ダイワハウスは木造と鉄骨造の両方を手掛けているハウスメーカーです。xevo(ジーヴォ)というブランドが代表的な商品で、住み心地に直結する断熱仕様が、段階的に選べるようになっている点も大きな特徴です。
そんなダイワハウスの家を建ててわかったリアルな評判や坪単価、よくある口コミや住んでみての感想をご紹介!
ハウスメーカー選びで気になる耐震性・断熱性・アフターサービスなど、ダイワハウスの家の特徴もまとめました。
金額・坪単価が高い
ダイワハウスは知名度やブランド力の高いハウスメーカーで、建築費用も坪単価も高めです。
ダイワハウスの注文住宅は4500~6500万円が相場の目安です。坪単価は120~150万円が相場です。以前は3000万円以下の注文住宅も珍しくありませんでしたが、現在では4500万円以上がほとんどです。
ちなみに、住宅産業新聞社が2025年6月に発表した、2024年度のダイワハウスの見積もり平均金額は5480万円、平均坪単価は128.0万円となっています。
以下に金額別の実例をご紹介します。以前に建てられた家ですので坪単価120万円以下の実例も多いですが、年々坪単価は上昇し続けていて、現在では坪単価120万円以下での建築はほぼ不可能です。
2000万円台
3000万円台
4000万円台
5000万円以上
建築可能エリアが広い
大手ハウスメーカーでも日本全国をカバーしていないことがありますが、ダイワハウスなら47都道府県すべてのエリアで家を建てられます。
ちなみに、海外展開にも積極的なハウスメーカーで、アジア・北米・欧州など、様々な国や地域で建設事業を行っています。
| 北海道・東北 | |
|---|---|
| 北海道 | |
| 青森県 | 岩手県 |
| 宮城県 | 秋田県 |
| 山形県 | 福島県 |
| 関東 | |
| 茨城県 | 栃木県 |
| 群馬県 | 埼玉県 |
| 千葉県 | 東京都 |
| 神奈川県 | |
| 中部 | |
| 新潟県 | 富山県 |
| 石川県 | 福井県 |
| 山梨県 | 長野県 |
| 岐阜県 | 静岡県 |
| 愛知県 | |
| 近畿 | |
| 三重県 | 滋賀県 |
| 京都府 | 大阪府 |
| 兵庫県 | 奈良県 |
| 和歌山県 | |
| 中国・四国 | |
| 鳥取県 | 島根県 |
| 岡山県 | 広島県 |
| 山口県 | |
| 徳島県 | 香川県 |
| 愛媛県 | 高知県 |
| 九州 | |
| 福岡県 | 佐賀県 |
| 長崎県 | 熊本県 |
| 大分県 | 宮崎県 |
| 鹿児島県 | 沖縄県 |
耐震性が高い

ダイワハウスは木造と鉄骨造の両方で家づくりを行っています、どちらも標準仕様で耐震等級3(最高等級)に対応しています。
なお、主力商品が鉄骨造となっていて、ダイワハウスで家を建てるほとんどの方が鉄骨造を選んでいます。
- ダイワハウスオリジナルのエネルギー吸収型耐力壁D-NΣQST(ディーネクスト)(鉄骨造)
- 地震や台風による横方向の力に強いΣ形デバイスを備えた「持続型耐震構造」(鉄骨造)
- 閉鎖断面で強度も安定性も高い1辺80mmの「角形鋼管柱」(鉄骨造)
- 建物と基礎を緊結する直径22mmの高強度異形鉄筋「アンカーボルト」(鉄骨造)
- 4種類の鉄筋を使った立ち上がり幅180mmの「布基礎」(鉄骨造)
- ダイワハウスが定めた厳格な規定と検査基準をクリアした「構造用集成材」(木造)
- 柱や梁を強固に接合するダイワハウスオリジナルの「接合金物」(木造)
- 建築基準法最大の壁倍率5.0倍の「面材耐力壁」(木造)
- 厚さ24mmの構造用合板を直接梁に留めて一体化する「剛床構造」(木造)
- 立ち上がり幅170mmで立ち上がり部と底部に継ぎ目のない「シームレス一体スラブ基礎」(木造)
など、ダイワハウスは自社での研究開発力が高く、最新の技術を駆使した地震対策を行っています。
また、実大三次元震動破壊施設(E-ディフェンス)にて、震度7に相当する175kineもの地震波に設定した実大耐震実験をクリアするなど、耐震性の高さも実証されています。
耐震性の口コミ
断熱性が高い

ダイワハウスはUA値を公表していませんが、木造商品に適用できる「ウルトラW断熱仕様」なら断熱等性能等級7に対応していることから、UA値0.26になります。
地域によって「ウルトラW・エクストラV・ハイクラスV・スタンダードV」といった具合に断熱仕様を使い分けていますが、いずれも「外張り断熱」と呼ばれる、断熱材で家をすっぽりと包み込むような形で断熱を行っています。
最もベーシックなスタンダードVでも、次のように複数の断熱材を組み合わせて使用していて、断熱にも力を入れていることがよくわかります。
- 外壁:高性能グラスウール(60mm2層)・高密度グラスウールボード(12mm)
- 天井:高性能グラスウール14k(100mm)
- 床下:硬質ウレタンフォーム(65mm)
このように、一般的な柱と柱の間に断熱材を入れるだけの工法とは違い、外側にも断熱材を貼って家全体を包み込むため、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるようになっています。
なお、断熱性を向上させるためには、断熱材や断熱工法だけでなく、窓やサッシもしっかりと断熱を考える必要がありますが、この点もダイワハウスでは以下のように対策が取られています。
- 窓:Low-Eペアガラス(乾燥空気入)・Low-Eペアガラス(アルゴンガス入)
- サッシ:アルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシ
窓もサッシも2種類が記載されていますが、前者が「スタンダードV」で、後者が「エクストラV・ハイクラスV」で採用されているものとなります。
詳細:ダイワハウス「断熱性」
断熱性の口コミ
気密性はまずまず

ダイワハウスではC値を公表していませんが、オーナー様のブログや家語のインタビューなどから1.0~2.0と推定されます。
以下のように、隙間ができやすいところには「気密テープ」や「防湿・気密シート」を採用するなど、気密性を高める工夫が施されています。
- 天井点検口
- 外壁と天井の取合い部
- 胴差廻り
- 換気扇等貫通部
- 開口部廻り
- 内部柱廻り
- 外壁と床の取合い部
- 設備配管貫通部
- 床下収納庫(点検口)
このようにダイワハウスの注文住宅は高断熱と高気密を両立しているため、年間の冷暖房費もぐーんと抑えられるほか、部屋間温度差や室内温度差も小さくなって日々快適に暮らすことができます。
詳細:ダイワハウス「気密性」
気密性の口コミ
耐火性が高い

ダイワハウスの注文住宅は、国土交通大臣認定を取得した耐火性能の高い外壁(オートクレーブ養生を施した外壁面材)を採用しています。
同様に、軒裏も独自の防耐火構造を採用していて、外壁と軒裏には過酷な「防耐火試験」を実施することで、その耐火性の高さを実証しています。
また、法律で義務付けられている火災報知器を設置するのはもちろんのことですが、煙感知警報器と熱感知警報器を組み合わせた火災警報システムが標準採用されているため、火災の早期発見も可能です。
家の中で気づかないうちに出火してしまっていても、早期発見できれば、被害を最小限に食い止められる可能性が上がるため、火災への備えに対してもダイワハウスはしっかりと考えられていると言えます。
防音・遮音性が高い

ダイワハウスでは、屋外の騒音や室内の生活音に悩まされることがないよう、防音や遮音性能の高い家づくりをしています。
まず、外からの騒音については「外張り断熱通気外壁」を採用することで、80dB(交差点の騒音)でも30dB(換気扇の音)まで抑えられます。
次の2つの防振構造によって、遮音性能D-50(鉄筋コンクリート造のマンションと同等)という業界トップレベルの遮音性能を実現しています。
- 一次防振:外張り断熱材が外壁材から構造体に伝わる音の振動を抑える
- 二次防振:内壁材と構造体を接しないようにすることで音の振動を伝えない
ちなみに、一般的な住宅の遮音性能はD-35なので、いかにダイワハウスの遮音性能が優れているかがわかります。
そして、家の中に関しては、L-65を実現した「マルチプレックス遮音床」を標準採用することで、上下階に伝わる音を効果的に抑えています。マルチプレックス遮音床には次の二重の防振技術が取り入れられています。
- 衝撃を吸収して音の振動を抑える「低反発特殊防振ゴム」
- 音の振動をより抑えるステンレス製の防振バネ「防振天井吊金物」
一般的な住宅の遮音床で採用されているALC床と比べると、遮音性能は同等であるにもかかわらず、より低コストで、さらに30%も軽量であることから、構造体への負担も軽減されるというメリットもあります。
詳細:ダイワハウス「遮音性」
防音・遮音性の口コミ
高性能な窯業系サイディング外壁

ダイワハウスの大きな特徴の1つが窯業系サイディング外壁の「DXウォール」です。タイル外壁や塗り壁も選択できますが、ダイワハウスオリジナルのDXウォールは高性能で人気があります。
DXウォールには、次のように8種類の柄が用意されていて、それぞれ複数のカラーバリエーションがあります。その中から好きなものを選べるようになっています。
- タイルと石積みが融合した表情豊かな「グライフェルス柄」
- 直線的なデザインでリズミカルな印象を与える「シェルピーク柄」
- 大判でダイナミックさと重厚感を演出する「ミュゼレート柄」
- 大小の石をランダムに積み上げて優しい印象を持つ「グランデュール柄」
- レンガを縦に並べることで目地も目立たない「ラインブリック柄」
- 自然石を積み重ねたナチュラルテイストな「ラフィネストーン柄」
- 手仕事感と素材感を演出した岩肌のような「クラウドクリフ柄」
- 小端積み調で立体感と高級感を感じられる「グレースリッジ柄」
なお、優れているのはデザインだけではありません。KIRARI+(きらりプラス)仕様であることから、紫外線や汚れに強いほか、塗膜が劣化しにくく、メンテナンスコストを低減します。
さらに、「屋外曝露試験」「凍結融解試験」「促進耐候性試験」など、様々な環境における各種試験を行っていて、DXウォールは耐久性の高さも実証されています。
詳細:ダイワハウス「耐候性」
外壁の口コミ
機能美を感じさせるデザイン

ダイワハウスの注文住宅は、角張っていて無駄を感じさせないモダンなデザインが特徴的です。
外壁の柄や色によってかなり変わってきますが、イメージとしては「温かみ」や「家庭的」というよりは、「かっこいい」や「機能美」などの方向になります。
xevoΣ(ジーヴォシグマ)
ダイワハウスの主力商品です。2m72cmという天井高から生み出される開放感が特徴となっています。


xevoE(ジーヴォ・イー)
xevoΣよりもコスト面で優れるモデルです。天井高は2m40cmが標準となっていて、オプションで2m60cmまで上げられます。


xevoB(ジーヴォ・ビー)
xevoEよりもさらに安価なモデルです。基本的な構造には違いはありませんが、標準仕様内での選択肢が少なくなっています。

保証・アフターサービスが充実している

ダイワハウスの注文住宅には充実した保証がついています。商品によって保証期間が異なりますが、xevoΣなどの主力商品の保証内容は以下の通りです。
- 構造躯体・防水:30年初期保証+15年延長保証+15年延長保証
- 防蟻:10年初期保証+5年または10年の延長保証(繰り返し)
- 設備機器:10年保証
構造躯体・防水・防蟻の延長保証を受けるためには、ダイワハウスによる有料メンテナンス工事の実施が必要となりますが、それがなくても30年保証という業界トップクラスの保証期間となっています。
定期点検は「1ヶ月・6ヶ月・1年・2年・5年・10年・15年・20年・25年・30年」の10回が無償です。「35年・40年・45年・50年・55年・60年」の点検は有料となります。
定期点検ではダイワハウスオリジナルのチェックシートが用意されていて、そちらをもとに点検マニュアルに沿って点検が行われます。
点検の際に工事やメンテナンスが必要となる箇所が出てきた場合は、なぜ必要なのか、どういったことが必要なのかなど、詳しく説明してくれるため、安心です。
もちろん定期点検時以外の連絡も可能です。
日々の生活において急な困りごとやトラブルが起きても、24時間365日対応のフリーダイアル「ダイワハウスお客さまセンター」で受付をしてくれて、その後は全国にある拠点で迅速に対応してくれます。
また、ダイワハウスオーナー専用のウェブサイト「ダイワファミリークラブ」も用意されていて、こちらでも住まいのメンテナンス情報や災害時の予防対策などといった情報を確認できます。
保証・アフターサービスの口コミ
ダイワハウスの評判・口コミまとめ
| 高級感 | かっこいい |
| 開放感 | 天井高 |
| オール電化 | 蓄電池 |
| 外張り断熱 | 高気密高断熱 |
| 高い | 長期保証が充実 |
家づくりインタビューや口コミでよく出てきたキーワードをまとめてみました。こちらでは家づくりインタビューを中心に掲載しましたが、短い口コミはダイワハウスの口コミ・評判!住んでみて感じたこと(外部ページ)に多数掲載しています。
【結論】評判から見るダイワハウスがおすすめな人
家づくりインタビュー&口コミを総合すると、ダイワハウスは
鉄骨造を得意とし、独自技術を活かした高い耐震性に加えて、大手ならではの充実したアフターサポートで、安心して暮らせる家を建てるハウスメーカー
であることがわかります。そして、ダイワハウスに向いている人の特徴をまとめると次のようになります。
- 鉄骨造の家を建てたい人
- 地震に強い家を建てたい人
- 充実したサポートで安心して暮らしたい人
この3点のいずれかに当てはまる方は、ダイワハウスで家を建てることが向いていますので、ぜひハウスメーカー選びの候補に入れてみてください。
ダイワハウスが気になったら
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