三井ホームはデザイン性の高さで人気のハウスメーカーです。他のハウスメーカーとは違った洋風デザインを得意としているほか、快適性が上がる全館空調の採用率が高いなどといった特徴もあります。

そんな三井ホームの特徴と、実際に三井ホームで家を建てた13人の体験談です。数年住んでみて感じていることや住み心地、やってよかったことや後悔ポイントなどをインタビューしました。
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基本情報

地域 千葉県
年齢と性別 20代女性(以下Aさん
家族構成 夫婦・息子の3人家族
ハウスメーカー名 三井ホーム
商品名 SONOMA(ソノマ)
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造2×4(ツーバイフォー)工法
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 2000万円
実際にかかった費用総額 2335万円
(※当時の金額。現在は4500~6500万円が相場)
坪単価 69万円
(※当時の坪単価。現在は120~150万円が相場)
建坪(建築面積) 17.39坪
延坪(延床面積) 33.75坪
間取り 3LDK
検討開始から契約までの期間 3ヶ月
工期 4ヶ月
関連ページ 千葉のハウスメーカー
2000万円台
坪単価60万円台
30坪台
3LDK
地域 神奈川県
年齢と性別 40代男性(以下Bさん
家族構成 夫婦・息子2人の4人家族
ハウスメーカー名 三井ホーム
商品名 スパニッシュ
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造2×6(ツーバイシックス)工法
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 4000万円
実際にかかった費用総額 総額:4400万円 土地1470万円(諸経費込) 建物2930万円(付帯工事費込)
(※当時の金額。現在は4500~6500万円が相場)
坪単価 92万円(建築主体工事費のみの場合は61万円)
(※当時の坪単価。現在は120~150万円が相場)
建坪(建築面積) 17.13坪(1階の床面積は16.48坪)
延坪(延床面積) 31.79坪
間取り 4LDK+納戸
検討開始から契約までの期間 5年(土地がなかなか見つかりませんでした)
工期 5ヶ月(2017年10月末契約・2018年1月着工・5月引き渡し)
関連ページ 神奈川のハウスメーカー
2000万円台
坪単価90万円台
30坪台
4LDK
地域 静岡県
年齢と性別 40代女性(以下Cさん
家族構成 夫婦・息子3人の5人家族
ハウスメーカー名 三井ホーム
商品名 なし
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造2×4(ツーバイフォー)工法
購入パターン 注文住宅のみ(土地所有済)
当初予算 3500万円
実際にかかった費用総額 5000万円
(※当時の金額。現在は4500~6500万円が相場)
坪単価 71万円
(※当時の坪単価。現在は120~150万円が相場)
建坪(建築面積) 35坪
延坪(延床面積) 70坪
間取り 3LDK
検討開始から契約までの期間 6ヶ月
工期 6ヶ月
関連ページ 静岡のハウスメーカー
5000万円台
坪単価70万円台
70坪台
3LDK
地域 長野県
年齢と性別 40代男性(以下Dさん
家族構成 両親・夫婦・子供4人の8人家族
ハウスメーカー名 三井ホーム
商品名 なし
住宅タイプ 2階建て二世帯住宅
構造・工法 木造2×4(ツーバイフォー)工法
購入パターン 土地と注文住宅
当初予算 3800万円
実際にかかった費用総額 土地800万円 建物3000万円
(※当時の金額。現在は4500~6500万円が相場)
坪単価 75万円
(※当時の坪単価。現在は120~150万円が相場)
建坪(建築面積) 20.79坪
延坪(延床面積) 40.07坪
間取り 5LDK
検討開始から契約までの期間 3ヶ月
工期 5ヶ月
関連ページ 長野のハウスメーカー
3000万円台
坪単価70万円台
40坪台
5LDK
二世帯住宅

外観・外構デザイン

家の正面の外観です。ソノマっぽくしています。ドアとポストがかわいくてお気に入りです。
ソノマの外観

外壁の色の組み合わせです。三井ホームの担当エリアでは、選択したこの組合せは私の家しかありません。

オフホワイトを基調として、モカベージュをアクセントで使いましたが、とてもいいできで満足しています。外壁塗装の人も、初めての組合せででき栄えを見て「上品にできている」と驚いていました。
スパニッシュの外壁

ヨーロッパ風の外観がよかったので、塗り壁にしてみました。
三井ホームの外観

外観正面です。見た目のバランスを考え、玄関を真ん中にしました。
三井ホームの外観

外観裏側です。見た目を考え、窓の大きさと位置にこだわりました。
三井ホームの外壁

内装デザイン

キッチンです。カウンターチェアを置いています。家全体を見られるようにフラットカウンターにしました。
ソノマのキッチン

洗面所です。幅広のものを選び、収納もつけました。鏡の向かいに脱衣室があり、その奥にお風呂があります。
ソノマの洗面所

太陽光発電のモニターです。一目で発電量や売電量などがわかり、節電したくなります。
ソノマの太陽光発電のモニター

クローゼットです。タンスに服を畳んでしまうのが苦手で、この形にしました。
ソノマのクローゼット

吹き抜けです。そこまで大きくないですが、日差しが入り、日中はまったく電気をつけずに過ごせます。
ソノマの吹き抜け

全館空調に半畳のスペースが必要です。1階を広く使いたかったので2階にしました。
ソノマの全館空調

設計士の提案で、2階の部屋の角を斜めにして、ドア付近の廊下側スペースを広くしました。広くしてなかったら狭くて不自由したと思います。
スパニッシュのドア

和室に床の間を作りました。奥行きは20cmほどですが、斜めのカーブが気に入ってます。また、見学した家を参考にして、天井も周りを少し下げてみました。
スパニッシュの和室

かなり強度の強い床のパネルになります。模様がかなりおしゃれです。
三井ホームの床のパネル

キッチン周りの壁になります。本物の木ではなくて壁紙です。
三井ホームのキッチン周りの壁

キッチンの後ろ側にある窓になります。格子窓で、すりガラスになっています。
三井ホームのキッチンの窓

リビングの天井になります。注文住宅なので、天井の梁までも自由に決めました。
三井ホームのリビングの天井

リビングに入るところのドアになります。自分達で好みのものを他で探してきて、つけてもらいました。
三井ホームのリビングのドア

1階のトイレの洗面です。タイルが好きなので、色を統一して貼り付けてもらいました。
三井ホームのトイレの洗面台

脱衣場にある洗面所です。こちらもタイルで統一してみました。蛇口はフランスのメーカーのものを取り寄せてもらいました。
三井ホームの脱衣場の洗面台

こだわりの全館空調です。2階の中央に機材が設置されています。
三井ホームの全館空調

2階の寝室です。布団を敷く場所は畳になっています。タンスの置き場所はフローリングです。
三井ホームの寝室

1階キッチンです。リビングが見渡せるカウンター形式にこだわりました。
三井ホームのキッチン

玄関は大家族の靴が収まるように高い場所までスペースを有効に使いました。
三井ホームの玄関

工事現場写真

地盤調査結果の数値が少しだけ安全圏でしたので、地盤補強(RES-P工法)も実施しました。実施当日見学しましたが、素朴な質問にも答えていただけました。
スパニッシュの地盤補強

基礎工事もしっかりしており、工事現場の荷物なども整理されていました。基礎を見たとき、三井ホームでよかったと思いました。
スパニッシュの基礎工事

一日で外壁の骨組みができてしまって驚きましたが、年休取得して朝から見学して本当によかったと思います。
スパニッシュの外壁の骨組み

断熱材を入れた状態です。断熱材を運んできた業者の人が「この大きさでこれだけの断熱材を使うのは初めて見た」と言っておりました。
スパニッシュの断熱材

今は見ることができない工事中の写真です。だいぶ狭く見えますが、完成後は広々です。
三井ホームの工事現場

設計図・間取り図

1階図面です。2ヶ月ほどの打ち合わせで、細かい箇所を修正しながら完成しました。
三井ホームの1階間取り図

こちらは2階図面です。2階には4つの部屋とバルコニーがあります。
三井ホームの2階間取り図

家を建てようと思ったきっかけ

「マンションを買おうと思う」と、両親に相談していたところ、義両親から「土地を所有しているんだから家を建てたら」と提案がありました。

義両親が所有する土地は、先祖代々受け継がれてきた土地です。「売るつもりもなく、更地になっているからぜひ」との話でした。

注文住宅には興味がなく、そもそも駅から近いマンションを購入しようと検討していました。しかし、一度は注文住宅について調べてみようと思い、スーモの無料の説明会に参加しました。

それから住宅展示場などを見に行ったり、マンションか注文住宅か、注文住宅ならどこのハウスメーカーにするか、検討を重ね、三井ホームで家を建てることに決めました。

新築の注文住宅を建てるのが妻の夢だったためです。いろいろと見ていて、土地が見つからなかったので、中古戸建とリフォームも考えました。

築年数が浅い物件も見つからず、中古戸建を買って更地にするのも考えましたが、土地の場所が納得できるところもなく、月日が過ぎていきました。

賃貸併用住宅も考えました。賃貸併用住宅は、大家となる自分の部屋は2LDKで自由がきかなかったことと、妻が新築注文に拘っていたのが変わらなかったため、断念しました。

そして、土地から購入する新築に焦点を絞り、場所をある程度決めて探していました。

いいと思った土地も、不動産屋に行くと「先日買い付けが入った」などで2回断られました。妻は長男が小学校入学までには建てたかったようで、だんだん機嫌悪い日が多くなってきました。

その後、2016年6月に売り出された土地を見つけました。東南角地と西南角地があり、9社見積もりをとりました。

三井ホームの提案がすごくよかったのですが、非常に高く、あきらめて別のメーカーを検討していたところ、三井ホームから金額を抑えた提案をされたので、見積もり期限前日までどちらの土地にするか悩み続けました。

どちらにするか決めて家に帰ったら、予定より早く妻の陣痛が始まりました。これは、生まれてくる子が「契約するな」と言っているのだと思い、出産当日(次男誕生)に各社に断りを入れました。

さらに1年以上の時が経った2017年9月のある日の夕方、1歳になった次男がぐずったため、抱っこして外に連れ出しました。

気まぐれに次男が指指す方角に行きましたら、東南角地の家に引越しトラックが止まり、引越しが始まりました。

「売りに出たら買おうか」なんて話を妻としていたのですが、2017年9月29日に届いたチラシにその物件が記載されていたので、売主ではない別の不動産屋に価格を確認したところ、妥当な範囲でした。

これは次男が「ここにして」と言っているのだと思いまして、更地渡しと水道名義人変更の条件つけて、買い付けしました。買い付けと同時にハウスメーカーに打診しました。

一番上の息子が小学校に入学になりました。それまで会社の社宅に住んでいましたが、そこからの小学校区は子どもが歩いて1時間もかかる場所でした。

あまりにも遠く、毎日をそこから子どもを歩かせて生活させるには辛いと考えました。なので、小学校に入学する前に、小学校まで歩いて近い場所へ引っ越しをしようと考えました。

我が家には男の子が3人もいます。アパートやマンション暮らしは周りの家の方に迷惑をかけてしまわないか不安でした。そこで、自分達が納得できるすてきな注文住宅にしようと決めたのです。

それまで転勤族だったため、賃貸アパートに住んでいました。

私自身、一生涯賃貸でも良いと考えていましたが、上の子供も小学生になり、さらに子供の数も増えていくことによって、どこかに拠点を構えた方が良いと思い始めました。

将来のことを考え、現在住んでいる場所に限らず、住心地の良い環境がないか、スタート時は具体的にどの場所に建てるかはまったくの白紙状態で、土地探しから始めました。

複数箇所探しましたが、妻の地元が一番環境的に適していると考え、まずは建てる場所が決まりました。

三井ホームを選んだ理由

住宅展示場で8件ほどのハウスメーカーをみてまわり、そのうち気になる4件から見積もりをとってもらいました。提案力もそうですが、家の性能と営業の方との相性も考え、一条工務店と三井ホームの2択に絞りました。

三井ホームは他のハウスメーカーと違い、1番最初の打ち合わせの際に設計士さんが同席していて、すでに間取りの提案と見積もりをいただきました。

事前に土地の住所は知らせていたものの、まさか間取りや見積もりまでいただくとは思ってもみなくて驚きました。その他のハウスメーカーは、家の性能についての説明が多かったように思います。

その後の営業さんとの連絡も、一番こまめに迅速に対応してくださり、契約前にもかかわらず、様々な提案をくれる設計士さんと営業さんの人柄にも好感をもち、三井ホームに決めました。

住友不動産・住友林業・一条工務店・セキスイハイム・三井ホームで考えました。

住友不動産は土地購入連絡後の返事が2週間先だったため、住友林業は予算が足りないため、一条工務店は提案内容がいいように思えなかったため、それぞれ見送りました。

セキスイハイムが木造も対応していたことから、最終的に三井ホームとの相見積もりによる検討をしました。何度か金額含めたやりとりをさせていただき、2017年10月21日がセキスイハイム、22日が三井ホームの最終提案の日でした。

装備的にはセキスイハイムの方が上で、私の指値に近い金額で提案されました。三井ホームはセキスイハイムより若干広さはありましたが、金額が100万ほど高かったのです。

私の予想した金額に近かったので、セキスイハイムにしようかなと、提示された場で思ってましたところ、私の表情から察したのか、店長が10万単位以下の金額切り捨てをその場で「当日ご決断値引き」として提案されました(約30万)。

それなら三井ホームにしようかと、妻にどうするか聞いたところ、保留にしたため、その場は終わりにしました。この時点では、三井ホームは2×4で、セキスイハイムの方が壁の厚さはありました。

家に戻った頃、三井ホームから「2×6変更工事サービスするから決めてくれ」と連絡がありました。そして、以下の各項目を踏まえて、三井ホームに決めました。

  • 住宅公園で三井ホームへ初めて見学に行ったときの感動
  • 営業担当のテンポのいい対応
  • 外観も優れていた
  • 大幅に値引きしていただけた
  • 同一条件で2×6に変更していただけた
  • 三井ホームのデザイン力が高い
  • 外壁がサイディングではなかった
  • インテリアコーディネーターがつく
  • セキスイハイムより内装の制約が少なく、工期も長いから、ゆっくり考えられる
  • セキスイハイムの最終見積もり時に質問した内容の回答について、妻が納得できなかった

複数の不動産屋から、「その大きさでそこまで値引きされるのは聞かない」ということも言われ、三井ホームでその年の値引率上位の価格を提示いただけたことも、指値には届きませんでしたが、満足しています。

私たちが決めたハウスメーカーは「三井ホーム」です。そこは誰でもよく知る大手で、高いハウスメーカーと有名でした。私たちももともとよく知っていました。

なので、私たちが考えていた候補のハウスメーカーは5件ほどありましたが、その中には入っていませんでした。

そして、行ける展示場はすべて行って、見学して回っていた頃、外観がとてもすてきで私たちの思っていた家に近い家を目にしました。

そこは三井ホームの見学展示場でした。他の地域での住宅展示場でも、私たちが惹かれて見に行ってみようとした家は、また三井ホームの家だったのです。

家の中を見学させてもらって、もっともっと気に入ってしまいました。そこで、見積もりを出してもらうことを決意したのです。

ハウスメーカーを選ぶにあたり、住宅展示場巡りがスタートしました。どのメーカーも、それぞれに特徴があり、回れば回るほど迷いが増えて、なかなか決まりませんでした。

最終的な決め手として、ハウスメーカーが売りたい家ではなく、私たち家族にはどのような家が適しているのか考え、ニーズに合った提案をいただけた三井ホームに決めました。

また、私自身が営業職ということもあり、ハウスメーカーの営業スタイルがとても気になり、高い買い物になるので、やはり話していて相性が良い営業の方と進めていきたいという思いがありました。

何日も掛けて、何人もの営業の方とお話しましたが、最終的に営業担当の方の熱心さや提案フォローが素晴らしいと感じ、この人となら安心して良い家が建てられると思ったため、三井ホームに決定しました。

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工事中の現場の様子

工事中は当時住んでいたところとは離れていて、平日は夫婦共働きで、妊娠が発覚し悪阻もあったため、中々いけませんでした。

義両親が何度か足を運んでくれましたが、職人さんたちはベテランさんで、家の中も快く見学させてくれたと聞いています。

壁に見える断熱材や、階段ができるまえ、お風呂ができるまえ、フローリングがはられてからなど、様々な写真をみました。

なかなか工事をしているときにいけませんでしたが、休日に行くたびに、どんどん造られているのを見て感動しました。

スパニッシュの地盤補強

現場が住んでいるアパートから近かったので、毎週見に行きました。

施主というのも皆様が分かっていただいていたからか、挨拶もしていただけましたし、お茶の差し入れなどもしましたが、世間話含めて、皆様嫌な顔せずお話していただけました。

特に伺うこともせずに、家の中に入って確認したり、写真撮ったりしましたが、文句を言われることもありませんでした。

階段を作成しているときは「このくらいでいいかどうか」と、たまたま大工から確認を求められて対応もしました。いなければ確認などしない状態ででき上がるところでした。

ふかしの部分で、板が短くなっていたのが一箇所あり、聞いたら「足りなかったからです」と正直な回答あり、現場責任者に連絡して、その日の夕方に来て、確認の上、補修対応していただきました。

三井ホームの現場責任者も複数掛け持ちなので、ずっと現場にいないのが少し残念ではありましたが、私の地域は三井ホームの全国でも建築数がトップを争っている地域でもありまして、やむを得ないと思っています。

入れ替わり立ち替わり人が入っているので、誰がどの部分担当か分からないのがちょっと残念ですが、主要メンバーは何度もお話できたのがよかったです。

建築中は、中間報告というものはありませんでした。正直、ほしかったと思います。

雨が少ないときでしたので、濡れる事もなく完成してよかったですが、平日5日間で進んでしまうところが多く、見たかった部分が見れなかったこともたくさんあります。

屋根の合わせ目なども見たかったですが、高所でもあり、望遠カメラもそのときは持ってなく、断念しました。

工事はとても早いスピードで進んでいることが、素人の私でもよくわかりました。毎日毎日まったく違った家に見えるぐらい進んでいきます。

作業をしてくれている人数はそんなに多くなく、3,4人くらいだった気がします。なので、よくこの少人数でこんなに素早く進められるなと感心していました。

最低限の会話しかしないで、たんたんと作業に取り掛かってくれているのです。それに、かなりの慣れた手つきで行っているので、立派な技術者ばかりで工事してくれていたのがわかりました。

三井ホームの工事現場

当時住んでいた場所から、実際に家を建てた場所は遠かったので、工事状況を確認する回数は多くありませんでしたが、三井ホームから経過の報告が随時あったので、大きな問題はありませんでした。

また、工事のスケジュールも遅延することなく、予定通りに着々と進んで行きました。

子供を連れて見学に行った際も、快く作業状況を確認させてくださりました。

また、工事中の近隣への配慮も行っていただいたので、トラブルもなく順調に進み、予定していた工期よりも若干速めに完成しました。

アフターケア・保証・定期点検などの感想

建てるまでもそうでしたが、アフターケアもとても迅速で丁寧な対応です。すでに住んでから何度か点検がありましたが、納得できる説明をいただきました。保証もしっかりしています。

全館空調の点検費が毎年25000円ほどかかるのはネックですが、きちんとみてもらい、清潔に故障なく長く使うためにも必要な事と思います。

引っ越してから2度目のお正月を迎えましたが、担当の営業さんからご挨拶と一緒にカレンダーもいただきました。家の引き渡し後も気にかけてくれています。

アフターケアは、三井ホームオーナズデスクの対応が素早く、とても満足しています。

引き渡し時に外構が完成していなかったので、工事担当も何度かくることになりまして、些細なことも対応いただきました。

また、引き渡し前に保守担当者が確認にきており、引継ぎもスムーズにされていたので、話も早くて済みました。保証に関しても特に問題がありませんでした。

3ヶ月点検のときに細かく説明いただきましたが、クロスの隙間を先に自分で埋めたりしたのですが、つや消しではないタイプでやってしまい、逆に目立ってしまいました。そこは、引き渡し前に説明がもっとあったらよかったと思っております。

引き渡し後に、検討中だったカーテンなどの対応も発注しました。本来は新築設計時のインテリアコーディネーターは対応しないのですが、オーナーズデスク経由でお願いして、担当していただけました。

そのため、好み含めて、提案が統一されていて、2回の打ち合わせで満足いく内容のものにできました。

先日、2年目点検がありました。事前に希望した第一希望の日になりました。

事前にクロス補修含めて、いろいろと相談内容を連絡していたため、点検日前に担当者以外に1名連れて事前に確認に来られました。

そして、2年目点検の内容で実施可能な部分は実施して、その他の部分は私の依頼事項をご自身の目で確認され、必要メンバーと時間を考えてから、指定日にご対応いただけました。

私の相談内容についても、対応案を提示していただけまして、見積もり依頼すると数日で回答がありました。

質問に関する回答も明確であり、アフターケアに関して不満はございません。

三井ホームにはもともと10年保証というものがあり、最初から保証はしっかりしていてくれているのがわかったので、最終的に三井ホームに決めたと言う理由もありました。

さらに、建てて3年間は、もし家の中で納得いかない場所や、直してもらいたいところ、壊れたり傷ついたりしてしまったところなど、無償で何度も修理しにきてくれます。

家というものは、住み始めて数年はそれぞれの材木が馴染んでいなくて、はがれてきたりもあるということなので、そのための3年間無償保証なのだと教えてくれました。

家が完成して3年ほど経過しましたが、特に大きな問題もなく、快適に生活しています。内装・外装ともに、新築の時とほぼ変わらない状況が続いています。

定期点検も当初の契約どおりに進めていただいており、全館空調に関する定期点検も、予定通り滞ることなく実施していただいています。

消耗品の交換も的確に行っていただいているので問題ありません。

気になることとして、建築部分とは直接関係ありませんが、地盤が数mm沈んでいる可能性がある箇所があるので、次回点検の際に相談しようと思います。

やってよかったこと・こだわりポイント

ソノマの太陽光発電のモニター

こだわりのポイントは以下の通りです。

  • 全館空調
  • 約10kWの太陽光
  • オール電化
  • 外観
  • キッチンに立ちながらリビングダイニングと家じゅうを見渡せる間取り
  • 吹き抜け

全館空調のおかげで、1年中ずっと快適に過ごせます。電気代はかなり上がりますが、太陽光をのせていて余剰売電しながらなので、電気代と太陽光の売電価格を比べると、冬以外はプラスになります。

モニターで発電量や売電の状況を見られるので、節電の意識も持てるようになりました。

外観は三井ホームのソノマ風でかわいいです。

家族みんなが顔を合わす機会をなるべく多くとるために、廊下をつくらない間取りにしました。リビング・ダイニング・洗面所・キッチンなど、どこにいても会話ができるように工夫しました。

1階と2階とわけるというより、家が全体でつながっている間取りを意識して、吹き抜けもつけました。とても満足しています。

設計期限の一週間前に床暖房を追加しましたが、追加してよかったと思っています。

こだわりは第一種換気です。事前に調べていて複数のハウスメーカーに質問しまして、私が一番時間を使って、第三種にするか第一種にするか悩み、最終的に第一種換気を選択しました。

第三種換気ですと、冬場は寒いので換気口を閉めてしまいがちですが、第一種換気なので、開けなくても換気ができており、快適な気がします。

そして、脱衣場に排気口がありますが、バスタオルをその付近に干しておくと、翌朝までには使ったバスタオルが乾いています。

雨の日はさすがに第一種換気のパワーだけでは、洗濯物が乾きませんのでエアコンも使いますが、11時くらいに室内干ししても、夕方には乾きます。

妻は第三種換気で金額下げることを考えてましたが、第一種換気にしてよかったと言っております。

また、エコカラットを玄関に設置したことも気に入っております。見学した家では、テレビ設置の後ろ側の壁に設置することがほとんどでしたが、消臭機能もあるので、玄関に設置しました。

消臭機能よりも、玄関正面にエコカラットが設置されているので、家に入ったときにエコカラットが一番最初に目に入ってきて非常にいい感じです。

その他、すべての部屋のカーテンを三井ホームのインテリアコーディネーターと決めたので、センスよく統一感もあり、好きなものに囲まれて気持ちよく過ごせています。

三井ホームの床のパネル

1階の床は少し高めの金額でパネルにしました。見た目は誰がどう見ても、オシャレなログハウスで見られるような、すてきな木の床です。しかし、ちょっとやそっとでは傷がつかない、そして汚れは簡単に落とせるパネルなのです。

我が家は、かなりやんちゃな男の子が3人もいるため、こんなに暴れん坊な時期に家を建てたらすぐに我が家はボロボロになってしまうと思って、実は不安でした。

なので、床を選ぶときに慎重になって、アドバイザーさんによく相談していました。そこで、見た目がかなり私たち好みなのに、強度も強く、掃除もしやすいというすばらしいものを紹介していただけたので嬉しかったです。

これが我が家では1番のお気に入りです。

あとは、かなりいろんな場所に可愛らしいタイルをちりばめて、おしゃれになっているところもお気に入りとなっています。

三井ホームの全館空調

快適に暮らす為に2つのこだわりがありました。それは空調と寝室です。

空調については、大家族で暮らすため、コストパフォーマンスを重視して全館空調を選択しました。

土地柄、冬は冷え込みが厳しいので、それぞれの部屋で暖房を使うことはかなり非効率だと思ったからです。

また、この空調設備は加湿機能も備えており、気管支が弱い子供たちにとっても快適に暮らせるという大きなメリットがあったのも理由の1つです。

そして寝室は、妻の「畳の上にフカフカの布団を敷いて寝たい」という要望があり、子供も多いので「川の字」で寝られるように、少し広めの寝室にして、さらに床は畳をオーダーしました。

結果的に、快適に保たれた空調の中で、家族一緒に毎日熟睡できています。

後悔ポイント・気になるところ

もともと荷物が少ないタイプだったので、収納の量はあまり意識してなかったのですが、いざ住んで子どもが生まれて荷物が増えていくと、もう少しリビングに収納場所をつくればよかったかなと思います。

あと、PCテーブルを置く位置をもう少し考えればよかったなとは思いますが、どちらも住んでいてそこまで不便に感じることはありません。

「収納スペースがあればあるほど物は増えてしまうから、物を増やさないための間取りだ」と、プラスに考えるようにしてます。

コンセントが希望した場所についておらず、設計最終日に承認した資料にも記載はなく、当日は午前・午後打ち合わせで、さらっと説明されただけで見落としたことに後悔しております。

2階が若干狭く、1階と同じ広さにしていればもう少し広かったことに、外観ができあがった頃に気がつき、ここも確認が足りず、失敗しました。

「バルコニーは狭くない」と言われましたが、住み始めてからは、洗濯物を干すときに狭さを実感しており、自分の感覚ではない言葉を鵜呑みにするのはよくなかったです。室内干しの場所も、思っていたよりも狭かったです。

また、お風呂の追い炊きが台所リモコンではできず、お風呂場に行かないとできないのが残念です。各装置の内容を承認前に細かく把握できませんでした。

そして、ヒートショック対策なども事前に言われていましたが、私の家では脱衣場が一番寒いです。温度を測ると玄関よりも脱衣場の方が低いのが判明しました。

住んでから分かるのでは遅い内容だと思いますが、仕方ないので電気ストーブを購入しました。

その他、土地が狭いので庭がほとんどないのですが、やはりある程度庭がほしかったです。

塀も、道路から高さ180cmだと高すぎると業者に言われ、160cmにしましたが、180cmの方がよかったです。なぜなら、家側の敷地の方が高いので、敷地内で立っていると、道路を歩いている人と目を合わせることになるからです。

壁の一番下側に、汚れと傷を防ぐための飾り板をつけているのですが、実はそれが壁から出っ張った状態で付けられているので、そこには埃が溜まりやすく、掃除がめんどくさい場所になってしまいました。

よく、モダンな家のタイプだと、飾りもなく、シンプルなシートのようなものが貼られて壁を保護している状態なのです。しかし、オシャレさを選んでしまったが故に、それが余計汚れを目立たせてしまうものになってしまいました。

これは住んで暮らしてみなければ、気付かないことでした。

ハウスメーカーは外構について相談は受けてくれますが、基本的にノータッチです。

建物については、じっくり話を重ねて建てていくので、大きな問題や不満は今のところありません。しかし、外構については、住んでいくうちに、最初から一緒にやっておけばよかった…と感じることがあります。

隣の家との境界も、今は何も作っていませんが、あとから何かをするにもいろいろ気を使いますし、費用も決して安くはないので、これから先、どのようにしていけば良いか、悩みどころです。

これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

ソノマの外観

家具は買い替えることはできるけれど、間取りはそうそう変えられないと思うので、間取りは本当に大事だと思います。

私が思春期の頃、お風呂に入る際、脱衣所と洗面所が一緒で、自分がお風呂に入ってる最中に兄弟や親が洗面所に来るのが嫌だったことを思い出し、洗面所と別に小さな脱衣所をつくりました。

また、怪我をしたり、年を重ねて身体が不自由になったときのために、1階のリビングとダイニングの間に壁をつくり、最悪1階のみでも過ごせるような間取りにしました。

壁とドアのみのリフォームだと20万ほどでできるようなのでそうしましたが、現在の状況だけでなく、子どもが生まれたり、子どもが大きくなったり、自分たちが年を重ねてからの生活のことも考えるのが、大事なことだと思いました。

ハウスメーカー選びも本当に大事だと思います。私の家は斜面に建っていて、土留めをしていますが、ハウスメーカーによって、家を建てる向きも全然ちがいました。

ずっと更地だったところに建てたこともあり、私たちがそこに家を建てるにあたって、陽当たりなどが気になるご近所さんがあまりでないようにと、私たちだけではなく、ご近所さんのことまで考慮して考えてくれたのは三井ホームだけでした。

今後のご近所付き合いのことも考えて建てるのも、重要な事だと思います。

スパニッシュの外壁

担当者について

営業担当者が、自分の家をどこで建てているか確認した方がいいです。自社の建築している家が一番いいと言いながら、マンション買っている人もいました。

鉄骨を営業しているのに、自分の家は木造建築していたり、あるハウスメーカーの役員(三井ホームではありません)なのに、自社に発注せず、三井ホームの施工会社に発注している人もいました。

土地をお持ちでない場合は、土地探ししている段階から、たくさんのハウスメーカーを見学された方がいいです。メーカーごとにコンセプトが違うので、パンフレットも外観が多いのもあれば、装備が多いものもあります。

たくさんもらって、ピンときたメーカーの内容をじっくり読まれるのがいいと思います。営業担当のレスポンスのスピードも分かります。

私の会社の人は、新人が営業担当になって、要件を正しく伝えてなく、それが変更不可のときに判明したらしく、失敗したとぼやいていました。希望を設計に伝える重要な営業担当ですので、じっくり判断する時間も必要です。

見積もりについて

見積もりに関しては、建築主体工事費以外の付帯工事費が意外に多くかかったりしますし、見積もりの出し方も各社違いますので、多数取得した方がいいです。

また、契約前と設計最終の段階で、完成模型を作っていただいた方がいいです。紙ですと、全体像の部分に目が行かず、見落とす可能性が高いです。

後からオプションで追加追加となると、予想よりも多くの金額がかかります。私は値引きしてもらえなかったら、オプションはあきらめないといけない状況でした。

契約後のオプション値引きは渋いですので、必要なものはあらかじめ列挙しておく必要があります。

契約後の打ち合わせについて

そして契約後ですが、設計期間が短いと、一回の打ち合わせが長くなり、疲れますので確認が足りなくなる可能性があります。十分注意が必要です。

すべてを網羅した内容での建築はなかなか難しいですが、確認しなかった部分に後悔が出ますので、ちょっとでも疑問に感じたら質問した方がいいです。

そして、追加依頼した部分は、記載漏れがあるかも知れませんので、最後まで何度でも設計書の確認をしましょう。大変ですが、お忘れなく実施してください。

あと、契約した後に、同じメーカーで建てた家をたくさん見学させていただいて、実際に住んでいる人の意見を聞いて反映させた方がいいものができ上がると思います。私はもっと見学しておけばよかったと思っています。

最後に、後悔する場所は、後から変更できなかったり交換できない場所だったりすると思います。発注前の選択も重要ですが、発注後の最終設計承認までは、気を抜くことなく進めていく必要があると思います。

三井ホームの外観

1番のおすすめは先ほども紹介しましたが、パネルの強い床です。特に、まだ小さなお子様がいるお宅や、これから子どもができる予定の方ならば、ぜひ選んでいただければと思います。5年住んでいても、まだ床に傷は見当たりません。

次に、全館空調もおすすめします。我が家はみんな花粉症です。なるべく窓は開けたくないのです。全館空調にしてから、窓を開けたことは、1年に一回の大掃除の時しかありません。なので、もちろん窓自体も新品のように綺麗です。

そして、家族全員が住みやすい環境になっています。ここ最近では、中国から来るPM2.5の心配もありました。みんな気管支も強くない方だったので、全館空調を取り扱っている三井ホームにしてよかったです。

もちろん、こうやっていいものをどれもこれも…と選んでいくと、どんどん金額的には高くなってきてしまいますので、すべてを思うようにやりたい放題はできません。

家族みんなのことを考え、どれを一番大事にしたいか決めてから、メーカーやオプションを決めることをおすすめします。

三井ホームの外観

ハウスメーカー選びは、たくさんある中から選ぶので、とても悩むところだと思います。

決め手については人それぞれ違うと思いますが、明確に「こんな家が建てたい」というイメージをお持ちであれば、必然的にそれが実現できるメーカーに絞っていけば良いと思います。

とはいえ、人生で何回も家を建てることもないので、なかなかイメージは沸かないと思います。なので、特に明確なイメージがなければ、気の済むまで住宅展示場などを回ることをおすすめします。

そして、どのハウスメーカーにも特徴があって、甲乙つけ難い状況になると思いますが、最終的にはやはり営業担当者のレベルを重視したほうが良いと思います。

これから何年も住み続ける上で、ハウスメーカーとも長い付き合いになるからです。

そのハウスメーカーの担当者が、その会社の「顔」であり「姿」だと思った方が良いと思います。

やはり、その部分は建てる家の質と比例していると思うので、最終的に候補を絞りきれなかった時は、営業担当者を決め手とすることをおすすめします。

【結論】評判から見る三井ホームがおすすめな人

家づくりインタビュー&口コミを総合すると、三井ホームは

モダンなデザインから輸入住宅風のデザインまで、様々な外観内装に対応できるデザイン性の高さが強みで、フルオーダーメイドの注文住宅も得意なハウスメーカー

であることがわかります。そして、三井ホームに向いている人の特徴をまとめると次のようになります。

  • 木造の家を建てたい人
  • 西洋風の家を建てたい人
  • 全館空調を採用したい人
  • 外観も内装もデザインにこだわりたい人
  • フルオーダーメイド(完全注文住宅)の家を建てたい人

この5点のいずれかに当てはまる方は、三井ホームで家を建てることが向いていますので、ぜひハウスメーカー選びの候補に入れてみてください。

三井ホームが気になったら

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三井ホームの間取りをもらう

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まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!

家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。

まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」です。これには次のようなメリットがあります。

  • 各社の特徴をつかめる
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ただ、1社ずつ間取り&見積もりをお願いしようとすると、手間も時間もかかって、かなり面倒…。

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