「東京に家を持とう」のフレーズでよく知られるハウスメーカーです。坪単価の安いローコスト住宅メーカーに分類されますが、売上高は1兆円を超える大企業でもあります。

オープンハウスには、建築を請け負う「オープンハウス・アーキテクト」と、開発や企画や建設を担う「オープンハウス・ディベロップメント」という2つの部門があります。

どちらの部門も注文住宅の施工を行っていますが、前者は注文住宅のみ、後者は分譲住宅がメインとなっています。

そんなオープンハウスで注文住宅を建てた、東京都と埼玉県在住3人の体験談です。数年住んでみて感じていることや住み心地、やってよかったことや後悔ポイントなどをインタビューしました。

基本情報

オープンハウスは都心部でコストを抑えて家づくりができるハウスメーカーで、他のハウスメーカーと比べると建築費用も坪単価も安めです。

オープンハウスの注文住宅は2000~3000万円が相場の目安です。坪単価は70~100万円が2025年の相場です。以前は1000万円台の注文住宅も珍しくありませんでしたが、物価高騰の影響もあり、現在では2000万円以上がほとんどです。

地域 東京都
年齢と性別 50代女性(以下Aさん
家族構成 夫婦・娘3人の5人家族
ハウスメーカー名 オープンハウス・アーキテクト
商品名 なし
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 4500万円
実際にかかった費用総額 土地3500万円 建物2000万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 71万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 20坪
延坪(延床面積) 35坪
間取り 3LDK
検討開始から契約までの期間 3ヶ月
工期 6ヶ月
関連ページ 東京のローコスト住宅
2000万円台
坪単価70万円台
20坪台
30坪台
3LDK
地域 埼玉県さいたま市
年齢と性別 30代男性(以下Bさん
家族構成 夫婦・息子・娘の4人家族
ハウスメーカー名 オープンハウス・ディベロップメント
商品名 なし
住宅タイプ 3階建て
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 4000万円
実際にかかった費用総額 土地3000万円 建物1800万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 60万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 11.82坪
延坪(延床面積) 29.95坪
間取り 4LDK
検討開始から契約までの期間 3ヶ月
工期 6ヶ月
関連ページ 埼玉のローコスト住宅
1000万円台
坪単価60万円台
10坪台
30坪台
4LDK
3階建て住宅
狭小住宅
地域 東京都
年齢と性別 30代女性(以下Cさん
家族構成 夫婦2人家族(+猫3匹)
ハウスメーカー名 オープンハウス・ディベロップメント
商品名 なし
住宅タイプ 3階建て
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 6000万円
実際にかかった費用総額 土地5368万円 建物2705万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 118万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 7.41坪
延坪(延床面積) 22.84坪
間取り 1LDK
検討開始から契約までの期間 1日
工期 6ヶ月
関連ページ 東京のローコスト住宅
2000万円台
坪単価100万円以上
10坪未満
20坪台
2LDK
3階建て住宅
狭小住宅

外観・外構デザイン

Aさん:正面右側から撮影した、家の全景です。隣の家の敷地との境界フェンスの高さが低く、通りから庭先が見えてしまうのですが、防犯には効力を発揮しています。
オープンハウスの外観

正面左側から撮影した、家の全景です。お気に入りのサイディングデザインですが、18年経って少しくたびれてきています。
オープンハウスの外構

家の北側(裏)です。砂利を敷いたのですが、北でも雑草が生えてくるので、コンクリートにして鉢植えを置くべきでした。
オープンハウスの外壁

Bさん:2階と3階の外壁にアクセントで青色の外壁を選択しています。おしゃれに見えて気に入っています。
オープンハウスの外観

写真左側の砂利部分に自転車を複数台駐輪できます。子供の友人がきた際に重宝します。
オープンハウスの外構

Cさん:外観を黒にすることで周りの家との差別化をはかりました。スタイリッシュな家になりました。
オープンハウスの外観

玄関アプローチです。家の顔になる場所なので、帰ってきたくなるようなオシャレな見た目にしました。
オープンハウスの外構

屋上です。庭がない家ですが、屋上を作ったのでバーベキューや水遊びもできます。
オープンハウスの屋上

内装デザイン

Aさん:キッチンの1番の特徴は「広いカウンターテーブルがあること」です。できた料理をダイニングテーブルに配膳するためにこの上に置いて、家族に運んでもらえるので効率的です。

また、PC作業するときにも集中できる空間になっており、大活躍しています。
オープンハウスのキッチン

カウンターテーブルの下は、戸棚を作らずに空間を開けています。ここにストック品が収まるので重宝しています。
オープンハウスのキッチンカウンター

部屋は少し狭くなりますが、収納をたっぷり取りました。物が外に出ないのでスッキリ見えます。
オープンハウスのダイニング

大工さんの提案を採用した化粧台です。この空間のおかげで、圧迫感のない廊下になりました。
オープンハウスの廊下

ピアノの部屋は、舞台として使用できるように床を上げています。 今は仕切りドアが閉まっていますが、全開にできます。
オープンハウスのピアノ部屋

2階の広いランドリールームです。洗濯機・お風呂・ベランダの動線が気に入っています。このランドリールームには、干し竿も設置して、雨の日などに居住スペースに洗濯物を干すことがないようにしました。
オープンハウスのランドリールーム

Bさん:自慢のリビングです。子供と子供の友達がゲームをしているところです。
オープンハウスのリビング

リビングの大きな窓です。夏場は風通しがよく快適です。静かな住宅地なので夏場はほとんど開けています。
オープンハウスのリビング窓

引っ越し途中の時に撮影したオープンキッチンです。窓から光が入る良い空間になっています。
オープンハウスのオープンキッチン

トイレの天井と壁の部分に廻り縁の取り付けはせず、クロスで仕上げました。スッキリした空間となっています。
オープンハウスのトイレ

Cさん:玄関です。ペットがいても飛び出さないようにガラス扉をつけました。ガラスにしたので圧迫感はありません。
オープンハウスの玄関

玄関横のウォークインクローゼット(ファミリークローゼット)です。帰宅後の動線もバッチリです。
オープンハウスの玄関横ファミリークローゼット

キッチンとリビングです。折り上げ天井にすることで、狭いリビングでも広く感じます。
オープンハウスのリビング

洗面台と化粧台を別々にするのではなく、一体化させることで、アイロンがけなど別の用途でも使えて便利です。
オープンハウスの洗面所

お風呂はホテルライクにしたかったので、黒っぽい内装にしました。3人くらいで入っても十分なスペースを確保しました。
オープンハウスのお風呂

寝室です。天井に照明をつけることで、こちらもホテルライクな感じが出ました。リラックスできる空間に仕上がっています。
オープンハウスの寝室

設計図・間取り図

Bさん:1階平面図です。お風呂と洗面とトイレがあります。1階の部屋は衣裳部屋兼物置部屋です。
オープンハウスの1階間取り図

2階平面図です。18畳のLDKとオープンキッチンは自慢の空間です。
オープンハウスの2階間取り図

3階平面図です。夫婦寝室と子供部屋が2部屋となっています。夫婦寝室は寝るだけの部屋です。
オープンハウスの3階間取り図

家を建てようと思ったきっかけ

Aさん:子供が小さい頃は千葉の社宅に住んでいました。5人家族で、3Kの社宅です。上の子が小学3年生になったころ、狭い社宅ではだんだん息苦しく感じました。

そんな頃、マンション購入の話が持ち上がり、週末のレジャーも兼ねて周辺マンションのモデルルーム巡りをしました。

100平米以上の広さの分譲新築マンションが多く売り出され、ゆったりしていて住みごごちは良さそうでしたが、管理費が2〜4万円かかるそうで、分譲とはいえ毎月その金額は厳しかったです。

そこで、ターゲットを戸建てに切り替えました。

当時、戸建ても相場がよくわからず、都内の山手線内の建売を何件か回りました。

すると、自分達の予算ではマッチ箱のような物件がなく、ここで家族5人では暮らせないということがわかり、都会は諦め、広さ重視の郊外で探すことにしました。

いろいろ巡っているうちに、あるハウスメーカーの営業さんと仲良くなりました。1年くらい経った頃、「良い土地が見つかりました!」と営業さんから1枚の写真が送られてきました。

その写真を見た瞬間、ここだ!と直感的に思いました。

聞くと「最近売りに出されて更地になったばかりで、好きな間取りの家が建てられますよ」とのことでした。

土地情報を見たところ、夫と私の実家から4キロ圏内で、土地勘のある場所でした。子供たちが住む環境として、親の私たちと似た環境で育つので、安心感がありました。

まだまだ畑や野原もあり、自然も残されている一方で、1時間あれば都心までどこでも行けるまあまあの立地で、都内が通学圏内なので教育にも困らない場所です。

その土地が気に入り、家も好きな間取りで注文住宅で建てられるとのことで、トントン拍子に決まりました。

Bさん:もともと地方出身で、関東には転勤で来ました。

転勤で東京の社宅に住んでいましたが、会社の規定で、40歳を超えると社宅の賃料が自己負担となるため、長い目で見ると、自己負担額が新築する際のローン額を超える事が発覚しました。

そんな中で、子供に実家というものを作ってあげたいようになりました。

そして、人生の中で家を購入する事が、家族に資産を残す事になると考え、夫婦で何度も話をして、未開の地に新しく綺麗な私たちだけの家を作ろうと決意をし、住宅購入に踏み出しました。

Cさん:生まれた時からずっと賃貸マンションに住んでいたのですが、猫を3匹飼い始めることになり、引っ越しを検討しました。

ただ、賃貸マンションで猫を3匹も飼えるところがまったくなく、最終的に見つかったところがたまたま賃貸の一軒家でした。

そこから一軒家の魅力に初めて気づきました。そのうち、家賃がもったいないと感じ始めて、「いい物件があれば購入したいな」という漠然な思いを抱えていました。

そんななか、当時住んでいた地域の近くで土地が売り出だされているのをたまたま発見し、購入を決意しました。

オープンハウスを選んだ理由

Aさん:休日ごとに住宅展示場や、入ってくるチラシにある新築建売などを回っていました。

知り合いになった営業さんに立地の希望や予算などを伝えていたので、条件に合う土地を根気よく探してくださりました。

その営業さんは何回も一緒に回るうちに、こんな土地を探している、というのを掴んだのかもしれません。

前述のとおり、まず、その方から紹介された土地を購入しました。ただ、その会社は注文住宅は施工しておらず、建売専門でした。

そこで、注文住宅を建てられるメーカーを紹介してもらいました。選んだというよりはご紹介で行き着いたハウスメーカーで、そこがオープンハウス・アーキテクトでした。

さて、そのオープンハウス・アーキテクトへ打ち合わせのために何度か足を運びました。

部材の説明などを受け、安価でしっかりとした部材であることを実物を見ながら説明してもらいました。

例えば、部材にコインを使って、ギーギーと傷つけて見せてもらったのですが、あら不思議、無傷でした。

その時の記憶は鮮明で、18年経った今でもその部材は傷がなく、あの時の説明は本当だったな、と思い出します。百聞は一見にしかず、という言葉の通りです。

また、耐震について、工法を説明してもらったうえで、なぜ地震に強いのかを模型を使って説明してもらいました。工法に詳しい夫も納得していました。

また、その時の流行りなのかもしれませんが、本で外断熱工法について予め学んでいました。

というのも、夫の実家が昭和40年代に建てた家で、今でも義母が住んでいますが、冬は隙間風で寒く、外気の冷気がダイレクトに壁の中に入ってくるようで底冷えがする家です。

こんな家、健康に悪そう…などと不謹慎にも思っておりました。

私は独身の頃にマンションに住んだ経験から(マンションは暖かいです)断熱の良い家に住みたかったのです。

契約する段階になり、過去の経験も踏まえて興味もあったので、書籍等で断熱について勉強しました。そして、断熱の良い家にしたい!と担当者に伝えました。

加えて、当時は夜間の電力が安かったので、蓄熱ストーブとエコキュートが置けますか?とお話ししたところ、「できますよ」と簡単にお返事をもらえました。

オープンハウス・アーキテクト独自の外断熱+耐震工法(積み上げられた箱の中に断熱剤を入れていた?と記憶しています)で、他社の外断熱よりも安価とのこと。そして、実際に安価でした。

トータルで良心的な価格で、間取りも自由が利くという点にも魅力を感じたので、オープンハウス・アーキテクトに決めました。

最終的には予算は少々オーバーしましたが、満足した家が出来上がりました。

Bさん:立地・価格・子育てのしやすさを一番重要視して、ハウスメーカーや不動産会社を回りました。

そのなかで、オープンハウスには何度か支店に足を運び話を聞いていると、希望のエリアに対して地に根差した会社であり、信頼できると思えるようになりました。

ただ、良い土地を何度もリサーチしてくださりましたが、私たちの予算に合う土地がなかなか見つからず、苦戦しました。

そんななか、ふとした時に担当者から「既存建物を解体、土地売買の話がある」との情報を聞きました。

実際に見に行ってみると、小学校から徒歩5分、中学校まで徒歩8分、最寄り駅から徒歩12分という好立地。さらに予算にも合ったため、ここに決定しました。

少しだけ残念な部分は、前面道路が5.5mしかなく、車の駐車に苦戦する事でした。やはり人気のエリアで購入するとなると、すべてが完璧な土地はないのだなと感じました。

今となっては慣れた事もあり、あまり苦になっていないので、この地で良かったと思っています。見つけてきてくださった担当者にも感謝しています。

Cさん:「見つけた土地を売り出していたハウスメーカーがオープンハウス・ディベロップメントだったから」というだけで、業者のこだわりは特にありませんでした。

建物は別業者を選択することも可能と言われましたが、私たち自身が初めての土地建物購入だったということもあり、同業者に頼んだ方が1から探す手間も省けるし安心だと思いました。

また、他の業者の見積もりを取ったわけではなく、憶測ではありますが、土地と建物のセット価格で安くなるのではないかと感じたからです。

ただ「こういう内装にしたい」というこだわりはあったので、オープンハウス・ディベロップメントがそれを実現できない場合は、他の業者を探すつもりでした。

そのため、積極的に事前ヒアリングはさせてもらいました。

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工事中の現場の様子

Aさん:工事中に何度か現場を見にいきました。昔ながらの職人大工さんと助手の方で施工していました。見学の際には、その大工さんから説明をしてもらいました。

大工さんには「これは夫ではなく、奥さんの家ですね」と冗談を言われ、ギクッ!としたのを覚えています。

また、キッチンカウンターを巨大にする特殊な注文をしていたので、「これを設置するのは大変だったよ、でも良い家だね」と言われたことがとても嬉しかったです。

「階段下の空きスペースは隠し部屋として使えますよ」とのアドバイスももらいました。

また、「廊下から階段を左周りで上がる際に、全部壁にしてしまうと圧迫感があるから、残りの部材でちょっとしたオブジェを置くスペースを作れるけど、どうしますか?」と提案されて、ぜひお願いします!とお伝えしました。

それは大正解で、今でもお花を飾るスペースとして大活躍しています。

いい感じで大工さんとコミュニケーションが取れて、作り手と住む人で意思疎通ができる現場の雰囲気がとても良かったです。

Bさん:大工さんがとても良い人で、建築期間中ふとした時に見に行っても明るく挨拶してくださりました。

忙しい中、足元の工具や木材などを避けて歩きやすくしてくださり、そして清掃も行き届いていて、いつ見に行っても安心でした。

私たちのミスでエアコンの取り付け位置が希望と違っているということがありました。

エアコン下地・電気配線工事も終了しており、ここは失敗したな…と落ち込んでいたところ、大工さんから「なんとかするよ」とのお声がけをいただきました。

無料で設計変更・エアコン位置変更のための下地工事・電気工事をしてくださり、大変感謝したことを覚えています。

オープンハウスの担当者にではなく、大工さんと直接話をして軽微な変更が可能という点は大変ありがたかったです。

Cさん:実際に見に行ったことは一度もありませんが、着工から引き渡しの間までに途中経過のメール報告が2回ありました。

そのメールは以下のような内容でした。

  1. 現時点の内装・外装の状態(写真付き)
  2. 現時点の進ちょく状況、完成予定日
  3. 今後のスケジュール
  4. 質問があれば

私たちは現地に行ってませんが、要望があれば「①土台が完成した時」「②完成後」の2回までであれば現地視察も可能とのことでした。

ただ、それ以上の視察は不可と言われていました。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

Aさん:住み始めてから10年ほど経った頃、突然「定期点検します!」と連絡がありました。定期点検のことは忘れてしまっていたので驚きました。

この定期点検は、細部まで確認する物ではなく、形式的な物でした。家全体を見てもらった結果、修理になった箇所はゼロでした。

ただ、10年経って形式的とはいえ、見に来てくださったことについては、今後老朽化していく中でまた何かあったら連絡できるという安心感を感じました。

定期点検とは別に、アフターケアで連絡したこともあります。

IHコンロのガラスの上に物を落として、ガラスを割ってしまったときのことです。住み始めてすぐに発生しましたので、元に戻るか不安でしたが、すぐに交換してもらえてホッとしました。

あと、エコキュートが故障した際には、業者との仲介をしてくださりました。エコキュートは、とくに冬の寒い時期になると、水道管が凍ったりで警告エラー表示が出る故障が増えます。

毎回、少し時間を置くと直るので、お風呂に入れないような深刻な事態になったことは17年住んで1〜2回です。このくらいはあっても仕方ないレベルかなと思っています。

Bさん:不具合があった場合はアフターケアの担当者がいるそうで、「床鳴り、建具の異常、変色等があればお気軽にお問い合わせください」とのことでした。

引き渡し直前の最終確認の立会い時に「外壁下部の水切りのアルミ部分が曲がっている点」と「建具の異音がした点」を指摘したところ、無償で直してくださり、今はまったく問題ありません。

今後も何かがあれば頼っていこうと思いますが、日程調整などが面倒なので、できる事は自分でやろうと思っています。

Cさん:住み始めて1日目に以下のようなアクシデントがありました。

  • Wi-Fiが一切つながらない
  • お風呂のシャワーから水がまったく出ない
  • リビングのエアコンのコンセントがサイズが違ってささらない

すべて先方の設置・確認ミスということで工事をすることになりました。

1週間以内にすばやく対応してくださったことや、担当の方から丁寧に謝罪もありましたので、結果的には満足のいく対応でした。アフターケアもしっかりしてくださいました。

やってよかったこと・こだわりポイント

Aさん:優先度が「外断熱→自由な間取り→外観デザインがある程度選べる」という順番でした。それらを叶えたうえで、大変満足のいく家を建てられました。

外断熱

オール電化で断熱にこだわりました。いくら断熱工法でも、ペアガラスなどの断熱の良い窓をセットで取り付けないと意味がないので、それもお願いしました。

そのおかげて、冬はマンションのようにとても暖かいです。

念のため、ペアガラスに加え、防犯性の高いガラスにしました。高価でしたが、毎日の生活の場なので、ここはケチらず、住んでいて安心感があることを第一優先としました。

防犯ガラスは性能が高いものにしたので、シャッターもだんだんと閉めなくなってしまいました。気の緩みは行けませんが、それほど安心して住めているということだと思います。

自由な間取り

オープンハウスのキッチン

「1階の6畳のピアノ部屋を舞台のように床をあげること」「2階にお風呂を持っていくこと」「キッチンに広いカウンターテーブルを作ること」の3つは譲れないこだわりでした。

外観デザイン

オープンハウスの外観

外観デザインについては、購入した住宅雑誌の中から気に入ったデザインを見せたところ、ちょうど似たようなサイディングのデザインがありました。その通りにできて嬉しかったです。

立地

災害の少ない立地ということも大事にしました。大雨の時に浸水しないよう少し高台を選んだり、地震に備えて設計段階で業者さんに確認して、耐震性能は万全にしてもらったりしました。

また、子供が女の子3人だったので、防犯上、駅までの道のりはすべて明るく、大きめの道路のみを歩く経路にしました。

外から家の周囲が見えやすくすることで、死角の少ない外観にしています。これまで1回もトラブルは起こっていません。

Bさん:大きなポイントが2つあります。

オープンキッチン

オープンハウスのオープンキッチン

自慢のオープンキッチンは大変気に入っています。収納が少ないのは残念ですが、オープンキッチンはとても魅力的です。

照明にこだわり、これから更に良い空間へと生まれ変わらせたいと思っています。

立地

小学校から徒歩5分、中学校まで徒歩8分、最寄り駅から徒歩12分、都心部までのアクセス良好(東京駅まで34分、始発駅)という最高の立地です。

徒歩でも自転車でも車でも、生活ができる点はとても魅力的です。

実はこのエリアでのマンションの購入も検討しましたが、マンションだとやはり少し狭く、LDKも10畳ほどになってしまうので、わが家の18畳のLDKにも満足しています。

子供ものびのびと生活できていて、帰りたくなる家になっていると感じます。

Cさん:大きなポイントが4つあります。

実現しようとした結果、当初の予算よりもオーバーしてしまいましたが、住み始めた後に変更するよりも初めにすべて取り入れた方が愛着のある家になって良いです。

各部屋を広くした

オープンハウスのリビング

土地は狭くても窮屈な家にしたくなかったので、1か所1か所通常よりも広めに作ってもらうかわりに1LDKにしました。

結果、動線もストレスなく、広々と使えていて気に入っています。

ホテルライクな内装

オープンハウスのお風呂

生活感のないホテルライクな家にしたかったので、内装を黒系に統一しました。壁紙も、天井含め全面グレー系の色にしました。

屋上

オープンハウスの屋上

バーベキューができるように屋上を作りました。庭のない家ですが、屋上が庭代わりになっています。

2か所にトイレ

1階と3階の2か所にトイレを置きました。縦長物件はトイレが1つだと行き来がしんどいのですが、2つあるとやっぱり楽です。

後悔ポイント・気になるところ

Aさん:大きなポイントが4つあります。

外の砂利

オープンハウスの外壁

裏庭で草取りしないですむように、コンクリートにしても良かったかなと思います。毎年、日陰なのに草がボウボウに生えてきます。

もしグリーンを置きたいなら、コンクリートの上に鉢植えで十分でした。

ベランダ

ベランダに屋根がついておらず、費用は別途で自分で付ける必要がありました。

いつでもつけられると思って当初は設置しませんでしたが、結局いまだに付いていません。にわか雨が降ると、洗濯物がびっしょりです。

コンセント

コンセントをケチりました。一部屋2ヶ所までは無料とのことで、オプションで追加できたのに追加せず、延長コードで対応すればよいと思ってしまい後悔しています。

コードが表に見えると、見た目が美しくないです。もっと増やせば良かったです。

照明

照明器具は、住んでから内装にあったおしゃれな器具に変えれば良いと思っていましたが、結局最初の無機質な照明のまま今に至ります。

これは絶対無理してでも購入したほうが良かったです。住んでからの工事はハードルが高いと感じます。

Bさん:こちらも2つあります。

キッチン周り

憧れのオープンキッチンに満足している反面、収納が少なくなるので食洗器は諦めたのですが、やはり食洗器は付ければよかったです。

また、シンクの素材の関係でディスポーザーが付けられない点も失敗したなと思います。

屋根

オープンハウスの外観

屋根の形状までは気にしていませんでした。

最近になって、電気代高騰から太陽光の設置工事を考えましたが、業者に見てもらったところ、太陽光パネルがそこまでたくさん搭載できず、費用対効果が薄いと言われてしまいました。この点も残念な部分の1つです。

Cさん:こちらは2つあります。

部屋数

子供ができたときのことを考えると、部屋数が少ないかなと感じています。

現時点では問題ないのですが、将来的に寝室の壁を区切って部屋を2つにできるように、寝室の扉の位置を工夫しておけばよかったです。

今はど真ん中に扉があるので、部屋を区切ったら片方の部屋がすごく小さくなってしまいます。

床暖房が不要だった

床暖房をつけたのですが、電気代が異常に高くなるので、結局まったく使っていません。床暖房にかかった費用を別のところに使えばよかったです。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

オープンハウスの外構

Aさん:間取りは設計段階で熟考しました。家族構成が決まってるとベストですが、決まっていない場合には、いかようにも変化をつけられるような間取りにすると良いと思います。

私は間取りで絶対に失敗したくなかったので、方眼紙に縮尺を正確に枠をかき、坪数を考えながら線を引いて、何度も描いては消し、描いては消し…と間取りを考えました。

間取りを考えるときに大事なのが、動線ですが、その中でも特に、キッチン・ランドリー・お風呂・ベランダの動線が大事です。

キッチンは、料理を作ることを想定して

  1. 冷蔵庫から物を出す→
  2. 洗う→
  3. 作業台に乗せる→
  4. カットする→鍋を出す→
  5. 加熱調理する→
  6. 盛り付け場所におく→
  7. 食事する→
  8. 食器をさげる→
  9. 洗う

までの流れがスムーズになるような配置を考えました。

特に、盛り付け場所は広く取りました。これがこだわりの「巨大カウンター」です。

対面キッチンは人気ですが、あれが良いのは子供が小さい数年だけです。やはりキッチンの匂いがリビングに流れますので、その辺りは空気の流れを考えつつ設計することをおすすめします。

我が家は、リビングに背中を向けてご飯を作り、食器を洗います。それでも良い子に育ちました。

また、電子レンジや炊飯器など、基本の家電を置けるスペースも確保します。お米などのストック品の置き場は、足元のどこかにスペースを作りましょう。

我が家は、足元を戸棚にせずにそのまま開けてあるのですが、そのおかげで物が散乱せずに収納もできて助かっています。

次にお風呂です。水が入って重たくなるので1階にあるのが通常ですが、我が家は2階にお風呂があります。

今では増えてるかもしれませんが、当時は設計の方にも「え!?」と言われました。

なぜそうしたかというと、洗濯の動線が良いからです。

  1. 服を脱ぐ→
  2. 洗濯機に入れる→
  3. (お風呂に入る)→
  4. 洗濯する→
  5. そのまま2階のベランダに干す

というフローです。今は全自動洗濯乾燥機があるので必要ないかもしれませんが、外に干すならこの動線が最高です。

また、1階にお風呂がない分、リビングやキッチンをとても広く取れたのはとても良かったです。

このように、家具などの実際の大きさを測って、同じ縮尺の絵を描いて切り取り、間取りの上に置いて動線をシミュレーションしました。

使い勝手は人それぞれなので、この一手間はとても大事かと思います。

あと、オール電化で建てましたが、今のところトラブルも少なく気に入っています。

IHコンロは火事の心配がなく、加熱時の水蒸気も少なめで、換気扇を弱めに回せば換気されます。家に匂いがこもらないのも良い点です。

エコキュートや蓄熱ストーブは夜間電力を使用できたので、電気代の節約になったと思います。ただ、使い勝手は良いのですが、エコキュートは何度か故障して業者に来てもらいました。

なお、災害時の停電には弱いので、非常時用にカセットコンロの用意などの対策は必要です。

オープンハウスの外構

Bさん:住宅展示場の豪華なモデルハウスを見ると、憧れが大きくなりすぎると感じていましたので、見に行くことは控えていましたが、新築した後になんとなく住宅展示場に行ってみると、色々なヒントがある様に感じました。

せっかく無料で見られるのですから、モデルハウスだけでなく、販売中の建売住宅なども含め、色んな家を見てみることが大事だと思いました。

なお、私のような地方出身の人間が都心部に家を建てようとすると、どうしても地元の住宅と比べて狭く感じますが、今になってみると、広すぎず狭すぎず、ちょうど良い家というのは掃除も楽で暮らしやすくて良いと感じています。

マンションだともっと狭くなってしまいますので、やっぱり家を建てるということをおすすめしたいです。

あと、オプションで高くなったとしても、家事を楽にしてくれる食洗器と浴室乾燥機はケチらずにつける事をおすすめします。

ちなみに、私は展示場で体験したディスポーザーを付けたいと思っていましたが、シンクの素材によっては取り付けられないので注意してください。

オープンハウスの外観

Cさん:こちらは4つあります。

SNSを活用する

まずは、間取りやインテリアについて、自分たちの好みに近いインスタアカウントを見つけましょう。

そして、その人たちの「実際に注文住宅で後悔したこと集」のような投稿をたくさん見ることをおすすめします。

実際、このようにした結果、入居後こうすればよかったという後悔があまり出てきませんでした。

予算を気にしすぎない

導入したいけれど予算が…ということも、多少無理してでも導入することをおすすめします。

私は家の壁や天井をすべてグレーにしたのですが、予算の関係上、見えないからという理由でトイレだけ白にしました。

しかし、住み始めてそこだけ白にしたことを後悔しています。

担当になんでも言う

設計やインテリアなどの初回打ち合わせ時に、担当の方に気を遣わずになんでも言いましょう、

暴言という意味ではなく、自分たちの理想や実現したいことを包み隠さずすべて伝えることで、担当の方と私たちの最終ゴールが早い段階で明確化され、2回目以降の打ち合わせが本当にスムーズに進みます。

早く行動するべき

最後に、持ち家を持つと、賃貸で払っていたお金が本当に無駄だったことに後悔します、少しでも検討している人は早く購入すべきです。

まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!

家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。

まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」です。これには次のようなメリットがあります。

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強引な営業もなく、要望欄に「お電話はご遠慮ください」と書いておけば電話営業もかかってきません。ぜひ気軽に試してみてください。

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