三井ホームはデザイン性の高さで人気のハウスメーカーです。他のハウスメーカーとは違った洋風デザインを得意としているほか、快適性が上がる全館空調の採用率が高いなどといった特徴もあります。
そんな三井ホームの特徴と、実際に三井ホームで家を建てた13人の体験談です。数年住んでみて感じていることや住み心地、やってよかったことや後悔ポイントなどをインタビューしました。
(当ページ:特徴+5人の体験談 2ページ目:4人の体験談 3ページ目:4人の体験談)
三井ホームの特徴
よく言われる評判や口コミをもとに、三井ホームの注文住宅の特徴をまとめました。
金額・坪単価が高い
三井ホームはツーバイフォー工法を採用した高級路線のハウスメーカーで、建築費用も坪単価も高めです。
三井ホームの注文住宅は4500~6500万円が相場の目安です。坪単価は120~150万円が相場です。以前は3000万円台の注文住宅も珍しくありませんでしたが、現在では4500万円以上がほとんどです。
ちなみに、住宅産業新聞社が2025年6月に発表した、2024年度の三井ホームの見積もり平均金額は5197万円、平均坪単価は132.1万円となっています。
建築可能エリアが広い
北は北海道から南は鹿児島まで、三井ホームなら幅広いエリアで家を建てられます。
ただし、建てられないエリアがぽつぽつあるので、ご希望の地域が含まれているかどうかチェックしておきましょう。
| 北海道・東北 | |
|---|---|
| 北海道 | |
| 岩手県 | 宮城県 |
| 関東 | |
| 栃木県 | 群馬県 |
| 埼玉県 | 千葉県 |
| 東京都 | 神奈川県 |
| 中部 | |
| 新潟県 | 富山県 |
| 石川県 | 福井県 |
| 山梨県 | 長野県 |
| 岐阜県 | 静岡県 |
| 愛知県 | |
| 近畿 | |
| 三重県 | 滋賀県 |
| 京都府 | 大阪府 |
| 兵庫県 | 奈良県 |
| 和歌山県 | |
| 中国・四国 | |
| 島根県 | 岡山県 |
| 広島県 | |
| 徳島県 | 香川県 |
| 愛媛県 | |
| 九州 | |
| 福岡県 | 熊本県 |
| 鹿児島県 | |
耐震性が高い
三井ホームではツーバイフォー工法を独自に進化させた「プレミアム・モノコック構法」で家づくりを行っていて、標準仕様で耐震等級3(最高等級)に対応しています。
ツーバイフォー工法を採用しているハウスメーカーや工務店は他にもありますが、三井ホームならではの耐震性を向上させる工夫が詰め込まれているのが特徴です。
- スペースシャトルやF1にも採用されている堅牢な構造「モノコック構造」
- 面材と枠組材を一体化させて家の変形や倒壊を防ぐ「ダイアフラム」
- 鉄筋量を従来の2倍以上に増やした三井ホーム独自の超剛性ベタ基礎「マットスラブ」
- 基礎と建物の連結を強化して構造強度を高める「ホールダウン金物」
- 地震などの外から加わる力に対しても変形しにくい三角形を組み合わせる「トラスフロア」
- 接合部一か所で4トンもの重量を吊り上げられる、2本の木材を結合する金物「ネイルプレート」
- 極めて耐衝撃性の高いスーパーファインクリートを外壁下地材に使用した「BSウォール」
- 2.4トンもの重量に耐えられる衝撃に強い屋根「ダブルシールドパネル」
- 抜群の接合耐力でダブルシールドパネルの吹き上げを防ぐ緊結金物「スクリューネイル」
など、三井ホームでは地震に対する取り組みが非常に充実していて、鉄骨造よりも耐震性で劣ると思われがちな木造でも、極めて高い耐震性を誇ります。
また、2階建てと3階建てで震度7相当の実証実験を行い、2階建ては60回、3階建ては29回もの加震に耐えるなど、いかに三井ホームの耐震性が高いかが証明されています。
断熱性は高め
三井ホームのUA値は0.39です。公式サイトで大きく公表されています。以前は0.41と公表されていましたので、さらに向上しています。
もちろん断熱等性能等級5を全地域でクリアしている数値ですが、間取りによってUA値は変わってくるため、0.39~0.5くらいになると考えておけば大丈夫です。
1種類の断熱材しか使っていないハウスメーカーや工務店も少なくありませんが、三井ホームでは以下のように複数の断熱材を組み合わせています。
- 外壁:ロックウール(140mm厚)
- 床下:MGファイバー(89mm厚)
- 屋根:ビーズ法ポリスチレンフォーム(138mm)
特に重要となる外壁の断熱材として採用されているロックウールは、一般的なグラスウールよりも1.3倍も断熱効果が高く、さらにそんなロックウールを従来よりも1.6倍も厚く充填しています。
さらに、家の中で最も熱が伝わりやすいサッシについては、熱伝導率がアルミの0.1%の樹脂を用いたアルミクラッド樹脂サッシが、同様に窓については、乾燥空気よりも熱を伝えにくいアルゴンガスを充填した高遮熱Low-Eガラスが標準採用されています。
標準仕様でも木製トリプルガラスサッシと同等の断熱性能となりますが、より断熱性能の高い樹脂サッシもオプションで選択可能です。
このような工夫の結果、UA値0.39という極めて優秀な数値を記録するに至りました。三井ホームの特徴でもある全館空調と組み合わせることで、1年中いつでも快適な生活を送れます。
気密性は高め

三井ホームはC値を公表していませんが、過去のデータや家語のインタビューなどから0.5~1.5と推定されます。
三井ホームの「プレミアム・モノコック構法」は密閉度が高い構造となっているため、気密性能を確保しやすいという特徴もあり、ほかの木造や鉄骨造よりも気密性は良くなることがほとんどです。
なお、気密性との関わりも深い換気システムについては、三井ホームでは第1種換気を備えた全館空調「スマートブリーズ」が人気となっています。
- VAV制御でエリアごとに個別温度設定ができる最上位モデルスマートブリーズ・エース
- 室内消臭機能や電子式空気清浄ユニットを搭載したスマートブリーズ・プラス
- エアコン1台で済んでコストパフォーマンスに優れるスマートブリーズ・ワン
この3種類の全館空調が用意されていて、エースは210万円ほど、プラスは200万円ほど、ワンは150万円ほどで導入可能です。
いずれもオプションとなり、標準仕様の第3種換気と比べると高額にはなりますが、第1種換気を備えた全館空調の方が気密性の高さをより活かせます。
なお、三井ホームでは気密測定は基本的には行っていません。気密測定を希望する場合は、他社の気密測定業者に依頼する形になります。
耐火性が高い

三井ホームの家は耐火性が高いのも特徴です。省令準耐火建物(T構造)であるため、一般の木造住宅(H構造)よりも火災保険が割安となるほか、防火地域・準防火地域でも「耐火建築物」を建てられます。
- 外部からの火災にも60分以上耐えられる耐火性の高い外壁BSウォール
- 1階から2階、2階から屋根裏など、火の通り道をシャットアウトするファイヤーストップ材
- 700℃まで加熱しても形状が変わらない耐熱性と耐火性を備えたロックウール
- 防火材料に認められている石膏を用いたせっこうボード
など、三井ホームでは外からの延焼も、中からの失火に対しても、対策が取られた耐火性の高い家づくりを行っています。
また、三井ホームが行った加熱実験では、BSウォールを外から1時間以上加熱し続けても、室内側の壁面温度は100℃以下をキープしているなど、その耐火性の高さも証明されています。
防音・遮音性は高め

三井ホームの家は構造的に気密性を高くしやすいため、もともと防音や遮音性にも優れていますが、さらに防音性能や遮音性能を上げるための工夫が施されています。
- 国道沿いの騒音(80dB)を住宅地の夜間の静けさ(35dB)まで低減する「BSウォール」
- 一般の間仕切り壁よりも5~10dBほど生活音を低減する「遮音配慮間仕切り壁」
- 制振バーをつけて振動を階下の天井に伝えにくくする「遮音床構造」
- 三井ホーム独自開発のハイテック床遮音パネルを敷いた二世帯住宅向けの「2世帯遮音仕様」
- 制振パッドで歩行音を吸収する「Mute50」
など、三井ホームでは外からの音も、家の中からの音も、しっかりと対策がとられています。
また、音の専門スタッフである「音響コンサルタント」も在籍していて、音楽室や防音室を作れるのはもちろんのこと、音響に関する特殊な要望にも応えられる体制が整っています。
吹付外壁が大人気

三井ホームでは「吹付外壁」と「ラップサイディング」が標準として採用されています。
- 重厚感を感じられる三井ホームオリジナルの仕上材「MGクレイ」(吹付外壁)
- セラミック仕様で仕上げバリエーションが豊富な「SBフィニッシュ」(吹付外壁)
- 紫外線を活かして塗膜の汚れを防ぐ「ラグシエール」(吹付外壁)
- オーソドックスなサイディングで5つのカラーバリエーションから選べる「ラップサイディング」
これらはいずれも標準仕様で選べるタイプの外壁になりますが、ラップサイディングを選ぶ家は少なめで、三井ホームでは吹付外壁が選ばれることが多いです。
また、オプションで「吹付外壁」「タイル外壁」「外装人造石」「サイディング」も選択できます。
- 天然素材を使用した「グラニースタッコ」(吹付外壁)
- レンガ調の三井ホームオリジナルタイル「SBフィニッシュ」(タイル外壁)
- 焼き物らしい質感が特徴的な「セラヴィオR」(タイル外壁)
- タイルのサイズが少し大きい「アルシージャ」(タイル外壁)
- レンガ感が強くて輸入住宅風なデザインによく合う「マジカルブリックEXシリーズ」(外装人造石)
- 重ね張りでカントリー調なデザインが特徴の「板張調ラップサイディング」(サイディング)
- ナチュラルな雰囲気を演出できる「木目調サイディング」(サイディング)
- ケイミューが開発した高性能外壁材「ネオロック・光セラシリーズ」(サイディング)
- ニチハが開発した16mm厚の「モエンエクセラード16シリーズ」(サイディング)
- 旭トステム外装が開発したシーリングレスの「ガーディナルスマートシリーズ」(サイディング)
このように、オプションまで含めるとかなりの種類の中から外壁を選べますが、やはり三井ホームでは「吹付外壁」が1番人気となっています。
洋風デザインが得意

三井ホームでは「モダン」「ウッディ」「クラシック」「エレガント」と、大きく4つのデザインに分類して、注文住宅を提供しています。
幾何学的でスタイリッシュなデザインから、まるで海外の家のような感じる輸入住宅風デザインまで、幅広いデザインから選べるのも三井ホームの魅力の1つです。
ソノマ(ウッディ)
森林に囲まれたカリフォルニア州ソノマから名前がつけられている商品です。
比較的シンプルながらも木の温かみを感じられて、親しみやすい雰囲気が特徴となっています。

スパニッシュ(クラシック・エレガント)
欧米でも広く愛されているスパニッシュ様式のデザインを採用した商品です。
伝統的なデザインがモチーフとなっているモデルと、ノスタルジックな煙突が特徴のモデルが用意されています。

その他の家語事例(クラシック)


その他の家語事例(モダン)


保証・アフターサービスはまずまず

三井ホームの注文住宅には「キープウェル60」という60年点検保証システムがついています。主な保証内容は以下の通りです。
- 基礎・構造躯体:10年初期保証+10年延長保証+10年延長保証(+60年まで延長可)
- 防水:20年初期保証+20年延長保証+20年延長保証(+繰り返し)
- 防蟻:10年初期保証+10年延長保証+10年延長保証(+繰り返し)
このように、防水・防蟻については最長無期限、基礎・構造躯体については最長60年の保証がついてきますが、保証を伸ばすためにはいずれも有料のメンテナンス工事を受ける必要があります。
特に構造躯体については、他の大手ハウスメーカーの多くが初期保証30年としているなか、三井ホームは10年となっているため、少し残念なポイントとなってしまっています。
ただ、延長保証でも60年まで保証を伸ばせるところは多くないので、メンテナンス工事費用はかかってしまうものの、充実した保証と言えます。
定期点検は「2年・10年・20年・30年」の4回が無償です。定期点検とは別に、無料の訪問確認が「3ヶ月・5年」の2回あります。
また、引き渡しから2年までは、定期点検以外のタイミングで、臨時点検を無料で依頼することもできます。
もちろん定期点検時以外の連絡も可能です。24時間365日受付の三井ホームオーナーズデスクがあり、日常生活における様々な相談ができます。
基本情報
| 地域 | 東京都 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 30代男性(以下Aさん) |
| 家族構成 | 夫婦・子どもの4人家族に猫2匹 |
| ハウスメーカー名 | 三井ホーム |
| 商品名 | なし |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 木造2×4(ツーバイフォー)工法 |
| 購入パターン | 土地と注文住宅 |
| 当初予算 | 6000万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 土地3500円 建物2700万円 (※当時の金額。現在は4500~6500万円が相場) |
| 坪単価 | 90万円 (※当時の坪単価。現在は120~150万円が相場) |
| 建坪(建築面積) | 15.13坪 |
| 延坪(延床面積) | 29.65坪 |
| 間取り | 4LDK+S |
| 検討開始から契約までの期間 | 6ヶ月 |
| 工期 | 3ヶ月 |
| 関連ページ | ・東京のハウスメーカー ・2000万円台 ・坪単価90万円台 ・10坪台 ・30坪台 ・4LDK ・狭小住宅 |
| 地域 | 千葉県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 40代男性(以下Bさん) |
| 家族構成 | 夫婦・息子・娘の4人家族 |
| ハウスメーカー名 | 三井ホーム |
| 商品名 | なし |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 木造2×6(ツーバイシックス)工法 |
| 購入パターン | 土地と注文住宅 |
| 当初予算 | 5000万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 土地2500万円 建物2500万円(設備含む) (※当時の金額。現在は4500~6500万円が相場) |
| 坪単価 | 83万円 (※当時の坪単価。現在は120~150万円が相場) |
| 建坪(建築面積) | 18.15坪 |
| 延坪(延床面積) | 30.25坪 |
| 間取り | 4LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 8ヶ月 |
| 工期 | 6ヶ月 |
| 関連ページ | ・千葉のハウスメーカー ・2000万円台 ・坪単価80万円台 ・10坪台 ・30坪台 ・4LDK |
| 地域 | 茨城県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 30代女性(以下Cさん) |
| 家族構成 | 夫婦・息子・娘の4人家族 |
| ハウスメーカー名 | 三井ホーム |
| 商品名 | SONOMA(ソノマ) |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 木造2×4(ツーバイフォー)工法 |
| 購入パターン | 注文住宅のみ(土地所有済) |
| 当初予算 | 3000万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 建物2700万円 外構250万円(別業者) (※当時の金額。現在は4500~6500万円が相場) |
| 坪単価 | 69万円 (※当時の坪単価。現在は120~150万円が相場) |
| 建坪(建築面積) | 20.73坪 |
| 延坪(延床面積) | 39.08坪 |
| 間取り | 4LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 6ヶ月 |
| 工期 | 6ヶ月 |
| 関連ページ | ・茨城のハウスメーカー ・2000万円台 ・坪単価60万円台 ・30坪台 ・4LDK |
| 地域 | 岐阜県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 30代女性(以下Dさん) |
| 家族構成 | 夫婦・息子2人・祖母の5人家族 |
| ハウスメーカー名 | 三井ホーム |
| 商品名 | なし |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 木造2×4(ツーバイフォー)工法 |
| 購入パターン | 注文住宅のみ(土地所有済) |
| 当初予算 | 3000万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 3500万円 (※当時の金額。現在は4500~6500万円が相場) |
| 坪単価 | 85万円 (※当時の坪単価。現在は120~150万円が相場) |
| 建坪(建築面積) | 23坪 |
| 延坪(延床面積) | 37坪 |
| 間取り | 4LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 2年 |
| 工期 | 7ヶ月 |
| 関連ページ | ・岐阜のハウスメーカー ・3000万円台 ・坪単価80万円台 ・30坪台 ・4LDK |
| 地域 | 長野県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 30代女性(以下Eさん) |
| 家族構成 | 夫婦・娘2人・息子の5人家族 |
| ハウスメーカー名 | 三井ホーム |
| 商品名 | なし |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 木造2×6(ツーバイシックス)工法 |
| 購入パターン | 注文住宅のみ(土地所有済) |
| 当初予算 | 3000万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 3200万円(太陽光400万円含) (※当時の金額。現在は4500~6500万円が相場) |
| 坪単価 | 77万円 (※当時の坪単価。現在は120~150万円が相場) |
| 建坪(建築面積) | 18.29坪 |
| 延坪(延床面積) | 36.06坪 |
| 間取り | 4LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 1年 |
| 工期 | 6ヶ月 |
| 関連ページ | ・長野のハウスメーカー ・3000万円台 ・坪単価70万円台 ・30坪台 ・4LDK |
外観・外構デザイン
外観です。いろいろ参考にしましたが、白を基調にしたモダンなテイストにしました。

東側から撮った外観です。木と白を基調としています。凹凸があるのも気に入っています。

正面外観です。デッキは、ウッドデッキとタイルデッキを組み合わせています。他にないデザインで気に入っています。

天気の良い時はデッキでバーベキューをします。タイルなら熱にも強いので安心です。

四つ窓が外観の一番の特徴です。あと、白い壁と斜めに切ったような屋根も気に入っています。

内装デザイン
こだわりのお風呂。サイズを1620にしてよかったです。

玄関です。全体的にシックな色合いを好みました。

家全体を通して、このような収納を多めに作りました。

猫も大切な家族の一員です。キャットウォークを設けました。

内装です。外観に合わせて白をベースにしていますが、若干クリーム色が入っています。

屋根裏収納です。大きな荷物はここにしまっています。

リビングです。家族みんなが集まれる場所です。大きなソファーと小さめのラグがお気に入りです。

ダイニングです。椅子は、アクタスのチェア二脚と子ども椅子二脚です。

キッチン背面です。朝に窓から差し込む光が綺麗です。飾り棚には、お気に入りのカップや、アートを置いています。

キッチンから見たリビングと和室です。和室のアクセントクラスをグレーではなく、茶系にすれば良かったと感じます。

和室です。4.5畳ですが、祖父母も集まって、8人で食事もできる大きさです。

1階洗面所です。家の雰囲気に合わせて木目の洗面所にしました。

玄関を入ると、左手にシューズクロークがあります。コートなど掛けられるし、子どもの外遊びの道具もたくさん収納できます。

階段はこだわりの可愛いアクセントが。飾り棚のように穴が空いているので、ちょっとした物を飾っています。

小さい掛け軸がかけられる床の間と、お隣はお仏壇が入るところです。その上は神棚になっています。

階段下の空間を利用した収納です。脱衣所にはパジャマを家族ごとに収納する空間もあります。

2階から上がれるロフトです。小さいながらもしっかりした階段で上がって行きます。全館空調なので、ここも快適。

キッチン横のマガジンラック。新聞や雑誌もダイニングテーブルから取れます。

玄関はできるだけ自然光が入るよう、採光できるドアを選び、窓も大きめに取りました。

お風呂の壁はアクセントカラーでブラックを取り入れました。床はダークグレーで、汚れが目立たないようにしました。

リビングに隣接した和室は、ふすまを開けると開放的な雰囲気になります。

絶対取り入れたかったシューズクロークは収納力を重視し、棚を多く取りました。

子供部屋はいずれ子ども自身に内装を決めてほしかったので、シンプルにしました。

洗面所と脱衣所を別々にして、家族の誰かが入浴中でも洗面所を使えるようにしました。

小屋裏収納の一部を夫の部屋にしました。天井が低く、隠れ家的スペースになっています。

設計図・間取り図
設計図です。3ヶ月くらい建築士さんと相談しました。

家を建てようと思ったきっかけ
私が建売ではなく注文住宅を選択した主な理由は、注文住宅のデザイン性です。
建売のデザインが悪いと言っている訳ではありませんが、建売の場合、ハウスメーカーがまとめて購入した土地に住宅を建築する場合が多いため、近隣2,3か所に同じデザインの住宅が並ぶことになります。
建売は注文住宅よりも安価に住宅が買えるというメリットはありますが、それでも何千万円もの支出になります。
これを考えると、何千万円もの支出をして周囲と似たデザインの住宅に住むよりも、それに費用の上乗せをして、デザイン面からも自分の納得のいく住宅を建てたいとの欲求が勝りました。
これが、私が注文住宅を選択した理由です。
転勤もなくなり、現在の勤務地に落ち着いたため、定住するつもりで家を建てることにしました。住宅ローンも35年で返済することになると、これ以上年齢を過ぎてからは難しいかと思ったのもきっかけです。
妻も戸建てを望んでいたのと、将来子ども達にも集中して勉強できる環境を整えたいと思い、やはり注文住宅がいいと思って、まず土地を探すことにしました。
はじめは別の場所で考えていましたが、希望に合った土地がなく、少し地域を広げて探して、現在の場所に決めました。
1人目の子どもが産まれたことが大きなきっかけです。
当時、アパート暮らしをしていましたが、夫婦の物に加え、ベビーグッズが増えたことにより、収納に困り感を感じることが増えました。
子どもが成長していくにつれ、その困り感は増すばかり…。
収納だけでなく、下の階の方への騒音問題、買ってきた物を2階まで運び入れる時の疲労問題など、精神的にも身体的にも苦痛を感じるようになりました。
そうした気持ちを楽にするために注文住宅を建てようと考えました。
住んでいた家は祖母の家で、築40年以上ということもあり、だいぶ老朽化が進んでいました。
壁も砂壁だし、隙間風が寒いし、建てつけも悪くて扉がうまく閉まらなかったりしました。脱衣場もなくて、色々問題だらけの家でした。
子どもが男の子2人だったので、毎日元気いっぱいで、家の中でも走り回ったり飛んだり跳ねたりして、襖や網戸が破れたり、壁もベコベコでした。
本当はすぐにでも家を建てたかったのですが、子どもたちの成長を少し待って、家を汚す心配がなくなってからにしました。
もともと子どもを3人欲しいと考えていました。
第1子が産まれて、成長とともにその時住んでいたアパートが狭く感じるようになり、いずれ5人家族になるのであれば戸建てを購入したいと思いました。
とはいえ、希望どおり3人子どもを授かる確証もありませんでしたので、戸建てを購入するにあたって、子供部屋を大きく取って、いずれ必要になれば2部屋に分けられるような間取りが理想でした。
建売も視野に入れていたのですが、希望の間取りがなく、やはり注文住宅で自分達の希望を叶えてくれる間取りの家を購入したいと考えました。
三井ホームを選んだ理由
私は三井ホームに依頼を行いました。三井ホーム以外では、サンヨーホームズ、ミサワホーム、住友不動産、一条工務店を検討していました。
時系列に沿って説明しますと、注文住宅建設を決意した段階で、私には住宅メーカーに関する知識が一切ありませんでした。
そのため、インターネットで住宅メーカーの評判を把握した上で住宅展示場を複数か所周り、上記住宅メーカーに絞り込みました。
ここから、各住宅メーカーとの打ち合わせを行いましたが、最終的に私と妻の頭の中にあった住宅のイメージを最も理解し、実際のデザインと間取りに落とし込んでくれたのが三井ホームでした。
言葉を変えると、私たちの理想とする生活スタイルを最も理解してくれたのが三井ホームでした。これが、私が同住宅メーカーを選択した最大の理由です。
建築条件付き土地であったため、その土地を買う=三井ホームで建てるということでした。
もちろん、土地を買うことから家を建てるまで、すべてある程度ビジョンを見せてもらったり、自分で近所や最寄り駅や学校まで歩いて、全体像を把握して納得してから決めました。
道路の幅や線路が近くを走っていて音がするかも…など、気になることはありましたが、すべての条件をクリアできる土地を探していてはキリがないと思ったので妥協はできました。
建物のデザインも、何度もこちらの希望に耳を傾け、その都度ブラッシュアップしたものを見せてくださいました。その様な作業を続けていると、最終的にはこの様な家に住みたいなとも思えるようになったので、気持ちよく契約書にサインしました。
高いデザイン性と全館空調システムに惹かれたからです。
私たち夫婦は、小さな子どもがいたため、たくさんの展示場を回ることは諦めていました。
まずは、ウェブやSNSなどで好みのデザインや家の性能について、情報収集しました。
夫婦で話し合う中で、木と白を基調とした家を作りたいというイメージと、一年中快適に過ごしたいという理想が合致しました。
そんな中、三井ホームのソノマと出会い、一目でこれだと確信。外観も性能も理想に近く、すぐにモデルハウスがある展示場まで足を運びました。
初めての展示場は、圧巻の一言でした。外観だけでなく、家具や雑貨、植物たちがセンスよく並べられていて、さすが三井ホームと感じました。
床や階段、扉の造りを見ても、雑な造りはまったくなく、こんな家に住みたいと感じました。
そしてなんと言っても、全館空調システム。
展示場へは冬に訪問しましたが、暖房でガンガン暖めました!という無理矢理な暖かさではなく、なんとも自然な心地よい暖かさに驚かされました。
そんなわけで、展示場へ行くことにより、より一層家を建てたいという思いが膨らみ、三井ホームで注文住宅を建てる運びとなりました。
とにかく色々なハウスメーカーを見に行きました。
ハウジングギャラリーなどではイベントもたくさんやっていて、子どもも喜んで毎週のように見学や相談に行っていました。一つのところでたくさんのハウスメーカーが見れて便利でした。
三井ホームはまず、デザインがオシャレで惹かれました。当然、こだわり尽くした家だと高いでしょうが、基本的にシンプルでもオシャレにしてくれるならいいと思って、建築例などをたくさん見て決めました。
家の気密性が高くて、全館空調がよく効くということもすごく魅力でした。営業・建築士・インテリアコーディネーターの3人で担当してもらえるというのも、すごくいいなと思った点です。やはり専門の人がいると安心できると思いました。
住宅展示場で片っ端からハウスメーカーを見学し、話を聞きました。
各社の強みや特長を聞きましたが、正直どのハウスメーカーにお願いしても、品質はある程度しっかりしていそうだと感じたこと、自分たちの希望を叶えてくれそうだと感じたことで、最終的には担当者の方の印象で決めようということになりました。
三井ホームは全館空調を採用しており、室内が快適だったので候補の中でも上位にあったのですが、それに加えて担当者の方の印象がよかったです。
三井ホームは坪単価が高いと言われていたので、あまり予算がないことを伝えると見くだされてしまうかなという不安がありましたが、まったくそんなことはなく、ごく初期の段階から土地の状態を調べてくれて、間取りの提案をしてくれました。
対応が他社より早く、そして担当者の方の人柄が最終的な決め手となりました。
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工事中の現場の様子
実際の工事は、三井ホームが地元の工務店に依頼して進められています。この工務店についても、三井ホームが地元の信頼できる会社を選択してくれたので安心しています。
まず、最初の1ヶ月で土台が完成し、そこから建物を建築していきました。建築開始に際して、三井ホームや地元工務店が近隣住民の方にあいさつなどを丁寧にしてくださったので、近隣トラブルはありません。
また、土地購入時点で隣接する住宅の庭から樹木がはみ出していましたが、こちらも三井ホームの方が同近隣住民の方と話し合いをされて、建築開始までには枝の伐採が完了しました。
懐かしい建設の当時の一コマ。この時は期待半分、不安半分でした↓

近かったので毎週末、現場には顔を出しました。親子ペアでお仕事されている大工さんで、作業中にも見学させてもらいました。
秋から春にかけての工事だったため、はじめは寒々しい感じがしましたが、壁ができて断熱材が入った頃から、外と違って暖かみが出てきました。
今回は書斎も設計してもらったので、個人的には建付けの書棚ができてきた頃から、なんとなくワクワクして来たのを覚えています。ここまでの道のりは本当に大変でしたが、一生に一度の買い物だったのでやりがいがありました。
ちょっとボケてしまっていますが、建設中の写真です。壁ができあがってキッチン周りを作ってもらっている所です。

当時、私たち夫婦は現場から50キロ離れた場所に住んでおり、頻繁には現場に顔を出せませんでした。
心中を察してか、時折現場監督が「今このような作業をしています」と連絡をくださったり、進ちょく状況の写真を送ってくださったりして、とても丁寧にやり取りしてくださいました。
完成するまでに3回ほどしか現場に顔を出せなかったのですが、その中で、棚の寸法を間違えていた箇所がありました。
私のミスだったにも関わらず、快く修理してくださいました。その心の広さに、大手ホームメーカーの凄みを感じさせられました。
工事中、何度も見学しに行きました。木造建築なので、大工さんが毎日トントンと建てて行く姿を見て、すごく感動しました。
大工さんたちは子どもにもとても親切で、外観ができてから見学しに行った際には、中に入って「これはこの部分だよ」とか「こっちはここにつけるんだよ」などと教えてくれて、子ども達は大いに喜んでいました。
また、思ったよりも作業が早くて驚きました。壁紙を貼ったり、照明を取り付けたり、今まで見たことない作業も、見ていておもしろかったです。
工事中、自分達は遠方に住んでいたため、頻繁に現場に行けませんでした。
後日、近所の方に聞いた話ですが、近隣に迷惑がかからないようかなり配慮してくれていたようです。着工前の挨拶はもちろん、機材が邪魔にならないようにしてくれていたとのことです。
担当者からこちらへは、進ちょく状況についての連絡が何度かあり、写真も送られてきました。
建築関係者の知人が何度か様子を見に行ってくれていましたが、「基礎の工事からとても丁寧で、他社よりしっかりしていると思う」と言っていました。
アフターケア・保証・定期点検などの感想
建築に際して、長期優良住宅の認定を受けられるようにしました。
そのため、同認定を継続するためにも、アフターケアについては数年ごとに1回、およそ20年後にある程度大きなメンテナンスが必要であると説明を受けています。
メンテナンスには一定の費用が掛かりますが、私はそれほど高いとは認識していません。これには、地震保険の掛け金が関係しています。
最近は関東地方でも地震が多いため、私は建築完了後に地震保険に加入しました。長期優良住宅を受けていると、この地震保険の毎月の掛け金が安価になります。
言葉を変えると、メンテナンス費用がある程度かかりますが、地震保険の掛け金が安くなった分を貯金しておけば、その大部分をペイできます。
最終的に総額が同じくらいになるのであれば、メンテナンス費用を掛けて、長く安心して自宅に住める方がいいと考えます。
大手のハウスメーカーなのでその点はしっかりしています。引き渡し3ヶ月で一度工事責任者の訪問があり、一通りチェックしてもらいました。
あと、壁掛け時計を下げるフックを忘れていましたが、後からお願いしても無料でやってもらえました。新築の家に素人の手で釘を打つのはとても勇気がいる作業だったので助かりました。
この様な訪問が2年先まで定期的にありますが、その後の長期保証も積立方式または一括払いでやっているので、もちろんお願いしています。
入居後しばらくして、私のミスで洗濯機の水が床に溢れてしまうという事件がありました。
動揺しながらも三井ホームのアフター対応の方へ電話をかけると、次の日には駆けつけてくださいました。
2階に洗濯機があるので、1階の天井の点検口から様子を見て、漏れがないか確認してくださいました。
幸い、大ごとにはなりませんでしたが、困った時にすぐに対応していただけて、とても安心しました。
このような迅速な対応も、大手ホームメーカーならではだと感じます。
すごく丁寧です。定期点検などは、こちらが忘れていても三井ホームからハガキや電話で予定をお知らせしてくれます。
また、お客様サービスのコールセンターがあるので、うちに取り付けられている機械や建具の調子が悪いときも、三井ホームを通じて、その業者との連絡をとってもらえます。
以前、引き戸がスーッと閉まるはずなのにバンッと閉まるようになってしまって、困って電話したことがあるのですが、その際もすぐに直しにきてくれました。もちろん修理の場合はお金がかかりますが、事前にお金が発生することも電話で詳しく教えてくれます。
引き渡し後は数ヶ月ごとに点検があり、その都度細かい箇所まで確認してくれました。
現在、築5年が経過しようとしていますが、年に1,2回担当者が挨拶に来てくれて、家の様子や困っていることがないかなどの確認をしてくれます。
今後何かあれば、三井のリフォームに引き継がれる形になるようなので、他社に依頼されることのないよう、ニーズを把握しておきたいのかなという気もしますが、気軽に相談できるのはこちらとしてもありがたいです。
全館空調に関しては、年1回定期点検があるので安心感があります。
やってよかったこと・こだわりポイント
注文住宅を建築する際に特にこだわったポイントは、生活動線を重視することです。生活動線とは、自宅で生活する人の動きを線で視覚化したもので、特に家事を行う際に重要になります。
マイホームは一度建築すると、そうそう建て直すことはありません。そのため、高齢になっても家事をしやすい生活動線になるように、特に重点的に設計の段階で担当者と話し合いました。
具体的には、お風呂、洗濯機置き場、洗濯物干し場をすべて2階の一部屋にまとめました。その結果、「洗濯→洗濯物干し→取り入れ→たたむ」をすべて一部屋で完結させられるようになりました。
1階に洗濯機を置いた場合、高齢になると洗濯物を持って2階のベランダに上がるのが大変になります。洗濯関係をすべて2階にまとめたことで、将来の生活への不安を取り除けました。
全館空調システムは入れてよかったと思います。断熱構造とマッチしているため、夏涼しく、冬は暖かく管理できます。エアコンが必要なく、常に環境が一定に保てるため、電気代も節約できました。
はじめは高いなと思いましたが、私より1年くらい前に同じハウスメーカーで家を建てた人がいたので、どうだったか尋ねたところ、その様なアドバイスをしてもらえました。初期投資と考えて入れてしまえば、長期的には十分ペイできるオプションだと思いました。
全館空調の機械です。1ヶ月に1回メンテナンスしています。↓

あと、浴室乾燥機も入れてよかったと思います。冬場や梅雨の時期はなかなか洗濯物を干すタイミングが難しかったのですが、これはいつでも干せるので大変便利です。
しかも常に回すのではなく、浴室が乾燥する2,3時間だけ動かせば、あとは勝手に乾いてくれるので、洗濯機の乾燥機よりもリーズナブルです。
大きなポイントが2つあります。
デザイン

こだわりは「木と白を基調にしたデザイン」です。外観はもちろん、内装でも、壁紙は白をベースとして、キッチンや洗面台を木目にしました。
統一感を出すことで、インテリアも映えている気がします。
キッチン背面

気に入っているところは「キッチン背面の窓と飾り棚」です。
当時見かけたインスタグラムの投稿で、同じようなデザインにしている家があり、目から鱗でした。
キッチン背面と言えば、吊り戸棚が当たり前と思っていたので、家具のように素敵なキッチンがあることに胸がときめきました。
「料理を作るための場所だって、好きな物を飾っていいんだ!」と勇気づけられ、営業さんに「こんな風にしたいです」とお願いしました。
遊びに来たお客さんには必ず褒められる、お気に入りの場所となりました。

1階にキッチン・ダイニング・リビングの大きな空間をとりました。リビングからもダイニングテーブルからもキッチンからも同じテレビを見られ、非常に一体感があります。
キッチンで料理をする母、リビングのソファで座ってくつろぐ父、同じくソファで新聞を読む祖母、ダイニングテーブルで勉強する子ども達と、大体みんなが1階に集まります。
あと、一日のそれぞれの生活の動きを想像しながら間取りを考えました。帰ってきて、冬はコートや防寒具をおくシューズクローク、買い物の荷物をおくパントリーなど、収納の場所などは特に非常に満足しています。
ダイニングテーブルの後ろにランドセル置き場を作ることで、子どもの荷物を自分で整理整頓させることにも成功しました。

取り入れてよかったのはシューズクロークとパントリーです。
シューズクロークは、靴はもちろん、ベビーカーや子どもの外遊び用のオモチャ、掃除用具など、部屋に置きたくないけれど、物置に収納もしたくないようなものを置いておくのにとても便利です。
来客が必ず見る場所が玄関なので、多少金額をかけても、玄関を綺麗な状態に保つ工夫は必要だと思います。
同じく、パントリーも我が家では必須でした。間取りを決める際、リビングにあまり収納を多く取らなかったので、パントリーにはキッチン用品や食品以外のものも多く収納しています。
子どもの学校関係の書類や薬類など、どこに収納するか迷いがちなものをまとめて置いておけます。
家族が集まる場所をすっきりさせておくと、日々の生活がスムーズにいくと感じています。
後悔ポイント・気になるところ
本当は希望したかったけれど、面積の関係で設置を断念したものがあります。それは、子どもが遊ぶことのできる小上がりです。
当初、子どもがおもちゃを出して遊べる小上がりをキッチン近くに作ることを考えていました。こうすることで、家事をしながらでも子どもの様子を見守れると考えたためです。しかし、面積の関係から断念せざるを得ませんでした。
建物自体は後悔しないように、ふんだんに設備投資しました。
しかし、その分外構に手が回らなくなってしまい、自分で敷石を買ってきて、土の上に撒くという作業が必要になってしまいました。これが結構な重労働で、土日使って5日くらいかかりました。

こうすればより良かったなと思う点は、アクセントクロスの選び方です。
我が家はリビングに茶系の家具を置いているのですが、リビングの続きにある和室はグレーのアクセントカラーを取り入れています。
家具も一通り揃って、キッチンからリビングと和室を見ると、和室のアクセントカラーも茶系の方が統一感があったのかなぁと感じます。
素敵なアクセントクロスが多いので目移りしがちですが、自分の家のベースカラーを忘れずに、ブレることなく選べば、もっとインテリアが映える家になったのではないかなと感じます。
1階にはテラスをつくったのですが、もし部屋として増築するなら1000万円かかると言われました。
壁など外壁がしっかりしている分、それを壊して新しくするという工事は、たとえ小さな空間を増やすだけだとしても、とても高額になるようです。それは始めからもう少し検討しておけばよかったかなと思っています。
あと、角っこの壁紙がどんどん黒ずんで破れてしまってます。真っ白な壁にしたので余計にショックです。フレームなどの補強がしてある場所は綺麗なままですが。補修のやり方に悩んでいます。
間取りを決める際はまったく気にならなかったのですが、住み始めてみるとバルコニーが狭かったです。書類を見ているだけでは気付きませんでした。
5人家族で洗濯物も多いので、干す場所が足りず、後から庭にウッドデッキと物干しスペースを作りました。
インナーバルコニーは室内に陽が入らず寒いと聞いたので、特に深く考えずバルコニーのみの間取りにしましたが、洗濯は毎日のことなので、もっと細かくシミュレーションしてから考えればよかったと思います。
これから家を建てようと思っている方へのアドバイス
注文住宅は建売よりもコストがかかりますが、自分が住みたい家を建築できます。
注文住宅と建売のどちらを選択するかで迷っているのであれば、私は間違いなく注文住宅をおすすめします。これは、注文住宅を選択すれば、購入者のニーズや将来設計に合致した住宅に住めると考えているためです。
現在、わが家には子どもが1人いますが、将来的にはもう1人欲しいとも考えています。このような時に、あらかじめ子供部屋を2つ作ると、もし2人目が生まれなかった時に使用用途のない部屋ができてしまいます。
私は担当者としっかり話し合いを行って、この点をある程度解決できました。我が家では、広めの部屋とそれよりも少し狭い部屋を設けました。今は子どもが1人なので、夫婦の寝室を広めの部屋にして、子供部屋を少し狭い部屋に置く予定です。
今後、子どもが生まれて子供部屋が必要になった時は、現在の夫婦の寝室の真ん中に新たに壁を設置して2つの部屋に区切り、その1つを子供部屋にして、夫婦の寝室は今の子供部屋に移動するつもりです。
建築の際にはこの希望を伝え、将来、壁の増設工事がしやすいよう、あらかじめ造作を追加してもらいました。
このように、設計自由度が高い注文住宅は、将来の生活スタイルまで合致した住宅を建築できるという強みがあります。
将来の家族像までしっかりと想像し、注文住宅の自由度を十分に活用した家を作ることが最も大切なことだと思います。例えば、細かい点ですが、ルンバを導入するため、1階にルンバの発信基地として活用できるスペースをあらかじめ設けました。
また、自宅で飼っている猫のためにキャットウォークを設けました↓


建築条件付き土地は、ハウスメーカーが決められてしまう分、やや坪単価が安くなります。また、会社の福利厚生で注文住宅の割引サービスがあり、これも利用したので建物もやや割安になりました。
私は何か割引になるサービスがないか、とにかくウェブサイトなどで探したりしました。意外と気がつかないサービスがあったりするので、徹底的に探してみて、それからハウスメーカーを選んでもいいかもしれません。
また、最初は営業マンとの探り合いから始まりますので、基本的なこと、例えば簡単な建築方法や建築関係の法律、ローンの組み方などについては勉強しておいた方がいいかもしれません。
まったく素人で何もわかっていないと思われると、先方にも熱心さが伝わらなくなるかもしれません。今後の相談にも影響があるかもしれません。
私ははじめ、担当の営業さんから「お仕事は建設業か不動産関係の方ですか?」と聞かれる位に勉強しておきました。ウェブサイトだけでも結構調べればたくさんあるので、十分情報収集はできます。

これが良い家!という概念は、人の数ほどあり、逆に言えば、ある人にとっては良い家でも、ある人にとっては良い家ではないこともあります。
つまり、住む人の生活習慣や生活環境、趣味、思考など、様々なものが関わって良い家は完成します。
ですので、なんとなく展示場へ行って、営業さんや設計士さんが勝手に良い家を作ってくれる訳ではありません。
打ち合わせをする時には、前もって夫婦の意見を話し合っていくことが大事です。
- ここだけは譲れないという強い思いを持つ
- 迷っている部分は、素直に周りの人の意見を聞いてじっくり考える
- 自分の所有物に対して、どのくらいの収納量が必要なのかを書き出す
- 好みの家具の画像を集めて、ノートに貼ってコーディネートしてみる
- 納得がいく間取りになるように、間取り図を切って移動させてみる
など、営業さんや設計士さんよりも、まずは自分が良い家を考えるリーダーになることをおすすめします。
そうやって、自分を見つめて打ち合わせをした家は、どんなハウスメーカーで建てても良い家になり、打ち合わせの日々が良い思い出になると思います。

色々なところを見学に行くといいと思います。モデルルームはだいぶ大きめに建てられているので、実際に建てた家の見学会などに参加するのも、とても参考になりました。
私と夫は時間もかけて、かなり慎重にハウスメーカーを選びましたし、選んでからも打ち合わせをこれでもかってくらい何度もやりました。
担当の方に「こんなに打ち合わせした人は初めてですよ」と言われたほどです。でも、ものすごく大きな買い物ですし、失敗はしたくないので、何度だって時間の許す限りやったほうがいいと思います。
あと、やっぱり素人ではわからないことがたくさんあるので、建築士さんはちゃんと実績のある、自分の感性と合う人を選んだ方がいいと思います。
私たちも「ああしたい」「こうしたい」と要望はたくさんありましたが、実際にそれを間取りに描き起こしてくれたのは建築家さんです。私たちでは全然収まりませんでした。
すばらしい建築士さん・インテリアコーディネーターさんと出会えたからこそ、いい家が建てられたのだと思ってます。
【ハウスメーカーの選び方】
友人の新築の家にお邪魔する機会が何度かあり、色々なハウスメーカーの戸建てを見させていただきましたが、どのハウスメーカーのお宅もとてもすてきでした。
ある程度の実績のあるハウスメーカーであれば、どこでお願いしてもそれなりに満足できる家ができると思います。
どうしても譲れないこだわりがある場合には、そこに強みのある会社にお願いするのがいいかと思いますが、最終的には担当者との相性が大切だと感じました。
家を建てるのは、人生でそう何度もあることではないと思います。分からないことだらけの素人の希望をくみ取り、提案してくれる担当者がいれば心強いと思います。
【インテリアについて】
パソコンデスクや備え付けの棚は、最初の段階ではあまり必要ないと思います。子どもの年齢や生活スタイルによって必要なインテリアは変化してくるはずです。
備え付けの家具が多いと、後から変更できないので、住んでみてから必要なものを購入していくのがおすすめです。
細かくサイズを展開している家具メーカーがたくさんあるので、インテリアに迷ったらそちらも視野に入れて考えるのもいいと思います。
【結論】評判から見る三井ホームがおすすめな人
家づくりインタビュー&口コミを総合すると、三井ホームは
モダンなデザインから輸入住宅風のデザインまで、様々な外観内装に対応できるデザイン性の高さが強みで、フルオーダーメイドの注文住宅も得意なハウスメーカー
であることがわかります。そして、三井ホームに向いている人の特徴をまとめると次のようになります。
- 木造の家を建てたい人
- 西洋風の家を建てたい人
- 全館空調を採用したい人
- 外観も内装もデザインにこだわりたい人
- フルオーダーメイド(完全注文住宅)の家を建てたい人
この5点のいずれかに当てはまる方は、三井ホームで家を建てることが向いていますので、ぜひハウスメーカー選びの候補に入れてみてください。
三井ホームが気になったら
自分の希望や要望を取り入れた、三井ホームの間取りプランをつくってもらえるサービスを使ってみましょう。
毎月5,000人以上が利用している大人気の家づくりサービスで、あなただけのオリジナル間取りプランをつくってもらえます。
無料でかんたんに使えるので、まだ検討段階でも気軽に頼めると評判です。間取りをもらっても、契約しなければいけないなどの縛りは一切ありませんので、安心して使ってみてください。
(1ページ目 2ページ目:4人の体験談)
まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!
家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。
まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」です。これには次のようなメリットがあります。
- 各社の特徴をつかめる
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ただ、1社ずつ間取り&見積もりをお願いしようとすると、手間も時間もかかって、かなり面倒…。
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次のいずれかに当てはまるなら、タウンライフ家づくりを必ず使っておきましょう。
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