アイフルホームはLIXILグループのハウスメーカーです。フランチャイズ形式を採用し、各地域の工務店と契約して、事業を展開しています。
坪単価が比較的安いのが特徴で、20代30代の方々からの人気が高いですが、もちろん品質もしっかりとしていますので、安かろう悪かろうではありません。
そんなアイフルホームで注文住宅を建てた、宮城県・茨城県・埼玉県・奈良県・兵庫県・広島県・徳島県・愛媛県在住9人の体験談です。数年住んでみて感じていることや住み心地、やってよかったことや後悔ポイントなどをインタビューしました。
(1ページ目:5人の体験談 当ページ:4人の体験談)
基本情報
| 地域 | 愛媛県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 30代男性(以下Aさん) |
| 家族構成 | 夫婦2人家族 |
| ハウスメーカー名 | アイフルホーム |
| 商品名 | FAVO |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 木造軸組工法(在来工法) |
| 購入パターン | 土地と注文住宅 |
| 当初予算 | 3500万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 土地1390万円 建物1400万円 (※当時の金額。現在はより高額) |
| 坪単価 | 45万円 (※当時の坪単価。現在はより高単価) |
| 建坪(建築面積) | 17.55坪 |
| 延坪(延床面積) | 30.86坪 |
| 間取り | 2LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 3ヶ月 |
| 工期 | 7ヶ月 |
| 関連ページ | ・愛媛のローコスト住宅 ・1000万円台 ・坪単価40万円台 ・30坪台 ・2LDK |
| 地域 | 奈良県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 30代女性(以下Bさん) |
| 家族構成 | 夫婦・息子・娘の4人家族 |
| ハウスメーカー名 | アイフルホーム |
| 商品名 | AYA |
| 住宅タイプ | 平屋 |
| 構造・工法 | 木造軸組工法(在来工法) |
| 購入パターン | 注文住宅のみ(土地所有済) |
| 当初予算 | 2500万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 建物2000万円 (※当時の金額。現在はより高額) |
| 坪単価 | 87万円 (※当時の坪単価。現在はより高単価) |
| 建坪(建築面積) | 23坪 |
| 延坪(延床面積) | 23坪 |
| 間取り | 3LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 7ヶ月 |
| 工期 | 3ヶ月 |
| 関連ページ | ・奈良のローコスト住宅 ・2000万円台 ・坪単価80万円台 ・20坪台 ・3LDK ・おしゃれな平屋 ・狭小住宅 |
| 地域 | 宮城県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 30代男性(以下Cさん) |
| 家族構成 | 夫婦・息子2人の4人家族 |
| ハウスメーカー名 | アイフルホーム |
| 商品名 | なし |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 木造軸組工法(在来工法) |
| 購入パターン | 土地と注文住宅 |
| 当初予算 | 3000万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 土地550万円 建物2500万円 (※当時の金額。現在はより高額) |
| 坪単価 | 71万円 (※当時の坪単価。現在はより高単価) |
| 建坪(建築面積) | 18坪 |
| 延坪(延床面積) | 35坪 |
| 間取り | 4LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 8ヶ月 |
| 工期 | 3ヶ月 |
| 関連ページ | ・宮城のローコスト住宅 ・2000万円台 ・坪単価70万円台 ・30坪台 ・4LDK |
| 地域 | 兵庫県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 30代女性(以下Dさん) |
| 家族構成 | 夫婦・娘・息子の4人家族 |
| ハウスメーカー名 | アイフルホーム(三宅工務店) |
| 商品名 | FAVO |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 木造軸組工法(在来工法) |
| 購入パターン | 土地と注文住宅 |
| 当初予算 | 3800万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 土地1020万円 建物:2740万円 (※当時の金額。現在はより高額) |
| 坪単価 | 79万円 (※当時の坪単価。現在はより高単価) |
| 建坪(建築面積) | 19.7坪 |
| 延坪(延床面積) | 34.9坪 |
| 間取り | 3LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 1年7ヶ月 |
| 工期 | 5ヶ月 |
| 関連ページ | ・兵庫のローコスト住宅 ・2000万円台 ・坪単価70万円台 ・30坪台 ・3LDK |
外観・外構デザイン
南側の窓はかなり大きくしました。光や風が入りやすいので気にいっています。

2階の南側はベランダを一面に持ってきました。休みの日には布団をしっかりと干せます。

落ち着いたブラウン系の色味にしました。打ち合わせの時に、何度もパースで外壁の色を変えて調整しました。

玄関先に、カーポートの代わりにミニテラスをつけて、自転車置き場にしました。

玄関ドアは少し真ん中がアーチがかっています。外から光がしっかり入ります。

南側が吐き出し窓なので、昼間は太陽光もしっかり入ります。冬場も暖かいです。

完成直後の外観です。土地が広めだったので庭や外構が大変でした。

完成から3年以上が経った現在の外観です。3年以上経っても汚れなどは目立ちません。

玄関周りです。外観はダーク系に統一。外構工事は別会社にお願いしました。

庭です。庭の石板と花壇は日曜大工を頑張りました。

正面からの画像です。玄関ドアは格子状のデザインを選び、和モダンを意識しました。

斜めからの画像です。外壁は、白とダークネイビーのバイカラーにしました。

内装デザイン
リビング内に4.5帖の小上がり和室を作りました。扉を付けていないので、リビングが広く見えます。

小上がりの和室から撮影した1階の様子です。全体が見渡せるので安心です。

妻が白で統一したいといったキッチンです。フローリングの色といい感じでマッチしています。

洗面の壁はティファニーブルーです。なかなか派手な色ですが、いいアクセントになっています。

階段下のトイレは、タンクを見せない作りにしています。すっきりとして見えます。

2階の洋室は10帖ほどありますが、将来部屋を仕切れるようにしました。

2階の主寝室にはウォークインクローゼットを設置しました。ムーミンのアクセントクロスがお気に入りです。

玄関エリアの壁は、レンガのような柄にしました。ぱっと見ると分かりづらいですが、近づくとレンガの模様がよくわかります。

キッチンは毎日私が使うので、完全に私の好みの色にしてもらいました。

洗面所の床材はテラコッタ色にしました。おしゃれな雰囲気で気に入っています。

洗濯物を干す専用の部屋です。天井からホスクリーンがついています。

お手洗いの壁も一面だけ色をつけました。全面白よりもおしゃれになりました。

こだわりのリビングです。お酒を嗜みながら映画を見るのが最高です。

妻こだわりのキッチンです。照明にもこだわり、毎日の料理も快適です。

2階の書斎になります。デスクとチェアは探してに探して、やっと購入したところです。

書斎のこだわりポイントである「1面本棚」です。こだわったかいがあり、書斎に1日いても飽きません。

1階のトイレです。全自動のトイレにしたことは大正解でした。おすすめです。

リビングの画像です。大きな窓がお気に入りです。キッチンは流行りの下がり天井にしました。

リビングの吹き抜けの画像です。採光がとれて部屋が広く感じます。

化粧梁の背面に設置したホームシアタースクリーンです。大きな画面で映画を見られて嬉しいです。

横幅2mを超える本棚に好きなものを沢山置いています。小上がり和室の真正面の棚にはプロジェクターを置いています。

高さ30cmの小上がり和室は、腰掛けるのに良い高さです。高さを利用して、ルンバ基地と収納を一つ作りました。

脱衣室の造作収納とキッチンに繋がる回遊動線の画像です。脱衣室とキッチンがすぐ隣にあり、すぐ行き来できるので家事が楽です。

1350mmの洗面台の両サイドに広くニッチを作りました。隠す収納ではないので見た目は少し不格好ですが、歯磨きなどは毎日何度も使うものなので、すぐ置けるのは便利です。

家を建てようと思ったきっかけ
賃貸住宅に払う家賃がもったいないと感じたことが直接にきっかけです。
これまで何度か賃貸物件に入居していましたが、家賃は払いっぱなしのものですので、自分の所有物ではないものにいつまでもお金を払い続けることが得策なのか、疑問に思うようになりました。
ちょうど結婚して、妻が通勤に高速道路を使うようになってしまったので、この際なら高速道路に乗りやすいところに家を建てようと思いました。
建売も検討したのですが、私も妻も不動産業に従事していて、自分たちでこだわった間取りを作りたいと思い、注文住宅を選びました。
以前は8部屋ほどの小さな2階建てアパートに住んでいました。
夫とふたりの頃は、そのアパートでまったく問題ありませんでしたが、子供が産まれて、スペースの狭さや自由度の低さを感じるようになりました。
例えば、6畳しかないリビングで子供を遊ばせるのは1時間が限界で、雨の日は苦痛でしたし、子供が走ると1階の部屋の人に迷惑がかからないか心配したりしていました。
そこで、子供が広々と自由に動き回れる家が欲しいと思い、注文住宅を検討し始めました。
私は片親で、ずっと母親と賃貸アパートに住んでいました。そのため、自分の実家がなく、いつかはマイホームを建てなければと思っていました。
とはいえ、仕事の転勤で東北から東京、東京から盛岡と、各地を転々としており、なかなかきっかけがなく、このまま転勤族のままではずっとマイホームを建てられないのでは…と不安に感じていました。
しかし、子どもが2人になったタイミングに地元に戻れたため、思い切ってマイホームを建ててみるか!と、妻と相談して決めました。
社宅に住んでいましたが、急遽取り壊すことが決まり、引っ越しを迫られたことがきっかけです。
社宅の取り壊し以前から注文住宅を検討しており、ショールームの見学は3社ほど行っていました。注文住宅にかかる費用を考えるとなかなか重い腰があがらずにいましたが、社宅を退去しなければならないことになり、必要に駆られて工務店と土地探しを始めました。
また、ちょうどその時に上の子が2歳すぎだったこともあり、幼稚園入園までに家を建てて住み始めたいと思いました。
夫婦ふたりとも、実家が同じハウスメーカーの戸建て住宅ということもあり、住まいへの価値観が同じでした。
「社宅を出て新しく家を買うなら、マンションではなく戸建てにしよう」という意見は一致していましたが、費用面を考えて、中古も視野に入れました。
しかし、家について勉強するうちに、高性能な家に憧れをもつようになったことから、新築で注文住宅を建てることになりました。
アイフルホームを選んだ理由
当初は3社ほどのハウスメーカーで悩んでいましたが、営業担当の方の人柄に惚れたこともあって、アイフルホームに決めました。
我が家は土地も探しながらハウスメーカーも決めていかなければならなかったのですが、間取りを描いてもらっている間に、候補の土地が売れてしまったなんてことが1度ありました。
そのハプニングがあったので、アイフルホームは次の候補地が見つかった際に、たくさんのプランを短期間で仕上げてくださいました。
また、打ち合わせ時にもその場で修正案を出してくれたりと、とても親身になって考えてくださいました。
設計の方でないと間取りが引けない、分からないと匙を投げるのではなく、営業の方が自ら私たちの希望を取り入れてくれていたことに、信頼度が増し、アイフルホームに決めることにしました。
夫が仕事の都合で行けなかったため、アイフルホームへは私一人で行きました。
妻一人での見学だったからかもしれませんが、がっついた営業が全然なくて、「ゆっくり決めてくださいね」と言ってくださり、とても好印象でした。
また、その時すでに7件ほどハウスメーカーを見ていて、私の中では、自分たちの希望する間取りやイメージがほぼ固まっていました。
アイフルホームの営業さんは、私と少し話しただけで、私の希望やイメージを理解して、ぴったりな商品を紹介してくれただけでなく、おすすめの間取りも一緒に考えてくれました。
新しいハウスメーカーに行くたびに、イチから細かく説明していたので、この営業さんの理解度の速さには驚きました。
これなら自分たちの希望を今後も上手にくみ取ってくれるだろうと思い、決定しました。
また、価格がちょうどよかったという点もあります。
マイホームを建てると決めた後、まず初めに複数のハウスメーカーが建ち並ぶ総合展示場(近所と遠方の3か所)を見て回りました。
始めのうちは予算が漠然としており、相場も知らなかったので、ただただ豪華で贅沢なつくりの展示住宅を楽しく見て回り、「この間取りいいね!」「吹き抜け最高!」など、テンションだけが高まっていきました。
次第に現実的な予算を試算し、その予算に見合った規模感を夫婦共に理解していきました。正直「現実はそう甘くないなぁ」と落胆したのを思い出します。
いくつかのハウスメーカーを見る中で、私が決め手になると思っていたのは「妻と担当者のフィーリングが合っているか」でした。
アイフルホームの担当者は女性の方で、年齢も私たち夫婦と同じくらいの気さくな方でした。社歴も長く、地元の事もとても詳しく、何より信頼感があったのでお願いすることにしました。
高気密高断熱の高性能な家を、予算内かつ自由設計で建てられると判断したからです。
実は、他にお願いしたい工務店がありましたが、予算上厳しく、断念しました。限られた予算内で、学んだことを活かしつつ、できるだけ高性能な家を建てることが絶対条件でした。
そこで、相談窓口(家づくり学校)のアドバイザーさんに相談をして、アイフルホームFC加盟の三宅工務店さんを紹介してもらいました。
三宅工務店さんは、予算を含め現実的に話をしてくださったため、第一印象で我が家と相性が良いと感じました。耐震等級3の家を保証してくださったことと、希望に合う土地の候補をたくさん挙げてくださったことも決め手となりました。
ちょうどその頃に「総額1億円分 建築資金プレゼントキャンペーン」が開催されていて、運よく税込み500万円分の建築資⾦プレゼント(ダブル断熱住宅)の権利を得られ、こちらも言うまでもなく契約の決め手となりました。
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工事中の現場の様子
工事中、何度か現場に行ったことがあるのですが、現場の方はゴミをちゃんとまとめていたほか、資材もとても丁寧に保管していました。
車両が通った後の泥も遠くの方まで水で流したり、近所の方にもご迷惑にならないように動いてくれていたのが、印象に残っています。
急に現場に行ったにもかかわらず、中の様子を見せてくれたり、フレンドリーに話しかけてくださったりと、安心してお任せできました。
現場監督さんも「今どのあたりを工事していて~」というお話をよくしてくださり、いつ行っても楽しく現場を見られました。
基本的にはいつでも入って見ていいとのことでしたので、工事中に何度か中に入らせてもらいました。大工さんが2,3名ほどいて、こちらが見に行くと、しっかりと挨拶もしてくださって、気持ちよかったです。
アイフルホームの工務担当の方も、今の状況などを毎回とても詳しく説明してくれました。
また、工事中の家の玄関になるあたりに、大工さんたちだけに見えるように私たち家族の写真が貼ってありました。
どんな人のためにこの家を作っているのか分かるようにだと思うのですが、すごく素敵だと思いました。
大工さんは常に1,2人でお仕事をなさっていました。「えっ!こんなに少ない人数で家を建てられるの?3ヶ月で本当に完成するの?」と驚きました。
しかし、2週間に1回ペースで見学に行くにつれてその不安は払拭され、完成が楽しみになっていきました。
大工さんもとても優しい&気さくな方で、子どもたちともコミュニケーションをとってくれていました。
ハウスメーカーの担当者と、実際に建設する大工さんのギャップに悩まされる噂も聞いていたので、何事もなくて良かったです。
上棟の際には、多くの大工さんが現場にいらっしゃいましたが、上棟後は工務課長さんと大工さん1〜2名で担当されていました。
工事中に現場で打ち合わせを行うことがあり、部屋と部屋との間に壁がない、木枠の状態の家の中を2回ほど歩いて観察しました。木材や資材がいたるところにあり、少し危険を感じましたが、小人数で建てていただいているので仕方がないと感じました。
大工さんは「THE職人」という方で、耳が遠い様子でしたが、黙々と作業をされていました。
アフターケア・保証・定期点検などの感想
定期点検でしっかりと家の様子を見てくださることはもちろんですが、ソフトモーションのドアの建て付けが少し悪くなってしまったときに、営業担当だった方がドライバーをもってすぐに駆け付けて、調整してくださいました。
「なにかあればすぐに連絡してください、すぐに行きます!」という言葉が一番のアフターケアだなと感じております。
24時間の駆け付けサポートも保証されているので、安心して過ごせています。
最初の1年は、2ヶ月と半年と1年の3回点検があります。その後も2年、5年、10年、15年、20年と点検が続きます。ここまでが無料点検で、その後は有料ですが、点検可能です。
毎回、契約の時からお世話になっている営業さんがチェックに来てくれます。
主に、建具の建てつけや、壁のはがれなどがないかチェックしてくれて、何かあれば写真を撮って記録。その後、数日後に工務担当の人と一緒に来て、細かい作業をしてくれています。
さらに、毎年必ず12月に年末のご挨拶に来てくれます。全体的にとても丁寧な対応だと感じます。
総じていうとアフターフォローには満足しています。1ヶ月・6ヶ月・1年・2年…と点検に来てもらいました。少しでも気になるところがあればなんでも言える雰囲気でしたし、すぐにメンテナンスにも応じてくださりました。
シャワーヘッドのスイッチ(ワンタッチでオン・オフを切り替えられるスイッチ)の効き目が悪くなるというトラブルもありましたが、その際にもシャワーヘッドのメーカーさんに取り合って、翌日には新しいものに変えてくださりました。
三宅工務店はアイフルホームFC加盟店ということもあり、点検体制・基本の保証は整っていると思います。ただし、保証期間は短いです。
長期点検が安心
20年まで無償でしてくれます。追加で40年(最長60年)、10年毎に有料で点検を継続してくれます。
住み始めてまだ1年半ということもあり、保証を受けたことはありませんが、点検はすでに3回来てくれました。最初の1年は2,6,12ヶ月目に点検が行われ、その後は1年毎、3年毎、5年毎という風に期間があいていきます。
点検の頃になると、はがきが届いて知らせてくれます。担当営業の方に連絡をして、日程を決めるという流れです。
建て始めた直後は、クロスの剥がれがよくあるそうで(つなぎ目や壁の境目などで)、数か所見つけてもらいました。2年目に一気に張り替えた方が良いとのことで様子を見ています。住宅設備保証で無償対応してくれます。
点検の際には、特に換気システムは念入りにチェックしてくれます。
トラブル対応
住み始めてすぐにトイレの水が流れないトラブルがありました。担当営業の方がすぐに対応してくれて、専門業者の方を手配してくれました。
新築後すぐだったので、施工不良なのでは?と不安だったのですが、どうやら外の排水管に原因があったようで、市の対応により一見落着しました。
耐震保証と設備保証が安心
基本保証に10年間の耐震保証と設備保証がついているのは安心です。特に三宅工務店は、耐震等級3(3相当ではなく)と言い切ってくれたので、耐震に強い自信があるのかなと感じています。
保証期間が短い
最長30年の安心保証と謳っていますが、大手他社と比べて短いことが分かりました。
一応、ローコスト住宅の部類に入るので仕方がないかなと思っています。性能とコスパのバランスを考えて、保証期間は妥協しました。
やってよかったこと・こだわりポイント
大きなポイントが2つあります。
1階の間取り

我が家のこだわりのポイントは1階部分にあります。
まだ子供がおらず、夫婦二人のみなのでリビングで過ごす時間が一番多いと考え、1階はほぼワンルームのような間取りにしました。
キッチンからすべて見渡せるように角度なども考えたほか、家事動線を意識してキッチン横には洗面を持ってきました。
また、明るい家が良いという私たちの考えで、窓は通常サイズよりも大きなものを採用しています。
「大きくて数も多い窓の家は最近では少ない」と言われましたが、我が家は明るく開放的な家になったのでよかったです。
2階のベランダ

2階の南側をすべてベランダにしました。「洗濯物は必ず外に干したい」「布団も休みの日に干したい」という妻の意見を尊重し、大きなベランダを採用しています。
大きなポイントが4つあります。
玄関ドア

玄関のドアはお気に入りです。外から見てもおしゃれだし、中から見ても光がしっかり入ってきて快適です。
太陽光発電

太陽光発電は取り入れてよかったです。うちは平屋で屋根前面が太陽光です。夏場はオール電化で3,000円くらいの電気代でいけます。
電気代のかかりやすいエアコンや洗濯乾燥なども、お金を気にせず使えるのでとても便利です。
洗濯物干し部屋

洗濯物を干す部屋を作って良かったと思っています。
夏は暑いし、冬は寒いし、春や秋は花粉などで、結局1年中、外に洗濯物を干すのが苦痛だということで、洗濯物干し専用の部屋を作りました。日当たりもよく、換気もしやすく便利です。
また、その洗濯物干し部屋の隣にウォークインクローゼットをつなげて作ったのも良かったです。洗濯物をそのままクローゼットの方へ流せるので家事が楽になっています。
壁材と床材

すべての部屋の壁や床の色にはかなりこだわりました。生地見本を何度も見て、パースで何度も色味を変えて試しました。
大きなポイントが3つあります。
リビング

リビングのテレビを壁掛けにし、エコカラット&照明でクールに仕上げました。遊びに来てくれた友人たちも絶賛してくれて、安心しました。
全体的に薄いグレー色を基調に、配色をコーディネートしました。家具も統一したことで、統一感のある空間に仕上がったことに満足しています。
水回り(妻のこだわり)

妻はキッチンやランドリースペースなど、家事周りの随所にこだわりをちりばめていました。
今では毎日の洗濯を私が行っており、1階で「洗濯→干す→畳む→収納する」を完結できるランドリールームを作って本当に良かったと感じています。
書斎(夫のこだわり)

私のこだわったところは2階の書斎です。壁の1面全体を本棚にすることがずっと憧れていたので、実現できたことに大変満足しています。
こだわりのポイント・お気に入りのポイントは下記10点です。
採光のために吹き抜けを作った

リビングは決して広くないものの、吹き抜けを設けることで外からの光を効果的に取り入れられます。開放感のある明るいリビングを実現できました。
南面に大きな窓を設置

日射を取り入れるため、南面に大きな窓を設置しました。太陽の熱を上手に採り入れることで、冬場は暖かく、暖房費の節約にも繋がっています。
キッチン横にダイニングテーブルの設置
キッチン横にダイニングテーブルを設けることで、家事をしながら子どもの勉強や食事の様子を確認でき、家族とのコミュニケーションが取りやすくなりました。
大きな本棚の設置

夫婦ともに本をよく読むので、壁一面に大きな本棚兼収納棚を設置しました。本だけでなく様々な収納にも使え、子どもたちが絵本を取って、すぐ目の前の小上がり畳に腰掛けて読めるような工夫も行いました。
また、小上がり和室の反対側に本棚がありますが、本棚にプロジェクターを置いて、小上がり和室の壁に映すことで、シアターとしても利用できます。
リビングホームシアター

夫は映画が大好きなので、リビングにホームシアタースクリーンとスピーカーを設置しました。化粧梁の背面に設置することで、普段は視界に入らないようにしました。
休日の夜には、子どもたちと大スクリーンで映画を観て楽しんでいます。
洗面台周りの収納

洗面台の壁両側に広めのニッチを設け、収納スペースを確保しました。これにより、物が多くなりがちな洗面台周りもすっきりと整理され、使いやすさを保てています。
広めの脱衣室

脱衣室はできる限り広くし、家族全員分のパジャマや下着を収納できる造作の棚を設置しました。また、洗剤・おむつ・トイレットペーパーなどの買い置きもすべてこのスペースに収納できるように工夫しました。
回遊動線
1階は、リビング・キッチン・脱衣室までを一つながりの回遊動線にしました。ルンバを使用した掃除がしやすく、キッチン横に脱衣室を配置することで家事動線も良いです。
ベランダを作らず、ウッドデッキを設置
洗濯物を2階のベランダで干すのは大変なうえ、メンテナンスも必要となるため、我が家では1階にウッドデッキを設置し、洗濯物を干しています。
夏には子どもたちがプールで遊ぶスペースにもなっています。
全扉ソフトクローズ仕様
標準仕様で全ての扉がソフトクローズになっているのですが、とても良いです。小さい子ども達が勢いよく扉を閉めても、最後にはふわっとゆっくり閉まります。大きな音もしないので気に入っています。
後悔ポイント・気になるところ
実際に住み始めて1年が経過しましたが、こうすればよかったなと思うポイントを強いてあげるとしたら、リビング階段とリビングにトイレを設置したことです。
リビング階段は、空調設備を使用している時に、階段から冷気や暖かい風が逃げてしまうので対策が必要です。現在はロールカーテンを使用しているので、そこまで不便には思っていません。
また、トイレに関しては、来客時にトイレに行くのをためらう方が出てくるかなという心配です。
基本的には家族しか使わないのでそこまで気にしないのですが、友人が家に来た際に音やにおいを気にしているようだったので、リビングから離せばよかったかなと少し考えました。
平屋を選択したこと自体は良かったのですが、子供も「うちにも階段がほしい!」とよく言っているので、中二階のような空間があっても良かったなと思います。
また、24時間換気の機能がついており、換気ができるのは良いのですが、近くで野焼きなどをしているときは、数日間部屋がなんとなく臭く感じます。
換気を切れば良いのですが、何カ所もあるので、すべて手動で切って回るのは結構大変ですし、野焼きが終わってから今度また換気をONにする作業も少し手間です。
こちらは2つあります。
外観
外壁の色味や素材がイメージ通りの仕上がりとなりませんでした。打ち合わせ時には外壁1枚のサンプルしか見れなかったため、実際とイメージとのギャップがうまれたのだと思います。
また、住宅そのものの形も、面白みがない「普通の家」になってしまいました。内装ばかりに目が行ってしまったと感じます。
間取り
2階寝室のウォークインクローゼットが広すぎてスペースがもったいない状況です。もっと違う使い方があったかも…と少し後悔ポイントになっています。
「こうすれば良かった」と思う点はあまりないですが、もし予算に余裕があった場合、下記6点の改善を取り入れたいです。
床下エアコンや小屋裏エアコンの導入
各部屋にエアコンを設置して空調管理をしていますが、予算に余裕があれば、床下エアコンや小屋裏エアコンを導入して、空調計画をより効果的にしたかったです。
グースネック水栓の選定
キッチンでは、食洗器以外はほぼ標準の設備を選んだため、水はねが気になります。流行りのグースネック水栓を選んでいれば、水はねを抑えられたかもしれません。
カップボードの収納改善
日常的にカップボードが物で溢れてしまうことが気になっています。予算があって土地がもう少し広かったら、映えを考えて、横幅の長いカップボードを設置したかったです。
外構をグレードアップ
家本体にほとんどの予算を注ぎ込んだため、外構はかなりシンプルなものになりました。まだ予算があるならば、シンボルツリーを設置するなどしたかったです。
洗面台とキッチンのカップボードに幅広のFIX窓の設置
南面以外の窓は極力最小限にし、不要と思う箇所には設置しなかったのですが、今となっては洗面台やカップボードの上部に少しは採光用の窓をつけておいてもよかったかなと思います。
断熱性能にこだわり過ぎました。
屋根の形状変更
「片流れ屋根」にすれば良かったです。片流れ屋根にしておけば、太陽光発電パネルを設置できるスペースが増えていたのかなと思うからです。
これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

これから注文住宅を建てようと思っている方は、なにから始めたらよいかわからないと思いますが、まずは自分たちの予算をしっかりと考えて、そこからモデルルームやハウスメーカーへ訪問することをおすすめします。
実際、ハウスメーカーの値段は幅が広いので、予算に合わないハウスメーカーを見ても話は進みません。
あと、家づくりは長い期間に渡るので、営業担当と合わなければ、毎回の打ち合わせが楽しくないと思います。
我が家も別メーカーで話が進みかけましたが、営業担当の方と合わず、そのメーカーはやめてアイフルホームにしました。
建築後もトラブルが起きた際などは、お付き合いが長くなりますので、「人」は本当に大事です。
また、間取りや設計の打ち合わせの際には、実際に置く家具なども考えて作りましょう。
ただ単に「広いのが良い」と闇雲に考えても、すでに持っている家具が小さかったらスペースの無駄遣いになってしまったりと、もったいないことが起きてしまいます。
自分たちが置こうとするもの(すでに持っているもの・これから購入するもの)は、すべてサイズを把握してから打ち合わせを進めていきましょう。

私は、総2階の建売住宅の見学から始めて、最終的に注文住宅の平屋を選択しました。
子供がいる家庭は、平屋が本当におすすめです。子供が小さいうちは、寝室とリビングが同じフロアにあると、夜泣きの対応や朝起きた時の準備などもとても楽です。
もともと、平屋にするつもりはなかったのですが、いくつかハウスメーカーを見ていくうちに、平屋という選択肢が出てきて「絶対これだ!」と思いました。
私はハウスメーカーを8件ほど回りましたが、後悔しない家づくりのために、できるだけたくさんハウスメーカーを回ることをおすすめします。
正直、3件目くらいからだんだん面倒くさくなってくるのですが、途中であきらめずに8件回ったから、納得できるハウスメーカーに出会えたと思っています。
あとは、最近はインスタに家づくりのアカウントがたくさあるので、おすすめの間取りや設備などはインスタも参考にして、営業さんと相談しながら考えていきました。
インスタには情報がたくさんあるので、家づくりの間だけでもアカウントを作って参考にすることをおすすめします。

絶対におすすめなのは「ランドリールーム」です。毎日の洗濯が苦にならないことは、長い目で考えるととても価値があります。
2階建てのメゾネット賃貸物件に住んでいた時は「1階で洗濯→2階に干す→畳む→1階に収納」という流れで、とても大変だったので間違いありません。我が家のランドリールームは3畳ほどで少々手狭ではありますが、ないよりは全然良いです。
また、間取りを考えるときには、できるだけ具体的に生活している状況を想像したほうがいいです。常に滞在するエリアはどこかを考えて、力を入れるか入れないか決めることをおすすめします。
我が家は「夫婦はリビングで過ごし、子どもたちは隣接している和室で遊ぶ」というイメージで設計しました。それが大正解でした。毎日イメージした通りの場所で兄弟で遊んでいます。
あと、ハウスメーカーは予算である程度選択肢が定まってくると思いますが、そのなかで、長いお付き合いになる担当者と気が合うかどうかがとても重要だと実感しました。

私がお伝えしたいアドバイスは次の5点です。
予算を明確にする
現在の資産や今後の収入、返済期間、ライフプランを考慮し、毎月いくらまでローンの返済が可能なのかを把握しましょう。これに基づいて総予算を決定し、予算内で建てられる住宅会社を選ぶことをおすすめします。
高気密高断熱住宅の選択
我が家は高気密高断熱住宅にこだわり、ゆるいエアコン設定で夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごしています。
住宅の性能は奥が深く、専門家の意見もさまざまです。事前にYouTubeや書籍で建てたい家について学んでおくことで、自分が納得した情報を基に会社選びや家づくりができます。
なお、住宅性能は大切ですが、当然お金も重要です。予算を意識しながら、住宅性能を高めていきましょう。
自然エネルギーの利用
快適な住環境を作るためには、パッシブデザインによる採光や日射の取得・遮熱など、自然エネルギーの利用も重要です。ぜひ調べてみてください。
収納の工夫
洗面と脱衣室は予想以上に物が多くなるため、広めに確保した方が良いです。面倒ですが、現在の家にどのような物を置いているのかを洗い出してから収納計画を立てると良いです。
時短家電の導入
新築を建てる際には、時短家電の導入を考えないともったいないです。
我が家では、小上がりの和室の下にルンバ基地を作り、ビルトイン食洗器はリンナイのフロントオープンの物をオプションで設置しました。フロントオープン食洗器は出し入れがしやすく、大容量なのでおススメです。
また、調理家電の増加を考えて、キッチン面とカップボードにコンセントを多めに設置しました。今後導入するための衣類乾燥機用のスペースとコンセントも確保しました。
(1ページ目:5人の体験談 2ページ目)
まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!
家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。
まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」です。これには次のようなメリットがあります。
- 各社の特徴をつかめる
- 希望する間取りの価格や相場を把握できる
- 見積もりをもとに他社の営業マンと交渉できる
ただ、1社ずつ間取り&見積もりをお願いしようとすると、手間も時間もかかって、かなり面倒…。
そこでおすすめなのが毎月5000人以上が利用している「タウンライフ家づくり」です。

タウンライフ家づくりなら…
- オリジナルの家づくり計画書を作ってくれる
- 間取りプランを提案してくれる
- 諸費用を含めた細かな見積もりを出してくれる
- 土地がない場合、希望エリアの土地提案をしてくれる
もちろん全部無料です!希望する複数のハウスーメーカー・工務店から「間取り&見積もり」をもらえます。
こんな方におすすめ
次のいずれかに当てはまるなら、タウンライフ家づくりを必ず使っておきましょう。
- 家づくりを始めたいけど、何をすればいいかわからない
- 1円でも安くマイホームを手に入れたい
- 気になるハウスメーカーの間取り&見積もりがほしい
- 地域密着型の優良工務店を知りたい
- まだ表に出ていない土地情報を知りたい
強引な営業もなく、要望欄に「お電話はご遠慮ください」と書いておけば電話営業もかかってきません。ぜひ気軽に試してみてください。