クレバリーホームは、千葉に本社を構える新昭和FCパートナーズ社の注文住宅ブランドです。全国各地の工務店とフランチャイズ契約をしています。構法は他のハウスメーカーと変わらない一般的なものですが、高品質な外壁タイルが同社の強みとなっています。

そんなクレバリーホームで注文住宅を建てた、宮城県・埼玉県・静岡県・岡山県在住4人の体験談です。数年住んでみて感じていることや住み心地、やってよかったことや後悔ポイントなどをインタビューしました。

基本情報

クレバリーホームはコストパフォーマンスの良さが特徴のハウスメーカーで、他のハウスメーカーと比べると建築費用も坪単価もやや安めです。

クレバリーホームの注文住宅は2500~3500万円が相場の目安です。坪単価は70~100万円が相場です。以前は2000万円前後の注文住宅も珍しくありませんでしたが、物価高騰の影響もあり、現在では2000万円以上がほとんどです。

地域 宮城県
年齢と性別 20代男性(以下Aさん
家族構成 夫婦・娘の3人家族
ハウスメーカー名 クレバリーホーム
商品名 なし
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 3500万円
実際にかかった費用総額 土地1300万円 建物2800万円 諸費用100万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 76万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 19坪
延坪(延床面積) 37坪
間取り 4LDK
検討開始から契約までの期間 2ヶ月
工期 4ヶ月
関連ページ 宮城のローコスト住宅
2000万円台
坪単価70万円台
10坪台
30坪台
4LDK
地域 静岡県
年齢と性別 30代男性(以下Bさん
家族構成 夫婦・息子・義両親の5人家族(二世帯住宅)
ハウスメーカー名 クレバリーホーム
商品名 なし
住宅タイプ 二世帯住宅(2階建て)
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 3000万円
実際にかかった費用総額 2900万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 52万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 29.4坪
延坪(延床面積) 56.6坪
間取り 7LDK
検討開始から契約までの期間 1年6ヶ月
工期 7ヶ月
関連ページ 静岡のローコスト住宅
2000万円台
坪単価50万円台
20坪台
50坪台
7LDK
二世帯住宅
地域 埼玉県
年齢と性別 30代男性(以下Cさん
家族構成 夫婦2人
ハウスメーカー名 クレバリーホーム
商品名 CXシリーズ
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 3500万円
実際にかかった費用総額 土地1800万円 建物2500万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 58万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 26坪
延坪(延床面積) 43坪
間取り 4LDK
検討開始から契約までの期間 1年3ヶ月
工期 6ヶ月
関連ページ 埼玉のローコスト住宅
2000万円台
坪単価50万円台
20坪台
40坪台
4LDK
地域 岡山県
年齢と性別 30代女性(以下Dさん
家族構成 祖母・両親・夫婦の5人家族
ハウスメーカー名 クレバリーホーム
商品名 CXシリーズ(910モジュール)
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 3000万円
実際にかかった費用総額 建物2708万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 61万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 26.05坪
延坪(延床面積) 44.08坪
間取り 5LDK
検討開始から契約までの期間 2年
工期 6ヶ月
関連ページ 岡山のローコスト住宅
2000万円台
坪単価60万円台
20坪台
40坪台
5LDK

外観・外構デザイン

Aさん:バルコニーが出ている所の配色を変えて、アクセントとしました。
クレバリーホームの外壁

玄関前のブロック塀に宅配用のポストを設けて、不在時でも荷物を受け取れるようにしました。
クレバリーホームの外観

Bさん:西側からの撮影風景です。外壁はツートンにしました。建物自体はシンプルな四角の家です。
クレバリーホームの外壁

東側からの撮影風景です。
クレバリーホームの外観

Cさん:玄関からの外観です。夜は光がかなり綺麗に見えます。
クレバリーホームの外観

庭からの外観です。タイルの色はかなり悩みましたが、白いタイルがかなりいい感じで、これにしてよかったです。
クレバリーホームの外構

外観の3Dパースになります。こちらは玄関側から見た様子です。
クレバリーホームの3Dパース

こういう風にイメージを伝えてもらえたので、とてもわかりやすかったです。
クレバリーホームの庭

ちょっとだけ高くなっている目隠しのフェンスもお気に入りです。
クレバリーホームの目隠しのフェンス

Dさん:片流れ屋根にして大正解でした。おしゃれで立体感もあり、満足しております。
クレバリーホームの外観

玄関のドアをこの色にしましたが、汚れも目立たないので手入れしやすいです。
クレバリーホームの外構

内装デザイン

Aさん:縦に長い形の18畳程のLDKです。家族3人で広々と使えてます。
クレバリーホームのLDK

こだわりのLIXILのエコカラットです。壁に貼るだけなのでオススメです。
クレバリーホームのエコカラット

1.25坪の少し広めの洗面所です。大きめの洗濯機も置けて、奥に見える洗剤置場の棚も便利です。
クレバリーホームの洗面所

1.25坪のお風呂です。メーカーはTOTOさんで、床が柔らかく、暖かいです。
クレバリーホームのお風呂

対面式のキッチンです。メーカーはLIXILさんで、収納もたくさんあって使い勝手が良いです。
クレバリーホームのキッチン

5.5畳の和室です。表面が樹脂性の畳で、市松模様に並べて、おしゃれに見せています。
クレバリーホームの和室

寝室からの書斎とウォークインクローゼットです。それぞれ3畳程ですが、十分な大きさです。
クレバリーホームの寝室

Bさん:2階トイレです。クロスには特にこだわり、アンティーク風な柄を取り入れました。
クレバリーホームの2階トイレ

2階の衣装部屋です。ハンガーパイプと、高さが変えられる棚を設けました。
クレバリーホームの衣装部屋

2階リビングです。壁掛けテレビやクロスをツートンにしてみました。
クレバリーホームの2階リビング

2階にある妻のダンスルームです。クロスはコンクリート調の柄を採用しました。
クレバリーホームのダンスルーム

Cさん:ダイニングの天井に木を3本設置することで、高級感のある感じになりました。
クレバリーホームの天井

キッチンの天井を下がり壁にすることで、おしゃれな仕上がりになりました。
クレバリーホームの下がり天井

階段の壁に大きく穴をあけてもらいました。おかげで圧迫感がなくなったと思います。
クレバリーホームの階段

2階の洗面です。簡易なものを選んで付けましたが、かなり可愛い仕上がりになりました。
クレバリーホームの洗面

Dさん:階段の高いところに光取りのために窓をつけました。日中明るくて気分も上がります。
クレバリーホームの階段窓

防犯面もあるので、大きな窓より小さな窓を増やしました。カーテンなくてもいいし、満足です。
クレバリーホームの小さな窓

天井を木目にしました。ちょっと暗くなりますが、一気におしゃれになるのでおすすめです。
クレバリーホームの木目天井

アクセントクロスを取り入れておしゃれ度が上がりました!お気に入りです。
クレバリーホームのアクセントクロス

1階トイレはお客さんも使うので落ち着いた色味のクロスにして、小窓で明かりを取っています。お気に入りです。
クレバリーホームの1階トイレ

2階トイレは家族しか使わないのでホテルライク風に暗くしました。おしゃれで気に入っています。
クレバリーホームの2階トイレ

暗めの色にする予定でしたが、明るいベージュとグレーにして正解でした。手入れもしやすいです。
クレバリーホームの浴室

設計図・間取り図

Bさん:1階の間取りです。真ん中にアイランドキッチンを配置しました。
クレバリーホームの1階間取り図

2階の間取りです。特徴は「衣類の収納部屋を設けたこと」です。子供部屋を2つ作りました。
クレバリーホームの2階間取り図

工事請負契約書です。色々とこだわりや削るところもありましたが、許容範囲でなんとかできました。
クレバリーホームの見積書

家を建てようと思ったきっかけ

Aさん:結婚がきっかけです。現在の妻と賃貸で同棲しているときに、結婚の話や将来の話をしていました。

その際、これからの生活や子育てをする環境だったりを考えた時に、あまり周りを気にせずに自分達も子供達も広々と自由に生活していきたいと考え、注文住宅を建てようと思いました。

もともと実家が注文住宅という事もあり、小さい頃から自分の住まいは欲しいと思っていたので、結婚と子供が生まれる前のタイミングで思いきって決断しました。

Bさん:小さい頃は社宅暮らしで、自分が高校入学時に実家が家を建てたものの3年ほどしか住んでおらず、ほとんどがアパートでの一人暮らしでした。

そのため、いつかは家族団欒ができる一軒家に住むことが自分の夢でした。

結婚当初は、妻と息子とのアパート暮らしでしたが、仕事のために息子を両親に預け、そして迎えに行くのが手間でした。

また、アパートで家賃を払い続けるなら、いっそのこと家を建てようと思ったのも大きなきっかけです。

家を建てるにあたり、両親の土地がもともとあったので、必然的に注文住宅で…という流れになりました。

Cさん:結婚してから賃貸のアパートに5年以上住んでいましたが、月々の家賃がもったいなく感じていました。

どうせ月々家賃を払うなら購入するのがいいんじゃないかと思い、年収が上がったタイミングで、ローンが組めそうだったので購入を検討し始めました。

まず、マンションと一軒家のどちらにするかを2人で考えましたが、2人とも田舎の一軒家で育ったという事もあり、一軒家を中心に考えることにしました。

その後、建売の物件をたくさん見学に行きましたが、なかなか納得がいく物件が見つからず、それなら自由に建てられる注文住宅がいいんじゃないかと、検討を開始しました。

Dさん:祖母のためにバリアフリーにするのが一番の目的で、あとはもともとの家が古く老朽化が進んでおり、お風呂やトイレなどが壊れたり、隙間風がすごかったりと悩んでいたことがきっかけです。

そこで、思い切って自分達の好きなように家を建てたいと思いました。

祖母の部屋をリビングから見える位置にしたり、段差をすべてなくしたり、手すりを各箇所につけるために玄関や通路などを少し広めに確保したりする必要があったので、すべて自分達で自由に組み合わせできる注文住宅一択でした。

クレバリーホームを選んだ理由

Aさん:「建物の仕様がメンテナンスフリーに近い」&「担当の営業の方が信頼できた」の2点です。

クレバリーホームを知ったのは数年前に見たCMでした。女優の佐々木希さんが出ていて、それも印象に残っていましたが、外壁がタイルという事を売りにしているのが記憶に残っていました。

自分自身も建築の仕事をしているので、外壁や屋根はメンテナンスがなるべく掛からない素材が良いとは思っていました。

そこで資料請求をしたところ、外壁はタイル、屋根は瓦が標準的なグレードという事を知り、改めて良いなと思いました。

実際に担当してくださった方も、自分よりも知識が豊富なベテランの営業の方で、建築の事、お金の事、保険の事など、丁寧に説明してくださり、とても分かりやすい説明でもあったので信頼できました。

Bさん:「地震に強い家を建てたい」というのが大前提でした。地震に強いイメージのある鉄骨の某有名メーカーで検討しましたが、金額が大きすぎて断念せざるを得ませんでした。

そこで、木造ハウスメーカーを色々と検討した結果、クレバリーホームに決めたのですが、その理由は2つあります。

1つ目は「営業の方の対応がとてもよかったこと」です。

自分達の間取りを絶賛せず、経験をもとに厳しい意見を言ってもらえましたし、ちょっとした無理難題な意見に対しても、紳士に対応してもらえたことがとても印象深いです。

2つ目は、自分達の強い願望であった「木造でも地震に強い構造であること」です。

構造計算書を見せてもらいましたが(さっぱり理解できませんでしたが)、かなり丈夫なようでした。

以上の2点が大きな決め手ですが、金額が自分達の払える範囲内であったのも、クレバリーホームを選んだ理由のーつです。

Cさん:まずはデザインです。クレバリーホームの外壁はタイルということでとても落ち着きがあり、高級感を感じ、惹かれました。住宅展示場で一目見た時から候補の一つに挙がるくらいでした。

内装も自分のイメージにかなり近く、デザインでは悪いところはありませんでした。今思えば、訪問した住宅展示場の店長さんと好みが近かったのかなと思います。

次に価格です。ハウスメーカーの中では決して安い部類ではありませんでしたが、その分、標準設備がローコストメーカーよりよく、コスパが良いと感じました。

クレバリーホームよりいい設備を求めると、その上は高級ハウスメーカーになってしまうので、ちょうどいい塩梅だったのも理由の一つです。

担当の営業さんもグイグイ押す営業タイプとは違い、初めて注文住宅を検討していた私たちに優しく寄り添って、色々教えてくれました。

この営業スタイルも好印象でした。

Dさん:さまざまなハウスメーカーがある中でとても悩みました。

最初は違うハウスメーカーで建てる予定で話が進んでおりましたが、途中で色々と問題が発生してすべて白紙になってしまい、一から考え直そうと他のメーカーを探しました。

最終的に、2階の部屋の大きさや先述のバリアフリーに関する要望をなるべく叶えてくださって、なおかつ金額が予算内に収まったことから、クレバリーホームにしました。

もちろん、他にも気に入った点はたくさんありましたが、中でも気に入ったのが外壁のタイルです。

近所にクレバリーホームで建てられた家があり、外壁の手入れが少なく扱いやすいとのお話を聞いていたので、それもあってとても気になっていたのです。結果、タイルにして大正解でした。

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工事中の現場の様子

Aさん:綺麗に整理されていて、職人さんも挨拶をしてくださったので、見ていて気持ちの良い現場でした。

工事中は月に2,3度程のペースで、実際の現地での打ち合わせがありました。伺った際には整理整頓がされていて、現場の中を見ながら打ち合わせする際も、散らかっている様な印象はありませんでした。

現場監督の方も誠実な方で、とても印象がよかったです。

敷地の歩いたら汚れそうな場所には、外用のマットの様なものも敷き詰められていて、配慮が行き届いているように感じました。

Bさん:基礎工事完了までは、父が毎日のように進ちょく写真と撮り、現場の人と話した内容を楽しそうに話してくてくれました。

その後の上棟式では棟梁とお会いし、「よろしくお願いします」と握手をかわしました。柱はほぼ1日で組み上げていました。手際がよく、見ていて安心感がわいてきました。

その後も何度か見学しに行きましたが、私の質問にしっかり答えてくれるだけでなく、息子の遊び相手もしてくれました。

ある時は夜遅くまで作業をしておられたのですが、そこにお邪魔した時も、嫌な顔せず、進ちょくを丁寧に教えてくれました。

本当にいい環境で仕事されていて、今でも印象が残っています。

Cさん:私たちが興味深々でよく現場を見に行っていたことも関係しているかもしれませんが、現場は綺麗に整理されていたと思います。

工事監督の人は忙しいようで、連絡を取ろうとしても返事が遅く、結構ヤキモキしました。結局、最後まで工事監督の人の印象はよくなかったです笑。

現場の作業の方は物静かな人が多かったですが、質問や要望に快く答えて頂きました。

作業員の数は多いときで6人ほど、基本は1人で回しているようで、工事が予定通り終わるか何度も心配しましたが、さすがはプロ!予定より少し早いくらいで工事が完了しました。

Dさん:工事中の様子を私たちも近所の方たちも毎日見ておりました。正直な意見ですが、工事をされていた業者はあまり愛想のない方たちだったので、クレームも多かったかなと思います。

仕事の進み具合としては、あっという間に建てて頂いたのでびっくりでしたが、後から問題がたくさん出てしまい、その辺が個人的に少し気になりました。

工事の時間を考えていなかったりなどで近所の方からクレームがきたり、停めてはいけないところに車両を停めていたりと、問題は多かった印象です。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

Aさん:アフターケアは、営業担当の方が引き渡してからも何度かご連絡をいただいたり、必要な申告の書類等の分からない事などにも真摯に対応してもらえました。

保証は30年保証という物がついてました。実際住み始めて一年ほどなので、これからという感じです。

定期点検は外と内と合わせて1時間ほど時間をかけて見て頂き、説明も丁寧にして頂きました。洗面の排水口の臭いや建具の立て付け等の気になった箇所も修繕していただいたので、とても満足しています。

Bさん:住み始めた当初、クロスの継ぎ目や下地の割れが数か所見られましたが、早急に対応して修繕してくれました。

定期点検については、住み始めてから半年、1年、2年、5年、10年と、無償で点検してくれます。

10年以降に関しては、10年目の有償メンテナンスを受けることが前提条件で、10年延長(20年目も同様)されるそうです。

他社と比較してもそれなりの保証であると思いますが、10年目以降の保証については、どうするか検討が必要だと思います。

Cさん:最初のうちは気になるところを連絡して、対応していただいていましたが、建てて3年も経つと徐々にその数も減り、多少の疑問などは飲み込んでしまっている状況です。

実際に連絡するとしても、状況を説明するのに時間や労力が必要で、その気が起きないのが正直なところです。

建てる前に色々な人の意見をブログなどで「家を建てた後は対応がよくなくなることが多い」と認識していましたが、実際その通りです。

購入時は営業なので一生懸命やってくれますが、購入後はあまり手をかけないのかなと思います。

Dさん:半年点検・一年点検と済ませました。点検前には連絡をくださって、2人体制で点検に来られました。家の周り・外壁・家の中など、隅々まで点検してくださり、助かりました。

一年経てば少し気になる点が出てくるものですが、そちらも保証で直せるとのことで満足しました。

アフターケアがものすごく手厚いという訳ではありませんが、点検自体はきちんとしてもらえますし、保証の中で直してもらえている状態です。

これからどのようにしてもらえるのかはわかりませんが、今のところ大丈夫かなと思っています。

やってよかったこと・こだわりポイント

クレバリーホームのお風呂

Aさん:こだわりのポイントは、洗面所とお風呂を広くした所です。どちらも1坪の大きさをよく見掛けますが、1.25坪と少し大きめに設計し、水回りをゆったりと使えるようにしました。

気に入ってる点は、リビングにLIXILのエコカラットと呼ばれる湿気を吸収してくれたりする機能性のある建材を設置したことです。

見た目もいろいろな種類があって、おしゃれな石目調の物を選びました。おかげでTV回りがシャープな仕上がりになっています。

取り入れてよかった所は、洗面所に壁に埋め込むタイプの洗剤置場として使えるスペースを作ったことです。

それから4.5畳程の和室に、表が樹脂性の畳を入れた所です。日焼けしにくく、普通の畳よりも水を弾いてくれるので機能性にも優れていて、座り心地もよく、採用してよかったと思います。

クレバリーホームの1階間取り図

Bさん:木造住宅のため、フローリングの床材には特にこだわり、栗の木を採用しました。温かみやほのかな木の香りが、心地よさをもたらしています。

また、栗の木は堅いことが特徴であり、重い物を置いても床に跡が残りにくいです。本当に栗の木にしてよかったです。

次に、1階にアイランドキッチンを採用しました。アイランドキッチンにカウンターテーブルを設けたことで、料理をしながら子供を見ていられて、とても役立っています。

そして、2階の全部屋のクロスをコンクリート柄やツートンにするなど、カーテンとの色合いを重視して、こだわりもった部屋作りをしたことに、今も満足しています。

また、2階にはミニキッチンも置きました。2階でも簡単な料理が作れるので、大変便利で役に立っています。

Cさん:4つあります。

広めのバルコニー

クレバリーホームの庭

2階のバルコニーを広めにとりました。洗濯はもちろんですが、椅子やテーブルを出せばBBQやコーヒーも楽しめます。

サンルーム風踊り場

階段を上がったところに、部屋ではなく大きな踊り場を作り、そこに物干し竿を2つかけられるようにしました。

2人とも花粉症なので、花粉の時期はここに洗濯物を干しています。

2階の寝室ではなく1階にクローゼット

寝室についてる事が多いクローゼットですが、2人の生活だと、起きてすぐ着替える事は少なく、出かける前に着替える事が多いので、1階に大きいクローゼットを作りました。

ホームシアター

日が当たりづらい場所にわざと部屋を作り、ホームシアターを設置しました。窓を最小限の大きさにし、いつでも映画館のような暗い環境を作れます。

Dさん:大きく3つあります。

広めの玄関

玄関は広くとり、玄関の土間収納も広く取りました。人数もいるため、靴や趣味の物を収納するのに十分な広さがあってよかったなと思います。

祖母も移動しやすいとのことで、玄関に椅子を置いたり、杖を取りやすい位置に置いたり、よく履く靴や普段外に少し出る時に履くスリッパなどを何足か置いたりしていますが、邪魔にならないので満足しています。

水回りの回遊動線

キッチン・脱衣所・お風呂場を回遊できる間取りにしました。ぐるぐると回れる必要あるかな?と思ったりもしたのですが、今となっては取り入れてよかったなと思っています。

玄関からそのまま脱衣所・お風呂場にも行けますし、キッチンからも行けますし、家事の効率が断然上がったと思います。

普通の階段

クレバリーホームの階段窓

当初はリビング階段を選択していましたが、大人ばかりで子どもはいないのでリビング階段を辞めて、玄関からすぐに上がれるように階段をつけました。

リビング階段ではないので冷暖房の効きも良いですし、料理の匂いなども2階に流れることがないので、結果よかったかなと思っています。

後悔ポイント・気になるところ

Aさん:寝室に隣合って書斎を設計したのですが、少し離した方がよかったなと思いました。

子供がまだ小さく、妻と子供が先に一緒に寝ていると、書斎の音が気になったりすると言われたので、収納を挟んだりして設計するなど、工夫すればよかったです。

住み始めて気になる所は、隣地からタバコの臭いが入ってくる事がたまにあることです。

土地を選ぶときにはなかなか分からないと思いますが、家の中で吸えない方が外に出て吸って風で流れてくる事があるので、隣地が近すぎないかなど、見ておくといいと思いました。

Bさん:住んでみて一番後悔したことは、部屋の電気スイッチです。電気のON・OFF操作のみとしてしまい、明るさの調整機能もつければよかったなと、とても後悔しています。

また、階段の電気をつけると、2階の廊下の電気もついてしまうので、この点もとても後悔しています。

あと、自分達でこだわった間取りが想像以上に住みにくいと感じています。

2階ミニキッチンを寝室横に配置してしまったので、料理をする音で起きてしまうことがありました。今では慣れましたが、間取りはとても難しいと感じました。

Cさん:コンセントの位置と数は気になります。これはよく言われるので、気を付けて設置したつもりでしたが、実際に住んでみると、想像と違う場所にコンセントが必要なことが多々ありました。

結局、延長コードなどで対応していますが、もっと生活を想像して設置すればよかったと、ちょっとだけ後悔があります。

あと、ほとんどの時間を過ごす事になると思ったので、リビングを大きく作ったのですが、大きく作りすぎて、冬は暖房が、夏は冷房が効くのに少し時間を要します。

Dさん:一番気になるのはパントリーの狭さです。「これくらいで大丈夫だろう」と思い、小さめのパントリーを作ってもらったのですが、物がまったく入りません。

買ってきたものや、災害などに備えて非常食などを買って置いておきたいと思うのですが、場所が少なくて入らないので、まとめ買いはあまりできないと後から気づきました。

なぜ最初に思わなかったのかと自分でも思いますが、その時はこれくらいで十分だろうと思い、それが後からこんなに困るなんて想像もしていませんでした。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

クレバリーホームの外観

Aさん:まずは展示場などを見に行ったり、資料を取り寄せる前に、「自分達がどんな所をこだわりたいか」を決めておくといいと思います。

たくさんの情報を仕入れ過ぎると疲れてしまいますし、どこがよかったか、ごちゃごちゃになってしまいがちです。

僕の場合は、将来のメンテナンスと無理のない資金計画が一番のポイントとなっておりました。

他社と競合を入れた際も、そこがキチンと押さえられいるか?など、自分の中で判断基準があると、納得して判断できると思います。

「何となくプランも同じ感じだし、こっちの方が安くしてくれるから…」と思って選んだ場合でも、結局オプションなどで同じ価格帯になったりするケースもよくありますので、キャンペーンなどで急がずにしっかり選ばれると良いと思います。

あと、営業さんによっても変わると思いますが、建築の事に加えて、ローンや減税の話、将来の計画などをキチンと教えてくれたり、ヒアリングしてくれる方ですと、安心感がある打ち合わせになると思います。

クレバリーホームの外壁

Bさん:生活スタイルに合った家を建てることが最も重要だと思います。

こだわりを持てば持つだけコストは掛かりますし、逆に妥協すれば住んだあと後悔するかもしれませんが、家族全員の生活スタイルを考えて、納得のいくようによく話し合うことが大事です。

また、アパート生活をしていた際の生活環境をよく思い出し、便利だと感じた点や不便だなと感じた点を色々な面で想像して、書き出すこともおすすめです。

我が家の場合、各部屋のコンセントの配置や個数を特によく検討しました。リビングから子供部屋まで、模様替えをした時も不便にならないように工夫をしました。

そして、今後自分達でもDIYで棚を設置できるように、各部屋に補強壁を入れたのですが、これもおすすめです。住み始めてからも好きな場所に棚を作れるので、とても便利です。

このように、注文住宅は「間取りから自分達で考えられること」や「自分達の要望を反映できること」が最大の魅力だと思います。参考にしてもらえると嬉しいです。

クレバリーホームの外観

Cさん:まずは土地選びが重要だと思います。なかなか見つからないので妥協しがちですが、一生住むことになる場所なので、とことん探すべきです。

土地探しの際には、自分の中で絶対に譲れない部分と譲れる部分、そこをはっきりと決めておくことが大事です。そこがはっきりしていれば、後悔する事は少ないでしょう。

そして、ハウスメーカーの決め方ですが、まずは予算との兼ね合いです。大きく3つにカテゴリーが分かれると思います。

「大手ハウスメーカー・中堅メーカー・ローコストメーカー」の展示場を回り、どのカテゴリーにするかを、まず決めていきましょう。

展示場のモデルハウスは、そのハウスメーカーの最高グレードで作っている事が多く、モデルハウスと同じにしようとすると、とんでもなく高くなります。

そのため、モデルハウスだけでなく、そのハウスメーカーの建売を見に行くのもおすすめです。

とにかく足を使って実際の家を見にいけば、目も鍛えられますし、アイデアもたくさんもらえます。

クレバリーホームの外観

Dさん:最初は「あれもしたい」「これもしたい」と、金額もどんどん高くなり、そこからどうするかという問題がたくさん出てくると思います。

その中で、自分達の要望を少しでも叶えてくれるハウスメーカーにお願いするのも大切ですが、自分達でよく相談をして、優先順位などもこと細かく決めておくのも大切かなと思います。

最近はインスタグラムやティックトックなどに自分の建てた家を載せている方がとても多いので、そちらを見て、良い部分は取り入れつつも、自分の好みや機能性を重視して選択していくのがおすすめです。

個人的には収納は絶対に多い方がいいです。デッドスペースやまだ決まっていないスペースがあるなら、収納にしてもらうといいと思います。住み始めてからは思っている以上に物が増えますので、収納はとても大切です。

いつなにがあるかわからないので、パントリーをしっかりととって、非常食なども置いておける間取りづくりができると最高です。

我が家はおしゃれ重視で選んだ点も多かったのですが、実際に生活してみると、機能性重視の方が生活も手入れもしやすいので、おしゃれか機能成果で悩んだら、個人的には機能性重視をおすすめします!

あと、金額との兼ね合いもあるかと思いますが、キッチンや洗面など、毎日使うものや使用頻度の高いものは、オプションになってでも良いものを選ぶのもおすすめです。

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