ヤマト住建は神戸市に本社を構えるハウスメーカーです。広告費を出さない分、価格を抑えた注文住宅を提供できることから、関東や関西地方を中心に人気となっています。

「安いのに高性能」が特徴で、価格帯は他のローコスト住宅メーカーと同じくらいですが、性能や品質は高く、コストパフォーマンスに優れた家を建てられます。

そんなヤマト住建で注文住宅を建てた、兵庫県・京都府・東京都・茨城県在住4人の体験談です。数年住んでみて感じていることや住み心地、やってよかったことや後悔ポイントなどをインタビューしました。

基本情報

ヤマト住建は住宅性能を維持しつつもコストを抑えて家づくりができるハウスメーカーで、他のハウスメーカーと比べると建築費用も坪単価も安めです。

ヤマト住建の注文住宅は2500~3500万円が相場の目安です。坪単価は70~100万円が2025年の相場です。以前は1000万円台の注文住宅も珍しくありませんでしたが、物価高騰の影響もあり、現在では2500万円以上がほとんどです。

地域 兵庫県
年齢と性別 30代男性(以下Aさん
家族構成 夫婦・娘2人の4人家族
ハウスメーカー名 ヤマト住建
商品名 エネージュIP(インコパック)
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造パネル工法
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 2500万円
実際にかかった費用総額 土地1200万円 建物1600万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 47万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 18坪
延坪(延床面積) 34坪
間取り 4LDK
検討開始から契約までの期間 1年
工期 5ヶ月
関連ページ 兵庫のローコスト住宅
1000万円台
坪単価40万円台
10坪台
30坪台
4LDK
地域 東京都
年齢と性別 30代男性(以下Bさん
家族構成 夫婦・娘の3人家族
ハウスメーカー名 ヤマト住建
商品名 HVZ-3
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造パネル工法
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 2000万円
実際にかかった費用総額 2775万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 99万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 14.77坪
延坪(延床面積) 28.04坪
間取り 3LDK
検討開始から契約までの期間 3ヶ月
工期 6ヶ月
関連ページ 東京のローコスト住宅
2000万円台
坪単価90万円台
10坪台
20坪台
3LDK
狭小住宅
地域 京都府
年齢と性別 20代女性(以下Cさん
家族構成 夫婦・娘の3人家族
ハウスメーカー名 ヤマト住建
商品名 なし
住宅タイプ 3階建て
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 2000万円
実際にかかった費用総額 2700万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 85万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 10.52坪
延坪(延床面積) 31.88坪
間取り 3LDK
検討開始から契約までの期間 3ヶ月
工期 5ヶ月
関連ページ 京都のローコスト住宅
2000万円台
坪単価80万円台
10坪台
30坪台
3LDK
3階建て
狭小住宅
地域 茨城県
年齢と性別 40代男性(以下Dさん
家族構成 夫婦・息子・娘の4人家族
ハウスメーカー名 ヤマト住建
商品名 エネージュW(せやま印仕様)
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造軸組工法(在来工法)
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 2000万円
実際にかかった費用総額 3000万円
(※当時の金額。現在はより高額)
坪単価 94万円
(※当時の坪単価。現在はより高単価)
建坪(建築面積) 16坪
延坪(延床面積) 31.9坪
間取り 4LDK
検討開始から契約までの期間 2年
工期 6ヶ月
関連ページ 茨城のローコスト住宅
3000万円台
坪単価90万円台
10坪台
30坪台
4LDK

外観・外構デザイン

Aさん:外観を正面写真です。色はグレーを基調にして、モダンな外観を意識しました。
ヤマト住建の外観

外観の裏側写真です。ベランダの壁を濃いグレーにして、アクセントを持たせました。
ヤマト住建の外壁

Bさん:外観正面です。駐車場の大きさが中途半端なため、1台しか止められません。駐輪場は自分でDIYしました。
ヤマト住建の外構

外観後面です。白の壁の内側に、お気に入りのロジア空間が広がっています。
ヤマト住建の外壁

外観後ろななめ45度から撮影しました。片勾配の屋根には4.6kW分の太陽光発電が乗っかっています。
ヤマト住建の外観

前面からのパース図面。ほぼ完成と変わらない図面になっています。
ヤマト住建のパース図面

Cさん:外壁は白とグレーの2色使いです。軽1台と普通車1台が置けます。
ヤマト住建の外観

シンプルな機能門柱にしました。階段前に車を置くので1段だけにしたかったのですが、高い階段は危ないので、浅めで2段付けました。
ヤマト住建の外構

Dさん:南側からの外観です。家族の強い要望でベランダを設置しましたが、布団を干す以外の利用方法が思いつかない現状です。ドアは電気施錠になっているため、色々と使い勝手が良いです。
ヤマト住建の外観

東側からの外観です。窓の数が少ないと感じるかもしれませんが、風の強い地域でして、住心地を優先した結果です。また、ほとんどの窓にシャッターを付けています。
ヤマト住建の外構

北側からの外観です。家族の強い要望で勝手口を設けました。立水栓も設置し、子供たちが泥だらけで帰ってきても対応できます。動線を考慮して、勝手口から入ってすぐのところにスロップシンクをつけ、さらにトイレ・脱衣所・お風呂も近くに配置しています。
ヤマト住建の勝手口

内装デザイン

Aさん:内装のリビングの画像です。キッチンのクロスをレンガ調にしました。庭へ繋がっている窓なので、大きな窓を採用しました。
ヤマト住建のリビング

工事中の和室です。クロスは和を意識して緑を採用しました。採光用の三連窓は個人的に気に入っているポイントです。
ヤマト住建の和室

トイレの壁紙もこだわりの一つです。ネットでたまたまディズニーの壁紙があるのを見つけ、ハウスメーカーを決める前からディズニーの壁紙を使いたいと思っていました。

リビングの壁紙にディズニー柄を持ってくるのは妻が反対したので、トイレに採用してもらいました。
トイレのディズニー壁紙

Bさん:お気に入りのロジアです。ここでプールやBBQをして楽しんでいます。
ヤマト住建のロジア

Cさん:玄関の横幅は160cmで、横並びに3人は並べるほどの広さを確保しています。子供の靴を履かすお手伝いがしやすいので気に入っています。
ヤマト住建の玄関

シューズクロークを広めにしたので、ベビーカーや三輪車が家の中に置けて、玄関がスッキリします。
ヤマト住建のシューズクローク

リビングのドアをハイドアにしました。空間が広く見えておすすめです。
ヤマト住建のハイドア

充電する機器が増えていってるなか、見えない収納内にコンセントがあると、あらゆる物の充電ができるので便利です。
ヤマト住建の収納内コンセント

できる限り収納場所を増やしたく、階段下にも収納場所を作りました。トイレ近くなので、トイレの掃除道具やトイレットペーパーなどの日用品の予備場所になっています。
ヤマト住建の階段下収納

最後の段に踊り場を付ける事が難しく、初めは「ドアを開けてすぐに1段下がるのは危ないかな?」と思っていましたが、意外とそんな事はなく、不便ないです。
ヤマト住建の階段

洗面所にホスクリーンを設置しました。洗濯物を家の中で干す時に役立っています。
ヤマト住建の洗面所

Dさん:キッチンからリビングが見渡せる設計になっています。テレビは55インチですが、字幕までよく見えて満足しています。
ヤマト住建のリビング

リビングからキッチンを見た様子です。右側に階段があります。その下に収納と、コンソールパネル類をまとめたスイッチニッチを設置しました。
ヤマト住建のLDK

キッチン内の様子です。人工大理石のシンクは汚れも目立たず、使い勝手も最高です。収納やコンセントの数は十分で便利に使えています。
ヤマト住建のキッチン

洗面台にあるニッチです。設計の都合上、2階洗面台は幅の狭い物になってしまいましたが、このニッチがあるおかげで、メガネやスマホを置くスペースを確保できています。あと、階段上にも大きな収納を設置しています。
ヤマト住建の洗面ニッチ

洗濯乾燥機です。乾太くん9kgデラックスを設置しています。洗濯機からそのまま洗濯物を入れられるように、棚は低くなっています。
乾太くんデラックス9kg

工事現場写真

Bさん:部屋の壁がまだなかったので、とても広く感じました。子供もはしゃいでいました。
ヤマト住建の工事中の1階

2階のベランダに続いている部屋です。壁ができて、実際の部屋の広さを感じることができました。
ヤマト住建の工事中の2階

設計図・間取り図

Aさん:1階間取り図です。リビングを通らないと2階に行けないようにしました。これは娘が大きくなった時に、帰ってきてそのまま2階に行かれると寂しいからです。
ヤマト住建の1階間取り図

2階の間取り図です。娘2人の部屋と寝室です。子供部屋は日当たりの良い南側です。
ヤマト住建の2階間取り図

3階には小屋裏収納があります。収納スペースとして、たくさんの物を保管できます。
ヤマト住建の小屋裏間取り図

見積書です。エネージュIP(インコパック)という商品で、制振ダンパーが標準装備されています。
ヤマト住建の見積書

Bさん:間取り図面です。寝るとき以外は2階はほとんど使っていません。
ヤマト住建の間取り図

住宅の見積書です。オプションで予算を若干オーバーしてしまいました。
ヤマト住建の見積書

気密測定(画像)

Dさん:気密測定のシートです。冊子にしてもらえました。ヤマト住建では、気密測定の結果を社内で公表して、表彰するとの事です。今回も無事に表彰されていると思います。
ヤマト住建の気密測定の結果

家を建てようと思ったきっかけ

Aさん:もともとは注文住宅にこだわりはありませんでしたが、まず土地を見に行き、周辺環境はどうかを確認したかったため、ネットで一括資料請求をしたところ、多くの会社から連絡が来ました。

その際、ヤマト住建の営業の方が話しやすく、「一度店舗に来てほしい」と熱意のある感じでしたので、一度見に行ってみようと、妻と訪問することを決めました。

店を訪れると、営業の方が熱心に「注文住宅の良さ」を説明してくださり、それが注文住宅を建てようというキッカケになりました。

Bさん:もともと祖父が住んでいた家に住んでいました。築年数が30年経っていて、夏は暑く、冬は寒かったので、住宅性能はあまり高くありませんでした。

都市ガス圏ではなく、プロパンガスを使用していたために費用が高く、冬は光熱費で3万円ほどかかっていて、経済的ではありませんでした。

その後、子どもが生まれ、こんな寒い家ではかわいそうだと思い、注文住宅を建てようと決心しました。

そういう意味では、子どもが生まれたことによって、いいきっかけを与えてくれたと思います。

Cさん:当初は、20代後半で家を建てるつもりで、お金を貯めていこうと思っていました。ですが、夫の両親から土地を譲り受ける話を突然もらったため、注文住宅で家を建てる事を考え出しました。

詳しく調べていくうちに、消費税値上がり直後のため、その年内に建てるとエコポイントが35万円分が貰えるなどの特典がある事がわかりました。

いつか建てるならその特典を受け取りたいなと思い、急ぐ形になりましたが、契約に至りました。

Dさん:結婚当初は妻の実家で義両親と同居していましたが、子供が生まれたことで手狭になり、リフォームを考え始めました。

しかし、二世帯住宅へのリフォームの見積もりを取ったところ、最低限度の改築でも1200~1500万円ほどの費用がかかることが判明しました。

さらに、リフォーム期間中は実家で生活できないことも分かりました。

そのため、家族で話し合った結果、敷地内に新居を建てるという結論に至り、最終的に注文住宅を建てることになりました。

ヤマト住建を選んだ理由

Aさん:ヤマト住建を決めたキッカケは「耐震性」です。

まず第一に、妻が耐震性を重要視していたため、「耐震補強のしっかりしている会社を選びたい」と、夫婦で話し合っていました。

ヤマト住建は、制振ダンパーが基本パックに組み込まれていたり、ツーバイフォー工法という建築方法も取り入れていて、他社より耐震性に注力し、優れている印象があり、惹かれました。

契約に至るまでに、モデルハウスで宿泊体験をさせていただき、実際に断熱性や防音性をゆっくりと体感できました。

加えて、制振ダンパーが設置されてある骨組み部分の構造や、建築中の住宅の内部も何度か見学させていただいたことで、安心&納得して契約に至れました。

あとは、自分達が希望する地域に土地を多数所有していたことも大きなポイントでした。

Bさん:当初、注文住宅を建てるうえで「子供と安心して遊べる空間がほしい」と思って、屋上を作りたいと考えていました。

ある日、車で走っていると、ある建築現場の「屋上施工お任せください」という垂れ幕を見かけました。これがヤマト住建を知った最初のきっかけでした。

その後、ネットでヤマト住建について調べると、近くの住宅展示場に出店していることが判明!早速、相談に伺いました。

結局、使用頻度や手入れや予算面を考えて、屋上は断念したのですが、屋上以外にも「暖かい家を作りたい」という希望がありました。

ヤマト住建は高気密高断熱の施工、窓が樹脂サッシでトリプルガラス、住宅全体を第1種換気でまかなうといったことが標準施工で行われていました。

暖かく住みやすい家を標準施工でやってくれるので、予算内でいけそうだと思い、決めました。

Cさん:私たちは「金額・断熱・耐震」を重要視していました。

同じレベルのハウスメーカーを4件ほど回りましたが、ヤマト住建以外では、断熱材にグラスウールを使っていたり、吹き付け断熱が使われていました。

ですが、ヤマト住建ではパネルタイプの断熱材が使われていました。

ヤマト住建では、グラスウールや吹き付け断熱よりもパネルタイプの断熱材が優れているという体験ブースがあり、パネルタイプの断熱材に惹かれました。

また、他のハウスメーカーでは制振ダンパーがオプションだったりと、費用が高くなっていきそうでしたが、ヤマト住建では制振ダンパーも標準で付いていて、魅力を感じました。

金額面でも、回ったハウスメーカー内では1番抑えられたのではないかと思います。

Dさん:当初は住宅展示場などを巡り、情報収集に励んでいました。

実際に複数の大手ハウスメーカーに見積もりを依頼したところ、タマホームの見積額が比較的安く、担当者の方との相性も良かったため、ほぼタマホームに決定しようと考えていました。

しかし、並行してYouTubeでも住宅に関する情報を集めていたところ、「せやま印工務店」という存在を知りました。

このエージェントは、全87項目に及ぶ厳しい性能・標準仕様をすべてクリアした工務店のみを認定しているとのことでした。

興味を持ったため詳しく調べていくうちに、日本の住宅性能が世界基準と比較して遅れているという事実を知り、衝撃を受けました。

「せやま印工務店」が中間マージンを極力抑えている点、住宅性能が非常に高い点、そして大手ハウスメーカーと比較して総費用が安く済む点などに魅力を感じました。

これらの要素が決め手となり、今回はヤマト住建を紹介してもらうことになったという経緯です。

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工事中の現場の様子

Aさん:工事期間は5ヶ月で、その間に訪れたのは3,4回でした(夜に車でドライブがてら、外観を見には何度も行きました)。

ベテランの方が主に一人で作業されていました。職人らしい寡黙で真面目そうな方で、私たちが訪れると、おそらくゆっくり見学できるようにと、作業を止めて離れたところで休憩してくださっていました。

お蔭様で、足を運ぶたびに、骨組みや取り付けられた制振ダンパーなど、気になる箇所をじっくりと見て、イメージを楽しく膨らませられました。

ヤマト住建の工事中の1階

Bさん:上棟時にご近所さんと騒音トラブルがあったようですが、現場監督さんがしっかり対応してくださいました。上棟後は仮設の扉を付けてくれていたので、セキュリティー面で安心できました。

現場は比較的きれいな状態で、養生もしっかりしてくれていました。断熱施工も、それぞれの型にきれいにはめてくれていたので、高気密な住宅ができそうだと感じました。

施工を担当してくれた大工さんの人柄がよく、技術も高かったので、補修の後や建具のゆがみもなく、非常に満足しました。

当初予定していたコンセントの位置変更も快く引き受けてくれて、全体的に対応はよかったです。

Cさん:着工後すぐは毎日訪れていましたが、どの時間に作業をしているのかわからず、基礎ができてから次に行くと、いつの間にかセメント流したての様子でした。

上棟の日は、昼頃に訪れると3階までの骨組みがすでにできていました。狭い住宅街ですが、とても長く大きなクレーン車で作業されていました。

その後は、家全体がビニールシートみたいなもので覆われていました。

着工から1ヶ月ちょっと経つと、断熱材や制振ダンパーが付いていました。2階までならはしごを使ってあがり、様子を見られました。

我が家では少しトラブルがあったため、3週間の工事ストップがありましたが、上棟から3ヶ月ちょっとで足場が外されました。

上棟から4ヶ月ほどで3階まで階段ができあがり、クロスを貼る前の壁もできていました。

その後、クロスが徐々に貼られていき、洗面台が入ってきたり、コンセントが付いてきたりして、着工から5ヶ月で工事が終了しました。

ヤマト住建の気密測定の結果

Dさん:工事は、事前に営業担当者から紹介されていた大工さんを中心に、その都度異なる担当者も加わりながら進められました。基本的には、大工さん2名体制で作業が行われていたようです。

工事期間中、数回にわたり現場の進捗状況を見学させていただきましたが、担当の方々は嫌な顔一つせず、丁寧に進行状況を説明してくださいました。

その知識の豊富さからも、また営業担当者との連携からも、安心してお任せできると感じました。

特筆すべきは、建築中に実施された気密測定です。その結果は驚くべきものでした。C値が「0.1」という極めて低い数値を示したのです。

これは、家の構造に隙間がほとんどないことを意味し、気密性の高さが保証されたと言えます。

このような高水準の気密測定を実施しているハウスメーカーはごく僅かだと聞いておりますし、目に見える形での性能の高さが確認できたことには大変満足しています。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

Aさん:アフターフォローは良い印象です。こまめに連絡をとっていただけましたし、DMでも定期的に案内等を送ってくださっています。

6ヶ月点検は、各階・各部屋の隅々から水回りの機器まで見ていただけましたので、安心感がありました。

その後は何かあって連絡すると、日程を決めて、すぐに来てみてくださいました。

壁紙の隙間を埋めてもらったり、緩んで閉まりにくくなっていた建具の金具も締めなおしてもらったりしました。

ただ、これは担当者によりけりかもしれません。担当の方が変わってからは、DMや連絡は減ってしまいました。

Bさん:3ヶ月、半年、1年点検で検査担当の方が訪問してくださり、こちらが指摘しなかったクロスの裂け目の補修や、基礎塗装が剥げた場所の修復もしっかりしていただきました。

また、小窓の網戸の建て付けが悪く、開閉しにくい状況でしたので、網戸ごと無償で交換していただきました。

アフターケアや保証などは、引き渡したあとに対応が遅くなる業者があったりするのですが、ヤマト住建はいつも迅速に対応してくださるので、安心できます。

Cさん:お風呂やシステムキッチンなどの設備関係が1年保証で、1年はちょっと少ない方かなと思います。

しろあり防除施工保証は5年保証で、よくある保証期間です。地盤と防水工事の保証は10年間付いていて、十分かなと思っています。

定期点検は、6ヶ月後、2年、5年、10年にあります。

我が家は6ヶ月点検を受けましたが、その際に1部屋の火災報知器を付け忘れていた事が発覚しました。

義務付けられているもので、ハウスメーカー側はもちろんの事、市の調査も入っているのに、なぜこんな事が起こっていたのか疑問です。

Dさん:定期点検前にもかかわらず、アフターケアの良さを実感する出来事がありました。

換気扇に異音が発生していたため、営業担当者に連絡したところ、すぐに施工担当者が状況を確認しに来て、メーカーに交換の手配をしてくれました。

住宅のアフターメンテナンスは、数年ごとの定期点検に加え、屋根や外壁などには10年から15年の保証期間が設けられています。

しかしながら、電気機器類の保証期間は通常1年と短いため、些細なことでも気になる点があれば、早めに営業担当者へ連絡することをおすすめします。

やってよかったこと・こだわりポイント

トイレのディズニー壁紙

Aさん:間取りでは、水回りは使いやすく回遊できるようにしてもらいました。掃き出し窓も2箇所造り、北側と南側の両方からの景色が楽しめるような造りにしました。

回遊できる水回りは、予想していたとおり使い勝手がよく、大変満足しています。掃き出し窓からも、外の景色がよく眺められ、光も入ってくるので気持ちがいいです。

趣味の物が置けるよう、シューズインクロークのスペースも広く確保しました。趣味の物に限らず、色んな物が置けるので、取り入れてよかったなと感じます。

壁紙にもこだわり、好きな画像を拾ってきて、そのまま採用してもらいました。

寝室には落ち着いた壁紙、子供部屋にはパステルカラーを採用しました。トイレにはミッキーマウスの壁紙も使っていますが、子供達も好きでテンションがあがっているので、私たちも気に入っています。

ヤマト住建のロジア

Bさん:こだわりのポイントは、リビングから見えるサイディングの壁で囲まれたロジア空間です。

ロジアとは庭スペースなのですが、外からの視線が気にならないように外壁材で囲まれた空間のことを言います。

そもそも私は屋上が欲しかったのですが、経年劣化による防水性の低下や、屋上まで上がる手間を考えると、「子供が小さいうちしか屋上は使わないのでは…?」という結論に。

そして、屋上に代わるなにかいい空間はないかなと考えていたところ、提案されたのがロジアでした。

家と基礎で繋がっているので、その基礎の上に自分でウッドデッキを作りました。夏はプールを行い、BBQは通年で行っています。

リビングからすぐ出られる空間なので、BBQの準備や片付けもしやすいほか、1階で視線を気にせずに洗濯物も干せます。

Cさん:2つのこだわりポイントがあります。

収納をできる限り多めに作った

ヤマト住建のシューズクローク

特によかったのは「2畳のシューズクローク」「階段下に作った収納場所」「リビング収納」です。

シューズクロークのおかげで、玄関の下駄箱が必要なくなったので、スッキリとした玄関になりました。

コンセントを多めに用意しておいた

家が建った後に、ここに欲しかったなぁとなりたくなかったので、使う事があるかもしれないという事を想像して、多めに用意しました。

特に付けておいてよかったのは「リビング収納内」「シューズクローク」「ダイニングテーブルの両サイド」「テレビの置き場所になるかもしれない場所」です。

リビング収納は、見えないところで掃除機の充電をできるのが良いと思い、付けました。

シューズクロークは、今後電動自転車に乗る事があるかもしれないので、その際の充電場所をシューズクロークにしたいと思い、付けました。

ダイニングテーブルの両サイドは、当初はテーブルの真ん中あたりに2口コンセントを1個で考えていましたが、両サイドにあればどちら側の席に座っても充電器が届きやすいので、延長コードを使うことがないようにしました。

そして、今後、模様替えをしたくなったときのことを考えて、テレビの置き場所を変えられるように、逆側の壁にも同じようにテレビ用のコンセントを付けました(今はソファで隠れています)。

Dさん:3つのこだわりポイントがあります。

乾太くん

ヤマト住建のシューズクローク

ガス衣類乾燥機「乾太くん」は最高です!洗濯後の衣類をわずか40~50分でふっくらと仕上げてくれます。

ガス式のため、導入費用は決して安くはありませんが、大幅な時間短縮と天候に左右されずいつでも洗濯できる利便性は、それを十分に上回る価値があります。

ただし、衣類の素材によっては若干縮んでしまう場合もあるため、導入をご検討中の方は、その点だけ留意されることをおすすめします。

第一種換気システム

第一種換気システムを採用したことで、吸気口を床に設置することが可能になりました。

さらに、トイレのドアをアッパーカット(上部を切り欠くこと)することで、新幹線のような空気の流れを作り出し、トイレ空間の気になる臭いを効果的に抑制できるのも嬉しいポイントです。

各フロアにトイレと洗面台

トイレと洗面台を1階と2階にそれぞれ設けたことで、朝の忙しい時間帯でも家族が気兼ねなく使用できる環境が整いました。

これは、導入して本当に良かったと実感している点の一つです。

後悔ポイント・気になるところ

Aさん:建物自体はしっかりとした良い造りですが、設計の段階で間取りは自分達のこだわりを重視し、進めてもらいました。

その結果、住んでみてからデッドスペースが多い事に気付き、大型家具が決まったところにしか置けなかったり、遊んでいる空間があることが少し残念です。

あと、防音はしっかりしているのですが、間取りの関係上、室内の音がよく響くため、外にも音が漏れていることがあり、そこも気になる点です。

ヤマト住建の外構

Bさん:かなり時間をかけて設計をしてもらってたので、家の中であまり気になる点はないのですが、唯一気になるところは駐車場です。

想定では2台止めるつもりで設計していたのですが、2台止めると車のドアが開きにくく、出られなかったりします。

逆に1台しか止めないと、余分なスペースがかなり出てきてしまうので、まさに「帯に短し襷に長し」状態の駐車場になってしまいました。

そんなこともあり、今は1台しか止めていないのですが、もう少し工夫すれば2台止めれるスペースを確保できたので、そこが気になるところになります。

Cさん:4つあります。

脱衣所の場所

玄関近くの廊下に脱衣所とお風呂場がありますが、玄関近くという事もあり、冬場はとても脱衣所が寒いです。玄関近くは避ければよかったです。

ベランダの幅

ベランダの物干しに衣類を干すと、干す物によっては窓に少し当たっているので、もう少し幅がほしかったです。

フロアコーティング

床のコーティングをするべきだったかなと思います。子供がいるのもあって、床の小傷がすごいです。さらに自分でお茶のポットを落としてしまい、床がとてもへこみました。

エアコンのコンセントの位置

本体の上側の見にくい場所に設置すればよかったなと思っています。

Dさん:こちらは2つあります。

床暖房

アパート暮らしを経験し、実家も築10年を超えた広々とした造りだったため、新居に移り住んでまず驚いたのは、その暖かさでした。

しかし、生活していくうちに、24時間換気システムが思いのほか寒く感じられるようになりました。

家族はそれほど寒がりではないのですが、私自身は可能であれば床暖房がほしいと感じるほどです。特に寒がりを自認する方には、床暖房の導入を検討する価値があると思います。

洗濯物干しスペース

主寝室に洗濯物干しスペースを設けたのですが、今のところあまり活用できていません。現在はリビングに後付けの物干しを設置している状況です。

設計段階でこの点をもう少し考慮すべきだったと反省しています。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

ヤマト住建の外観

Aさん:ハウスメーカー選びは、担当者の方との話しやすさも大事だと思います。

何度も顔を合わせることになりますので、ある程度メーカーが絞れたら、あとは担当の方とのフィーリングで選ぶと良いと思います。

設計の段階で、どんなイメージにしたいのかを明確にするためにも、言葉だけではなく、画像などでイメージを伝える事も大事だと思いました。

また、ここだけは外せないというポイントは抑えて、あとはプロにお任せする方が、使いやすい&まとまりのあるオシャレな家になると思います。

プロの設計士の方が導入してくださった案は、実際住んでみると使い勝手が良いことに気づきました。

せっかくの注文住宅なので、自分達が満足できる住まいにするためにも、納得のいくまで打ち合わせを重ね、相違がないか確認をしながら進めていきましょう。

プロの力もお借りし、世界に一つの素敵な住まいを建てて欲しいなと思います。

ヤマト住建の外観

Bさん:家を建てるのは多くの方が一生に一度だと思います。たくさんの夢を詰め込むので、いろいろなことを提案してしまうと思いますが、多くの方は予算オーバーになってしまうはずです。

同時に家具や家電も新しく買い替える方も多いと思いますので、実際に住宅にかけられる予算をしっかり決めておくことが大切です。

その予算も、後から「これもやりたい」という願望が必ず出てきますので、最初は予算の7,8割くらいで見積もりを取りましょう。

そして、外構を重視したい方は、外構予算も住宅にかける費用の5分の1くらいは確保しておいた方がいいでしょう。

住宅にかけられる予算が決まったら、次に重視したいことを決めておきましょう。

私の場合は「住宅性能を重視して高気密高断熱の家を建てたい」と思いました。

そのため、標準施工で高気密高断熱の家を建てられるハウスメーカーを比較していました。

どのハウスメーカーもお金をかければたいていのことはできるので、「標準施工でどこまでしてくれるのか」「標準施工は坪単価いくらなのか」ということを比較しました。

事前に重視することを決めておくと、モデルハウスに見学に行ったときでも、話しの要点が定まります。

ハウスメーカーが決まった後は、妥協せずに自分の計画していたことを相談して、夢を実現していけば、理想通りの家が完成しますので、ぜひ頑張ってください。

ヤマト住建の外観

Cさん:まず、おすすめしたい設備を2つ紹介します。

1つ目は「玄関ドアをスマートキーにすること」です。

鞄の中に鍵が入っていて手が塞がっている状態でも、ドアのボタンを押すだけで開け閉めできます。さらに、鍵を閉め忘れて車に乗っても、決まっている距離以内ならば、手持ちの鍵で閉められます。

2つ目は「食洗器を付けること」です。

賃貸に住んでいる頃は手洗いが当たり前でしたが、今は食洗器があるおかげで、時間をとても有意義に使えるようになりました。

次に、おすすめしたい間取りを5つ紹介します。

1つ目は「玄関近くにお風呂場を作らないこと」です。前述の通り、冬場になると脱衣所がとても寒いです。

2つ目は「収納内のコンセント」です。収納内にコンセントを設置しておくと、見えない場所であらゆる物の充電ができます。

3つ目は「階段下収納」です。収納は多い方が絶対良いと思っているので、階段下にも収納を設けることで、無駄がない収納場所を作れた気がします。

4つ目は「広めのシューズクローク」です。シューズクロークは靴を置く場所だけではなく、子供のべビーカーや三輪車、スキー用具なども置いておけます。広めのシューズクロークがあると家がスッキリします。

5つ目は「多めのコンセント」です。大は小を兼ねるという言葉通りの意味です。

延長コードをできるだけ使いたくないという方は、使い道が訪れるかもしれない所にコンセントがあると、後々便利だと思うので、悩む所には付ける事をおすすめします。

ヤマト住建の外観

Dさん:4つお伝えしたいことがあります。

情報収集が大事

新築をご検討されている皆様にまずお伝えしたいのは、情報収集の重要性です。手始めにSNSなどで情報収集を行い、その上で住宅展示場へ足を運ぶことをおすすめします。

住宅展示場は楽しいイベントが盛りだくさんで、お土産などももらえ、魅力的な場所です。

各ハウスメーカーは、自社の優位性を熱心に伝えてくるため、どのメーカーに依頼しても快適な住まいが手に入ると錯覚しがちになりますが、住宅展示場はあくまで情報収集の場と捉え、冷静な目で各社の提案を見極めることが大切です。

住宅購入はほとんどの方にとって一生に一度の大きな買い物だと思います。後悔を最小限に抑えるためにも、しっかりと知識武装してから、理想の住まいを探す場所として展示場を楽しんでいただきたいです。

外構工事について

地元の工務店に依頼する場合、建物工事と外構工事が切り離されているケースが多いです。

予算に余裕があれば、外構工事も工務店が推奨する業者に依頼することをおすすめします。そうすることで、入居後の生活がスムーズになる可能性が高いです。

私は予算の都合上、外構工事業者を自分で手配しましたが、同等の品質で費用を抑えることができた反面、生活が落ち着くまで時間がかかってしまいました。

外構工事は住み始めてからの生活に大きく影響するため、予算と利便性のバランスを考慮して検討することをおすすめします。

ニッチはおすすめ

注文住宅ならではの魅力の一つに、ニッチ(壁のくぼみ)があります。ニッチは、小物を飾ったり、収納スペースとして活用したりと、非常に便利です。

我が家の場合は、構造上の制約で全ての希望を叶えることはできませんでしたが、現在の少ないニッチでも十分に満足しています。

ニッチは空間のアクセントにもなり、住まいに個性を与えてくれます。間取りを考える際には、ぜひニッチの活用も検討してみてください。

窓サッシについて

窓サッシに関しては、個人的にはオール樹脂サッシ一択だと考えています。

適切な計画に基づいて設置すれば結露の心配もほとんどなく、快適な室内環境を実現できます。結露がないだけでも、日々の生活の質は大きく向上し、幸せを感じられるものです。

断熱性や気密性の高いオール樹脂サッシは、冷暖房効率を高め、光熱費の削減にもつながります。初期費用は多少高くなるかもしれませんが、長期的に見ればメリットが大きいと言えるでしょう。

ぜひ、窓サッシの選択肢として、オール樹脂サッシをご検討ください。

まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!

家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。

まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」です。これには次のようなメリットがあります。

  • 各社の特徴をつかめる
  • 希望する間取りの価格や相場を把握できる
  • 見積もりをもとに他社の営業マンと交渉できる

ただ、1社ずつ間取り&見積もりをお願いしようとすると、手間も時間もかかって、かなり面倒…。

そこでおすすめなのが毎月5000人以上が利用している「タウンライフ家づくり」です。

タウンライフ家づくり

タウンライフ家づくりなら…

  • オリジナルの家づくり計画書を作ってくれる
  • 間取りプランを提案してくれる
  • 諸費用を含めた細かな見積もりを出してくれる
  • 土地がない場合、希望エリアの土地提案をしてくれる

もちろん全部無料です!希望する複数のハウスーメーカー・工務店から「間取り&見積もり」をもらえます。

こんな方におすすめ

次のいずれかに当てはまるなら、タウンライフ家づくりを必ず使っておきましょう。

  • 家づくりを始めたいけど、何をすればいいかわからない
  • 1円でも安くマイホームを手に入れたい
  • 気になるハウスメーカーの間取り&見積もりがほしい
  • 地域密着型の優良工務店を知りたい
  • まだ表に出ていない土地情報を知りたい

強引な営業もなく、要望欄に「お電話はご遠慮ください」と書いておけば電話営業もかかってきません。ぜひ気軽に試してみてください。

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