アキュラホームで2階建て木造注文住宅を建てた、千葉県在住30代女性の体験談です。
簡単3分!家づくりで失敗を避けるために必ずやっておきたいこと
基本情報
地域 | 千葉県 |
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年齢と性別 | 30代女性 |
家族構成 | 夫婦・息子の3人家族 |
ハウスメーカー名 | アキュラホーム |
商品名 | なし |
住宅タイプ | 2階建て |
構造・工法 | 木造軸組工法(在来工法) |
購入パターン | 土地と注文住宅 |
当初予算 | 3000万円 |
実際にかかった費用総額 | 土地1951万円 建物2130万円 |
坪単価 | 54万円 |
建坪(建築面積) | 21.67坪 |
延坪(延床面積) | 39.45坪 |
間取り | 4LDK |
検討開始から契約までの期間 | 3ヶ月 |
工期 | 4ヶ月 |
条件が似ている家 | 2000万円台の家 |
内装の工夫(画像)
オープンキッチンです。まだ家具も何も無い家の中で、1番存在感があります。
玄関から見た画です。目の前の扉は上着入れ、右斜め前に階段を配置しました。
2階に上がってすぐです。お気に入りの物干しスペースにテラスドアを付けました。
2階の洗面台です。隣の扉にタオルや物干しグッズ、2階用の掃除道具を収納しています。
主寝室の壁は一面だけネイビーにしました。締まりが出て気に入っています。
主寝室のクローゼットは夫婦で半分ずつです。ハンガー収納を多めにしました。
工事現場(画像)
上棟後、2階の様子です。図面と照らし合わせるとなんとなく完成後が想像できました。
注文住宅を建てようと思ったきっかけ
建売も注文住宅も、どちらにも興味がありましたが、住宅購入について右も左も分からなかったので、ひとまず展示場に足を運び、手が届きそうなハウスメーカーを訪ねてみました。
建売も販売しているメーカーだったので、実際に内見に行かせてもらったりもしましたが、自分たちの条件に合う間取りや立地が中々ありませんでした。
将来的に義両親と同居しやすい間取りで、ある程度の広さがあり、駅近であることが絶対条件の私達にとって、土地選びから自由がきく注文住宅に次第に気持ちが傾き、購入を決めました。
アキュラホームを選んだ理由
もともと選択肢を少なくしたかったので、問い合わせたメーカーは2社だけでした。
素人調べですが、ローコストできちんとした実績があるメーカーということで最初に訪ね、土地探しからご協力いただきました。
それと並行して、外壁タイルを売りにしているメーカーさんにも何件か土地を案内してもらいましたが、なかなかしっくり来る土地がなく、全く進展がないのに住宅についての営業ばかりを押してくる対応に不信感を抱き、メーカーを1本に絞りました。
アキュラホームでは、こちらの慎重なペースに合わせていただき、じっくりと検討することができました。
最終的にはメーカー条件付きの土地ではありましたが、とても利便性が良く、理想的な面積の土地を親身になってご紹介いただき、納得して契約することができました。
工事中の現場の様子
着工少し前の地鎮祭の時にはただの空き地だった場所が、基礎工事が進み、だんだんと形ができてくる様子にワクワクしました。
しかしながら、予想よりもなんだか狭く感じて、少しガッカリした記憶もあります。2〜3週間に1度のペースで見学に行きましたが、いつも大体3人くらいで作業されていました。
住宅診断をお願いしていたので、工期中に3度ほど一級建築士さんもその中に混じり、問題がないか、チェックしていただいていました。
住宅診断では、たくさんある作業工程の中から確認してほしい箇所をピックアップし、その作業日に合わせて出向いてもらいますので、作業員さん側との予定合わせがなかなか大変でした。
しかし、その甲斐あって、一級建築士さんからその場でダメ出しが入ったりするところを実際に見れると、こちらとしてはとても安心できました。
上棟後は一級建築士さんと一緒に中に入り、色々と見て回りましたが、びっしりと建ち並ぶ柱に圧倒されました。
まだ壁はないのに窓は仕上がっていたりと、素人目には不思議な光景もあり、楽しめました。
アフターケア・保証・定期点検などの感想
35年長期保証プログラムにより、入居後すぐの1回目と、1,2,5,10年目までの計5回は無料で点検・補修サービスを受けられます。それ以降は有償です。
これまで2年目までの計3回サービスを受けましたが、専門のスタッフさんが来てくださいます。1年目2年目にどういった箇所に点検を要するかをわかっておられるため、大体はお任せしています。
外と中、こちらからお願いしていない箇所まで、しっかりと診ていただけたように感じますし、こちらが指摘をした床の軋みには、専用の工具を用いて補修をしてくださいました。
残念なことに、床材の軋みは気温や湿度によって木が伸縮する影響で、一箇所直してもまたあちこちで発生してしまうという旨の説明を受けました。
ですが、気になれば、その都度対応していただけるということだったので安心です。
こだわりのポイント・気に入っている点・取り入れて良かった所など
1階については当初吹き抜けに憧れていましたが、2階の床面積が減ってしまうことから採用を断念。
広く感じられる工夫をしようと、色柄の壁紙はポイント使いのみとし、真っ白な壁紙を基調とした、とてもシンプルな内装にしました。
また、居間と和室を仕切るドアを天井まで高さのある白いハイドアにしたりと、相乗効果で開放感を得られるようにしました。
キッチンもオープンキッチンにしたことで、遊んでいる子供たちを見守ったりと、広く見渡せるようにしました。
実は料理よりも洗濯が好きで、2階の物干しスペースとなる廊下にはとてもこだわりました。
家族4人分の室内干しを想定して広々と使えるようにし、すぐ側にテラスドアを設け、外干しの際の出し入れがスムーズに行えます。テラスドアがあることで、寝ている家族を起こさずに済むので大正解でした。
こうすればより良かったなと思う点・住み始めて気になる所など
悔やまれるのはコンセントの数と配置でしょうか。設置数を増やすと高くつくため、最低限に絞りすぎてしまった結果、不便を感じています。
最も後悔したのは、2階の洗面台にコンセントを付けなかったことです。途中で気づいたのですが、その時にはもう電気配線工事は終わってしまい、間に合いませんでした。
廊下や部屋のコンセントは、数的には足りていますが、配置が惜しかったかなと、掃除機をかける時に度々思います。
予算が少ないからこそ、配線計画はとても大事だったと後悔しています。
これから注文住宅を建てようと思っている方へのアドバイス
月並みな意見ですが、注文住宅を建てる上で大事なのは「ハウスメーカーとの相性」だと思います。
住宅購入に知識がない私達がこだわりのマイホームを造るために、メーカーさんとたくさんコミュニケーションをとり、こちらを知ってもらうことで、意向を汲み取ってもらいやすくなり、想像もつかなかった提案をしていただける機会が増えると思います。
しかし、どんなに信頼できるメーカーであっても、打ち合わせの際はこまめにメモをとった方がいいです。打ち合わせ中は多くの情報が飛び交い、考え、選び、記憶したりと、かなり頭を使います。
後から言った言わないのトラブルになりかねませんので、忘れやすい方は特にしっかりメモをとることをおすすめします。
それから、一生に一度の買い物だからと必死になりすぎないことも大切です。
どんなに完璧にしたつもりでも、ほとんどの方が多少の失敗や後悔をしています。だから、そのつもりで、家づくりというまたとない経験をゆとりを持って楽しめるといいですね。
また、建物内部のことは私達素人が頑張っても、なかなか分かることではないので、心配であれば第三者による住宅診断を利用すると安心です。
一級建築士さんが現場で直接確認してくれたり、近い将来修繕が必要になりやすい箇所などのアドバイスももらえます。プランによって費用はピンキリなので、興味があれば調べてみるといいですよ。
まずはカタログを揃えることから始めましょう!
家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力も無駄にかかってしまいます。
まず最初にやるべきことは「ハウスメーカーのカタログを揃えて比較すること」なのです。カタログを見比べることには次のようなメリットがあります。
- 各ハウスメーカーの特徴をつかめる
- ハウスメーカーごとの価格や相場を把握できる
- 情報をもとにハウスメーカーの営業マンと交渉できる
なんの事前情報もなしに住宅展示場に行って、何社かだけ見て回って契約までして、家ができ上がってから「他のところにお願いすれば良かった…」と後悔しないためにも、最初にカタログを揃えて情報収集しておくことが大事になります。
ただ、1社ずつカタログを集めようとすると、正直なところ手間も時間もかかってかなり面倒な作業になります…。
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