積水ハウスで平屋住宅(イズロイエ・2800万円・25坪・2LDK)を建てた、長崎県在住40代女性の体験談です。

かんたん3分!家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと

基本情報

地域 長崎県
年齢と性別 40代女性
家族構成 夫婦2人家族
ハウスメーカー名 積水ハウス
商品名 IS ROY+E(イズ・ロイエ)
住宅タイプ 平屋
構造・工法 軽量鉄骨造
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 5500万円
実際にかかった費用総額 土地1849万円 建物2848万円(外構153万円+税259万円含む)
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 112万
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 25.42坪
延坪(延床面積) 25.42坪
間取り 2LDK
検討開始から契約までの期間 3年
工期 3ヶ月
関連ページ 長崎のハウスメーカー
鉄骨住宅メーカー
2000万円台
坪単価100万円以上
20坪台
2LDK
おしゃれな平屋
狭小住宅

外観・外構(画像)

家の北側です。車が並列で2台駐車できるように設計しました。シンボルツリーの「アオダモ」が気に入っています。
イズ・ロイエ平屋の外観

一番のお気に入りの玄関ポーチです。玄関を開けた時に、歩道を行く人から中が丸見えになるのに抵抗があったので、玄関は歩道から見えないことを希望しました。

また、「風雨がひどいときに、玄関を開けてすぐに雨に濡れるようなことにはなりたくなかった」「たくさん荷物を抱えて帰ってきても、荷物を下におろしてゆっくり傘がたたみめるようにしたい」などを考慮して、玄関ポーチは広めに、そして三方を壁で囲むつくりにしました。

ダインコンクリートの小端積が、この玄関ポーチに高級感を漂わせていると思っています。
イズ・ロイエ平屋の玄関ポーチ

西側の横からの外観です。角地で、歩道が坂道になっており、高さが2mほどあります。歩道から庭に人の視線が入らないというところが気に入って、この土地以外には買わないと決めました。
イズ・ロイエ平屋の外構

南西の庭側のイメージ図です。掃除やメンテナンスのしやすさを考慮して、テラスはタイルテラスにしました。色は薄いグレーで汚れは目立ちませんし、汚れても水で流せばすぐに落ちます。

庭のシンボルツリーは「オリーブ」を選びました。
イズ・ロイエ平屋の外観イメージ図

内装(画像)

玄関を入って正面に、大きな明かり取りの窓を作りました。広い玄関に憧れたのですが、間取り図に限界がありましたので、少しでも広く見えるように、そして明るい玄関になるように大きな窓をつけました。

先々は、この窓の向こうにツル薔薇を咲かせる予定です。窓の周りにはエコカラットを張りました。このデザインも気に入っています。
イズ・ロイエ平屋の玄関

狭い空間が苦手なので、圧迫感解消のため、大きめの窓をつけました。窓枠の周りにはエコカラットを貼っています。昼間は電気をつけなくても明るいです。

トイレはTOTOです。全自動で大変便利ですし、掃除もしやすいです。トイレのような狭い空間は掃除がしにくいので、トイレの中に洗面は作りませんでした。そのため、トイレのすぐ隣が洗面所です。これも私のこだわりです。
TOTOのトイレ

22.5帖のLDKです。フロアは玄関からLDKまで、アカシアの無垢の挽板にしました。これが、掃除の苦手な私には大正解の選択でした。髪の毛もホコリもまったく目立ちません。

また、無垢の挽板はお値段が高めですが、高級感がありますし、足触りがとても良いです。家全体に使うと費用がかさむので、寝室だけはフローリングで、落ち着いたウォルナットにしました。

大きな窓を設けたこと、高い位置には棚を一切設けなかったこともこだわりで、おかげで視線が抜けて実際より広く見えます。
イズ・ロイエ平屋のLDK

大のお気に入りの洗面所です。この洗面台とミラーは積水ハウスオリジナルの商品です。ミラーと洗面台の間にリクシルのタイルを張っています。

洗面台にタイルを張ることは決めていましたが、目地の汚れが目立ちそうだと心配していました。リクシルでこのデザインを見つけて一目ぼれしました。汚れも水垢も目立ちません。

洗面所でメイクができるようにしたかったので、幅は135cmにしました。友人に「ホテルみたいだね」と褒められます。お風呂上がりのお手入れの際や、毎朝のメイク時に、気分が上がります。
イズ・ロイエ平屋の洗面所

設計図・間取り図(画像)

間取り図です。「トイレ・洗面所・ランドリールーム・浴室」を一直線でつないでいます。

夫婦共働きで毎日室内干しなので、ランドリールームは広めにとりました。かなり動線がよいです。家の南側に洗濯物干しを作っていて、シーツなどの大物はそちらに干しています。

また、来客用に4畳半の和室を設けました。押入れの扉は観音扉にしました。天井まで同じ広さの収納になっていて、かなりの容量があります。

そして、寝室の奥にも3畳半のウォークインクローゼットがあります。夫婦2人には十分な広さです。
イズ・ロイエ平屋の間取り図

見積書(画像)

見積書です。土地も含めるとトータルで5000万円近くになります。
イズ・ロイエ平屋の見積書

家を建てようと思ったきっかけ

戸建てを購入する前は、分譲マンションに住んでいました。ある日、各戸の占有地であるはずのバルコニーでも、喫煙をしないようにとの通達がありました。

愛煙家の夫は「このようなことを言われるのなら、誰にも気兼ねなく好きなようにタバコが吸える一戸建てに住むしかない」と言い、一戸建ての購入を考え始めました。

私たちが必要としたのは、老後も快適に過ごせる家。その上で、平屋というのが絶対条件でした。

ただ、平屋の建売というのは意外と少なく、地元で平屋を得意としているハウスメーカーのモデルルームを何度か見学に行くうちに、自分たちも家づくりには何かとこだわりが強いことを改めて認識しました。

そのため、万人向けの建売ではなく、自分たち2人にあった家を作りたいと思い、注文住宅を建てることにしました。

積水ハウスを選んだ理由

積水ハウスで建てましたが、正直に言うと、最初から積水ハウスで建てようと思っていたわけではありません。むしろ「積水ハウスは高い!」というイメージが強く、モデルルームにすら足を運んでいませんでした。

私たちは家優先ではなく、土地優先で家を建てました。つまり「どこのハウスメーカーで建てるか」ではなく「どこに住むか」を優先させたということです。

私たちが住みたいと思った土地は、当時開発途中だったので、完成までは時間がかかると思ってあきらめかけていたところ、思いがけず4宅地のみ売りに出されるとの情報が手に入りました。

そして、その4宅地が、たまたま積水ハウスの建築条件付き宅地だったのです。そこからはじめて積水ハウスが検討に入ることになりました。

ちょうど同じころ、近くで積水ハウスの平屋の一戸建ての住宅完成見学会があることを知り、さっそく見学に行きました。しかし、その時点ではまだ積水ハウスにさほど魅力は感じませんでした。

私たちの気持ちが動いたのはその後、すでに積水ハウスの平屋に入居されている方のお宅の見学に伺った時でした。

明るく広々としたそのお宅に、とても魅力を感じ、そこから積水ハウスへと気持ちが向かっていきました。

工事中の現場の様子

地鎮祭が終わってから2日後には着工になり、約3ヶ月で入居に至りました。

その間、夫は毎日現場に足を運び、職人さんたちと会話をしました。みなさん、毎日来る私たちを面倒がることなく、質問にはしっかり丁寧に答えてくださいました。

当初、営業の方からは「積水ハウスは基礎がすごいから、基礎を見てほしい!」とよく言われていました。基礎を見たときは「その言葉に納得!」という感じでした。

素人の私ではうまく説明できませんが、この先何十年も住むにあたり、これだけ基礎がしっかりしていれば安心だと思えました。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

積水ハウスは、引き渡し後、1ヶ月、3ヶ月、1年後と点検があります。その後も定期的に点検があり、30年の保証期間があるそうです。

点検の際には、営業の方、現場監督の方、アフターサービス担当の方が来てくださいます。

やはり長い歴史のあるハウスメーカーですから、どこに問題がでやすいかをよくわかっているので、家の中も外もポイントを押さえて点検してくださいます。

積水ハウスは外構も同じ積水グループでしてくださるので、家丸ごと、何かあれば積水ハウスに連絡することで対応してもらえます。

私は植栽が大変気に入っているのですが、入居が7月末と真夏だったこともあり、植えてある植物がすぐに枯れてしまいました。ですが、1ヶ月点検でそれを無償で植え替えてくださいました。

また、入居した年に、数十年に1回という大型台風が通過し、揺れた木の枝で、黒い外壁が汚れたようになったのですが、すぐに確認に来て、無償で対応してくださいました。

家を綺麗に保つコツなども教えてくださるし、とにかく、入居後も家のことはすべて営業の方に連絡すれば、そこからしかるべき担当の方につないでくださるので、あれこれ悩むことなく安心です。

家を建ててから思うのですが、家のアフターサービスは本当に大切です。

やってよかったこと・こだわりポイント

外観と内装の両方にこだわりました。

外観

イズ・ロイエ平屋の外観

せっかくの注文住宅、やはり外観はあまり見ないようなデザイン性の高いものにしたいと思いました。「家の形は真四角ではなく、屋根はフラットと片流れの組み合わせにしたい」というのが私のこだわりでした。

また、我が家は積水ハウスの鉄骨造なのですが、外壁はダインコンクリートという耐久性の高い、積水ハウスの最高級の物です。今の外壁はコーキングされており、汚れも雨で流れていくとのこと。

私たちの残りの人生はせいぜい40年くらいと考えたとき、メンテナンスがほぼフリーということは大事なポイントでした。

また、外壁のデザインは上品でオシャレなものが多いのですが、その中で「小端積み」というデザインの高級感にひとめぼれしました。外観の一番のこだわりは玄関ポーチなのですが、その高級邸宅感が大のお気に入りです。

内観

イズ・ロイエ平屋のLDK

「掃除のしやすさ」「汚れやほこりが目立たない」「すっきり見える」の3点にこだわりました。

私たちは共働き夫婦です。そして、私は家事全般があまり好きではありません。さらに、これから歳をとり、体が思うように動かなくなってくることを考えると、必要なのはコンパクトな25坪くらいの平屋だと考えました。

「間取りは2LDK」「高い位置に棚を作らない」「広めのランドリールーム」「扉はすべて引き戸」「フロアは髪の毛やほこりが目立たない色」といったところがポイントです。

思った通り、1年住んで不満はまったくありません。

後悔ポイント・気になるところ

入居から1年。こうすればよかったと思う点はゼロです。気になる点も特にありません。しいて言えば、夫に聞くと「自分の部屋が欲しかった」といいます。

夫は当初「ロフトが欲しい」と言っていました。男性にとっては秘密基地のような部屋に憧れるようです。ですが、年をとってからの階段の不自由さ、そして掃除をさせられるのは私…ということから私が大反対しました。

それと、我が家は軒がありません。その分LDKに日がよく入り、とても明るいです。どの部屋も日中は電気をつけなくてもよいくらい明るい部屋にしたいというのが私の希望だったので、私は軒がなくてもよいと思っています。

ただ、夫はタバコを吸うので「雨の日でも外でタバコが吸えるように軒があったらよかったかなぁ」と言っています。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

イズ・ロイエ平屋の外構

家づくりにおいて「どこに建てるか」は「どんな家を建てるか」よりも大切だと思います。

  • 毎日の生活の利便性
  • あたりの治安はどうか
  • この先何年その場所に住むのか
  • 車の運転がいつまでできるのか
  • 通勤時の近辺の道路の込み具合
  • 自宅の駐車場から車道に出やすいか

ちょっとしたことでも、毎日のことになると、ストレスに感じることも出てくるはずです。そのようなことを考えて土地を選びましょう。

そして、同時に土地の広さがどれくらい必要かを考えてみてください。そのためには、まず、建てる家に何人住むのかを考えることです。

子供は先々巣立っていくでしょう。親を引き取る可能性もあるかもしれません。今だけでなく、これから先のことも考えみてください。

「来客数は多い?来客の頻度は?車は何台ある?」こういったところから、必要な部屋の数や広さを考えるとよいと思います。

次に「平屋にする?それとも2階建て3階建て?」と考えてみましょう。すると、おのずと必要な土地の広さが見えてきます。

土地選びを成功させるために

不動産には固定資産税がついてきますから、無駄に広い土地を買ってしまうと、土地建物購入時以外の費用に頭を抱えることになるかもしれません。

土地は水物です。良いと思う土地はすぐに売れてしまいます。もしそこが建築条件付きだった場合、購入の意思決定に2週間ほどしか待ってもらえないかもしれません。

「土地に手付をする→家の間取り図を設計士さんに作ってもらう→その間取りで見積もりを出してもらう→見積もりを見て契約するかどうかを決める」

我が家の場合、この時間が2週間でした。

日々仕事や家事育児に追われるなか、2週間はあっという間です。そのため、自分たちで常日頃からある程度の間取りをイメージしておいたほうが良いと思います。

ハウスメーカーの選び方

今は、インターネットに情報があふれています。たくさんの建築実例を見るとともに、実際にハウスメーカーの完成見学会にできるだけたくさん足を運ぶことをおすすめします。

各ハウスメーカーに、それぞれ得意分野があります。色々なハウスメーカーの建築実例を見ることで、自然と、自分が何にこだわっているのかもわかってくると思います。

また、契約までは、どのハウスメーカーも契約をとろうと必死です。言ってみればアピール合戦ですから、こちらも自分で勉強しておかないと、後々後悔することが多くなるかもしれません。

オプション等について

最後に、細かいお金はケチらないことをおすすめします。私がそうだったのですが、当初の予算より見積もりが高くなると、その支払いに不安が出てくると思います。

ですが、目先の金額にとらわれず、数十万くらいの差であれば安易に妥協をせずに、気に入った方を選んだほうが、これから先の人生の満足度が高くなります。

気に入ったもののためには借金返済も頑張れるけれど、満足のいかないものにお金を払わなければならないと思うと、なんだか辛くなります。

後々のメンテナンスなどにお金がかかるようなことになれば、トータルで見ればさほど金額は変わらないかもしれません。

私たち夫婦は40代で5000万円近い借金を抱えていますが、自分たちの選んだ土地と積水ハウスで建てた家にとても満足しており、大変心地よい日々を過ごしています。

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