みやけ工務店で二世帯住宅(3000万円・53坪・7LDK)を建てた、鳥取県在住40代女性の体験談です。
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基本情報
地域 | 鳥取県 |
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年齢と性別 | 40代女性 |
家族構成 | 夫婦・息子3人・母・姉妹2人の8人家族(5人家族+3人家族) |
ハウスメーカー名 | みやけ工務店 |
商品名 | HARUKA(ハルカ) |
住宅タイプ | 二世帯住宅(2階建て) |
構造・工法 | 木造軸組工法(在来工法) |
購入パターン | 注文住宅のみ(土地所有済) |
当初予算 | 3000万円 |
実際にかかった費用総額 | 3000万円(畑の造成費用や宅地転用の費用なども含む) (※当時の金額。現在はより高額) |
坪単価 | 57万円 (※当時の坪単価。現在はより高単価) |
建坪(建築面積) | 26.5坪 |
延坪(延床面積) | 53坪 |
間取り | 7LLDDKK(個室7、リビングダイニング2、キッチン2、風呂、シャワールーム) |
検討開始から契約までの期間 | 6ヶ月(補助金の期限の関係でバタバタでした) |
工期 | 5ヶ月 |
関連ページ | ・鳥取の工務店 ・3000万円台 ・坪単価50万円台 ・20坪台 ・50坪台 ・7LDK ・二世帯住宅 |
外観・外構(画像)
最終案の外観パースです。車の台数が多くなったため、実際は緑や木はなしにしました。
実際の外観です。間口に比べて奥行きがかなり長い家です。アクセントで一部白くしました。パースと比べると、玄関ドアの色も黒にしたのが変更点です。
横からの写真です。敷地の関係で少し遠くからしか撮れませんでしたが、長い家なのが分かるかと思います。太陽光パネルも枚数が多めです。
建築途中の外壁の断熱シートです。全体がギンギラで目立っていました。これのおかげで一年中快適に過ごせています。足場があると家の大きさがより目立ちます。
内装(画像)
自慢の2階リビングの天井です。写真の撮り方が悪くてわかりにくいですが、掃き出し窓やエアコンの位置からかなり天井が高いのが分かってもらえると嬉しいです。
天井の一番高いところに明り取り窓をつけました。角度や位置がよくて、日中は部屋の中がかなり明るいです。
室内の壁紙と床板の色はほぼこれで統一です。写真ではドアと床板の色が少し暗めの色に映っていますが、実際はもう少し薄めで明るい色です。
階段も幅が広いので、荷物を持ったまま上がり降りしても余裕があります。手すりも付けましたが、とても便利で、さわりながら上がったり下りたりするととても安心感があります。高齢の母も、手すりがあってよかった!といつも言います。
廊下幅も車いすが余裕で通れる広さがあります。が、長い廊下なので写真ではやや狭く見えます。実際は100cmちょっとあります。
家を建てようと思ったきっかけ
結婚を機に、戸建て賃貸か広めのアパートを探していたのですが、希望するエリアに賃貸物件がなく、公営住宅などもまったく当選しませんでした。
そんな時にたまたま見に行ったハウスメーカーの住宅展示場で営業担当の人と話をしていると、あれよあれよという間に参考図面や仮見積もりを出されて、どんどん話が進んでしまいました。
その時点ではまだ家を建てるつもりはなかったのですが、少しずつ旦那の気持ちが傾いていくのが分かりました。
その日はいったん帰りましたが、その後何度も営業担当がうちへ営業に来られて、「新築のアパートを借りるくらいの金額で家が建てられますよ」という言葉に、すっかりその気になってしまいました。
結局、その時のハウスメーカーではなく、別の工務店で建てることになりましたが、「二世帯住宅を建てようか!」という話になり、実際にかかった金額もより大きなものとなりました。
みやけ工務店を選んだ理由
前述の通り、家を建てる気にはなりましたが、あまりにも強引な営業担当の話し方と、「何千万円かの買い物をするのに複数見積もりを取らないのはあり得ない」という旦那の考えから、最初のハウスメーカーにはいったん保留と伝え、ほかのハウスメーカーや工務店を探し回りました。
二世帯住宅を限られた予算内で…ということで、はじめから「無理です!」と言われる会社や、「廊下幅や畳サイズ(京間/江戸間)を狭くして、いろいろ頑張れば建てられるかも…」といった会社、キッチンとリビングダイニングがL字に曲がった通路でつながっているという不便そうな設計を出してくる会社など、なかなか難しい感じでした。
そんななか、予算の範囲内であり、さらに設計や内容が最も気に入ったみやけ工務店でお願いすることにしました。
ハウスメーカーの商品や設備は素晴らしかったのですが、廊下が狭かったり、動線が私の考えと合わなかったりで、その点を相談するとあからさまにいやそうな反応されたりもしました。
しかし、みやけ工務店は、廊下の幅も動線も部屋数も、すべて希望より満足できる設計をしてくれました。
もちろん、予算内に収めるために「あったらいいなぁ」と思っていたもの(バルコニーや天井裏倉庫など)は諦めましたが、それでも内容は他社より頭一つ飛びぬけていました。
いろいろな説明が分かりやすかったのもよかったです。
例えば、みやけ工務店の断熱は発泡ウレタンと断熱シートによるW断熱なのですが、断熱ボードやグラスファイバーのみなどとの違いや、メリットだけではなくデメリットまでも丁寧に教えてくれました。
そのおかげで、しっかり考えながら納得したうえで検討を進められたので、信頼感が増しました。
そのほかにも、営業担当は社長の息子さんで、こちらの意見が全体に伝わるのが早く、現場責任者(予定者)もとても腰が低く感じの良い方でした。
県内で着工件数が何年も連続で3位以内(依頼した前年の実績は1位)に入り続けているのも納得でした。
もちろん、ほかにも何社か検討していて、いいところ・悪いところありましたが、総合的に見て、みやけ工務店がうちにはいちばん合っているかなと、家族で話して決めました。
工事中の現場の様子
もともと畑と防風林だったところを整地してもらったのですが、とても大変そうでした。いちばん時間がかかったのは木の撤去で、根が深い木でなかなか抜けなかったようでした。
地盤もしっかりした土地だったようで、調査の結果、杭打ちなどは不要と言われましたが、畑を整地してあまり寝かせる期間もなく建てるので、地盤改良材を使った地盤改良ののちに、基礎工事に着工してもらいました。
こんな要望に対しても嫌な顔をすることなく、「ハイ、よろこんで!」という感じで対応してくださったのでありがたかったです。
基礎、棟上げと工事が進んでいき、ある日、仕事から帰ってきて家を見ると、銀色のシートで壁面全体が覆われていてびっくりしました。断熱材のシートだったのですが、この辺りでは初めて見る感じだったので、近所でも話題になっていました。
現場は主に2人で作業を進めていて(たまに4人に増えたりしていました)、てきぱきと動いていて、とてもスムーズでした。毎日掃除をして帰られるので、いつもきれいだった印象です。
「お茶菓子などは不要です」と言われていましたが、冷たいお茶やインスタントのコーヒー・紅茶などとポットを用意しました。しっかり飲んでくださったので嬉しかったです。
職人さんは気さくな方ばかりで、当時保育園児だった一番下の子にも優しく楽しく接してくださいました。
唯一気になったのは、棟梁が少し年齢高め(年齢のせいではないですが)で、細かい作業に少し雑なところがあった点くらいです。
アフターケア・保証・定期点検などの感想
当初から「引き渡し後3ヶ月以内に不具合は伝えてください」と言われていましたが、壁紙の浮き、コーキングの切れを少し直してもらったくらいで、大きな不具合はありませんでした。
ただ、壁紙の浮きは、カッターで一部に切れ込みを入れて少し剝がし、下地を直して壁紙を戻すという修正方法なのですが、新築なのにその直し方…と思い、少しがっかりしました。
1年目には定期点検があり、あちらこちら見てもらいましたが、問題なしの評価でした。
ドアの隙間のずれや廻り縁の浮きなど、気になるところは相談しましたが、「一般的にこんなものです。直せなくもないですが、あまり変わらないかも…」と言われて、「そういうものなのか」と、諦めました。
また、2階リビング天井のむき出しで見える梁にネジのあとが4か所あったのですが(おそらく何かを仮止めしていたのだと思います)、そこはさすがに直せないし、3ヶ月以内ならまだしも、今言われても…ということで、どうにもならずに我慢しています。
何度も建てることはないし、あまり人と話をする部分ではないので、そんなものと思うしかないですが、何千万円もする買い物なのでもう少し気を使ってほしかったなぁとも思いました。
とはいえ、ほかの会社で家を建てた人に話を聞くと、おおよそ同じような感じだったので、まぁそんなものなのかなと思っています。
やってよかったこと・こだわりポイント
6つのこだわりポイントがあります。
太陽光発電
太陽光パネルは最初からつけました。後で付けると割高感が出るのと、「いまなら電気の買い取り金額が高めで得しますよ」と言われたので、保険と思って付けました。
結果、思いのほかたくさん発電してくれて、得した気分です。いまさらですが、どうせなら蓄電池もつけておけばよかったなぁと思います。
二重断熱
発泡ウレタンと熱反射シートの二重断熱です。打ち合わせの時に「魔法瓶のような家」と言われた通り、夏も冬も快適に過ごせています。
黒い外観
外壁は黒をメインにしました。我が家を建てた当時は周辺に黒い家は少なくて、よく目立っていました。
最近では黒い外壁の家を建てる人がとても増えて、家族で「みんなうちを真似してるね」と勝手に思っています。笑
白い内装
外観と内装はイメージを逆にしています。壁紙を白色基調に、床を明るい板にしたので、室内は広く感じます。
いつも明るくて清潔感があり、気に入っていますが、汚れやゴミは結構目立つのでお掃除はしっかりする必要があります。
勾配天井
2階は平らな天井ではなく、屋根に沿って斜めの勾配天井にしました。梁が見えて天井が高く、とても開放感があり、気にいっています。
友人が来ても、まず天井を「わぁー!」と言いながら見てくれるので嬉しくなります。壁面の高いところに明り取りの窓をつけてもらったので、とても室内が明るいです。
また、天井裏がないので断熱材もたくさん入れてもらいました。おかげで夏でもそれほど暑く感じません。
シャワールームの室内干し
風呂とは別にシャワールームを作りました。そのシャワールームの脱衣所の天井にフックホルダーをつけ、そこに脱着式の長いフックを取り付け、洗濯物干し竿をかけて、物干し場にしています。
雨の多い地域なのですが、このおかげで洗濯物の干し場所で困ったことはありません。
むしろ、花粉症やアレルギー持ちが何人かいるので、外干しができず、晴れでもここに干しています。とても便利です。
後悔ポイント・気になるところ
こちらは2つありますが、これら以外はとても気に入って住んでいます。
コンセントの位置と数
設計段階では図面だけで「コンセントやスイッチの場所など、どうでしょうか?」と言われましたが、「よくわからないのでおすすめの状態でいいです」と返事してしまいました。
その後、住み始めてから欲しいところにコンセントがないことに不便を感じています。
廊下が長いのですが、コンセントがなく、各部屋からコンセントを取りながら掃除機などの電気製品を使います。
また、各部屋には2か所ずつコンセントをつけましたが、すべてを2口のコンセントにしてしまったので、リビングなどは数がまったくありていません。テレビの周りはタコ足配線です。笑
照明スイッチの位置
照明のスイッチが廊下の真ん中らへんにまとまってあるのですが、玄関照明のスイッチもそこにあるので、いったん逆戻りしてスイッチを入れてから玄関に向かう動線になってしまい、少し面倒です。
これも住み始めてから分かったことで、図面で「どうでしょう?」と言われた時にはまったく気が付きませんでした。
この辺りは工務店さんがプロなのだから、便利なように作ってほしかったなぁと思ったのが正直なところです。
これから家を建てようと思っている方へのアドバイス
まずは、ハウスメーカーや工務店の営業担当に気を遣わず、たくさんの会社を見て回ることをおすすめします。
自分のところに決めてほしいという思いから、結構強引に進めてくる会社もありますが、高い買い物なのでしっかり考えないと後で後悔します。
「補助金の期限が…」や「キャンペーンの期間が…」など、いろいろな理由をつけて決めさせようとしてきますが、気にすることなく、納得いくまでハウスメーカーや工務店を回りましょう。
どこも一緒なのかはわかりませんが、我が家のエリア(鳥取)の営業さんは本当に強引な人が多いという印象を受けました。
あと、周りに家を建てた人がいるなら、その人に話を聞くのも大事です。やって良かったことや失敗したこと、そしてその会社の評判など、参考になることが多いです。
職人さんへの心付けやお茶菓子なども、最近では「不要です」と言ってくれる会社が多いですが、地域の事情もあるので、ネットの情報だけを鵜吞みにせず、地域に合った対応は必要だと思います。
そのあたりも一緒に聞いておくと安心です。
どこにお願いするかが決まったら、本格的な打ち合わせが始まりますが、インテリアは小さいサンプルで見ても実際とはかなり印象が違うので、何度もショールームや展示会などに行って決めることをおすすめします。
間取りについては、我が家の場合は大人数で住む前提だったので少し特殊であまり参考にならないかもしれませんが、少し先を想定して設計に盛り込んでもらいました。
- 将来、万が一車いす生活になった場合の通路幅・ドアサイズ
- 将来、壁をぶち抜いて小さな2部屋を1部屋にするための柱の強度計算や筋交いの入れる位置
などです。長く住み続ける家だからこそ、老後のことや将来の家族構成も想定して、工務店さんに相談することをおすすめします。
最後に、我が家は換気扇・エアコン・照明などの住宅設備は、冷蔵庫やレンジなどと一緒に家電量販店さんに一括で頼みました。
工務店さんと家電量販店さんで直接やり取りしてもらって、換気扇などのサイズを確認しながら納品してもらいました。
この方が安くなりますし、家電量販店さんと何度か話をして仲良くなると、家が完成した後の季節商品などの買い物でも結構割引してくれたりもしましたので、おすすめです。
まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!
家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。
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