パナソニックホームズは3階建て以上の高層住宅が特に人気のハウスメーカーです。他のハウスメーカーでは見られない「地震あんしん保証」や、メンテナンスフリーの高性能外壁キラテックタイルなども人気の一因となっています。
そんなパナソニックホームズの特徴と、実際にパナソニックホームズで家を建てた12人の体験談です。数年住んでみて感じていることや住み心地、やってよかったことや後悔ポイントなどをインタビューしました。
(当ページ:特徴+5人の体験談 2ページ目:5人の体験談 3ページ目:3階建ての体験談)
パナソニックホームズの特徴
よく言われる評判や口コミをもとに、パナソニックホームズの注文住宅の特徴をまとめました。
金額・坪単価が高い
パナソニックホームズは鉄骨造を採用した高級路線のハウスメーカーで、建築費用も坪単価も高めです。
パナソニックホームズの注文住宅は4000~6000万円が相場の目安です。坪単価は110~140万円が相場です。以前は3000万円台の注文住宅も珍しくありませんでしたが、現在では4000万円以上がほとんどです。
ちなみに、住宅産業新聞社が2025年6月に発表した、2024年度のパナソニックホームズの見積もり平均金額は4841万円、平均坪単価は120.5万円となっています。
建築可能エリアが広い
工場で柱や梁などの部材を生産し、現場でそれらを組み立てていくという工法のパナソニックホームズですので、東北から沖縄まで、様々なエリアで家づくりが可能となっています。
| 北海道・東北 | |
|---|---|
| 宮城県 | 福島県 |
| 関東 | |
| 茨城県 | 栃木県 |
| 群馬県 | 埼玉県 |
| 千葉県 | 東京都 |
| 神奈川県 | |
| 中部 | |
| 新潟県 | 富山県 |
| 石川県 | 福井県 |
| 山梨県 | 長野県 |
| 岐阜県 | 静岡県 |
| 愛知県 | |
| 近畿 | |
| 三重県 | 滋賀県 |
| 京都府 | 大阪府 |
| 兵庫県 | 奈良県 |
| 和歌山県 | |
| 中国・四国 | |
| 島根県 | 岡山県 |
| 広島県 | 山口県 |
| 徳島県 | 香川県 |
| 愛媛県 | |
| 九州 | |
| 福岡県 | 佐賀県 |
| 長崎県 | 熊本県 |
| 大分県 | 鹿児島県 |
| 沖縄県 | |
耐震性が高い

パナソニックホームズでは、以下の3つの構法で家づくりを行っていますが、いずれも標準で耐震等級3(最高等級)に対応しています。
- 主に2階建ての家に採用される制震鉄骨軸組構造(HS構法)
- 3階建て以上に採用される重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)
- HS構法よりもコストパフォーマンスに優れる大型パネル構造(F構法)
制震鉄骨軸組構造(HS構法)は、高層ビルの建築の際に採用される制震技術を住宅用に再開発して誕生した構造で、「座屈拘束+低降伏点鋼」を使用した「アタックダンパー」がポイントとなっています。
一般的なブレース材だと繰り返し振動を加えるとエネルギー吸収量が70%も低下してしまいますが、アタックダンパーはその低下がなく、繰り返す地震にも強いのが特徴です。
なお、通常このような構造は間取りの制約が多くなりがちですが、パナソニックホームズの場合は15cm刻みで高さや幅を調整可能で、自由な設計や将来の間取り変更がしやすくなっています。
重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)は、高層ビルにも採用されている純ラーメン構造をパナソニックホームズが独自に進化させて開発した構造で、3階建てから9階建てまで対応可能です。
高力ボルト接合によって高い耐震性と精度を実現し、さらに外壁はカーテンウォール工法を採用することで、地震による横からの力やねじれの力に対応しています。
大型パネル構造(F構法)は、外壁・床・屋根などのパネルを一体化させたモノコック構造で、地震や台風などの外からの力を点ではなく、面全体で受け止めるという特徴があります。
水平荷重にも引抜力にも圧縮力にも強いパワテックパネルや、超高層ビルの座屈拘束技術を活用したアタックフレームなどが採用されていて、耐震性が高くなっています。
ちなみに、パナソニックホームズでは、他の大手ハウスメーカーでも見られない地震あんしん保証(地震による建て替えや補修を保証)という制度があり、耐震技術への絶対的な自信を感じられます。
断熱性は高め

パナソニックホームズはUA値を公表していませんが、公式ホームページに「断熱等性能等級6に対応」と記載されているほか、ZEH基準も満たしているため、UA値0.46になります。
パナソニックホームズでは家全体を高性能断熱材でぐるっと包みこむ「外張り断熱」を採用していて、例えばHS構法では次のように複数の断熱材を組み合わせて使用しています。
- 屋根:ロックウール(210mm)
- 壁:ロックウール(105mm)
- 基礎:ポリスチレンフォーム(90mm)
なお、オプションで壁の部分は「ハイグレード仕様ロックウール160mm」に変更も可能です。
パナソニックホームズの断熱で特徴的なのが、地熱を活用している点です。
どんなに高断熱の家でも換気は必須ですが、地熱のおかげで外気よりも温度が安定しているベース空間の空気を取り込むことで、夏は暑くなりにくく、冬は寒くなりにくい家を実現しています。
また、断熱性能に対して影響の大きな窓とサッシについては、パナソニックホームズではLow-eガラス+複合サッシが標準採用されています。
気密性はまずまず

パナソニックホームズではC値を公表していませんが、オーナー様のブログや家語のインタビューなどから2.0~3.0と推定されます。
構造上、木造よりも鉄骨造はC値が上がりやすく(C値は小さいほど良い)、どうしても木造の高気密高断熱住宅と比べると数値は劣ってしまいますが、それでも普段の生活では十分な数値です。
耐火性が高い

パナソニックホームズでは「もらわない、ひろげない」をキーワードに、耐火性にも優れた家づくりを行っています。
まずは「もらわない」工夫は以下の通りです。
- NTC外装材で延焼を防ぐ外壁
- 不燃材料で屋根からの延焼を防ぐ屋根葺材
- 不燃材料を採用した軒天井材
- 火災に強い個別防火認定サッシ
- 炎に強いスチール製雨戸や個別防火認定雨戸などのシャッター雨戸
続いて「ひろげない」工夫は以下の通りです。
- 石膏ボードで火災に強い構造になっている間仕切
- 石膏ボードで延焼しにくい構造になっている室内天井
また、パナソニックホームズでは、実物大の防耐火試験(載荷加熱試験)を行い、その耐火性の高さも実証されています。
外壁を840℃まで加熱しても、室内側の表面温度は50℃までしか上がらないなど、万が一の際の対策もばっちりです。
防音・遮音性が高い

パナソニックホームズでは、外からの騒音を防音・遮音するのはもちろんのこと、家の中での生活音対策もしっかりと考えられています。
まず、外からの騒音については「外壁」と「窓」で防音性遮音性を高めています。
- 外壁(HS構法):外壁遮音性能Dr-50(日中の市街地の音70dBが、人のささやき声20dB程度に抑えられる)
- 外壁(F構法):外壁遮音性能Dr-40(日中の市街地の音70dBが、深夜の市街地の音30dB程度に抑えられる)
- 遮音サッシ:外部の騒音を約25dB低減
- 二重サッシ:住宅型式性能認定によるT-2等級を取得
次に、家の中の生活音対策は「床」と「間仕切り」で行っています。なお、Dr値は数値が大きいほど、Lr値は数値が小さいほど、遮音性能が優れています。
- ALC床(HS構法):空気音遮断性能Dr-45+床衝撃音遮断性能Lr-65
- 床遮音複合システムQON-50(HS構法):ALC床に制振シートやダイナミックダンパーなどを追加。空気音遮断性能Dr-55+軽量床衝撃音遮断性能LrL-50+重量床衝撃音遮断性能LrH-60
- 遮音床(F構法):空気音遮断性能Dr-45+軽量床衝撃音遮断性能LrL-60+重量床衝撃音遮断性能LrH-65
- 高遮音床仕様(F構法):遮音床にダイナミックダンパーを追加。重量床衝撃音遮断性能LrH-60
- 遮音間仕切:隣室からの音を約35dB低減
このように、パナソニックホームズでは、外からの騒音にも、家の中からの音にもしっかりと対策を行い、防音性も遮音性も高い家を建てられます。
高性能な光触媒タイル外壁

パナソニックホームズの大きな特徴の1つが「キラテックタイル」です。パナソニックホームズオリジナルの光触媒タイル外壁で、この外壁にしたくてパナソニックホームズを選ぶという方もいるほどです。
キラテックタイルには以下のように8つの柄が用意されていて、それぞれの柄にカラーバリエーションがあるので、気にいったタイルを選べます。
- 異なる形状を組み合わせた新デザイン「KDスタック」(3色)
- つや消し仕上げで高級感あふれる「S・WNブリック」(5色)
- つや消し仕上げ+凹凸を感じられる「S・HNブリック」(5色)
- 外観デザインのアクセントにも使われる「LBボーダー」(8色)
- 煉瓦のようなナチュラルな雰囲気の「HGブリック」(6色)
- 深い陰影が人気の「LSスクエア」(4色)
- グッドデザイン賞受賞の「EXスクエア」(5色)
- タイル表面にライン柄のデザインを施した「スタイリッシュ」(4色)
なお、もちろんキラテックタイルの魅力はデザインだけではありません。
光媒体がタイル表面に焼き付けられているため、ホコリや排気ガスなどの汚れを雨で洗い流すセルフクリーニング効果もあります。
セルフクリーニング効果のおかげで汚れにくく、さらに耐久性も高いため、外壁塗装などのメンテナンス費用を低減できるのも魅力です。
さらに、大気中の有害物質NOx(窒素酸化物)を分解・浄化するという効果まであり、まさにパナソニックホームズの技術力が詰まったタイルとなっています。
おしゃれなデザイン

パナソニックホームズは、キラテックタイルの柄や色を活かした外観デザインが特徴です。
様々な商品ラインナップが用意されていますが、どれも幾何学的であったり、近未来感を感じさせるものであったりと、まさに「おしゃれな家」や「かっこいい家」ばかりです。
カサート
パナソニックホームズの主力商品です。15cm単位での設計が可能で、限られた空間でも最大限に有効活用できる点が魅力となっています。


ビューノ(3~9階建て)
パナソニックホームズの主力商品です。9階建てまで対応できるため、自宅としてのみならず、賃貸併用住宅や店舗併用住宅など、様々な用途として建てられています。


リビングボックス
コストパフォーマンスに優れる商品モデルです。家の中にほとんど間仕切りがないのが特徴で、まるで家全体がリビングのような設計となっています。

保証・アフターサービスが充実している

パナソニックホームズの注文住宅には「35年あんしん初期保証」と呼ばれる非常に充実した保証がついています。主な保証内容は以下の通りです。
- 構造躯体:35年初期保証+5年延長保証+10年延長保証+10年延長保証
- 防水:30年初期保証+10年延長保証+10年延長保証
延長保証部分は、パナソニックホームズが定める有料メンテナンス工事を受けることで期間を延ばせます。
なお、「35年あんしん初期保証」の対象となるのはタイル外壁や陶器瓦仕様の住宅で、これら以外の場合は20年あんしん初期保証(構造躯体20年初期保証・防水15年初期保証)となります。
ただ、「20年あんしん初期保証」の場合でも、延長保証を続けることで、35年あんしん初期保証と同様に、最長60年まで保証してもらえます。
定期点検は「3ヶ月・1年・2年・10年・15年・20年・25年・30年・35年・40年・45年・50年・55年・60年」と用意されています。
35年あんしん初期保証の場合は40年目点検から、20年あんしん初期保証の場合は25年目点検から、それぞれ有料点検になります。
また、パナソニックホームズには他のハウスメーカーにはない「地震あんしん保証」という保証もついてきます。
引き渡し日から10年間、計測震度6.8以下の地震による被害を保証(全壊時は建て替え、そのほかは補修)するという内容です。
地震保険と違って、保険料などの別途支払いが必要ないという点も魅力的です。
その他、パナソニックホームズオーナー専用の24時間365日電話窓口や、オーナー専用ウェブサイト「パナソニック ホームズ あんしん倶楽部」も用意されていて、入居後の暮らしのサポートも充実しています。
基本情報
| 地域 | 埼玉県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 20代女性(以下Aさん) |
| 家族構成 | 夫婦・娘の3人家族 |
| ハウスメーカー名 | パナソニックホームズ |
| 商品名 | カサート |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 軽量鉄骨造 |
| 購入パターン | 注文住宅のみ(土地所有済) |
| 当初予算 | 5000万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 4800万円 (※当時の金額。現在はより高額) |
| 坪単価 | 100万円 (※当時の坪単価。現在は110~140万円が相場) |
| 建坪(建築面積) | 25坪 |
| 延坪(延床面積) | 48坪 |
| 間取り | 4LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 3ヶ月 |
| 工期 | 5ヶ月 |
| 関連ページ | ・埼玉のハウスメーカー ・鉄骨住宅メーカー ・4000万円台 ・坪単価100万円以上 ・20坪台 ・40坪台 ・4LDK |
| 地域 | 栃木県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 20代男性(以下Bさん) |
| 家族構成 | 夫婦の2人家族 |
| ハウスメーカー名 | パナソニックホームズ |
| 商品名 | カサートC |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 軽量鉄骨造 |
| 購入パターン | 土地と注文住宅 |
| 当初予算 | 3300万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 土地600万円 建物2900万円(太陽光発電込み) (※当時の金額。現在はより高額) |
| 坪単価 | 91万円 (※当時の坪単価。現在は110~140万円が相場) |
| 建坪(建築面積) | 17坪 |
| 延坪(延床面積) | 32坪 |
| 間取り | 4LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 4ヶ月 |
| 工期 | 6ヶ月 |
| 関連ページ | ・栃木のハウスメーカー ・鉄骨住宅メーカー ・2000万円台 ・坪単価90万円台 ・10坪台 ・30坪台 ・4LDK |
| 地域 | 宮城県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 60代男性(以下Cさん) |
| 家族構成 | 夫婦の2人家族(建築時は息子同居) |
| ハウスメーカー名 | パナソニックホームズ |
| 商品名 | なし |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 軽量鉄骨造 |
| 購入パターン | 注文住宅のみ(土地所有済) |
| 当初予算 | 2500万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 2920万円 (※当時の金額。現在はより高額) |
| 坪単価 | 61万円 (※当時の坪単価。現在は110~140万円が相場) |
| 建坪(建築面積) | 29.58坪 |
| 延坪(延床面積) | 48.21坪 |
| 間取り | 5LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 6ヶ月 |
| 工期 | 4ヶ月 |
| 関連ページ | ・宮城のハウスメーカー ・鉄骨住宅メーカー ・2000万円台 ・坪単価60万円台 ・30坪台 ・40坪台 ・5LDK |
| 地域 | 京都府 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 40代男性(以下Dさん) |
| 家族構成 | 夫婦・息子・娘の4人家族 |
| ハウスメーカー名 | パナソニックホームズ |
| 商品名 | なし |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 軽量鉄骨造 |
| 購入パターン | 土地と注文住宅 |
| 当初予算 | 4400万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 土地2000万円 建物2050万円 外構・造園400万円 (※当時の金額。現在はより高額) |
| 坪単価 | 56万円 (※当時の坪単価。現在は110~140万円が相場) |
| 建坪(建築面積) | 20.05坪 |
| 延坪(延床面積) | 36.70坪 |
| 間取り | 5LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 6ヶ月 |
| 工期 | 3ヶ月 |
| 関連ページ | ・京都のハウスメーカー ・鉄骨住宅メーカー ・2000万円台 ・坪単価50万円台 ・20坪台 ・30坪台 ・5LDK |
| 地域 | 兵庫県 |
|---|---|
| 年齢と性別 | 40代女性(以下Eさん) |
| 家族構成 | 夫婦・息子の3人家族 |
| ハウスメーカー名 | パナソニックホームズ |
| 商品名 | カサート |
| 住宅タイプ | 2階建て |
| 構造・工法 | 軽量鉄骨造 |
| 購入パターン | 土地と注文住宅 |
| 当初予算 | 8000万円 |
| 実際にかかった費用総額 | 土地3600万 建物4600万 (※当時の金額。現在はより高額) |
| 坪単価 | 101万円 (※当時の坪単価。現在は110~140万円が相場) |
| 建坪(建築面積) | 27.23坪 |
| 延坪(延床面積) | 45.38坪 |
| 間取り | 5LDK |
| 検討開始から契約までの期間 | 2ヶ月 |
| 工期 | 3.5ヶ月 |
| 関連ページ | ・兵庫のハウスメーカー ・鉄骨住宅メーカー ・4000万円台 ・坪単価100万円以上 ・20坪台 ・40坪台 ・5LDK |
外観・外構デザイン
Cさん:以前の建物は屋根や外壁のメンテナンスに費用がかかったので、年齢などのこともあり、メンテナンスがあまりかからないように、屋根は瓦、外壁はキラテックというタイルにしました。

将来、車椅子などが必要になった時にはスロープを付けます。車椅子でも自分で玄関を開けやすいように引き戸にしました。

Dさん:左45度からみた家の外観です。手前部分が部分平屋構成です。玄関上のバルコニーで凹凸を出すことで「見栄えをよく」を狙っています。

右10度からみた家の外観です。シンボルツリーとして玄関付近にシマトネリコ、全体的にバラでドレスアップしています。

Eさん:外観と外構です。

木造に比べて外壁の選択肢がかなり限られていたのですが、爽やかでシンプルなものを選択しました。

サンルーム(アウトドアリビング)です。網戸も付けれますし、換気用小窓も付いていて、使い勝手がいいです。

反対側から見た様子です。

内装デザイン
Aさん:ダウンフロアと吹き抜けで開放感のあるリビングです。

憧れのアイランドキッチンです。油はねを意識してガラスを高く立ち上げました。

子供部屋は床材と壁の色を明るくし、雰囲気を変えました。

ホテルライクを意識したバスルームです。浴室は通常の物より広めにしました。

テイストをガラッと変えて遊び心のあるトイレにしました。

Bさん:リビングの煉瓦風の壁紙です。全面見えるようにしたかったのですが、テレビの位置の関係で少し隠れて残念。

配色がお気に入りの和紙が編み込まれた畳の和室。子どもが生まれた時に安全に遊ばせられるように設置しました。

お風呂場の扉です。角にほこりが詰まって扉が閉まらなかったところをアフターサービスできれいにしてもらいました。

床下給気ユニットタワーです。床下から快適な温度を室内に送ってくれるので、夏場ももわっとせず快適です。

リビング風景です。家具の位置をしっかり図って購入したので、ぴったりサイズです。

コンセントの一か所です。ちょっとの差ですが、位置にこだわって追加発注しました。

唯一後悔した門柱です。ブロックも汚れるのでおしゃれなものにすればよかったと後悔しています。

Cさん:玄関ホールは将来車椅子でも動きやすいような広さを確保。部屋に続く中仕切りの開閉は広めの引き戸にしました。生活の中心が1階なので、この引き戸を閉めることにより暖気が2階に上がらず、暖房効率が上がります。

トイレの中でも車椅子で回転できる広さにしました。小便器と大便器を別々に設置したことで使いやすくなりました。

出窓は建物の外観に変化がつけられます。また、部屋の中からは部屋の広がりと演出できるほか、観葉植物なども飾れます。

和室の中にはタンスなど露出させず、襖を開くとその中にクローゼット、また以前使っていた和タンスを置けるようにしました。

1.25坪のユニットバスです。転倒防止のため、手すりを3か所につけました。3枚引き戸にし、介助が必要になった時に介助しやすい広さにしました。

階段には手すりと踊り場をつけ、介助しやすいように幅を広めにとりました。

冬の夜中に起きてトイレに行くとき、また朝起きた時に寒くないように、エアコンのみではなく、深夜電力で蓄熱暖房を入れておくと、一日中温度差が少なく快適に過ごせます。

Dさん:リビングルームの壁にワンポイントとして、吸湿性に優れる珪藻土パネルを設置してもらいました。

玄関先にニッチを設置してもらいました。ダウンライトで照らすと、なかなかいい雰囲気を醸し出せます。

2階に設置していただいた書斎です。鍵付きのドア完備です。パソコンを置いて、仕事・趣味に邁進できます。

1階と2階をつなぐ階段です。まっすぐに昇降するタイプよりも折り曲がったタイプの方が好みですので、これを採用しました。

キッチンのカップボードです。パナソニックホームズということで、パナソニックのカップボードを採用しました。なかなかの収容能力です。

Eさん:大きな窓が特徴的なアウトドアリビングです。

2階からアウトドアリビングを見るとこんな感じになります。

キッチンです。

ダイニングとキッチンの天井は木目にしました。メリハリが出るのでアクセントをつけるのに最適でした。

寝室です。リゾート感を出したく、天井の壁紙に織り目のしっかりとついたオリエンタルな壁紙を採用しました。

脱衣室です。寝室と隣接しているので、就寝前や起床後にここでヨガをしています。

多目的スペースです。置き畳にする事で、万が一汚れても簡単に取り替えられます。

脱衣室に設置された洗面所です。朝の身支度や家事動線を考え、ランドリールーム・ウォークインクローゼットとも隣接しています。

バスルームです。天井のライトがラインになっています。調光機能が付いているものです。

パナソニックのアラウーノです。流すたびにもこもこの泡が自動で出てくるので、「洗浄されてる~!」という感じでお気に入りです。笑

設計図・間取り図
Dさん:1階の間取り図です。玄関先にニッチを設置。ピアノを置く部屋は防音ドア・二重サッシを採用しました。

2階の間取り図です。子供部屋は、必要あれば後で間仕切りする方向で、1部屋としています。また、3畳強の書斎を設置しました。

家を建てようと思ったきっかけ
Aさん:夫の仕事柄、転勤がなく、いずれ子どもが生まれることを想定して、広い一軒家に住もうと思っていました。
夫の実家は一軒家であり、幼少期そこで過ごしていた夫にとって、結婚したら家を建てるというのが1つの流れだったようです。家に対してのこだわりも強かったため、マンションや建売などは考えておらず、注文住宅の一択でした。
増税の話も上がっていましたので、増税される前に家を購入した方がお得であること、早くからローンを返済した方が後々いいことを考えて、購入に踏み切りました。
Bさん:私が家を建てようと思ったきっかけは、彼女との結婚・同棲のための家を探していたことでした。
最初はアパートを探していたのですが、近くに駅とスーパーがあって、子どももすぐに欲しいから子どもも住める部屋があって…と条件を考えて探していたのですが、なかなか条件に合うアパートがなく、家賃も6万円台くらいからしかないことに気付きました。
そんな時、妻の母親から「建売の家を見てみてはどうか」と提案がありました。
戸建てを持つことは将来の夢ではありましたが、ローンでいっぱいいっぱいになってしまうイメージで、あまり乗り気ではありませんでした。
ただ、一応確認してみると、月に返済するローンの金額が、探していたアパートの家賃とあまり変わらないことに気付きました。
建売でもいいのかなと思い、何件か住宅を見て回ったところ、アパートのように近隣の迷惑を考えなくていいところがいいと感じ、戸建てを買う事にしました。
そして、ここまで来ると欲が出てきて、細かな部分が気にいらないと感じるようになったので、どうせなら注文住宅にしようと思い、家を建てました。
Cさん:戸建てに30年間住んできましたが、子どもたちの結婚などで夫婦2人の生活がメインとなり、広い縁側や中廊下、北側のキッチンやトイレなどの見直しをすると、リフォームでも結構な金額となることがわかりました。
これまでも屋根や外壁の塗装などに費用がかかっていたことから、思い切って建て替えることにしました。
老後の生活のための間取りの工夫や、将来子どもたちと同居することを念頭に入れて、自分たちが生活しやすいような間取りや仕様にするためには、注文住宅しかないと考えました。
Dさん:住宅購入の検討を始めたきっかけは、妻の父親がパナソニックホームズに勤めており、おすすめの土地があるという話を受けたことと、住宅ローン減税制度の存在を知ったことです。
家の購入検討を開始した当初は、注文住宅以外に建売住宅も視野には入れておりました。
ただ、妻から「自宅で子どもたちにピアノを教えたい」という要望があり、グランドピアノを部屋に設置するために、部屋には防音設備の導入も検討する必要があったため、注文住宅をメインに検討することにしました。
Eさん:以前からいいなと思っていた場所にて、魅力的な区画が販売されたことがきっかけです。
当時住んでいた家も注文住宅で、こだわって作った家でしたので、不便に思うことや不満などは特にはありませんでした。
しかし、眺望があまりにも魅力的な地域でした!
建てる場所によって眺める景色も変わってきますし、自分の好みのテイストもその歳その歳によって変わってくるので、「今の自分にドンピシャな家を建てたい!」と思い、建てることを決めました。
パナソニックホームズを選んだ理由
Aさん:夫の知り合いにパナソニックホームズで建てた方がおり、住みやすいと言っていたことから、パナソニックホームズが気になり、展示場で見ることにしました。
実際に展示場で様々なメーカーと比べた際に、パナソニックホームズは地震対策にとても力を入れていることがわかりました。
特に、展示場での説明において、パナソニックホームズでは今までの地震で全壊はなく、今後の地震に備えてさらに研究をしていると話していました。いずれまた起こる地震に対しても強い家というのはとても魅力的に感じました。
また、長期優良住宅であるため、減税が受けられること、アフターサポートがしっかりしており、家電も一緒に取り付けられ、家にぴったりなサイズで設置できることなどもとても魅力的でした。
Bさん:パナソニックホームズは、家を購入するにあたって住宅展示場を数件見て回り、立ち寄った中の1つでした。
数社の住宅展示場を見て回りましたが、だいたいのハウスメーカーは自社の家の作りやアピールポイントを説明してくれました。
しかし、パナソニックホームズは、まず一般的な家の決め方から説明を始めてくれました。
私たちが若かったこともあり、ローンの金額を不安に思っていることを察してくれてか、補助金や支払う金額の話を説明した上で、自社のアピールポイントの話をしてくれたので、他社より内容がしっかり入ってきました。
また、他のメーカーでは「とても強度の高い素材」とか「汚れが目立ちにくいタイル」のように説明してもらいましたが、実際どの程度すごいのか分かりませんでした。
しかし、パナソニックホームズでは「実験の結果から強度が高い」といったように、具体的に説明してもらえました。
これらの事を踏まえて、パナソニックホームズで家を建てることを決めました。
Cさん:以前の30年住んでいた住宅は「ナショナル住宅」にお願いしました。社名は変わりましたが、建て替えた家は以前と同じハウスメーカーです。
最初に建てた時、いろいろなハウスメーカーが建てる総合住宅展示場に行き、数多くのハウスメーカーを比較して、ナショナル住宅に決めました。
大きな決め手は3つありました。
1つ目は新しい総合展示場であったため、一斉に工事がスタートし、基礎工事のところから見学できたのですが、その時、基礎に入っていた鉄筋の太さです。他のハウスメーカーより太かったのです。
2つ目は構造体となる柱や梁が軽量鉄骨で、他と違う安心感があったことです。3つ目は設備商品などがナショナルでほとんど揃ったことです。メンテナンスがいいと考えました。
そして、30年住んでみた結果、建築に対する不満はほとんどなく、信頼があったことから、同じハウスメーカーを選ぶことにしました。
Dさん:身内がパナソニックホームズに勤めていたことから、身内斡旋による住宅価格の割引の恩恵を受けられたからです。
また、設計面においても、設計部門の知り合いの方を紹介していただき、当方からの様々な要望に対して、融通が利く感触を得られたことも、ハウスメーカーを決定する重要な要素となりました。
これに加え、「パナソニックホームズの家は耐震性が優れている」という安全面もハウスメーカー決定の後押しになりました。
もちろん、比較検討を行うために、他のハウスメーカーのモデルハウスも見せていただきました。
パナソニックホームズ以外では積水ハウスが家全体のスペックも優れていて魅力的でしたが、価格がパナソニックホームズよりも高価であったため、検討候補からは外さざるを得ませんでした。
Eさん:まずは第一に建築条件付きの土地だったからです。
とは言っても、もし「パナソニックホームズで建てるのはちょっと不安だな」とか「好みのテイストとは違う感じになるかもしれない」など、そんな風に思っていたら、そもそも検討もしなかったと思います。
ハウスメーカーによって工法も外観も大きく変わってくることは承知の上で、パナソニックホームズで一度建ててみたいと以前から思っていました。
また、営業の方がたまたま学生時代の同級生だったのです。そんなご縁もあり、私にとって様々な好条件が重なって、迷うことなく決めました。
他には、当時住んでいた戸建ては木造だったのですが、次に家を建てる時の絶対条件にしていた事の中に「鉄骨 or 鉄筋コンクリートの家にする」という希望がありました。
近年、未曾有の災害が頻繁に全国各地で起き、いつ自分の身に降りかかるかも分からない状況なので、家族の命を守るにはこれは外せない条件となりました。
そんな中、この物件の建築条件の中に「鉄骨造であること」また「災害に強い街づくり」が含まれていたことも、決断するに至った大きな理由でした。
まだどこのハウスメーカー・工務店にするか決まっていないなら、人気の家づくりサービス「タウンライフ家づくり」も必ず使っておきましょう!
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工事中の現場の様子
Aさん:工事現場はいつ伺っても整理整頓されていました。主にベテランの大工の方が1人で作業されていました。
どのタイミングで見学に行っても嫌な顔一つせず、一つ一つ丁寧に工事の進ちょく状況を教えてくださり、安心して工事をお任せできました。
また、完成前にパナソニックホームズの監督と大工と夫婦で最終点検する時には、細かいところまで見てもらえ、住宅が完成した時には不備は一つもない状態でした。
ご近所の方から、工事現場について「静かでうるさくなかった」と聞いています。
Bさん:家から工事現場までの場所が遠かったので、毎日のように通うことはできなかったのですが、作業をしていなくても確認だけしたいと思い、出勤前の早朝や仕事終わりに現場確認にたまに行くと、いつも職人さんが作業されていました。
私たちが見学に行くと、職人さんはいつも挨拶してから作業状況を丁寧に教えてくれてました。
打ち合わせ時のイメージと少し違っていた箇所について、そのことを相談すると、その場で対応方法を考えて修正してくれたりと、臨機応変に丁寧に対応してもらえました。
Cさん:解体前に近隣にしっかり挨拶されて、養生シートをしっかりかけて解体をスタートし、解体の際には埃が飛ばないように散水していました。
工事中は、営業だけでなく、工事責任者からの進ちょく状況の報告があり、現場に行けば棟梁が現在の工事状況や次の予定など説明をしてくれました。
また、資材の搬入の時には、車や歩行者の誘導をしっかり行っていました。住宅に関心がある人がやってきても丁寧に応対していたようです。
現場にはいろいろな職種の工事の人たちがいましたが、連携して支障なく進んでいたようでした。
Dさん:工事期間としては、基礎工事に約1ヶ月、棟上げはなんと1日、内装・外装で約2ヶ月でした。毎週末、どのような様子かを見に行きました。
たいていは工事の方もお休みされていたので、工事の邪魔をすることなく様子を伺えました。
棟上げの日は、会社からお休みをいただき、工事現場を見学しました。
トラックに積まれた外壁パネルを、一つずつクレーンで運んでは組み上げていく、これの繰り返しで、まるで模型を組み立てているような感じで家ができ上がっていくのを見られました。
外壁パネルをクレーン車で移動させるシーンはなかなかの迫力がありました。パナソニックホームズで家を建てる方は、ぜひ棟上げに立ち会うことをおすすめします。
Eさん:木造は少しづーつ骨組みが完成していくので、外観が仕上がるまでかなり長い時間を要した印象でしたが、さすが鉄骨!外観が仕上がるまでが驚くほど早かったです。
数日前に見た時はまだ何もなかったのに、もう家が出来てる!といった感じでした。
たった数日間でも見た目の変化が大きすぎて、「えっ!?」と思わず声が出るほど。そういう点では、工事期間中も見応えがあり、見に行くのが毎回楽しみでした。
内装工事が始まってからは2週間に1度くらいは中に入らせてもらい、建築士の方かコーディネーターの方と細かい確認をしながら、進めていきました。
アフターケア・保証・定期点検などの感想
Aさん:3ヶ月、1年、2年点検と、確実に定期点検を行ってもらえます。ハガキにてお知らせが来るので忘れることはありません。
細かな不具合がないか、シャッターの安全装置は作動するかだけではなく、日々の掃除のコツやおすすめの掃除グッズ等も紹介してもらえるので、とても役に立っています。
また、緊急時の住宅トラブルに対して、365日電話相談を受け付けてもらえるので、安心して生活を送れています。
それ以外にも「何年以内なら不備を無料で直してもらえる」等あるので、入居当初にはわからなかった不備に対しても対応できると思います。
Bさん:定期点検は全部で5回ありました。1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、3年と、点検に来てくれました。
最初の1ヶ月点検では、備え付けの機材の説明や、きれいに保つための掃除方法などを教えてくれました。
また、玄関の扉の閉じる速度調整や、すずめが巣を2階に作ってしまった時など、どうすればいいのか相談すると、点検のタイミングでなくてもすぐに駆けつけてくれて、職人さんを呼んで対応してくれました。
また、ただのゴミ詰まりによる不具合の時でも、快く掃除して直してくれて、とても親切な対応でした。
Cさん:アフターケアについては、担当してくれた営業やインテリアコーディネーターがちょいちょい訪れてくれて、使用方法で分からないことはないか、不具合がないか、その他困っていることがないか、確認してくれました。
定期点検については、計画通りに点検し、我々が気が付かないような部分の調整などもしてくれて、大変満足です。
もう建てて10年以上になりますが、住宅に対しての保証に関わるような問題はなく、住宅性能評価制度の10年目評価でも特に問題になるようなことはありませんでした。
Dさん:大手ハウスメーカーに依頼しましたので、アフターフォローはしっかりしています。
例えば、家の引き渡し後に「フローリングの上を歩いた時に『ミシッ』と小さな音がある」と指摘したときには、その部屋のフローリングを全面貼り替えてくださりました。
さらに、ホルムアルデヒドをケアしたいと事前に伝えていた要望には、測定評価結果の記録をエビデンスとして残してくれていたりと、エンドユーザに寄り添った対応を取っていただけました。
定期点検時も、きちんと写真付きで分かりやすく説明をしていただけます。軽い不具合箇所は無償で直してくれたりして、ありがたいアフターフォローを受けられています。
Eさん:水回りのコーティングや、壁紙の継ぎ目など、入居後に補修してもらった箇所は比較的多く、入居後も度々職人さんが家を出入りして、なかなか落ち着かない日々が続きました。
本当なら入居前に補修を終えて引き渡してもらうのがベストですが、引っ越し日も決まっていましたので、入居日を先延ばし出来ませんでした。
ただ、アフターケアの責任者の方が頻繁に自宅を訪れることで良いこともありました。
ある日、たまたま職人さんを連れて自宅にて作業をされている時に、夫と巨大な鏡を玄関に設置するのに苦戦していたら手伝ってくださりました。
工具でがっちり固定までしてくださり、とにかく何かにつけてとても親切でした。
すべての補修が完了した後は、特に問題もなく快適に過ごし、定期点検もしっかりと対応いただきました。
やってよかったこと・こだわりポイント
Aさん:こだわりのポイントは、ダウンフロアと天井が吹き抜けのリビングです。↓

リビングに壁を立ちあげずに、キッチンやダイニングとひとつながりの空間にしていますが、ダウンフロアの高さを調節することで、リビングのソファーに座っている状態では、キッチンやダイニングからの視線が入らず、一つの部屋のようなプライベート感があります。
一方、キッチンで作業していてもリビングが繋がっているので、一緒に同じ空間で過ごしているような感覚でキッチンに立てるので、とてもよかったと思います。↓

また、ダウンフロアも、吹き抜けの組み合わせにより、開放感が抜群のリビングで、とても気に入っています。
その他、取り入れてよかったこととして、玄関の電子鍵が挙げられます。
子どもと荷物を抱えて鍵を取り出す必要がなく、電子鍵を身につけ、玄関に立てばボタン一つで開閉操作をできるのでとても画期的です。

Bさん:設備として取り入れて一番よかったのは、太陽光パネルとオール電化です。蓄電池はコストの割に壊れやすいなどの口コミが多かったので設置しませんでした。
共働きのため、昼間は太陽光で発電した電気を買い取ってもらい、夜11時以降に電気代が安くなるので、そこで洗濯機や食洗機を回すことで電気代を大幅に抑えられ、電気代は年間通すとほぼ0円で済んでいます。
オール電化でガス代もかからないので、光熱費は一人暮らしをしていた時と同じか、それ以下の金額になりました。
また、コンセントの位置には特にこだわっており、生活する時の家具の大きさや位置を事前に把握しておき、どこにコンセントが必要かをしっかりと考えました。
金額は上がりましたが、メーカーから最初に提示される図面のコンセントの数よりも多くのコンセントを取り付けることで、生活する中で電源の取り回しに困ることなく、くつろげる空間を作られました。

Cさん:色々ありますので、分かりやすいように箇条書きにしてまとめてみました。
- リビングキッチンが明るくて、過ごしやすいところ
- ボイラーを灯油用から電気に変え、オール電化にしたこと
- 屋根や壁などの塗り替えをしなくて済むような素材にしたこと
- 階段を広めにして、踊り場も付けたこと(以前の直線階段より安心感があります)
- バリアフリーにしたこと(将来車椅子になったことも考え、扉はすべて引き戸にしました)
- 数か所に出窓を設置したこと(外観的にも変化が出て、部屋としては観葉植物など置くことで部屋の中に潤いができました)
- トイレを玄関から離し、各部屋から使用しやすい位置にして、さらに小便器と大便器を設置したこと(以前のトイレは玄関の隣にあり、来客の時に気になっていました)

Dさん:当初設計いただいた間取りでは、1F2Fそれぞれにトイレが設置されていたのですが、身内から「2Fのトイレは排水時の音が1Fにも響く」というアドバイスを受けました。
そこで、2Fのトイレは削除して、その空いた分と他のデッドスペースを合わせて、3畳強程度の書斎を設けました。
自分用の部屋が欲しい方は3畳程度であっても設けることを、ぜひおすすめします。私は、自分の趣味や仕事に没頭したいときは、この書斎を有効活用しています。
外装の観点からは、費用的には、1F2Fが同面積の家の方が価格が安いのですが、部分平屋にして、1F2Fの間に部分屋根を設けることで、見栄えがさらによくなると思います。
これはあくまで主観ですが、私はとても気に入っています。
Eさん:アウトドアリビングと脱衣室は、特にこだわったポイントです。
アウトドアリビング

リビングに大開口の窓を付けて、そこと繋げるように、リビングの幅と同じだけのガラス張りのサンルームを設置して、アウトドアリビングを作りました。
これをしたのには大きな理由がありました。
夫婦で家の中の心地いいと感じる場所が違い、夫はテラス(=太陽が好き)、私は焼けない家の中が好きでした。
前に住んでいた家は、夫のために大きめのテラスを設置しましたが、外なので当然ながらすごく汚れるんですよね…。
アウトドア用の家具を設置していたのですが、使用する前に毎回拭かないといけなくて、家具が暗い色だったのもあり、汚れていく様を検証するにはもってこい。
花粉の時期なんて1日で家具がうっすら黄色くなります。おそろしや…。
冬は寒くてテラスをほぼ使用しないので、快適に過ごせる季節は春夏秋となりますが、私は花粉症なので使うのは夏のみでした。笑
以上のような事情により、今回は「一年中快適に過ごせて、必要に応じて外としても中としても使えるテラスを作るぞ!」というのが最大のミッションでした。
結果は大成功!外ではないので家具もアウトドア用でないものも気にせず置けますし、冬の天気の良い日はぽっかぽかでとても気持ちいいです。
夏は逆にサンルームの窓を開けないと暑くなりすぎるので、使用時は窓を全開にしてテラス状態にします。リビングの窓は閉めるので家の中は涼しい空間を保てます。
そうすることで夫婦それぞれが心地いいと感じる使い方が可能になり、家族みんなが快適に過ごせる家づくりができました。
脱衣室

こちらはバスルーム横の脱衣室です。
「こだわるポイントが脱衣室?」と言われそうですが、脱衣室にしては広いスペースを確保し、もはや脱衣室なのか部屋なのかと、遊びに来た友人には驚かれます。
私、スパの脱衣所によくある畳の小上がりスペースが好きなんです!笑
とはいっても、あんなに広いスペースは必要ないので、その超ミニ版を再現しました。
お風呂上がりにゆっくりできたり、就寝前にはヨガやストレッチをしたり、休日にお昼寝をしたりなど、多目的に使えるこのスペースが、私にとって一番のお気に入りです。
後悔ポイント・気になるところ
Aさん:吹き抜けはカーテンのみで、レースカーテンをつけなかったのですが、立地上、となりにアパートがあり、視線が気になることもあります。そのため、レースカーテンを最初からつけて、目隠しを作っておけばよかったなと思っています。

Bさん:唯一後悔しているのが門柱です。機能さえしっかりしていれば問題ないと考えていました。
門柱は特にこだわりがなかったことと、金額を抑えるためにコンクリートブロックで作ってもらったのですが、回覧板などを近隣宅に配るようになり、近所の家を見てみると、おしゃれな門柱が多く、門柱がおしゃれなおかげで、家までおしゃれな雰囲気が漂うことに気付きました。
内装や玄関の見た目にはこだわって家を建てたのに、なぜここだけこだわらなかったのかと、近隣宅を見るたびに思うようになってしまいました。
Cさん:収納スペースをもっと多く確保すればよかったと思っています。各部屋にクローゼットを設けるなど、工夫したつもりでしたが、住んでいるうちに物が増え、外に小屋を置くはめになりました。
また、24時間換気システムのため、各部屋に空気の出入りさせる通気口があるのですが、空気と共に音や調理のにおいも入ってくる点が少し気になります。
あと、換気システムは、暖房しているときに利用していない部屋まで循環させるのは、むだだと思いました。
Dさん:費用的な面があったのですが、床暖房をLDKのリビングの部分だけに限定したのが残念な点です。
ダイニングで過ごす時間も割と多かったため、ダイニング下にも床暖房を設置すればよかったなと思います。これは住み始めてみないとわからないことですね。
また、これも予算的にあきらめた点ですが、オール電化にすべきでした。
キッチンがIHなので、結果的にお風呂・洗面の給湯のみがガス仕様となっています。家購入時に50万円を捻出してオール電化にしていれば、今となってはその50万円を回収できていたのかなと思います。
外観に関しては、簡易な仕様の門扉から玄関までがズドンと一直線なのですが、門扉のデザインとアプローチ仕様を、もう一工夫すればよかったと思っています。
Eさん:後悔するようなことは特に思い当たらないのですが、住んでいる過程で「生活するに当たって気をつけないといけない事」に気づきました。
オール電化住宅で蛇口もすべてタッチレスなのですが、蛇口の手動への切り替え方法を事前に確認しておらず、停電の際に説明書を引っ張り出すことから始めなければなりませんでした…。
「もう、バカー…」と、自分を小突いてやりたくなりました。笑
蛇口のタッチレスは、日々使うのには本当に便利で外せない機能ですが、こういう事も起こり得るので気をつけないといけませんね。
これから家を建てようと思っている方へのアドバイス

Aさん:どんな生活を送りたいかを考えることによって、理想の間取りができてくると思いますので、日々の生活の中での不満などを書き出したりするといいかもしれません。
また、希望をすべて通そうとなると、予算オーバーになることが多々あると思います。優先順位を立てて、どこにお金をかけるか検討することも大切だと思います。
我が家は、人をおもてなしする1階スペースと寝室に特にこだわり、お金をかけました。大事なところにお金をかけると、満足度の高い家づくりができると思います。
インテリアについては、インスタなどで家のインテリアを公表している方が多くいるので、その人たちを参考にして、自分の好みのテイストを把握しておくと、実際に壁紙や床材などを選ぶ際にイメージがつきやすく、いいです。
注文住宅では、壁紙の色や模様、ドアノブの取っ手一つまで、すべてを自分で決められます。選ぶのは楽しいですが、一つ一つ迷っていると途方もない作業になります。
また、すべてを実際に見たり触れたりできるわけではなく、カタログなどの紙面上でイメージしてということもありますので、打ち合わせ前に自分の好みを把握しておくことは大切なことだと思いました。
Bさん:注文住宅を実際に建ててみて、「あの時こうすればよかった!」と思うことが1つあります。それは予算見積もりについてです。
予算見積もり段階でこちらの予算を説明し、メーカー側もそれに合うようにライフプランを提案してくれたり、値引きしてくれたりと努力してくれました。
その中で、「生活する上でこのグレードまで必要ない」と言われた設備や機能が多々ありました。
グレードを落とすことによって値段が下がり、私たちの予算内に収まる計算となったため、購入を決断したのですが、実際に打ち合わせを重ねて、設備や機能のグレードを決める段階で現物を確認すると、確かに必要ないと感じるものもありましたが、やはりグレードの高いものがよく見えてしまいました。
そして、グレードを上げて家を建てたため、当初の予算を超える結果になってしまいました。ただ、実際、グレードを上げたことで生活もしやすくなり、満足はしています。
そこでおすすめの予算見積もりの方法についてなのですが、まずは最初の見積もり段階ではグレードが1番高い物に設定しておくといいと思います。
その1番高い金額を基準として予算を考えておけば、途中で金額が上がることもありませんし、打ち合わせの途中でグレードを下げれば、金額も下げられます。
当たり前と言えば当たり前なのですが、こうすることで精神的な部分も変わる(これ以上高くなることはないという安心感を得られます)ので、おすすめです。

Cさん:これから注文住宅を建てようと思っている人には「ハウスメーカーを必ず比較すること」をおすすめしたいです。
当然ですが、パンフレットや展示場では、いいことしか表現しません。外観や内装など、目に見えるところだけでなく、目で確認できないところもよく比較することです。
柱なども、建築基準をクリアしていても、ハウスメーカーによって太さが違うことがあります。また、壁の中や床下、天井裏やサッシの厚さなど、細かいところまで質問することも必要です。
可能なら、契約前に建築現場を見せてもらい、実際に確認してみてください。
あと、金額が多少アップしますが、国が認めた検査機関が行う住宅性能評価制度を利用することもおすすめです。建築の基本構造部分の瑕疵担保責任が10年間義務化されており、素人でも安心できます。
間取りなどについては、10年20年先、さらには老後までしっかり考えて検討しましょう。テレビの音などが壁などを通して隣室に漏れないようにすることも大事です。
最後に、バリアフリーは当然として、手すりも階段だけでなく、トイレやお風呂などにも事前につけておいた方がいいです。後からだと手間がかかりますし、デザイン的にも統一感を出すのが難しくなります。

Dさん:まずは、どこに家を建てるかという観点ですが、我が家の場合は当時子どもが小さかったので、車が多い通り近辺を避けました。
また、これは因果関係が立証されていないことですが、高圧線からの電磁波が子どもの白血病発生率を高くするいうデータがあるという話も聞いたので、電磁波測定器をネットで購入して、測定器が警告を出さない土地に決めました。
あとは、ゴミ焼却場が近くにないかなど、周囲にどんな施設があるかのチェックは必要だと思います。
家の外観としては、あくまで主観になりますが、2Fは1Fよりも床面積を小さくして、部分平屋にすると見栄えがよくなると思います。
玄関アプローチは、門扉から玄関までが一直線の仕様は、個人的には単純すぎてブサイクと思えますので、アプローチを緩く曲げたりといったデザインを考えることをおすすめします。
家の間取り的には、これも主観にはなりますが、狭くても自分の部屋が有るのとないのとでは雲泥の差だと思います。自分の部屋が間取りにない方は、狭くてもいいので、なんとか捻り出すべきだと思います。
内装的な観点からは、玄関にはワンポイントとなるニッチを設けると、ゲストをお迎えするときにすてきな印象を持ってもらえるのではないかと思います。

Eさん:今回の家を建てる上で大事にしていた事は「家族全員の趣味や生活スタイルを快適に保つこと」です。そして、それに伴って生じる問題を徹底的に解消する事でした。
「家族それぞれが誰かに合わせる事なく毎日を過ごせること」というのは、想像以上に快適な生活を得られます。
それを叶えるために、前述のサンルーム以外に、もう一つしたことが「子供部屋をサンルームと繋げたこと」です。
サンルームの窓を開放すれば「庭→サンルーム→子供部屋」というアクセスが可能になります。
どんな問題を解消したかったというと、小学生の息子がいるのですが、特に休日や長い休みの期間はお友達がよく遊びに来てくれます。
そして、子供部屋で一緒に遊んだり、はたまた近くの公園に遊びに行ったり、そしてまた友達を連れて戻ってくる。
かと思うとインターホンが鳴り、違うお友達も参戦。その度にうちのワンコは大騒ぎ。笑
とにかく一日中出たり入ったりと大忙し。
このような光景は、小学生のお子さんをお持ちのご家庭では日常だと思います。
鍵を持たせれば自分で開け閉めしてくれて面倒はなくなりますが、うちの子はまだ低学年。鍵を持たせるのは色々と不安です。
そのため、息子が出入りする度に鍵を開けては閉めて、インターホンが鳴る度に対応し、遊びに出かけたらいつ戻ってくるか分からないので、のんびりお手洗いにも行けやしません。笑
それを解消するために私が考えた策が、サンルームから子供部屋にもアクセスできるようにする事でした。
お友達が来ている時は、サンルームを開放しておけば、自由に子供部屋にのみ出入りが可能で、玄関の開閉の必要がありません!
そして、リビングとサンルームはガラス窓を隔ててつながっているので、リビングからは誰が来たかもちゃんと分かります。
「部屋に入ってしまうと見えないから不安では?」といった心配とデザイン製も考えて、子供部屋の扉は店舗用の大きなガラス扉を入れました。
ですので、どんなお友達とどんな遊びをしているかも丸見えです。笑
寂しがりやの息子は、子供部屋にいても私たちが見えるので喜んでますが、大きくなると嫌がられてロールスクリーンを設置される可能性があるのは覚悟しています。笑
こうして、大人もワンコも穏やかな休日を手に入れられるようになりました。本当にやってよかったことの一つです。
こんな風に日々の「こうなれば快適なのに~」 といった小さな事も、工夫すれば必ず解消できます。
生活の質を上げ、家族みんなが安心な空間を作れる。それは家が持つ素晴らしさだと思いますし、そうでなければ高い注文住宅にする意味がないと思っています。
ですので 「こんなわがまま放題・好き放題な条件は全部叶わないだろうな」なんて諦めず、叶える方法があると信じて、まずは普段の生活での不満点を何もかもすべて吐き出して、まとめてみる事をおすすめします。
そして、それを建ててくれる会社に一度ぶつけてみることが大事です。
一見、家に直結していないような悩みでも、家づくりで解消できることかもしれませんし、その悩みを解消する過程こそが他の物件にはない個性豊かな素敵なお家を生み出すきっかけになるかもしれません。
【結論】評判から見るパナソニックホームズがおすすめな人
家づくりインタビュー&口コミを総合すると、パナソニックホームズは
品質の高いパナソニック製の設備をふんだんに盛り込み、平屋や2階建てだけでなく、高い耐震性を活かした3階建て以上の高層住宅も得意とする鉄骨造メーカー
であることがわかります。そして、パナソニックホームズに向いている人の特徴をまとめると次のようになります。
- 鉄骨造の家を建てたい人
- 3階建て以上の家を建てたい人
- 狭小地や変形地で家を建てたい人
- パナソニック製品を採用したい人
- 充実したサポートで安心して暮らしたい人
この5点のいずれかに当てはまる方は、パナソニックホームズで家を建てることが向いていますので、ぜひハウスメーカー選びの候補に入れてみてください。
パナソニックホームズが気になったら
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(1ページ目 2ページ目:5人の体験談)
まずは間取り&見積もりを揃えることから始めましょう!
家づくりを検討し始めると、とりあえずまずは住宅展示場に…となりがちですが、これはNGです。時間も体力も労力もむだにかかってしまいます。
まず最初にやるべきことは「間取り&見積もりを揃えて比較すること」です。これには次のようなメリットがあります。
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ただ、1社ずつ間取り&見積もりをお願いしようとすると、手間も時間もかかって、かなり面倒…。
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次のいずれかに当てはまるなら、タウンライフ家づくりを必ず使っておきましょう。
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