、何をすればいいかわからない
  • 1円でも安くマイホームを手に入れたい
  • 気になるハウスメーカーの間取り&見積もりがほしい
  • 地域密着型の優良工務店を知りたい
  • まだ表に出ていない土地情報を知りたい

強引な営業もなく、要望欄に「お電話はご遠慮ください」と書いておけば、電話営業もかかってきません。

あなたもぜひ気軽にタウンライフ家づくりを試してみてください。

【PR】タウンライフ家づくり